砂村かいりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本、まったくノーマークだったのだが、4月第1週の文庫ランキングで見て興味を惹かれ、レビューを見れば去年の夏頃フォローしている皆さんの間で盛り上がっていたのを知り、急ぎBOOKOFFで購入。
アパートの鍵を失くし部屋の前で困り果てていた紗子が、帰宅してきた隣人の琴引さんの好意に甘え彼の部屋に泊めてもらったところから始まる恋のお話。
本のタイトルに加え、帯に『王道の恋愛小説』とあったことから、なんとなく古風な物語と勝手に想像していたのだが、ドラマか劇画のような今風のお話だった。
琴引さんの気持ちが分からずひとりで盛り上がったり落ち込んだりする紗子の様子には昔も今もなく、恋する乙女のキュンと -
Posted by ブクログ
読んだことのないタイプの恋愛小説。
手放しで面白いとは言い切れないが、フワフワした気持ちになるため、いつの間にか終わってる感じ。主人公視点のみで描かれているため、1人の人生を俯瞰して見ることができる点は、恋愛小説ではなかなかないのかなと思い、とてもよかった。
主人公はストレートな言葉を伝える。それは終始一貫していた。ストレートな言葉を伝えることは、私自身の生活の中ではあまりやってこなかったこと。伝えにくい言葉はなんとなく例えてみたり、遠回しに伝えてみたりしているため、主人公のストレートさに違和感を覚えてしまったが、社会と戦っていくにはストレートさは十分に必要な要素だと感心した。
良くも悪くも軽 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2023/06/03予約 9
何なの、この話!と言いたくなる。
9年付き合った彼に好きな人がいると告げられる30歳間近の由麻。その彼、和佐(かずさ)には真先(まさき)という名の弟がいる。
理解不能な行動をとる和佐。
「もうひとり彼女ができた」
由麻と結婚したいと思うが、アサミも大切だ。と。
登場人物ほぼ全員キライ。
真先は誰から見てもステキで私なら早いうちに乗り換える。
大切な人の彼女だから、どうにもできない
という発言なんて、そのままじゃん!さっさと和佐を置いて出てよ!と何度も叫びたかった。
ここまで読者をイライラさせる文章を書ける、砂村かいり
という初読み作家、次の作品も読んでみたいと思