篠原美季のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店のバナーに書いてあったように、現代における『魔女』という定義は非常に面白かった。
ただ、その魔女をテーマとしているだけあって、多少ではあるが人の心を描写するリアリティが欠けている部分があるようにも思える。
特殊な心理状態に陥っている人に体するリアリティというのもアレだとは思うが、そういう特殊な心理に陥るためのプロセスなんかがごっそり抜け落ちているというか、『宗教』という文化的なバックボーンで一括りにされてしまう。
登場人物の記号化(極端な容姿や性格を持たせるというアイコン化)なんか、モロにその影響を被っててあまり感情移入ができない分、心が揺さぶられることも無い。
そういう軽いミステリーとし -
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Posted by ブクログ
”雪月花の葬送―華術師 宮籠彩人の謎解き―”篠原美季著 新潮文庫nex(2015/03発売)
(イラスト:田倉トヲル)
・・・花のメッセージを読み解く華術師が暮らす鎌倉に桜が咲く季節。雑木林で男の死体が発見され、遺留品から十年前の女子高生失踪事件が浮上する。それは、刑事となった朽木英子が高校ニ年の春、友達が忽然と姿を消した未解決事件だった。男の死と過去の謎を結びつけるものとは。そして、もう一人の友人が絵画に籠めた「秘密」とは!?(公式サイトより)
・・・”おいおい!”と言った前作と比べて平易ではありましたが、納得の行く展開・ラストでした。
華術師という設定が活かされていないように感じられる -
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Posted by ブクログ
ネタバレ何か、こういう一話完結ものじゃなくてじっくりと読ませて欲しいんだけど……。面白くないとは言わないが、だから何だと言いたくなる。そもそも、第一部で投げた疑問とか投げっぱなしで何にも解決してないじゃんね?
あと、作者はアシュレイがお気に入りなのかもしれんが、私はそんなに好きじゃないので毎度毎度出て来て引っかき回すだけ引っかき回して何も解決しないで去っていくのを読まされるのは、何となくもやもやする。出す必要あるの? わざわざ日本に来させてまで? ストーリーに直接関係ないなら無理に絡ませなくても済むんじゃないかな。今回の話、彼がいなくたって進むものだと思うけど……。 -
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Posted by ブクログ
親の都合により、全寮制の男子校に入れられてしまった主人公。
そこには、通うためにコネにした、母方の従兄弟がいた。
妙な夢、そこに出てきたもの出現。
分かりやすく王道です。
そして全寮制男子校に、見目麗しい男子高校生。
別の方向からきゃっきゃ言えそうな感じでもあります。
ひたすらに人物が怪しい。
小説とマンがしかいないと思っていた長髪みつ編み男子も
見た目柔和そうな先生も、軽いように見える監督生も。
キャラが立ってます、と言われればそうですけど
従兄弟以外、実は全員敵でしたw と言われても
そうですか、と納得できそうな感じです。
ところであの台詞は、落ちてしまう間に言うものなのでしょうか? -
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Posted by ブクログ
久々に小説。
一応ほかにも読んでいるのですが、進まなくて。
毎回読み切りで、そろそろ本筋というか、話の流れよりもその時の薀蓄などがメインになってきているような気もしないではないこの話。
最終的にどこに、どう持っていくのかは興味がありますが、こういう知識の多さとか、それをお話にうまく組み込めることに感嘆します。
最近、お騒がせなお茶目な魔女と、それに振り回される男性陣の話になっているような。珍しく悪魔の申し子さんも振り回されてますね。
関係ないですが、神話っていろいろなところで世界中何かに通ったところがあって、それが人間が考えたものだから、というのも、人間の深層心理に真実の根本があるからだ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はアシュレイのキレがシモンのがんばりに少々押されてしまっていて残念でしたwww
シモンとオニールがアシュレイを追うユウリを止めるシーンにはイラッとしました、だって、そこで止めたらこのシリーズ終了w
心配なのはわかるけどユウリの行動をあんな風に止めるのはどうなのよと、アシュレイ信者の私には残念なシーンでした。あれでユウリがみんなを振り払ってアシュレイについて行ってたら神シーンだったのにwww
アシュレイのユウリに対する気持ち以上に、ユウリがアシュレイをどう思っているのか・・・私も知りたいです。
最後に方にしかセントラファエロのメンバーが出てこなかったので次回に期待したい。
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