鳥飼茜のレビュー一覧

サターンリターン 2

鳥飼茜

[山口透析鉄]

理津子さんの危うさ

既婚者だった編集者が直子さんを捨てて理津子さんと再婚した理由、出会いの場から描かれていて、もう少し進めばもっと見えてきそうです。
今の担当・小出さんとは大阪でアオイ(中島淳)が働いていたというホストクラブでドンペリを投資したりして一定の情報を聞き出してはいました。
小出さんとその彼女(押しかけ女房っぽい)の関係はそれほどややこしくはなさそうです。ただ、彼は別の作家さんにも気に入られているようです。
理津子さんの子どもの件はかなり辛そうなエピソードでした。さらにまだ何か彼女にはあるようです。

＃エモい ＃深い

私の身体を生きる

西加奈子 / 村田沙耶香 / 金原ひとみ / 島本理生 / 藤野可織 / 鈴木涼美 / 千早茜 / 朝吹真理子 / エリイ / 能町みね子 / 李琴峰 / 山下紘加 / 鳥飼茜 / 柴崎友香 / 宇佐見りん / 藤原麻里菜 / 児玉雨子

様々な『自分の』性との向き合い方について書かれている。メタ的な性との向き合い方でないのは、女性の作家たちだからだと思う。
女性も誰かの性を搾取することもあるだろうが、しかし圧倒的に搾取される側であり、自分の生命と性とが紙一重に近い存在だと思い知る。
アンソロジーの最初の島本理生さんの作品が個人的ににとても響いた。
なぜ自分の性と向き合うだけで傷ついてしまうのか。男性も同じなのだろうか。傷ついたことを思い出さないで自分の性について語れる人間がいるならば、どんな人生なのか知りたいと思う。

私の身体を生きる

西加奈子 / 村田沙耶香 / 金原ひとみ / 島本理生 / 藤野可織 / 鈴木涼美 / 千早茜 / 朝吹真理子 / エリイ / 能町みね子 / 李琴峰 / 山下紘加 / 鳥飼茜 / 柴崎友香 / 宇佐見りん / 藤原麻里菜 / 児玉雨子

女性作家、芸術家たちの生と性、身体をテーマにしたエッセイ集
自分も漠然と感じてた「女性であること」への違和感、敵対心、恐怖、いろんな言い尽くせない気持ちをそれぞれの人が言語化してくれるよう
現代日本で高らかに女性讃歌を謳うのは難しいことを痛感する
それでも次代はと願いたい

私の身体を生きる

西加奈子 / 村田沙耶香 / 金原ひとみ / 島本理生 / 藤野可織 / 鈴木涼美 / 千早茜 / 朝吹真理子 / エリイ / 能町みね子 / 李琴峰 / 山下紘加 / 鳥飼茜 / 柴崎友香 / 宇佐見りん / 藤原麻里菜 / 児玉雨子

ここまで赤裸々に書いちゃうの？と驚くような内容もあり。
だけど今まで言語化できなかった気持ちが表現されている部分もあって、あの時のあの感情ってこう言葉にするんだと感動もした。
作家さんは流石だなと改めて感じた一冊。

私の身体を生きる

西加奈子 / 村田沙耶香 / 金原ひとみ / 島本理生 / 藤野可織 / 鈴木涼美 / 千早茜 / 朝吹真理子 / エリイ / 能町みね子 / 李琴峰 / 山下紘加 / 鳥飼茜 / 柴崎友香 / 宇佐見りん / 藤原麻里菜 / 児玉雨子

青山ブックセンターで、初めの方をチラリ
体のこと、性のこと、
自分個人のことで、公では禁忌されてるテーマ
そんなテーマのエッセイ

女性が書き手っていうのもあって入り込めた

先生の白い嘘（１）

鳥飼茜

久々に読んだ。キモいなあ

｢おんなのいえ｣とか｢地獄のガールフレンド｣とかも読んでるけど、本作は群を抜いてグロいよなあ
早藤ってマジでこいつなんなの？

話はさっぱり覚えてないので続きを楽しみに読みます。楽しくないけど

特盛鶏唐揚弁当が500円で買えてる2013年か2014年。今なら800円ぐらいかな…

バッドベイビーは泣かない（１）

鳥飼茜

[スイーツ本をつい買う人]

　漫画なんだけど小説を読んでいる気分になった。夢物語じゃなくて、厳しい現実っぽいことが描かれていた。それを受け止める気持ちがあるときなら読めそう。

バッドベイビーは泣かない（１）

鳥飼茜

なんかいつもよりストーリーの引きを意識してる感じかな
ふつうにエンタメとして面白くなってる

佐津川さんのおうちのモデルは小泉家かな？

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

[ミンネ]

深い

あの朴訥とした背の高い生徒。反応しちゃってましたね、、、。頭で考えることと感じるものって違うんですねぇ。それにしても女子高生たちの勘というか、洞察力が怖い。

＃深い

先生の白い嘘（１）

鳥飼茜

[ミンネ]

すごい本だった

読んでみないとわからないものですね。メディアで話題になったので読んでみたらすごい内容でした。女の目からみた女と男の目からでは違うんですよね。とにかく友達の婚約者というのが怖すぎる。

＃深い

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

[ほくと]

性って難しいよね、性別と性欲。
難しくはないのに、難しくしちゃう。
簡単に傷つけられちゃうし、利用しちゃう。

先生の白い嘘（１）

鳥飼茜

[ほくと]

これは男性じゃなくて女性に実写映画化してほしかった。どうして作者の人も承諾したのか。奈緒さん、とてもがんばったんだな…。

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

[strawberry]

ドロドロとしている

美鈴が少しずつ変わっていく。いい方向に。それを邪魔するやつ…邪魔する出来事…にくらしい！！！
世間の「きつさ」「邪魔する感じ」が、とてもリアル。
早藤のことは、どうしても好きになれない。でも、途中で読むのをやめると後悔する、そんなマンガ。
最後まで見届けたい。
どうして被害にあった方が、こんなに苦しんで強くならなければならないのか、もっと加害者が責められるべきで、被害者はしっかり守って欲しいと、切に願う。深くて怖くて、最後に希望があることを望むマンガ。

＃怖い ＃ドキドキハラハラ ＃ドロドロ

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

[くろばやし]

こうなるのか

教師というと子供の頃は家族以外の大人という意味でとてもすごい人たちだと思いましたがその裏側を描いていて驚きました。

＃憧れる ＃シュール ＃じれったい

先生の白い嘘（１）

鳥飼茜

[くろばやし]

かなしい

青年マンガのランキングで一位になっていたこともあるので購入しました。読んでみたらものすごい満足感を味わいました。

＃ほのぼの ＃深い ＃癒やされる

おんなのいえ（２）

鳥飼茜

[くろばやし]

二人暮らしだと

大人になった家族との二人暮らしというと色々と気兼ねなく接することができていいなと思う反面不自由も覚えててすごいです。

＃深い ＃アガる ＃エモい

おんなのいえ（１）

鳥飼茜

[くろばやし]

リアルだね

作品に出てくる一人暮らしの部屋の様子がまさしく独身だとこんな感じになるよなと思わせてくれるリアリティーでした。

＃ドキドキハラハラ ＃胸キュン ＃泣ける

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

新津くんの性被害が軽く扱われているような…これから深掘りされるのかな？
美奈子の洞察凄くてびっくり。今まで美鈴を利用して優越感を得ていたんだろうな。

＃ドキドキハラハラ ＃笑える

先生の白い嘘（１）

鳥飼茜

作者は性加害を無くしたい思いでこの漫画を描いた、と噂で聞いて気になったので読みに来ました。
複雑なテーマだけど重過ぎず読みやすかったです。
男性がこの話読んだ時、どう感じるか気になります。

＃共感する ＃泣ける

先生の白い嘘（２）

鳥飼茜

[かなめ]

ドロドロ

みんながみんなしてドロドロ。しかもいかにもフィクションな感じはしなくて、現実にありそうなドロドロ。いるよね、こういう鬼畜。