砂村かいりのレビュー一覧

  • マリアージュ・ブラン

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    ネタバレ

    世界で1番気の合う、友人と結婚しているという見出しに惹かれて読み始めた。性交渉なしの夫婦生活を送る菜穂と尊の日常を描く。結局こういうのって、嫉妬とかがきっかけで恋愛感情が生まれるのが鉄板ですからね、と思いながら読んでいたが結論からいうとそうではなかった。それが、よかった。そうではなかったのだが、物語の終盤で尊が菜穂を助けるシーンがあって、そこがカッコ良すぎてときめきました。
    ホモソーシャル的会話に嫌悪感を抱く尊。子どもを産み育てる女性たちの会話についていけない菜穂。男って、女ってこうでしょ?的な世間の風潮からはみ出して、生きづらかった2人が再会して、安寧に過ごせる2人だけの場所があることが、ど

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    2025年05月17日
  • マリアージュ・ブラン

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    恋愛感情はない、気が合う友達同士の友情結婚。穏やかな生活に綻びが生じ始める__。
    夫婦の問題なんだから世間なんて気にしなければと思いつつ...そうはいかない現実もあるよなと。この話に限らず、普通という型にハマるよう生きるのはしんどいよね。

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    2025年04月28日
  • 駅と旅

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    松崎有理さん目当てでしたが、他の方々の作品の駅・旅・旅人のどれもひかれるところがあり、思わぬ出会いがありました。
    旅モノの作品集として楽しめ、今度はここに行ってみようと旅ガイドになるのと同時に、こんな面白い作品を書いている作者の他の作品はどんなのだろう?と新しい作家と作品への旅立たせてくれる、そんな1冊です。

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    2025年04月16日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    今まで何冊か読んだ砂村かいりさんの小説では一番好みだったかも。和佐と由麻とアサミにはすごくイライラするんだけど、それって人物描写が巧みということでもあり。終盤はそんなうまくいくんか?という展開ではあるが、まあ良しとしますかね。

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    2025年04月03日
  • 炭酸水と犬

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    ネタバレ

    真先くん健気で可愛い〜頑張れ〜の気持ちで読んでたので報われてくれてよかったです
    感情移入はし難かったけど、恋愛経験に乏しいからですかね。面白かったからこの作家さんの別の作品も読んでみたい

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    2025年03月22日
  • マリアージュ・ブラン

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    その感情を何と呼ぶのか
    夫婦ってなんなのか、異性、同性、色んな切り取りかた、考え方について自分の中に落とし込むことが出来た

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    2025年03月16日
  • 炭酸水と犬

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    爽やかな炭酸系のタイトルに騙されて読み始めたらアラサーのドロドロした恋愛ものでした。すごく面白かったです。

    「もうひとり、彼女ができたんだ」という不穏な台詞で始まる長編小説。突然の事態に理解が追いつかず、ただ唖然として時が過ぎる序盤と、テレビドラマのように次から次へと事件が勃発する中盤、感情が溢れ出す終盤とそれぞれ趣が異なっています。どの部分も面白く、グイグイ読ませてくれるのだけれど、圧倒的に序盤が面白かったです。

    思いがけないアクシデントに遭遇した時、ドラマや映画のように即座に怒ったり泣いたり、相手を非難したり出来るものではありませんよね。ましてや9年も付き合って結婚も間近と思っていた恋

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    2025年03月14日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    潔癖症の主人公が住んでいるアパートたまゆら。
    隣の部屋の住人との恋のお話。

    たまゆらという響きが可愛いなと思いながら、意味をみてみると、、、

    たまゆら

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    2025年03月10日
  • マリアージュ・ブラン

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    けどさ、人間はやっぱりひとりでは抱えきれないように設計されているんだと思う。この世界はあまりにも複雑だし、大人になればなるほど重い荷物は増えていくでしょ。だからやっぱり誰かとシェアっていうか、支え合うために結婚ってものがあるんじゃないかな。1番最初に結婚制度を考えた人は、すごく弱くて脆い人だったんじゃないかと思う。

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    2025年03月09日
  • コーヒーの囚人

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    どこか私には馴染みがある話で
    すーっと身体にストーリーが入り込み読み進めてしまった。

    自分の軸がないようで、こだわりを持つ人々。
    それを分かっていながらも、これが私として生き続けるんだろうな。

    カフェでドリップしたのではなく
    誰かにコーヒーを淹れてもらいたくなった。

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    2025年03月05日
  • マリアージュ・ブラン

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    『生きづらさ』に苦しくなりながらも読み終えました。友達夫婦だからこそ起こったズレやすれ違い、ラストに向けて2人の想いと関係の変化が気になって一気に読みました。
    一緒に生きていきたいと思えるなら、恋じゃなくても愛情は確かにあること、2人の絆が見えたこと、とてもよかったです。
    難しいテーマに悩みながら読みましたが、隣にいてくれる大切な人を見失わないようにしたいなと思いました。

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    2025年03月03日
  • マリアージュ・ブラン

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    恋愛感情が分からない男女二人が同窓会で再会して結婚する。奈穂と尊の二人称でストーリー展開されている。片方だけじゃなく男女両方から同じ事象について語られるから深く入ってくる。良かった。
    奈穂はこの契約結婚にうしろめたさを感じているけど尊はベストだと疑っていない。友達みたいな、から一緒に生活していくと家族になっていく。夫婦と家族の違いって何?お互いをおもいやり、快適な生活環境を築く。男女でも女女でも男男でもいい時代になってきている。かなり共感できる一冊。

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    2025年03月02日
  • マリアージュ・ブラン

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    ふとした時に、すごく人間性臭さを感じた。それが、とても好ましく思えた。
    恋愛関係だけでなく、友情関係でも嫉妬を覚えることもある。それは忘れないでほしい。
    セクシュアリティは決めなくてもいい、といいながら、当事者は型にはめようとしているように感じる。そのどこにもはまれそうにないんだけれど…

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    2025年02月28日
  • 炭酸水と犬

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    ネタバレ

    私的にはわかる部分もあるかも、と思ったけど男の人が読んだらどう感じるんだろう?
    弟は兄の恋人という近くの存在だからこそ思い続けていられたのかなと思った。

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    2025年02月16日
  • コーヒーの囚人

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    「コーヒーの囚人」
    「隣のシーツは白い」
    「どこかの喫煙所で会いましょう」
    「招かれざる貴婦人」
    「風向きによっては」
    5話収録の短編集。

    現在、大注目している砂村かいりさん。
    今まで刊行された長編五作品も良かったが、初の短編集となる本作も面白かった。

    どの物語にもコーヒーがアクセントとして登場する。
    ほんのりとした甘やかさを感じていると突如現れる酸味と苦味にやられる。

    身近に存在していそうな登場人物に自分を投影し、共感したり悩んだりしながら読み進めた。

    棘も毒もあるけれど、随所にドキッとする言葉が散りばめられた上質な短編集。

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    2025年02月14日
  • コーヒーの囚人

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    日常とその中に潜む非日常の感覚が面白かった。みんなそれぞれ身勝手で自己中で、不満を抱えながらも未来に向かって決断していく。ほろ苦い結末にブラックコーヒーが印象的な短編集。

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    2025年01月22日
  • 苺飴には毒がある

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    ネタバレ

    れいちゃんみたいな子っているよなぁ。
    人を小馬鹿にして見下して、噂や陰口で周りの関心を引こうとする。馬鹿にする相手は選ぶ。卒業した今でこそ、「暇なの?」と一蹴できる強さも余裕もあるけれど、学生の頃はそうじゃなかった。女子高生の友達関係って、本当に難しい。常に誰かの視線を意識していると思う。例えば、教室移動の一瞬でさえ、誰かと一緒でないと後ろ指を刺されてしまうし、カースト上位の子に嫌われるとその波紋はクラス全体に広がってしまう。個人としてはその子のことが嫌いじゃなくても、一緒にいると周りからダサいと思われるからという理由で、みんなの前ではその子と仲良くしている素振りは見せないとかもある。

    この

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    2025年01月15日
  • 炭酸水と犬

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    ネタバレ

    「もう1人彼女ができた」
    そもそも第一にこの一言が理解できない。
    さも普通のことを言っているように見えて、正気じゃない。
    この彼氏本当に狂っている…

    と思っていたけど、彼女もおかしくないか?
    9年も付き合っていたら長年付き合っている分、情があってこんな中途半端にしてしまうものなのか?
    こういうことって普通にあるものなのか?

    そんな違和感をずっと抱きながら読み進めていたら彼氏の弟という新しい違和感が。
    結局そういう感じかよ。
    人間の好き、嫌いという感情は特別なものなんかではなくて、至る所に溢れている。
    恋愛ってありふれたものなんだよな。
    美しいものであり、残酷なものでもあるんだよな。
    モヤモ

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    2024年11月23日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    漫画みたいなドラマみたいな、コテコテの恋愛小説ー!!とっても良かった!!周りにいたら、ちょっと意識高い系かな?って敬遠しそうな琴引さん、第三者目線で見てる分には素敵だった♡ヒロインは、潔癖症のくせして貞操観念ゆるゆるでどっちつかずでちょっと好きになれないなー。琴引さんは坂口健太郎か渡部豪太で(、._. )、オナシャス

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    2024年11月18日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    主人公の女性の視点から描かれる恋心がとても共感できるものだった。潔癖症でも恋する相手に対しては関係なくなったり、周りが見えなくなるくらい盲目になったりする様子が細かく描かれていて良かった。

    琴引きさんが良い人すぎる…。

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    2024年08月31日