砂村かいりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
爽やかな炭酸系のタイトルに騙されて読み始めたらアラサーのドロドロした恋愛ものでした。すごく面白かったです。
「もうひとり、彼女ができたんだ」という不穏な台詞で始まる長編小説。突然の事態に理解が追いつかず、ただ唖然として時が過ぎる序盤と、テレビドラマのように次から次へと事件が勃発する中盤、感情が溢れ出す終盤とそれぞれ趣が異なっています。どの部分も面白く、グイグイ読ませてくれるのだけれど、圧倒的に序盤が面白かったです。
思いがけないアクシデントに遭遇した時、ドラマや映画のように即座に怒ったり泣いたり、相手を非難したり出来るものではありませんよね。ましてや9年も付き合って結婚も間近と思っていた恋 -
Posted by ブクログ
初めて知ることがたくさんでした。
このような題材の小説が最近多いということを、みなさんの感想を読んで知りました。
友だちが何人もバタバタと結婚し始め、焦りを感じる25歳。
結婚して一緒に安心できる場所を作りたい、でもその相手とセックスしたいとは思わない。
結婚したい人とセックスをしたい人がどうしても重ならない。
そんな私の考え方はちょっとおかしいのかなって思っていました。
私もきっとグレーゾーンの中の1人です。
それでも私は1人では生きていけないから、支え合える人に出会えるといいなと願います。
Have you imagined getting married to your fri -
Posted by ブクログ
ネタバレれいちゃんみたいな子っているよなぁ。
人を小馬鹿にして見下して、噂や陰口で周りの関心を引こうとする。馬鹿にする相手は選ぶ。卒業した今でこそ、「暇なの?」と一蹴できる強さも余裕もあるけれど、学生の頃はそうじゃなかった。女子高生の友達関係って、本当に難しい。常に誰かの視線を意識していると思う。例えば、教室移動の一瞬でさえ、誰かと一緒でないと後ろ指を刺されてしまうし、カースト上位の子に嫌われるとその波紋はクラス全体に広がってしまう。個人としてはその子のことが嫌いじゃなくても、一緒にいると周りからダサいと思われるからという理由で、みんなの前ではその子と仲良くしている素振りは見せないとかもある。
この -
Posted by ブクログ
ネタバレ「もう1人彼女ができた」
そもそも第一にこの一言が理解できない。
さも普通のことを言っているように見えて、正気じゃない。
この彼氏本当に狂っている…
と思っていたけど、彼女もおかしくないか?
9年も付き合っていたら長年付き合っている分、情があってこんな中途半端にしてしまうものなのか?
こういうことって普通にあるものなのか?
そんな違和感をずっと抱きながら読み進めていたら彼氏の弟という新しい違和感が。
結局そういう感じかよ。
人間の好き、嫌いという感情は特別なものなんかではなくて、至る所に溢れている。
恋愛ってありふれたものなんだよな。
美しいものであり、残酷なものでもあるんだよな。
モヤモ -
Posted by ブクログ
ネタバレ学生時代の「誰かと一緒に行動せず、1人でいるのはおかしい」という風潮が、自分自身も嫌だったなと思い出した。
思春期の、自分の性格を形成していく大切な時期に、自分に悪影響を与える人が近い存在なのは辛いなと感じた。
もし、れいちゃんが寿美子ちゃんの悪口を言わず、他の人達だけだったらまだ結末は変わったのかなと思うところもある。
寿美子ちゃんが、最終的に前向きに進めれて安心した。れいちゃんと縁が切れてよかった。
読みながら、自分の学生時代を思い返していた。思春期女子のドロっとした感情。自分にも似たような所があったのだろうなと反省もしつつ、寿美子ちゃんに共感しながら。
私も、寿美子ちゃんみたいに言い返せ -
Posted by ブクログ
たまには気分転換に恋愛小説もいいかも・・・
でもあんまりキラキラしたのは苦手だし、
現実離れし過ぎてるとモゾモゾするし、
でもたまにはあのキュンキュンを思い出したい!
という方にとってもオススメの王道恋愛小説。
私にとっては、物語の舞台が馴染みの地域だったのもツボにはまった。
いやぁ〜、後半辺りからずっーとムフフが止まりません。
ニヤニヤしながら読んでいるので、側から見ればさぞかし気持ち悪かっただろう。ある程度年齢を重ねているからこそ、手放しで全て受け入れて楽しめている可能性も高いですが・・・笑
素敵な幸せのお裾分けをいただいて、
過去の甘酸っぱい恋愛を思い出したりして、
多幸感に包まれ