砂村かいりのレビュー一覧
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砂村かいりさん。
『あらすじが変わってる話を書く人』というイメージがあって気になっていたけど、今回初めて手に取ってみたら…。
文章もとても読みやすくて、期待していたよりもかなり面白かった!
自分の中高生時代も、れいちゃんみたいな子っていっぱいいたなー。
学生の頃って、『学校内の世界が全て』みたいなところがあるからキツかったな…。
れいちゃんが、散々主人公に嫌な思いさせて、時々気まぐれに無邪気に遊んだりイチゴ飴をくれるところが、DV彼氏が殴ったあと優しくしてるみたいなイメージで、傍から見ると(うわぁ)なのに、当事者はちょっと喜んじゃう感じもリアルだった。
色々あったけど、読後の後味は良くて -
Posted by ブクログ
《30代の恋愛は、人生と地続きだ》
とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を切り取った、人気作家さんたちによる「うまくいかない恋」がテーマのアンソロジーということで…
これはきっと30代は読みたくなるヤツ!
まだ一応30代の私もまんまと気になって手に取ったσ(´˘` )
♥「感情旅行」一穂ミチさん
葬儀って悲しみの場であると同時に、残された人の縁を繋ぎ直す場でもあるよな、と自分自身の経験も踏まえて改めて感じた。
過去の記憶、懐かしさ、言えなかった気持ちー…旅を通じて、心もあの頃へ。
そして、きっと旅をする前とは少し違う気持ちでいつもの日常に戻っていく。
あぁ、余 -
Posted by ブクログ
もう どれもこれも 痛すぎる。
痛いところ順番に押してくるアンソロジー。
圧倒的安定感 我らが一穂ミチ「感傷旅行」
そんな女子コミュニティ内部を覗かないで、
麻布競馬場「独身の女王」
カクヨム発 令和のOLも辛いわね、泣けそうだったわ、砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」
他者を食いつぶす寂しがりやはいかんね、
こざわたまこ「さみしがりやの恐竜たち」
昔は 仏の顔も三度までなんて言葉がありました、間に合うと良いね、田中兆子「不機嫌依存症」
出会いは恋愛だけでなし 仕事も良いよ
朝比奈あすか「出会い」
そうそう 正しい判断ですね、
千加野あい「振りかぶって、さよなら」
そうそう -
Posted by ブクログ
ネタバレ特殊な環境での青春
最後まで、先の展開が気になって一気に読んでしまった
最後は三人で会えたかな?
千浩:開業医の後継ぎ
浪人生。そんな不思議な生き物に、僕はなってしまった。高校生でも大学生でもない。不思議な身分。人生のエアポケットにすぽんとはまってしまったような、どうにも落ち着かない状態。
どこかで歪んでしまったものを直せないまま、あるいは環境のせいでその歪みにも気づけないまま、彼女(二瓶杏奈)はここまで生きてきたんだろう。しかし、だからと言って、自分に何ができたのだろう。医者の子という共通の境遇を持っているだけの僕に。
二浪目の春。宙づりにされているような落ち着かない日々を、