小林まことのレビュー一覧
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ネタバレ出稽古で日本代表の男子選手に挑むがまるで歯が立たないのだがひたすら食い下がり、最後は胴着を投げ捨てて練習の途中で帰る。そんな桁違いの負けず嫌いっぷりがすごい。オレと同じ一人っ子なのになぜそんなに負けず嫌いなのかまったく理解できないし、羨ましい。生来の気質なのか、母子家庭なのも原因なのだろうか。
子どもには絶対にスポーツをさせたい。先日空手の体験に連れて行くと全然真面目に参加しなかった。3歳では無理のようだった。無理強いして嫌いになったら最悪なので、4歳になったらまた行ってみようと思う。このような楽しいスポーツ漫画を読ませてモチベーションをあげさせたい。 -
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ネタバレ88年の北海道が舞台でオレはその頃大学一年で、全然関係ないのだけど当事を懐かしむ気持ちになった。もし自分が柔道か野球や大学受験勉強や就職活動にきちんと取り組んでいたらそういった題材を漫画にできたのにな~と心底後悔している。自分が何をやってきたのかというと普通の文系大学で油絵をサークルで描いていた。実に中途半端な取り組みで一応絵心のようなものは培われたような気はするけど、もっと実力のある人はそれこそ死ぬほどいるので、もっと何かこう形になるような何かをしてくればよかったと思う。
後にメダリストになる高一の女子が、非常に中途半端な取り組みで柔道の試合に出場するところまでで、ここまでならオレとそ -
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マガジン創刊50周年を記念して、
小林先生の目線から描かれた
マガジン史。(1978~1983)
今や大人気作家さんとなった方も
多数出てくるが、その中で
埋もれた作家さんがどれだけ数多くいた事か。
私はマンガ好きで、大抵どのジャンルでも
手を出して読んでいるけど、
三バカトリオの小野新二先生と
大和田夏希先生のことは知らなかった。
失礼いたしました。
漫画の世界が厳しいことはもはや
常識ではあるけど、
両名とも、ホントに命を燃やして
漫画を描かれていたんだなと感嘆。
今出版業界は衰退の一途を辿っているけど、
こうやって何十年も作品が残されていくことの
価値に見合うだけの評価が今一度
見直され -
ネタバレ 購入済み
バカバカしくて破廉恥だけど
それでも号泣。
忠太郎が誰か?自伝の秘密、一向に減らない残存性欲の理由。ノービル平和賞を受賞する程の人格者が愛欲地獄に堕ちる謎が見事にラストに向かって集約して行きました。
実は千八先生の執着こそが原点だったのですね。
バカバカしいエロマンガのはずなのにバカバカしいほど号泣。
What's マイケルの茶トラ猫の可愛らしさに魅入られて21歳になる茶トラ猫を膝に乗せながら、また小林まこと先生にしてやられました。 -
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Posted by ブクログ
大衆的な名作を数々ものした長谷川伸の魅力にハマった小林まことが、自らのキャラクターのスターシステムを用い、コミカライズした一作。
主人公・弥太っぺを演じるのは「柔道部物語」の三五十五。他にも同作品、あるいは他の作品からのキャラクターが多数「出演」するので、どこにだれがいるのかを探すのもまた一興。チラッとですが勿論「あの人」も登場して、絶大な存在感を示していきます。
多少のアレンジを加えていますが、ある意味ベタ、しかし王道で、人情に素直に訴えかけてくるストーリーと主人公の行動は、三五とベストマッチ。原作や映画を調べてみると、こちらの方が幾分爽やかな仕上がりになってるようですね。
いかにも昭和シネ