あらすじ
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あなたが拾ったのは、どこにでもありそうな何の変哲もない生徒手帳。
しかし、つい中を覗いてしまったその瞬間から、小さな”おかしさ”に気づく。
ページをめくるたび、常識が少しずつズレていく――。
見慣れたはずの学校の記録のはずが、説明のつかないものへと変わって…?
あなたは、この違和感に気づけますか?
大人気作家・梨最新作!
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Posted by ブクログ
表紙から面白さが滲み出ていて購入。なかなか生徒手帳を題材とした本は出会ったこと無かった。
女の子の手帳で表紙にある写真は校則通りはっきり写っていない。校則の内容や始めの方で「○○○大王…」と書いてあった瞬間この生徒手帳の持ち主は向こうの世界の人間だということに気づいたが、マンスリーカレンダーの欄になった時などで「家調べる」などと書いてなんだこれと思ったが、付属の紙を見る限り全ての話が繋がった。偶然を装って必然的に君の手元に生徒手帳を…。
Posted by ブクログ
梨さん特有のギミック小説。こんな本ってあっていいんだっていつも驚かされる。今回は生徒手帳。内容は一見普通の生徒手帳の校則…?と思いきやよく読んだり周りの落書きを読むとだいぶ変わってることに気づいておもしろ……!ってなった。幽霊の外見や転生の仕方を学校や身だしなみっていう表現にするのは上手いなと思った。そして間に挟まるメモで恐怖…、ページ自体は少ないのでサクッと読めて楽しめます。
ちょっと思ったけど校章ってもしかして輪廻を表してるのかな?
Posted by ブクログ
普通の学校の生徒手帳だと思いきや、亡者のための学校の生徒手帳でおもしろかった。その事には結構最初の方で気が付いたのだが、では校則を利用して彼女は何がしたいのかと思い、それがわかった時とてもスッキリした。
生徒手帳だけを読んだ時は手帳を拾った(買った)自分を狙い撃ちされているようでドキドキした。文章が少し恋してくれてるのかな?という感じだったからだが、付属の紙で文章に含まれる感情はもっと黒くてドロドロした物なのだとわかってゾッとした。もしかしたら恋と誤認してほしかったのかな?
手帳の持ち主の彼女は、「俺」に死んでほしかったのかな?と思う。
8年生ということは死から8年だろうか?名前や顔などは変わっていないだろうに、「俺」は8年前にいじめていてその後に死んでしまった子の名前や顔を忘れて、あまつさえその子の事を好きになるのは、とても酷いなと思った。
Posted by ブクログ
宇原美咲(うはらみさき)という女子生が落としたなんせんぶ学園の生徒手帳。
ここには一般的な生徒手帳と同様に学則が細かく明記されている。
しかし、明記されている学則の様子がどうもおかしい。
例えば校章には当たり前にあるはずの「高」という字がなかったり、「過度に目立つ状態を避けること」や「校区の内外を問わず、他社の通行を妨げないこと」など、極力目立つことを避けさせたりするような校則が多数記載されてある。
また、放課後に用のない場所や、人目につきにくい暗い場所への集合を”禁止”ではなく促していたり、髪の毛の長さ、色、私服、上着や下着に至るまで、身だしなみや服装を細かく指定したりしている。
他にも、なぜか自転車の使用は禁止されていたり、就学年限(3年とか6年とか)が設けられていないので、おじいちゃんとかも通っていたり、時間割表では「数学」や「英語」などのありきたりな科目は教えておらず、「道徳」と「倫理」が授業の8割を占めていたりする。
そして、これらを含む学則全ページには、持ち主である宇原さんが赤ペンで書き込みをしているのだが、どうやら、この宇原という女子生徒、校則を破らないギリギリの隙間を探り、どうにかこの生徒手帳を落として、特定の誰かに拾ってもらうと画策している感じなのだ。
違和感だらけのこの学校は、なぜこうも生徒を厳しくルールで縛るのか、なぜ持ち主である宇原はわざとこの生徒手帳を落としたのか。
そもそも宇原美咲って一体何者なのか。
校則を辿っていくと見えてくる真実。
この生徒手帳は拾わない方が良かったと思い知ることになる。
Posted by ブクログ
あーはんはん。そーいう設定なのねと余裕をかましていたら見事に最後に鳥肌たつほどビビってしまったー。
でもよかったね美咲ちゃん。
バレなければ最高の形で卒業できるね。
Posted by ブクログ
拾った生徒手帳を読む話。
素材と中に手紙を挟む手間を考えると仕方のない値段なのかもしれないが、普通の文庫よりも高い1000円。。
短くて気軽に読めるのは良いけど、読み終わってもそれがなんだ?みたいな感想。
まぁ新しくて面白い取り組みは良いですね!