砂村かいりのレビュー一覧
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軽度潔癖症で恋愛には奥手がちの主人公、紗子がアパートに越してきた隣人、琴引に恋する話。大人の恋愛小説が読みたくて、いろいろ探して見つけた本作。いい意味で大人すぎず、甘酸っぱい恋愛模様が楽しめる。
琴引さんが爽やかかっこよい。恋愛として好きなの?それとも友達として仲良くしてくれてるの?って紗子に感情移入してしまった。恋って感情のジェットコースターで上がったり下がったり忙しい。1番の下りどころでは、わたしも悲しくなって泣けてきてしまった。ただ、そんな紗子を最初はかわいいな〜って思ってたんだけど、だんだんこの人面倒すぎる!!ってなった。でも、第三者だからそう思うだけで当事者からしたら真剣だし面倒になりたくないけど大好きだから面倒になっちゃうんだよな、恋が女性をより面倒くさくさせると実感させられました。 -
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気になる作家さんが多く、うまくいかない恋アンソロジーにも惹かれ購入。
んんんー…
分かる…!!とても分かる!!なんだこれは!!
そうなんだよね… うまくいかない色んな恋の結末にそういうのも分かるわ…と思う事も多かったです。
気になっていた、一穂ミチさん、他の作品も読みたくなりました。言い表せない微妙で絶妙な感情を文字にされてて、すごいなぁと惹かれました。
30代の恋愛って事で本当に難しく、感情が動きそうになるもふと立ち止まって冷静に考えてしまったりという所であったり、周りの人間関係の環境がガラッと変わり、自分は自分と思いつつも、変なもやもやと焦りが入り交じったりと、複雑な心境だったり、共感の嵐でした。 -
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ネタバレ【あらすじ】
昔好きだった男性の息子と、ふたり旅 「感情旅行」一穂ミチ
崇拝していたインフルエンサーが電撃結婚!「独身の女王」麻布競馬場
友人が付き合い始めたのは、元恋人だった「オレンジシャドウの憂鬱」砂村かいり
脛に傷持つふたりの行く末は――「さみしがりやの恐竜たち」こざわたまこ
恋人へのひどい仕打ちを止められない「不機嫌依存症」田中兆子
名前も知らないカフェ店員への想い「出会い」朝比奈あすか
冒険しない三十三歳、それで正解?「振りかぶって、さよなら」千加野あい
友達がほしかったはずなのに――「となりの独り」カツセマサヒコ
とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を切り取った、人気作家たちによる恋愛アンソロジー。CLASSY.ONLINEに掲載した「うまくいかない恋」がテーマの連載を、文庫にまとめた短編小説集です。
【個人的な感想】
感情旅行
『この人は、自分が身体や心を損なって働けなくなる未来とか、マンションの審査がむずかしくなる状況とか、想像もしていない。健康で社会に通用している人間だから。その無邪気な無神経さと冷淡さを、烈しく憎んだ。』
独身の女王
→独身で生きると決め切れるわけじゃない、けど1人きりでの生活に魅力を感じていて、それを放り出すほどの魅力を、他の誰かとの新しい生活に見出すことができない苦しさがありありと描かれていた。
『誰かを「教祖様」にしたところで、その誰かが私の代わりに私の人生を生き、その苦しみを肩代わりしてくれるわけではない。悩みながら生きる中で刻まれる傷や痛みは、すべて私のものだ。』
さみしがりやの恐竜たち
『隕石だ、と思った。ああ、だめだ。この人を好きになったら、きっと後悔する。避けられないということ、逃れられないということ。誰かを好きになるということ。空から隕石が降ってくるみたいに。つまり、最初から絶滅する以外に道はない。』
振りかぶって、さよなら
→決断できない、冒険できない。置きに行ってしまう性格の主人公が自分と重なった。
恥をかかない、傷つかないための生き方ばかりが上手になって、そんな自分が嫌いだと思いながら生きているところまで同じだった。
となりの独り
『30代の恋愛なんて、ほとんど通過駅でしかないですよね。』
『30代って、純粋な気持ちで恋愛しようと思っても、すぐに結婚とか出産とかがチラついちゃって、結局、現実的なことばかり考えちゃうじゃないですか。お金とか生活とか。』
どの恋愛もうまくいかないけど、なんだか清々しい終わり方で久しぶりに好きな恋愛小説だった! -
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同棲していて結婚秒読みの9年付き合っている彼氏が、
「もうひとり、彼女ができたんだ」から始まるストーリー。
は!?!?すぎて(笑)先が気になりすぎて一気に読んじゃいました(笑)
今のところ、自分とは縁のない世界だったので面白かったです(平和な世界線で生きれていて良かった〜)
タイトルの炭酸水と犬 も読む前は爽やかな感じですが、読み進めるともう…!!気持ちが変わるとおもいます。(笑)
20代の付き合って9年はデカいよ〜〜〜〜〜
新しくできた彼女さんもなかなか強くて、自分だったらどう対峙するかなとかも考えちゃいました(笑)
職場の同僚もいろんな意見を言ってくれたり、サポートしてくれたり、、、
煮え切らない彼氏しっかりしてーー!(笑)
どんな結末になるか、気になる方は手に取って見てください♫
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面白かった。
ジャンルとしては恋愛モノ。
ある日、主人公は彼氏から「他に好きな人ができた」と言われる。そこで「あ、そうなの。じゃあさよーなら」とならないのが小説で、なんやかんやあって主人公は彼氏にめちゃくちゃ悩まされる。
この小説はその「なんやかんや」の展開を作りだすのが非常に上手だと思った。物語として読む分には楽しいけれど、現実世界だったら確実に病むだろうなという展開がいい。
文章もお上手で、ページ数的には450ページくらいあるのにすらすら読めてしまった。
ラストも痛快。絶対バッドエンドだろうなと思っていただけに、いい意味でこちらの予想を裏切ってくれた。
あとこの小説を読んで思ったのは、どんな恋であれ、「はじまる」その瞬間はとてもワクワクするということ。でも裏を返せばドキドキワクワクするのは始まりだけで、慣れてきてしまえばそれを維持するのはとても難しいのだろうなと再認識できた。
本作のラストはハッピーエンドなわけだけど、主人公たちの恋はその後どうなるんだろうと思わずにはいられなかった。
というわけで⭐︎5つ。
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Posted by ブクログ
ネタバレジャケットとタイトル、あらすじ全部に興味を持ったので購入しました!
始まりが主人公の由麻が彼氏の和佐に「もう一人彼女ができたんだ」という一瞬どういう意味か分からなくなる位の衝撃的な一言から面白そうだなと興味を持ちました。
現実世界でもう一人恋人ができたと言われたらその時点で別れると思いますがこの本ではそうはならず和佐とそのもう一人の彼女にずっと振り回されてもやもやしながらもどんな結末になるんだ!?とページをめくる手が止まらない位の勢いで読み進められました。
最終的には由麻と和佐は別れて和佐の弟の真先と一緒になりますが結末から考えると序盤から真先が由麻に好意を抱いているのかなと感じる行動はいくつかあったなと…
フィクションの話ですが実際に経験している人がいてもおかしくないのかもと思ってしまう出来事が部分的にも少しあったので自分が由麻の立場だったら相当辛いだろうなと思いました…