梨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★
隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが……
少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。
澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★
引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する……
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Posted by ブクログ
自分にしてはわりとめずらしく発売してすぐ書店で購入。好きな作家さんのほかに初読みの作家さんもあって、いい出会いになった。
【収録作品】
「オシャレ大好き」背筋
ハイブランドの女性店員が接客中遭遇する異変。なんとなくこうじゃないかなと解釈は出来るけど怪異とも言い難い話を書くのが本当にお上手。
「鶏」澤村伊智
雑誌編集者が深夜仕事中に訪ねてきた漫画家の男が語る不気味な話。唐突に衝撃の場面を差し込んでくるのが澤村さんらしい。
「金曜日のミッドナイト」コウイチ
お初の作家さん。高校生のときにYouTubeチャンネルを開始し、短編国際映画祭で特別賞受賞って経歴が今どきだね。
タイトルからして深夜の -
Posted by ブクログ
最初はそれぞれ独立した話なのかな?と不審に思ったが(タイトルとの関連が分からなくなるので)、最終的に第八章で今までの七章分を包括した。
恐らく各章に出てくる□に関する言葉を第八章で上手くそれぞれ当てはめていけば、文が成り立つんだろうな、という事だけは分かった。
なので、第八章まで辿り着いた後、□探しの為に読み直すと面白いのかもしれない?
(今日の私はそこまで熱心ではない……)
個人的には第一章、第七章の雰囲気が好き。でももう少し詳しく教えてほしかったし続きが欲しかった。
基本的に私は「あとはご想像にお任せ」タイプの話も好きではあるけど、ちょっと「お任せ」過ぎるところもあって、物足りなく感 -
Posted by ブクログ
【内容紹介】
読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない
──麒麟 川島明
行方不明、と書いてみる。どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように
──高瀬隼子
この本は「行方不明になりたい」と切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」──ホラー作家・梨×株式会社闇×大森時生主催の不穏な展覧会「行方不明展」が書籍化!“行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録。
※この書籍に収録されている展示品は全てフィクションです。
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