鳥飼茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“自分を変えるタイミングは、誰かのためではありえない。
自分が自分をそこから救い出そうとする時だけだ。”(p.101)
“自分を譲り渡すことは、相手が「私」を無理やり強奪するようなやり方ではなく、大体はなんとなく自分が合わせたほうが「丸い」かな、っていう微妙な譲りが発端になる。
譲りが常態化してくると、関係性は固定されるものだ。譲りの一つ一つが余りにも小さいため、また周りでも親でも女が譲る姿をたくさん目にしてきたために、それが 「譲りを強いられている」状態とは誰も思わない。好きで「自分譲り」をやってるんだろう、そんな姿は女らしいな、と思う人さえいる。
本当はどっちもが、相手が自分譲りしすぎ -
Posted by ブクログ
名前は存じ上げている漫画家さんの、3回目の結婚にまつわるエッセイ……かと思って気軽に読み始めたら、ガチめのフェミニズムの本だったので、ちょっとびっくりした。
選択的夫婦別姓、家父長制など、著者の書きたいことが溢れすぎていて、重い読後感。
はっきりは書いていないけど、前の結婚は、ちょっとモラハラ気味の配偶者だったようで、相当いろんなことを我慢していたんだろうなぁ。
2回離婚して、それにまつわるいろんなゴタゴタも体験して、それでもまだ結婚のカタチに期待し、挑戦していくメンタルは、強靭としか言いようがない。
ただ、夫婦のカタチ、家族のカタチは千差万別だから、著者のもつ不満が女性全体の不満かというと -
Posted by ブクログ
『私の身体を生きる』で読んだエッセイがとてもよくて、また実写映画『先生の白い嘘』を視聴したこともあって気になる作家の一人なのだけれど、漫画作品を読む前にこちらから読むこととなった。
結婚、おもに改姓にまつわる悲喜交々で、読みながら勉強になることが多かった。
自分のときのことを思い返すと、とくに元の苗字に愛着がなかった点は同じで、けれどまだ社会に出たてで名義変更の煩わしさはほぼ発生せず(改姓後の苗字で初めて契約するほうが多かった)、新しい名前をただ当たり前に受け入れていった気がする。
当時はフェミニズムや夫婦別姓の主張も浸透していない時代で、配偶者のことを人前では「主人」と呼ぶのが自然だと思った -
Posted by ブクログ
新聞の書評で評判が良かったので読んでみる
前半は、選択的夫婦別姓やジェクサーバイアスの問題より、依存的な傾向がある人の独白?と思える流れ
職場の、いつもビクビク・オドオドしながら、なぜか頼まれてもいないのに余計なことをやって周りの仕事を増やしてしまう人のことを思い出しながら読む
彼も似たような気持ちで職場に来てるのかなぁ?
読んでて気が重くなる
後半、依存的傾向に見える言動がジェンダーバイアス基づく防御的なアクションであったことが説明されて腑に落ちる
フィミニストと評価されることをプライベートのパートナーとの衝突を回避するために回避していた、という告白にはびっくり 自由が奪われる関係になっ