砂村かいりのレビュー一覧

  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    最初は読み始めて衝撃すぎて、ドロドロだなって思ってたけど。どんどん主人公に感情移入して読み出したら止まらなくなった!
    こんなこと現実に起こってほしくはないなあ。

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    2021年12月01日
  • アパートたまゆら

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    潔癖症の紗子が恋したのは、隣人の琴引。近くて遠い関係性が新鮮な恋愛小説。他の住人や友人達も素敵(カレーご馳走になりたい)久米くんは不憫だったかも。
    タイトルの「たまゆら」がラストで回収されているのが見事。

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    2025年12月21日
  • 駅と旅

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    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

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    2025年12月21日
  • マリアージュ・ブラン

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    「人並み」になるために結婚をした、恋愛関係ではない男女二人の話。

    自分以外の人たちはみんな正しく「普通」ができている気がしてたまに窒息してしまいそうになる。この本を読んで、そんな自分が少し救われたと思う。

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    2025年11月20日
  • アパートたまゆら

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    ドラマや漫画の様にスルスルと話が入ってきて面白かった。
    自分の回りではこんな事は起きないだろうけど、何処かであってもおかしくないかな〜ってギリ思える話だった

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    2025年11月01日
  • 苺飴には毒がある

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     嫌な人って分かりきってるのに、離れられない。相手を心の内で批判することで自己を確立してしまっているがゆえに、傍にいざるを得ないってところもあるかも。悪意と好意の両方を見せて支配されているけど、支配されることに居心地の良さを感じてしまっているというか。主人公が、自分の悪口を言っていることの証拠を掴んだときにホッとしたのがその証明な気がする。相手を嫌いになれる理由を探してたんだよ。そんなことでさえ、相手に決めてほしかったんだよ。

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    2025年10月30日
  • コーヒーの囚人

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    ネタバレ

    コーヒーの囚人と聞いて、どんな話なんだろうと思いました。中身を見ると、不思議な同居、社内不倫、障害への偏見など様々でした。個人的に感じたのは、自分を大切にする事です。特に自分の正義を大事にするというか、最後はスッキリするお話が多かったです。筆者の書き方が上手で、物語に入り込む事ができました。個人的には、ストーリーの深さよりも、筆者の情景描写が上手で、サクサク読める著書でした。

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    2025年10月25日
  • アパートたまゆら

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    初めての作家さん。
    タイトルの「アパートたまゆら」がなんかずっと気になっていて、積読はたくさんあるのに、買ってすぐに読み始めました。
    私は好きな雰囲気でした。
    ただただラブストーリーですが、なんか心地よかった。
    また他の作品も読んでみたいなという気持ちになりました。

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    2025年10月23日
  • へびつかい座の見えない夜

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    短編集5篇
    どの作品も何かを収集することがテーマになってるが、物語はそれとは関係ないような気がする。清掃した家で手に入れる髪の毛、初乗り切符、トカゲの脱皮した抜け殻、海岸で拾う物、アルパカのキーホルダー、思いもよらない物を集める収集者。
    「トカゲのいる闇」が良かった。

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    2025年10月13日
  • 苺飴には毒がある

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    成長やそのときの生活によって付き合う人が変わっていくのはふつうのことだと改めて思った
    自分自身中学のとき親友と思っていた子でも高校が別になって、遊んだりしても話が合わなくてお互いに楽しくなくなった
    それでも中学卒業後から5年間は連絡を取り合う関係だった
    ふとこれは何のために続けてるんだろう?と思ったりしてそこから距離を取るようになって相手が社会人になったタイミングで完全に連絡を返すのをやめた
    当時はひどいかな?とか考えることもあったけど今思えばあれでよかったし、その後の人間関係でも割とあっさりと関係を終わらすのが上手くなった
    その分深く付き合える友達は2人になったけどそんなもんでいいかな
    無理

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    2025年10月11日
  • コーヒーの囚人

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    複数話に分かれていて読みやすかった。

    恋愛や家族間などコーヒーが身近なものとして描かれていて、おもてなしからリラックスタイムにと色んな役割をしていた。

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    2025年10月02日
  • 駅と旅

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    タイトル通り、
    「駅と旅」をテーマにしたアンソロジー。

    外れのなさそうなテーマだったことと
    松崎有理さんの作品が読みたくて読んだけれど、
    作家陣が合わなかったのか、
    このテーマと短編のかみ合わせがよくなかったのか
    あまり楽しめなかった。

    主目的だった松崎さんの作品は
    この本に馴染んでいたかは別として、
    個人的には面白かったので
    その点で価値は十分あった。

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    2025年09月30日
  • へびつかい座の見えない夜

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    『コーヒーの囚人』に続く、砂村さん作品で読んだものの二作目。今回もああ、いい、と思いながら読めた。短編集で、最初の主人公が男の人なのが良かった。一番面白いというか、共感したのは[トカゲのいる闇]で、主人公の心境の変化がさっぱりしていて痛快だった。

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    2025年09月14日
  • へびつかい座の見えない夜

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    五編の短編集。
    日常のなかにある消化しきれないモヤモヤした気持ちを、自覚しながらどうすることも出来ずにいる人たち。
    そんな彼女たちが、自分の殻を破り一歩踏み出す瞬間が描かれていました。

    一番良かったのは表題作「へびつかい座の見えない夜」。職場でのモヤモヤ、わかる気がするなぁ。どんより曇っていた空から、晴れ間が広がっていくような清々しさを感じました。

    「トカゲのいる闇」は、登場する夫に嫌悪感。悪気があるのかないのか、こういうのは質が悪いと思う。「まさかそこから!?」という、主人公の変化と未来への可能性に胸がすく思いでした!

    読み終えたあと「爽快」まではいかないまでも、どこか晴れやかな気持ち

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    2025年09月11日
  • へびつかい座の見えない夜

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    ネタバレ

    「アルパカのヤスオ」が気になる。先輩や妹も悪い人じゃなさそうで良かった。女性は逆境を受け入れてから乗り越えるが男性はそうではないようだ。

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    2025年09月11日
  • コーヒーの囚人

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    コーヒーがからんだ短編集。読みやすくはあるけれど、うーん、なんだろうなー。そこまで、グッとハマらない。

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    2025年08月23日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    毎年同じ日に弁天島駅の入場券を購入している恋人が突然いなくなり、その日に弁天島駅へ向かう一話目。
    私は自分を高く見せるような嘘を吐く人はものすごい勢いで冷めてしまうだろうな。

    東京駅が戦闘ロボットになる突然のSFには危うく振り落とされそうになったけど、段々二人を応援する気持ちがうまれた。私は結構好き。

    北海道にある夫の実家へ、義姉妹で乗り込む話も良かった。一緒に過ごすのに心地よい自分になれたらいいなあ。

    額賀さんの明洞の話も良かった。おさまるべきところへおさまった。

    最後の話でポルトガル行きたくなった。なんだろう、読んでいてイメージするポルトガルの雰囲気がすごく良かったな。

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    2025年08月20日
  • アパートたまゆら

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    まさしく王道の恋愛小説、でした。
    前半はキュンキュンしっぱなし、後半は失速感はありました、恋愛ものあるあるだと思います。
    特に集めたくなる言葉はなかったです。

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    2025年08月19日
  • へびつかい座の見えない夜

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    ネタバレ

    普段の自分なら読まないんだけど、なんとなく気になったので読んでみた本。世の中に対して生きづらさやしんどさを抱えた人達の話だと思って読んでたんだけど、そうか、なにかを収集人達の物語なのか……、と他の人の感想を読んで気づいた。一つ目と二人目の話を読んで、「男が総じてクズな本なのか……?」と思ってたんだけど、そんなこともなかった……はず。

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    2025年08月08日
  • 苺飴には毒がある

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    こういう関係性ってそのへんにあるんだろうなぁと思う。れいちゃんの気持ちもわからんでもないような気もするけど、その方向性なのかと。

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    2025年08月08日