あらすじ
潔癖症の会社員・紗子は、飲み会帰りにアパートの鍵を店に忘れてきてしまう。困り果てていると、居合わせた隣人の琴引さんが一晩泊めてくれることに。これを機に彼との交流がはじまり、恋心が芽生えていくが……?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最初から最後まですごく良かった!!
初対面のソワソワした距離から、徐々に心惹かれていく感じ。読んでて片想いの一喜一憂の擬似体験が楽しい。
久米には申し訳ないけど、主人公目線で読んでるから終始邪魔な奴だったな〜。
欲を言うと琴引さんがどうして主人公を好きになったのか、その過程や心情をもっと知りたかった。
Posted by ブクログ
こういうのが読みたかった!不倫でも、肉体関係中心でもなく、闇を抱えてるわけでもない大人の恋愛話。小説でそういうのが実はあんまり無いような気がする。すぐ相手か自分になにかしらの暗い過去があって、不倫してて原因は過去にあるとか。なんかそういうの多くないですか。これ、全くなんですよ。昔の相手は男性側にも女性側にも現れるけど、ま、大人のお話なので。そういうのどっちもなんもないとかもはやそれは作り話であろうしそんなのが読みたいわけでもない。そういうのが読みたいなら普通に少女漫画に手を出すわけです。まあでも、少女漫画的と言えばそうでしかないのだけど。それを良しとするか、どうか。私は良しとしました。(笑)癒されましたよ!
Posted by ブクログ
アパートの隣人との恋っていう、もしかしたらあり得るかもっていう絶妙なリアリティがある設定にドキドキした。アップルパイを持って行ったり、カレーをご馳走になったり、隣同士だからこその特権を謳歌してる二人が羨ましい。隣人への恋心を自覚していく紗子ちゃんの心の動きが可愛すぎた。紗子ちゃんがモテるの、わかるなぁ。
片想い中の駆け引きとか相手の何気ない仕草を反芻してベッドの上でドタバタしちゃうのとか、抱きしめられて体温が一気に上がっちゃうのとか、恋愛の楽しい要素がギュッと詰まってて最高だった!
Posted by ブクログ
縮まりそうで縮まらない、上手くいきそうなところで絶妙な邪魔が入る。それと紗子の控えめなようで大胆な性格と行動。このもどかしさがたまらなく好き!久しぶりのきゅんでした。
Posted by ブクログ
「ときめきが致死量だ」まさにこの言葉通りにときめきで死にました。琴引さんがかっこよすぎて即死。これはもう少女まんがレベルの恋愛小説。ただ砂子ちゃんの魅力がいまいち分からず。男性目線では魅力的な女性なんだろうけど、琴引さんは紗子ちゃんのどこに惹かれたのか最後まで分からなかった。女性目線からしたら、「ただ男にモテる女子」という感想以外なし。まさか顔のみ?だったらショック。ということで、ぜひ琴引さん目線での「アパートたまゆら」を砂村かいりさんに書いてほしいな。
Posted by ブクログ
まさに..ときめきが致死量!
アパートの隣の部屋に好きな人が住んでるなんてそのシチュエーションだけでキュンキュンしちゃいますよね。
言葉1つ1つにときめきが止まらなくてあっという間に読んでしまいました。
Posted by ブクログ
ああ〜とんでもなく好きだった…いくつになっても色々起こるラブコメ系、好きだ…若いなぁと思うけど、これがいくつになっても許される世の中であってほしい…!
Posted by ブクログ
黒いバイクは風を切って走る。
恋人のお腹を抱きしめる。
カワセミが待っている。
彼が指先を撫でる。
やさしく、強く。
その仕草。
それは。
もう。
愛。
恋愛応援歌
主人公の紗子は潔癖症であるがゆえ、あまり活発な子ではないのかと思いきや、そこは年頃の娘、自分の欲求に正直である。潔癖症という個性は持つが、あまり特別ではない、どこかにいそうな娘の恋愛ストーリーは、その成り行きが気になり、思いのほか引き込まれてしまった。主人公の優しい性格も最後まで破たんせず、表現にもしつこさがなくて心地よい。
Posted by ブクログ
初めましての作家さん。そして久々の恋愛小説だった。いい恋って、背中を押してくれる感じがすごく好きだなー、と思う。
人はみんなそれぞれに事情がある。相手を思いやりながら、自分の心と折り合いをつけながら、人間関係を構築していく。相手のことを考えすぎて変な方向に解釈してしまったり、自分の思いを不適切なタイミングでぶつけてしまったり、単純にはいかないからこそ、悩むことも多い。
けれど、何度失敗したとしても、ちゃんとやり直すことができる。謝ったり、許したりすることで、もっと相手を知ることができて、深い仲になっていく。
人間関係にもがきながら、それでも一緒にいたい人と一緒に居続けるために動いていた主人公に励まされた。
失敗したってやり直せる、私も頑張ろうと思える作品。
Posted by ブクログ
潔癖症の主人公が住んでいるアパートたまゆら。
隣の部屋の住人との恋のお話。
たまゆらという響きが可愛いなと思いながら、意味をみてみると、、、
たまゆら
Posted by ブクログ
漫画みたいなドラマみたいな、コテコテの恋愛小説ー!!とっても良かった!!周りにいたら、ちょっと意識高い系かな?って敬遠しそうな琴引さん、第三者目線で見てる分には素敵だった♡ヒロインは、潔癖症のくせして貞操観念ゆるゆるでどっちつかずでちょっと好きになれないなー。琴引さんは坂口健太郎か渡部豪太で(、._. )、オナシャス
Posted by ブクログ
主人公の女性の視点から描かれる恋心がとても共感できるものだった。潔癖症でも恋する相手に対しては関係なくなったり、周りが見えなくなるくらい盲目になったりする様子が細かく描かれていて良かった。
琴引きさんが良い人すぎる…。
Posted by ブクログ
社会人達のリアルな恋愛小説。
可愛らしい表紙とタイトルですが、内容は結構生々しいです、…はい。(笑)
こんな安心感くれる優しい素敵男性が隣人だったら、そりゃ好きにもなりますよ。包容力が神!
Posted by ブクログ
いい感じに忘れてて初めて読んだかのようにきゃあきゃあ言いながら1人深夜に一気読みした、軽く読める恋愛漫画みたいな
有川浩の植物図鑑に通じるラブコメ感がある、主人公のキャラを受け入れられるかどうかで読み方が違いそう
琴引さんかっこいーーー
Posted by ブクログ
琴引さんが格好よすぎる!ただただそれに尽きる。
こんな隣人がいたら、誰でも好きになるでしょと思いながら読み進めた。紗子が羨ましい。
とても読みやすくて、キュンキュンしながら一気読みだった。
いつかドラマ化されそう。
Posted by ブクログ
最高じゃないか!潔癖症に面倒くさがらず合わせようとしてくれる彼!
部屋が片付いてて、自炊ができてって言う人を「丁寧に生活をする人」っていう表現好きだなぁ。
どんな人が好み?→「うーん、、丁寧な生活をしてる人」これ2回本当に言いました。笑
Posted by ブクログ
「たまゆら」
………ほんのしばらく。束の間。しばし。
なんと趣のある言葉でしょう。
この素敵な題名から想像していた物語は、ほんわかした恋愛小説です。
しかし、思った以上にグイグイくるんです。
皆さんがレビューで書かれているように、ドキドキ&キュンが止まりません♡(ӦvӦ。)
アパートの隣人同士の恋愛なんて、まるで少女漫画みたい。
主人公の紗子が恋する琴引さんは、本当にスマートで素敵。
“そう言って扉を閉める琴引さんの耳たぶが真っ赤に染まっていることに、わたしは気がついた”
さらっとカッコよいのに、この照れ方。
なんて可愛いのでしょう。
これは好きになっちゃうよなー( ◜‿◝ )♡
そしてキュンのダメ押しは、「番外編・追いかける」
こちらは紗子の親友、美冬のストーリーでほんの数ページの短い文章です。
そこに描かれた美冬の優しい眼差しと弾む心。
こちらまで胸が熱くなりました。
この本はブク友・のんさん他、多くの方の熱いレビューから手に取った一冊です。
読書に年齢なんて関係ありません!
恥ずかしがらずにキュンキュンしましょ(笑)
Posted by ブクログ
甘い。あまあま。読み終わって1人ニヤニヤしちゃう。怪しい。
ときめきが致死量。
この一文がピッタリくる一冊。
いいね。若いって。恋っていいね。きゅんをありがとう!!
Posted by ブクログ
ドラマや漫画の様にスルスルと話が入ってきて面白かった。
自分の回りではこんな事は起きないだろうけど、何処かであってもおかしくないかな〜ってギリ思える話だった
Posted by ブクログ
アパートの隣人に恋をする。久しぶりにこんなピュアなの読んだら夢に描いてしまいそう。「ときめきが致死量」という言葉はわたしのボキャブラリーに登録しておこう。
Posted by ブクログ
恋愛っていいなぁ。いいなぁ。
LINEの返信が届くだけで、嬉しくてベッドにうずくまっちゃうの、分かる。
ストーカー並みに好きな人のSNSをチェックしちゃうの、分かる。
アパートの隣人に恋するというなかなかないシチュエーションだったけど、久し振りの恋愛小説で面白かった。
Posted by ブクログ
潔癖症の主人公が隣の部屋の人には特に嫌悪感をいだかなったのが、最初でだんだん距離を詰めてハッピーエンドです。
主人公が押すと思ったらわりと受け身だったりするので、そこが少し焦ったいかなと。。タイトルの通り儚いような雰囲気はありますが、結局ハッピーエンドなので地に足はついてる系です。