砂村かいりのレビュー一覧

  • コーヒーの囚人

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    短編集はそんな好きでもなく読まないのだが、どのお話も趣向をこらしてあってあっという間に読んでしまった
    「どこかの喫煙所で会いましょう」
    「招かれざる貴婦人」
    が良かった

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    2025年07月06日
  • マリアージュ・ブラン

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    「マリアージュ・ブラン」、フランス語で「偽装結婚」という意味みたいです。
    今作にでてくる奈穂と尊の夫婦は「友情結婚」かはたまた「偽装結婚」か。この物語は、そんな「普通」になりたい2人のお話でした。

    私自身、「普通」になりたくて結婚した2人とは少し違うのですが、結婚への憧れがあるので、2人くらいの年齢になったら焦りそうで、そういう部分は共感できました。

    「普通」になりたくて結婚した2人ですが、「友達夫婦」だとやはり世間の「普通の夫婦」とは違うのかもという、2人の葛藤が窺える作品でした。
    私もいま一度、世間にたくさん存在する「普通」について考える良い機会をいただけました。

    この物語のテーマで

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    2025年07月03日
  • アパートたまゆら

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    アパートの隣人に恋をする。久しぶりにこんなピュアなの読んだら夢に描いてしまいそう。「ときめきが致死量」という言葉はわたしのボキャブラリーに登録しておこう。

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    2025年06月22日
  • コーヒーの囚人

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    全てのお話がにコーヒーが出てくるので飲みたくなる。
    お話事態もほろ苦さがあって切ない。

    コーヒーの囚人は同居している友達が不在の間その恋人と暮らすことになる奇妙なお話。だんだんと距離が縮まる二人だったが、お互いの秘密には踏み込めないもやもや感がありつつ、最後は意外な真実だった。
    隣のシーツはもう虚しさしか残らなかった。上司が滅茶苦茶嫌な奴かと思ったが後半はどっこいどっこいかな。
    どこかの喫煙所で会いましょうがスピード感もあって、はっきりしたストーリーだったので印象に残った。さんざん男性達を振り回してきたけど、最後に見切りを付けられたであろう最後にスッキリした。
    招かれざる貴婦人がちょっとホラ

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    2025年06月13日
  • 炭酸水と犬

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    私は、恋愛というものを真剣に考えられない。
    恥ずかしいとかそんなものではない。

    私は相手の行動で自分が揺さぶられることが
    好きじゃない。

    好きな人となるとさらに揺さぶれる。

    真剣に考えるほど、人をおかしくさせていくのか
    恋愛だと思う。

    本作、「炭酸水と犬」は恋愛というものに揺れ動く人たちばかりが登場する。

    どの主人公も恋愛が絡んだ時の行動がリアルで生々しい。

    主人公の由麻は、長年付き合っている恋人への愛情から不義理なことをされても決断ができない。

    由麻の恋人、和佐は由麻を愛してるからではなく、自分のルールとポリシーを中心に動いてるゆえ、由麻を傷つけていることに気づかない。

    和佐

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    2025年06月11日
  • 駅と旅

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    1作目を読んだ。ミステリーで話に引き込まれる。
    ただし、文字が小さすぎて2作目から読むのをあきらめた。
    内容が良かっただけに残念!

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    2025年05月27日
  • 駅と旅

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    「駅と旅」というタイトルは旅好きには、とてもそそられるタイトル。しかも、電車旅なので、程よいスピード感が良かった。
    いわゆる旅ではなく、もうちょっと非日常な旅が描かれていて、ドラマティックなものが多い。
    好みだったのは、朝倉広景さんと君嶋彼方さん。
    誰かを追いかけて行く旅。したことはないけど、なんとなく憧れる。

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    2025年05月22日
  • 炭酸水と犬

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    ネタバレ

    彼氏の言動に苛々しながら読む場面もあったけど飽きることもなく最後まで読めた。
    途中からこうなるんだろうな、と言う展開が読めてしまったのが残念なところ。

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    2025年04月22日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

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    ネタバレ

    第三者から見れば別れた方がいいとわかってはいるものの、9年もの年月、30歳手前、彼のことを愛しているという現実が中々そうはさせてくれないよな〜。
    和佐は自分も同じ立場にならないと吹っ切れないんだな〜とことごとく呆れた。由麻はもし、真先くんが自分に思いが向いていなかったら、本当に別れるという選択ができたのだろうか?と少しモヤモヤしてしまった。結局、恋愛の穴埋めは恋愛になることに対して少し違和感を覚えたが、最後は不覚にもきゅんきゅんしてしまった。真先くんの対応が、1番納得できて報われて良かったかな〜と終わる1冊だった。
    私は馬鹿だから真先くんの気持ちに全く気づかず最後にハッとしてしまった笑。でも気

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    2025年04月16日
  • コーヒーの囚人

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    私自身、そして近しい友だちも(おそらく)経験したことがない恋愛の短編集でした。恋愛で切なくなる一歩手前、泥沼化しない恋愛、男女関係を生きている人もたくさんいるのでしょうね。好きなコーヒーを飲むことと同じように、男女関係が当たり前にあって、人生に花(?)を添えているっていいなぁと思いました。『隣のシーツは白い』のラストシーンで、梶井基次郎の『檸檬』を思い出し、現実はそんなカッコ良く終わらないよね〜と、共感、クスッとしました。
    人それぞれの人生を生きた気持ちになれるから、小説を読むのは、やめられない!です。

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    2025年04月09日
  • コーヒーの囚人

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    タイトルは表題作からとったものではあるが、人生の岐路に立つ市井の人々の傍らに必ずコーヒーが登場する短編集。

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    2025年03月11日
  • コーヒーの囚人

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    どの物語にも必ずコーヒーが登場するのだが、それはほっと癒してくれるものだったり、ほろ苦さを味わうものだったり様々で、何だか人生の難しさやもどかしさを表しているようだ。
     特に印象深かったのは「どこかの喫煙所で会いましょう」。恋人の兄が障害を抱えていると知り、結婚を躊躇する有沙の気持ちが理解できなくもないし、それを知って気持ちが冷めていく彼氏の気持ちも分かる。しかし一番心に残ったのは有沙の浮気相手である寿のセリフ。
     「人は誰しもリスクを背負って生きている」
     「他人の持つリスクに排他的でいれば、それはいずれ己にも降りかかってくるものだ」
     まさに、そのリスクに対応する努力をし続けることこそ人生

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    2025年03月08日
  • コーヒーの囚人

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    人生の転機となるような場面で、さりげなくコーヒーが出てくる短編集。
    コーヒー好きとしてはとっても心惹かれてしまう本。装丁の色味も好みで、グレーのニュアンスカラーが内容にもしっかりマッチしていると思う。
    登場人物に起こるハプニングは、自分の身にも起こりそうで、起こらないかな…という絶妙なバランス。
    (実際に起こったらイヤなのは間違いない。)
    何か思わぬことが起きた時に、落ち着いてゆっくりコーヒーを淹れてみるって、確かにちょっと冷静になって我に返るきっかけになりそうだと思った。

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    2025年03月04日
  • 苺飴には毒がある

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    女子の人間関係のあるあるが詰まった作品。
    毒友やその周囲の人とのドロドロとした関係性が文字でこんなにも表現できるものかと驚愕。
    自分自身人に気を遣いすぎるため主人公に感情移入して読めた。
    私も自分の感情に正直に生きてみたいと感じた。
    れいちゃん側の人間は著書を読んだらどのような感想を抱くのだろうか。

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    2025年01月04日
  • 炭酸水と犬

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    結婚を前にする人、恋に迷う人にはとても刺さる話ではないかなと思う。400ページがあっという間だった。
    今読んでる夏目漱石の作品が一部引用されててびっくりした。夏目漱石、改めて後世の文学にものすごい影響与えてるなと思うなどする。
    『こころ』の問いが自身の作品でもずっとテーマになってるような気がする。恋は、罪悪ですか。

    #2024 #2024年12月

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    2025年01月01日
  • コーヒーの囚人

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    ネタバレ

    感想
    経験しなくてもいいこと。なぜか降りかかってくる。悩みすぎて頭が痛い。ただのコーヒー。でも気分を換えたら見える景色も違う。解決するかも。

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    2024年12月09日
  • 炭酸水と犬

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    読み手がそんなに若くなくても(笑)解るわあって感じ(笑)
    ドラマの続きが気になるように読み耽った。
    こんなん普通別れるよなあと、思いながらもまあまあ別れられない心の葛藤。
    腐れ縁的な感覚。
    まあね
    私なら「彼女からは聞いたことのない音楽が聴こえるんだ」って、その言葉を聞いた時点で別れるけど(笑)
    この作家さん読んだのは初めてだけど、ライト小説かと思いきゃ、文学的な哲学的な理系的な深い言葉がずんとくる。
    「宇宙を彷徨う孤独な原子が結合すべき原子を見つけたような」
    それは一番幸せだ。


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    2024年12月08日
  • 苺飴には毒がある

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    自分自身が他人の顔色をうかがいすぎてしまうことがよくある。そのため、主人公の寿美子が、他人の思考を「先回り」して想像してしまうことで、頭という「水槽」の中をたくさんの言葉が泳いでしまい、言いたいことがまとまらなくなるという比喩の仕方はしっくりときた。

    また、友人であれ恋人であれ、その人だけに依存しすぎると、その人の感情の揺れ動きに大きな影響を受け、毒ともなり得る。
    栞のように、フラットな姿勢とほどよい距離感で付き合える友人が複数人いる関係性が理想なのだと思う。

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    2024年12月01日
  • 炭酸水と犬

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    ずっと読みたかった作品。
    文庫化をきっかけに手に取った。

    9年付き合っている同棲中の恋人とは結婚秒読みのはずだったのに…彼の告白で穏やかだった生活が崩れ去った。
    「もうひとり、彼女ができたんだ」

    隠れて浮気されるよりも、堂々と二股される方が辛いかも。
    彼の誠実なのか不誠実なのか、よく分からない言動全てに理解ができず、終盤までイライラしっぱなしだった。
    それなのに、この物語がどう決着するのかが気になって読む手が止まらなかった。

    終盤のあるシーンから、この2人の見方がガラッと変わった。
    無自覚な好意って時に残酷だな。

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    2024年11月20日
  • 炭酸水と犬

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    感想
    ありふれてるのかも。違いは告白されるかどうか。どうせなら墓場まで持っていけば良いのに。でもぶちまけられた。どう片付けるつもり?

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    2024年11月12日