あらすじ
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あなたが拾ったのは、どこにでもありそうな何の変哲もない生徒手帳。
しかし、つい中を覗いてしまったその瞬間から、小さな”おかしさ”に気づく。
ページをめくるたび、常識が少しずつズレていく――。
見慣れたはずの学校の記録のはずが、説明のつかないものへと変わって…?
あなたは、この違和感に気づけますか?
大人気作家・梨最新作!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
表紙から面白さが滲み出ていて購入。なかなか生徒手帳を題材とした本は出会ったこと無かった。
女の子の手帳で表紙にある写真は校則通りはっきり写っていない。校則の内容や始めの方で「○○○大王…」と書いてあった瞬間この生徒手帳の持ち主は向こうの世界の人間だということに気づいたが、マンスリーカレンダーの欄になった時などで「家調べる」などと書いてなんだこれと思ったが、付属の紙を見る限り全ての話が繋がった。偶然を装って必然的に君の手元に生徒手帳を…。
Posted by ブクログ
梨さん特有のギミック小説。こんな本ってあっていいんだっていつも驚かされる。今回は生徒手帳。内容は一見普通の生徒手帳の校則…?と思いきやよく読んだり周りの落書きを読むとだいぶ変わってることに気づいておもしろ……!ってなった。幽霊の外見や転生の仕方を学校や身だしなみっていう表現にするのは上手いなと思った。そして間に挟まるメモで恐怖…、ページ自体は少ないのでサクッと読めて楽しめます。
ちょっと思ったけど校章ってもしかして輪廻を表してるのかな?
Posted by ブクログ
梨さんのこういうタイプの(モキュメンタリーっぽい)作品が好きなのでこの本がでて嬉しいです(・ ^ᵕ^・)
比較的高くて読みやすいのでぜひ、(どんでん返しやモキュメンタリーが好きな人には特に!)読んで欲しいです。
表紙の生徒証明書とテープの材質がちがったり、紙が挟まっていたりしてデザイン面でもこだわられているので、自分的には1000円でも納得の値段です!
最初から予測できない展開になり、とても面白かったです。
最初に ん? となったことがどんどんわかっていって、読み進める度に世界に引き込まれました。
⚠️この先ネタバレ含みます
最初の違和感の正体がわかって おおー となり、さらに油断していた最後の最後にまだ1枚あってストーリーとして成り立っていて凄かったです。男性は、地獄で苦しむのかな?
Posted by ブクログ
体験型ホラーを感じることが出来る作品でした。
本のカバーは本物の生徒手帳のような質感で、よく出来ていています。
内容は、基本的に生徒手帳なので、物語は書かれて無くて校則と赤ペンのメモだけが書かれてます。ですが、校則とメモを読み進める事で頭の中で物語が補完されていく、不思議な感覚で面白かったです。
価格が本のページ数に対して割高ではありますが、カバーのクオリティと、中の手書き風メモの量からして印刷が割高となったのでしょう。
Posted by ブクログ
宇原美咲(うはらみさき)という女子生が落としたなんせんぶ学園の生徒手帳。
ここには一般的な生徒手帳と同様に学則が細かく明記されている。
しかし、明記されている学則の様子がどうもおかしい。
例えば校章には当たり前にあるはずの「高」という字がなかったり、「過度に目立つ状態を避けること」や「校区の内外を問わず、他社の通行を妨げないこと」など、極力目立つことを避けさせたりするような校則が多数記載されてある。
また、放課後に用のない場所や、人目につきにくい暗い場所への集合を”禁止”ではなく促していたり、髪の毛の長さ、色、私服、上着や下着に至るまで、身だしなみや服装を細かく指定したりしている。
他にも、なぜか自転車の使用は禁止されていたり、就学年限(3年とか6年とか)が設けられていないので、おじいちゃんとかも通っていたり、時間割表では「数学」や「英語」などのありきたりな科目は教えておらず、「道徳」と「倫理」が授業の8割を占めていたりする。
そして、これらを含む学則全ページには、持ち主である宇原さんが赤ペンで書き込みをしているのだが、どうやら、この宇原という女子生徒、校則を破らないギリギリの隙間を探り、どうにかこの生徒手帳を落として、特定の誰かに拾ってもらうと画策している感じなのだ。
違和感だらけのこの学校は、なぜこうも生徒を厳しくルールで縛るのか、なぜ持ち主である宇原はわざとこの生徒手帳を落としたのか。
そもそも宇原美咲って一体何者なのか。
校則を辿っていくと見えてくる真実。
この生徒手帳は拾わない方が良かったと思い知ることになる。
Posted by ブクログ
あーはんはん。そーいう設定なのねと余裕をかましていたら見事に最後に鳥肌たつほどビビってしまったー。
でもよかったね美咲ちゃん。
バレなければ最高の形で卒業できるね。
Posted by ブクログ
「オブラートに包まれた怪談」を読んで他の本も読みたくなり、この本を読むことにしました。
途中から「その手の内容かな?」
って思いながら読んでいましたが、
発想が面白かったです。
梨さんの本は糸を引くような感じで読んだ後
余韻が残るんです。
だからこの余韻はいったい何んだろうと
又、読みたくなるんだと思います。
短くてあっという間に読めてしまいます。
読み終わった後、なんとなく残るこの感じ。
癖になってるな(笑)
次の本探してるもんね。
Posted by ブクログ
『口に関するアンケート』みたいに本自体たのしむ本。こういう本好きです。内容はそこまでホラーではないけれど、読み進めるうちにあれ?あれれ??という違和感が積み重なる。「?」がマックス溜まってきた頃に謎が回収されるので、そこはなるほどそうなんだ〜、という感じ、かな。
Posted by ブクログ
拾った生徒手帳を読む話。
素材と中に手紙を挟む手間を考えると仕方のない値段なのかもしれないが、普通の文庫よりも高い1000円。。
短くて気軽に読めるのは良いけど、読み終わってもそれがなんだ?みたいな感想。
まぁ新しくて面白い取り組みは良いですね!
Posted by ブクログ
ちょうどSCP記事1個分って感じなので面白いけど、無理して1000円払うボリュームは内容的には無い。
ただし本の質感、サプライズを感じさせる工夫のためには仕方ない金額かな。
Posted by ブクログ
『GOAT』に寄稿されたプロフィール帳を用いたアレのさらなる発展系のような作品。ブツとしての本の長所を大いに活かした仕掛けも凝られていて、体験型読書として最後までワクワクさせられた。この路線を突き進むのもなかなか難儀ですが、まだまだイケるのでは。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白いとは思わなかったが、本、あるいは出版にはまだまだ可能性があるのだなと感じさせてくれる作品。梨さんにはこれからもたくさんチャレンジして革命を起こしてほしい。
Posted by ブクログ
なたが拾ったのは、どこにでもありそうな何の変哲もない生徒手帳。
しかし、つい中を覗いてしまったその瞬間から、小さな”おかしさ”に気づく。
ある学校の生徒手帳風モキュメンタリーホラー小説です。中を開いても、書かれているのは校則ばかり。ただ、やたら書き込みや落書きが多いような……?
字のかわいい、ちょっと不真面目そうな女の子、の落とし物のようですが……。この学校の秘密とは? そして、落としたのはどんな生徒なのか?
すごく怖いわけではないけど、どこかARG的な雰囲気があるというか、リアルな質感があって面白いです。いっそ、本当の生徒手帳サイズくらいで出してほしかったな。そうしたらもっと入り込めて良かったかも。