梨のレビュー一覧

  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    それぞれ異なるホラー5篇からなるアンソロジー。全体的にホラー要素は薄めに感じた。目当ての澤村伊智と内藤了の作品はもちろんはもちろん伴名練の話も面白かった。

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    2025年08月03日
  • ここにひとつの□がある

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    怪談作家の梨さんは存じていたが小説は初。
    (TV番組は見たことがある程度)

    「練習問題」や「穴埋め作業」みたいな文章以外に恐怖を感じさせるものもあり新しいなとは思った。
    ただぞわっとした怖さは薄目。

    個人的に「カシル様専用」、「穴埋め作業」、「虹色の水疱瘡、或いは廃墟で痙攣するケロイドが見た夢の中の風景」が好き。

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    2025年08月03日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    梨さん、内藤了さん、澤村伊智さん目当てで買ったのだけど、思ってたよりはホラー要素がマイルドだったかな…。というより、ホラーに感じなかった作品の方が多かったかも。
    内藤了さんのが好き。

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    2025年07月31日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    被害ではなく加害を押し付けるのが斬新。
    とはいえ、最先端(出版は3年前だけど)のモキュメンタリーを楽しむのにはデジタル機器が必要ってのがなんとも。

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    2025年07月26日
  • 行方不明展

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    【内容紹介】
    読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない
    ──麒麟 川島明

    行方不明、と書いてみる。どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように
    ──高瀬隼子


    この本は「行方不明になりたい」と切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」──ホラー作家・梨×株式会社闇×大森時生主催の不穏な展覧会「行方不明展」が書籍化!“行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録。

    ※この書籍に収録されている展示品は全てフィクションです。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    一言で言うと「不気味」な本です。単なる怖い話とは違う、自分のすぐそばでも起こりそうな生々しさがそう感じさせるのかなと思いました。身に覚えのないメモ、他の人から聞いた記憶にない人物や出来事の話、そういうものって、実は自分の記憶からだけ欠落して行方不明になってしまったのかな。

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    2025年07月22日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーのジャンルを5W1Hの6つに大まかに分け、それぞれのテーマに沿った短編が8つ収録された本。中学生向けらしく読みやすく、各話ごとに解説まで付いている親切心。こんなの読んだらホラー好きになっちゃうよ。
    特に良かったのは怪異を通して自ら立ち向かうことを覚える平山夢明氏の「さよならブンブン」そして、アンソロジーといえど面白さは変わらない雨穴氏の「告発者」ラストは梨氏の「民法第961条」で締めくくってくれる。

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    2025年07月11日
  • 行方不明展

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    ネタバレ

    求めていたのは何らかの「怖さ」「不気味さ」。
    後者は満たされたのだけれど、前者はさほど。
    実際に展示されたものをぜひ見てみたかった。

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    2025年07月03日
  • かわいそ笑

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    紙の本としての仕掛けが楽しかった本。1ページがちょっと厚いな。なんでだろう?そういうことか!と気付かされたり、QRコードを読み込むのも読社参加型。他の方の感想を読んでこの話のカラクリはわかったんだけど、それ以上はゾクっと来なかった。モキュメンタリーホラーが好きなら…って感じ。

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    2025年06月19日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    タイトル通り、こう名付けたジャンルと分類のホラーはこんな感じですよ、と例を出している本。

    いくつかの作者の異なる短編から成り立っており、長編小説が好きなせいか短兵急な感じがして、イマイチ怖さは感じなかった。

    今後の分類に役立つことを願って星3とします。

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    2025年06月17日
  • つねにすでに

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    ネタバレ

    うーーーーん、面白い/面白くない とか、怖い/怖くない で評価できないというのが正直な感想。
    忖度なしで本音で言うと、ただただ煩わしかった。
    本の内容とサイトの内容を比較したり、QRコードから動画を確認したり、サイトが一度消去される前の情報を探さなければ分からないことがあったり。
    他の方もレビューしていたが、「媒体の行き来で気が散る」「本だけで完結してほしい」、まさしくその通りだと思った。

    もちろん、1つ1つの話は興味深かったし面白かった。しかし、全体を通して理解しようとした時に、大雑把かつ漠然と「何となく言わんとしてることはこういうこと?」というのは分かるが、1〜100まで全て理解しようとすると何だか話が壮大過ぎて考えるのがめんどくさくなる感じ。

    ところで、私は元のサイト「つねにすでに」をよく知らないため、見当はずれなことを言っているかもしれないことを前置きした上で、思ったことを書いていくと。
    そもそも、サイト「つねにすでに」を初期の初期から追っていない人には、100%楽しめる構造になっていないような気がする。そのため、本『つねにすでに』から楽しみたい人は、Guruまでの消去される前の内容を知っている人のように「ここが消去される前と違う」といった楽しみ方も出来ないし、変更された情報を把握することがかなわない。これって、後から作品を楽しみたいと思った人に対してあまりに不親切なのではないか。
    もちろん、古参から楽しんでいる人が、ネットで考察したり変更前後の比較を書き連ねたりはしてくれているが、そこには自分がもう知り得ない変更前の情報が含まれており真か偽かの判別すらできない。そのため、わざわざ変更前の情報を探そうとする気力が湧かないのだ。
    これは何だか、自分の知らない内輪ネタで盛り上がられているが、そのネタ元についてわざわざ知ろうとするのが煩わしいので、とりあえず「ふぅん、そうなんだ」と享受する感覚に似ている。

    とにもかくにも、私の場合、読み終わって「怖かった」「面白かった」という感想よりも「やっと読み終われた」「疲れた」「難しかった」しか残らない作品だった。
    正直、ホラーって「怖い/怖くない」という感覚が命だと思うので、そこにやれ考察だの やれ動画やブログのチェックだの、言ってしまえば「不純物」が加わることでどんどん作品の怖さを損なうのではないかと思うのだが。作品に小難しさや読者もついていけないような「新しさ」は邪魔にしかならないと思う。

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    2025年06月06日
  • その怪文書を読みましたか

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    展示の方に行ったので、本も購入してみました。
    お話というよりは断片から情報を集めてもしかして…を考える感じです。

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    2025年06月03日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    読みづらさも感じつつあったが、最後のほうは普通に怖い。
    映像化したらホラー。いや、話がホラー系なのでそうなのですが。
    結局、幽霊より生きてる人間のほうが怖いのかも。

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    2025年05月25日
  • 禍話n

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    第一話で全体のオチが何となくわかってしまった。途中に出てくる怪談話は、面白いものがあっただけに残念だった。3.0

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    2025年05月22日
  • かわいそ笑

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    あまりホラーを読むほうではないのだが、有名な梨氏の作品ということで手に取った。
    たまには趣向を変えて、という意味で、有意義な読書となった。
    近しい人が豹変し、正常なコミュニケーションが取れなくなる様は、想像すると恐怖以外の何ものでもない。
    作中ではその後、逃れるように着信拒否するなどしていたが、果たしてそれで完全に関係を断ち切ることができたのだろうか。
    続報を待ちたい。

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    2025年05月15日
  • かわいそ笑

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    インターネット怪談。構成がよく出来てるなるほど、とホラーのゾワゾワそっちのけで関心してた。インターネット黎明期を知ってたらより楽しめそうなのが惜しい。呪いのサイクルに知らないうちに巻き込まれてる人を発見し自分自身もまた巻き込まれた気分になる。かわいそ笑

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    2025年05月09日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    過去の梨作品とはちょっと毛色が違って、新鮮な気持ちで読めた。とはいえ根底を流れる不気味さや人間の気色悪さは変わらず……。

    今更こんなこと言うなという話だが、やっぱりネットホラー発の作家の作品って紙の本よりスマホでスクロールしながら読んだ方がなんかワクワクする気がする。

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    2025年05月09日
  • かわいそ笑

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    ネット世界に伝わる怪談に関するあれやこれやのお話(?)。

    作中作のような構造で複雑ではあるが、すべてのエピソードによりラストが意味あるものへと変わり、自分なりに考えさせられましたなぁ。ネット怪談の歴史や怪談の発生についてのお話なども興味深く。

    はじめに注意書きがある通り、地の文とインタビューと転載となど、わかりにくさはあるが、しかし確実にそれはそこに存在し、遂行される(?)。
    もう一度読み返してみるとまた違ったようにみえるかも。

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    2025年05月06日
  • 禍話n

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    3.5点
    「アイスの森」で禍話を知り、そこからYouTubeで仕事のお供として大変お世話になっております。

    他の怪談と違うのは、自分の身に置き換えて想像してしまう妙にリアリティのある内容、語り口調にずるずる引き摺り込まれるところ。

    この本でもそれはいかんなく発揮され、梨さんの見事な手腕によって、更なる恐怖がプラスされていて、まじで怖い。

    次に見るYouTubeは、もしかしたら幻の回に当たるかもしれない。。。

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    2025年04月22日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    心霊系が好みかなと漠然と思っていたものがこの本では細分化されていて、ホラージャンルの多種多様さに驚きました。
    恐怖の対象によって5W1Hで分類するのはわかりやすいし、面白かったです。
    短編が書かれた8ジャンルの恐怖の種類や、そのジャンルに付属する要素の解説は確かにそこが好きなポイントかもしれないなと納得しながら読む事ができ、短編自体の解説もあり答え合わせをすることもできました。
    ホラーについて深掘りしつつ漠然と思っていた好み以外の好みも知る事ができました。

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    2025年04月10日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    中盤までのホラードキュメンタリーの空気感が一変する後半。怪談×青春。想像をしていた爽やかさはほぼ無く、どんよりと重たい。自死との向き合い方を何だかとても深く考えた。そして考えれば考えるほど、苦しくなる。怖くなる。思春期特有の不安定さと怪異による恐怖の合致。さもありなん。

    とは言え、梨氏はどうにも小難しい用語を並べたがるなぁ。という印象は否めない。ある程度怪異に正解を持たせたいという本人の意思は分かるんだが、これできちんとその意図が伝わるのかは甚だ疑問だ。

    ただ、同じ文章を反復することによって、逼迫した状況や心情を上手く表現しておられるので、夢中で読み進めてしまった。一気読み。ホラーと呼ぶことが正解かは定かでないが、青春ミステリーとしては割と楽しめるような気がする。

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    2025年04月02日