砂村かいりのレビュー一覧

  • アパートたまゆら

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    恋愛のいちばん楽しいところが詰まっている一冊です。最後の方のシーンが映画『アメリ』を連想させました。

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    2024年01月10日
  • アパートたまゆら

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    んなバカな!と思いつつもLINEのやり取りにマスクの下でニヤニヤしてしまった…笑
    久々に心穏やかに読める恋愛小説を読んだ気がします。

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    2024年01月10日
  • 苺飴には毒がある

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    毒友、というジャンルが新たに創設されそう…!毒親本はかなり流通してきているけど、毒友は確かに存在するのにそれを描く作品はなかったように思う。とても理解ができた。れいちゃんの裏にも色々あるのはわかるが、それでも人に毒を吐くのは違う。客観視した様子を具に描かれている作品だ。時々差し込まれる打矢さんの短歌がとても素敵だし、寿美子はきっとそれに救われている。

    それにしても、砂村かいりさんの作品の、恋に落ちていく様がとても好きだ。

    p.239 「私は多分…人よりも矛盾に対して潔癖なところがあるかもしれません。というより、ロジックを返して、しか理解できないことが多いので、わかりやすい整合性を好むよう

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    2023年12月24日
  • 苺飴には毒がある

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    寿美子の気持ちもれいちゃんの気持ちも、どっちもんかってしまうな
    栞が知り合いの女の子に見えてきちゃった

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    2023年12月17日
  • アパートたまゆら

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    琴引さんが格好よすぎる!ただただそれに尽きる。
    こんな隣人がいたら、誰でも好きになるでしょと思いながら読み進めた。紗子が羨ましい。
    とても読みやすくて、キュンキュンしながら一気読みだった。
    いつかドラマ化されそう。

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    2023年12月14日
  • 苺飴には毒がある

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    なんとも言えない感情が心の奥の奥のどこかでうようよと動く感じがずっとしてた。直視したくないような、でも懐かしさで取り出したくなるような、そんな感じ。
    ただ私の高校時代の経験にはあまりないことでもあったので、わかる、と言うわけではなく、わかるような気がする、ていう。どちらかというと小中学校時代の記憶にかする感じがした。

    二人の関係性がなんかこう、読んでるだけの私もどこか依存してしまう。れいちゃんは主人公にとっての毒友で、そしてきっと同じでないけれどれいちゃんにとっても主人公は毒友だったんじゃないだろうか。
    誰が悪いとかそういう意味ではなく、一緒にいることがお互いにとって、毒になる。
    主人公もそ

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    2023年11月28日
  • アパートたまゆら

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    アパートの隣人同士の恋物語。
    久々⁈かもしれない恋愛小説にやっぱり恋って良いもんだなぁと感じてしまう。

    いわゆる潔癖症である私が、アパートの鍵を忘れて帰宅したのは夜更け。
    途方に暮れていると碌な挨拶をしたこともなかった隣人の男性から「よかったら、うち泊めますけど」。
    大胆な提案にあっさり甘えたのは、清潔そうであり、もの腰が柔らかく、粗暴な様子はないこと。
    まぁ、直感ってあるのかもしれない。
    そこから気になり始めて…。
    そうなるとアパートの住民たちのことに全く無関心だったことにも気づくわけで。
    潔癖症ゆえに恋愛関係にも気後れしてたわけだが、隣人の彼との距離を縮めていくにつれ、元彼やら隣人の仕事

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    2023年09月07日
  • アパートたまゆら

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    久々に次の展開が早く知りたすぎて、途中辞めて翌日読む予定だったのに読み切ってしまった本です。大人の「恋愛」が描かれている本

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    2023年09月06日
  • アパートたまゆら

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    最高じゃないか!潔癖症に面倒くさがらず合わせようとしてくれる彼!
    部屋が片付いてて、自炊ができてって言う人を「丁寧に生活をする人」っていう表現好きだなぁ。

    どんな人が好み?→「うーん、、丁寧な生活をしてる人」これ2回本当に言いました。笑

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    2023年08月25日
  • アパートたまゆら

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    「たまゆら」
    ………ほんのしばらく。束の間。しばし。

    なんと趣のある言葉でしょう。
    この素敵な題名から想像していた物語は、ほんわかした恋愛小説です。
    しかし、思った以上にグイグイくるんです。
    皆さんがレビューで書かれているように、ドキドキ&キュンが止まりません♡⁠(⁠Ӧ⁠v⁠Ӧ⁠。⁠)

    アパートの隣人同士の恋愛なんて、まるで少女漫画みたい。
    主人公の紗子が恋する琴引さんは、本当にスマートで素敵。

    “そう言って扉を閉める琴引さんの耳たぶが真っ赤に染まっていることに、わたしは気がついた”

    さらっとカッコよいのに、この照れ方。
    なんて可愛いのでしょう。
    これは好きになっちゃうよなー(

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    2023年08月13日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    読み出したら止まらんかった、、、前半めっちゃ辛かった。辛すぎて泣けた。知らない方がいいこと、あるよな〜。自分がもし主人公の立場になったらと思うとゾッとする。

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    2023年05月18日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    胸がぎゅーっとして
    うぐぐぐってなる瞬間ばっかりで
    でもよかったなって
    フィクションならこれくらいの幸せ、いいよね

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    2023年05月10日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    ネタバレ

    一行目の破壊力。
    「もうひとり彼女ができたんだ」
    意味がわからない。
    結婚前提で9年付き合ってる彼氏にそんな事言われたら思考も停止して、ソルダム剥き続けるよね。
    だって、意味がわからないもの。
    一時的な感情でいつか覚めるからそれまで。とか、
    もうひとりの彼女あさみに嫌悪感しかわかないし、
    いやいやあり得ないからと思いながら由麻ちゃんはどうするのか、2人がどうなるのか頁をめくる手が止まらない。
    結果、どっちもどっちだった。
    弟かぁ~、、、
    由麻はあさみの事があったから真先への気持ちに気づいたみたいだけど、彼氏は由麻も気づいていない真先への気持ちを知ってたからあさみに興味をもったのかもしれない。

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    2023年04月29日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    「もうひとり、彼女ができたんだ。」
    冒頭一行目の吸引力が半端ない。

    結婚秒読みのはずだった恋人・和佐からの突然の告白。
    なんだ、この堂々とした二股宣言は!

    もう一人の方・アサミもいけすかない。
    Twitterで三角関係を呟くその神経。

    こんな男、さっさと別れて縁を切りたい所だ。
    けれど主人公・由麻の心情が痛い程伝わって来るから悩ましい。

    9年も付き合い愛も情もある。
    そこに女性ならではの結婚適齢期の重し。

    完璧な男はいない、妥協が必要な事も理解し葛藤する由麻の繊細な心理描写は秀逸。

    ラストまで目が離せないドロキュン恋愛小説。

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    2023年02月17日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    うわー!なんだこの話!!ジェットコースターに揺さぶらているような気分。由麻は和佐のことぶん殴っていいんよ!なんだかんだ言いながら器用に二股する男。人に関わったら責任を持つだとかなんとかで、由麻のことを傷つけて大事なタイミングでアサミの元へ行ってしまい、なのに結婚しようとか。は????この4人がどうなるのかハラハライライラしながら一気読み。なにこの気持ちは!!

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    2022年10月12日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    もう1人彼女ができたという彼氏。30歳という年齢
    だったり結婚だったり。別れるべきでしょ!と思うけど、恋は盲目だし、年月が経つことで別れる決断するのは難しくなる。
    普通じゃなくていい、自分の心に正直な恋愛がしたいね!

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    2022年10月02日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    初めのインパクトと、途中からは具体的な描写によって、頭の中に映像化されていくのがおもしろかったかな。

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    2022年07月28日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    えらい近いところでの
    三角関係、四角関係の話。
    なんだかスッキリしない関係性を続けてる主人公だけど、
    みんなそんなものかなー。
    和佐側の語りも聞きたかった。

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    2022年06月22日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    自分だったらどうするか?と思いながら読んでました。とても面白く、すぐに読み終わってしまいました。心情やその時々の表情をよくここまで綴れるなと思いました。文字だけでここまで分かりやすく、想像しやすい表現に感心しました。表現に困った時にお手本にしたいです。話の内容は止まらなくなる面白さでしたが、何を伝えたいのかいまいち分からなかったです。

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    2022年03月08日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    最近本好きの方がこぞって読んでいる本だったので期待して読みましたが、期待を軽く上回る本でした。
    
30歳を目前にした女性が同棲する彼氏に「もう一人彼女ができた」と言われて始まる三角関係(結局5角?)の数ヶ月を描いた恋愛小説だけど、ともすると冗長になりがちなストーリーをずっと緊張感を持って読ませる筆力の凄さ。
    
あまりの文章のうまさに「これ、新人作家じゃなくてミステリー作家の乙一が恋愛小説を書く時だけ中田永一のペンネームを使うように、すでに名の知れた作家さんでは?」と思ってしまったぞ。


    最後のセリフがすごく良くて、読んだ瞬間頭の中でザ・ハイロウズの「千年メダル」が流れ出しました。

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    2022年01月16日