砂村かいりのレビュー一覧

  • 炭酸水と犬

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    『アパートたまゆら』でキュン死させてもらいました砂村かいりさんのデビュー作。(どうやら『アパートたまゆら』と本作の二作同時受賞らしい、スゴイですね)

    『アパートたまゆら』が、ハニートーストにメープルシロップをかけた甘さと喩えるなら、本作『炭酸水と犬』は、ほろ苦いカラメルソースをたっぷりかけたプリンですかね。

    個人的には『アパートたまゆら』の純愛さがメガヒットしたので、『炭酸水と犬』の浮気や嫉妬でぐちゃぐちゃな感情が渦巻く作品は、ちょっと怒り疲れてしまいました(^_^;)

    さて、本作の予告編です。

    九年と、長い時間を恋人として暮らしている由麻と和佐は、一見すると幸せな恋人だが、九年という

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    2026年08月11日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    久しぶりに小説のアンソロジーが読みたくなって購入。

    一穂ミチさん、田中兆子さん、カツセマサヒコさんの短編が良かったけれど、あとは文章に深みを感じられずさーっと流してしまった。

    一穂ミチさんは短編が本当に上手で、限られた文字数の中で想像を膨らませさせるような文章が良かった。設定からしてもひねりがあって、やっぱり安定の一穂ミチさん。

    田中兆子さんの小説は初めて読んだけど、不機嫌で人をコントロールするタイプの女性の視点で描かれていてとても面白かった。どのように不機嫌な自分と言うものが出来上がるのか、不機嫌を撒き散らした後に回収できない自分のプライドの高さ、だけどそれを俯瞰的に見ている自分もいる

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    2026年07月03日
  • 苺飴には毒がある

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    友達が自分の前では普通なんだけど(どこか見下してる部分があるかも)陰でこそこそ悪口を言ってる最近でいうフレネミーなお話でした。こういう子いるな〜って感じです。

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    2026年06月17日
  • 飛距離の長い青春

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    うまくいく、というのは過去を見て、未来の自分が判断すべきこと。今はただ、全力でかけるのみ。
    そう思った作品。

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    2026年06月17日
  • 飛距離の長い青春

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    医者になるための予備校に通い始めた3人のそれぞれの青春。と言ってしまうと、それぞれが一生懸命に生きていることを高みの見物のように見ている感じになってしまう。でも、3人三様の苦しみを一緒にたどっていって読み終わった。千浩が二浪してしまったけれど、その苦しい勉強の2年で自分の家が病院だから、医者にならなくちゃではなく、医者になりたいと思うようになっていく。
     出会うはずのない3人が出会ったのも、予備校の帰りに倒れた人を手早く応急処置したことからだった。睦も千浩も医者の子どもとして、当たり前に学ばされていた処置。そして、お金持ちで成績が良いから医者でも受けようかなと受験して浪人になった耕平がその二人

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    2026年06月13日
  • 飛距離の長い青春

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    医学部に行きたい浪人生の話。
    3人の浪人生がそれぞれ良かったけど、
    性描写が多くて薦めにくい。
    10代ってこんなものか…
    それにしても医学の道へ進む人は
    すごいなと尊敬します。
    生まれ変わったら医者になりたいな。

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    2026年06月05日
  • アパートたまゆら

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    潔癖症の主人公がアパートの隣人に、恋をしてしまう話

    アパートに住んだことあるけど、隣人と話したことも全然なかったので、恋人や友達になれるの羨ましい

    主人公は潔癖症と言ってるけど、異性の隣人の部屋に泊まれるのすごい
    わたしなら…ホテルをとるかなあ、、
    他人の普段使ってるベットや、食器を使うのがあんまり得意ではなくて…
    この主人公以上にわたしは潔癖症なのか??笑

    久米がなんか可哀想だった
    なんていうか良いように利用された感あるなぁ。
    長年想ってくれてるのに
    素敵な人と出会えるといいな。

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    2026年06月03日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    どこか運命のボタンがひとつでも
    違うボタンホールにはいったら
    うまくいったのかもしれない

    自分にもそんな気持ちがあったなとか
    素直に好きと言えず
    過ぎてしまったなと
    思いながら読み進めました。

    いつまでも自分を好きでいてくれるわけではない
    自分の時間が「あの時」で止まっているだけで
    ほかの人の時間は動いている
    神様がくれたチャンスに気づかないとなと
    フッと思わせてくれました。
    チャンス逃しちゃだめですね☆

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    2026年06月02日
  • 飛距離の長い青春

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    青春の甘さとほろ苦さが、繊細に描かれた作品だった。

    開業医の後継ぎ息子・千浩、医師に憧れる真面目女子・睦、ノリで医学部を目指す資産家の息子・耕平。

    三人が出会ったのは、医学部受験専門の鳳緑予備校だ。

    救命救護をきっかけに距離が縮まり、いつしかかけがえのない関係になっていく。

    大学に合格すると、抑えていたものが弾けたように性格が変わった睦に驚き、女性関係にだらしない耕平にうんざりしつつも、千浩だけは終始ぶれずに誠実で魅力的だった。

    失敗も挫折も含めて、彼らの青春はまだ始まったばかり。
    物語の着地は、きっとこの先にある。

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    2026年05月29日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あまりにも切なく、共感だらけの恋物語だった…
    恋って本当に苦くて、キラキラしていなくて…リアルな世界観と言葉たちが胸にズキズキ刺さった。

    『感情旅行』 一穂ミチ
    ご近所さんで、早逝した蒔生。彼と結婚する可能性のあった主人公の華は、訳あって彼の息子千歳から旅行をお願いされ同行することに… 華の心の葛藤と、千歳の秘められた想いを、出雲の穏やかな大地が彩っているような作品だった。ラストシーンは一穂さんっぽい甘酸っぱく爽やかな感じで好きだな

    『独身の女王』 麻布競馬場
    ミドサー独身の私は「独身のカリスマ」を「教祖様」とあがめていたが、そのカリスマが結婚した。そんなカリスマや友人の影響を受け、私

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    2026年05月27日
  • アパートたまゆら

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    ネタバレ

    かわいかった!
    琴引さんがいつ紗世のこと好きになったのか分かんなかったけど、もだもだ恋愛好きなので読んでて楽しかった。

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    2026年05月25日
  • アパートたまゆら

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    紗子ちゃん…
    かんわゆい……♡

    タトゥー事件のやつ、すごく分かる…
    わたし自身も紗子ちゃんの気持ちになりながらめそめそしたり、きゅんきゅんしたり、生き生きしたり…

    結果2人が結ばれてくれて良かった…!

    潔癖症はわたしの周りに居ないので、紗子ちゃんを見ながら「なるほど〜」と思っていました。
    わたしはズボラなので、少しは紗子ちゃんを見倣って、きちんとうがい、手洗いをするようにします。笑

    最後の砂村かいりさんのあとがきもなんか良かったです。ほんわかして。普段、あとがきとか全然読まないんですけど、今回は珍しく読みました。
    ああ、だから砂村かいりさんなんだ〜、って、作者のことを少し知れるだけでも

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    2026年05月23日
  • へびつかい座の見えない夜

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    ネタバレ

    飛距離の長い青春を読んで気になって購入

    ミミスタでてきた
    やっぱりもう、何もかもめんどくさいんだ
    自分は変わることも変わらずにいることも選択できる。

    うなぎなう

    夫婦モドキ

    へびつかい座みたいに、あるのになかったことにされるのはもう、嫌なのだ。

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    2026年05月18日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    うまくいかない恋 アンソロジーなので
    どの短編も単純なハッピーエンドではない。
    けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。

    収録作は以下の8作品

    「感情旅行」・一穂ミチ
    「独身の女王」・麻布競馬場
    「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
    「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
    「不機嫌依存症」・田中兆子
    「出会い」・朝比奈あすか
    「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
    「となりの独り」・カツセマサヒコ

    私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
    「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
    スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩

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    2026年05月10日
  • 炭酸水と犬

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    他の人を好きになるのは仕方がないが、相手に対する配慮は考えるべき。素直に伝えることが必ずしもいいとは限らない。こんな彼氏は彼女に愛想をつかされて当然。もっとうまく立ち回れなかったのかな。

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    2026年05月01日
  • 炭酸水と犬

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    寝る前に携帯をいじっていると睡眠の質が悪くなるとよく聞くので、本を読むことにしているのだが、寝る前にこれを読み始めたところ、腹が立ちすぎて寝付けないという事態に陥った。

    9年一緒にいる彼氏から「もう一人彼女ができたんだ」と告げられるところから物語は始まる。

    隠さないで言ってくるだけ誠実なのか?と思いもしたが、わざわざ言ってくるということは本気の部分があるじゃん?本気じゃないなら言う必要性ないじゃん?と思った。
    そもそも相手のことが大切だったら、墓場まで持っていく。(まぁ浮気すんなってのは前提なんだけど人間って新しいものに惹かれるから、パートナーがいても他の人に惹かれるのは往々にしてあること

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    2026年04月28日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    相手の真意を理解する。
    相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
    そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
    相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
    無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
    少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。

    「恋は中央線」という言葉があった。
    中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
    でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
    同じ駅に何回着いたとしても新鮮を

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    2026年04月23日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    自業自得、傲慢、踏ん切りがつかないの?
    相手?自分?が好き?承認欲求?
    はっきり言えば、人には同じような経験があるかも
    なんとなく共感してしまうのは何故?

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    2026年04月09日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    一穂ミチさん目当てで読んだけど、他の方の作品もすごく読みやすいし、わかる、、、となった。

    個人的には、「振りかぶって、さよなら」の終わり方がすごく好き。
    てか、どれだけ会社でバリバリ働いとる人でも恋愛の悩みとかあるんよな〜と当たり前のことを改めて実感。

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    2026年04月07日
  • コーヒーの囚人

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    総じて、コーヒーのある風景の「ジレンマ」の話だな、と思った。巧みに人生のままならなさを描いているように感じた。

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    2026年03月21日