新川帆立のレビュー一覧

  • 倒産続きの彼女

    購入済み

    彼女が転職するたび、その企業は必ず倒産する

    すでに3社、そして現社も危険で… というすごく魅力的な謎から始まる「殺社事件」を弁護士が追う

    前作『元彼の遺言状』とは主人公が違うのねと思いつつ、こっちの方が好きかも?

    緻密というよりはちょっと? いやかなり? 杜撰な感じもするし、動機と事件内容が会わない気もするけど

    「会社を殺す」という考え方はすごく面白い。もう少し他の作品も読んでみたくなる

    #ドキドキハラハラ #切ない

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    2024年01月27日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    亡くなった元彼の残した遺言状は「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な内容

    敏腕弁護士の元カノは依頼人と共謀し、巨額の遺産を手にしようと奔走する…

    彼はなぜそんな遺言を残したのか? 誰が彼を殺したのか? 気になって先をぐいぐい読んでしまう

    遺産を手にするには、遺族たちに「犯人」に指名してもらう必要がある。そのために何をどう主張するか? みたいな部分がすごく面白い。主人公の性格も良くて、彼女の話がもっと読みたくなるね

    #スカッとする #タメになる

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    2024年01月25日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    面白くて一気読みした。前作を読んでいるので、人物像はわかっているから、小勝負さんの人格がなぜそうなったかわかるエピソードが入っていて興味深かった。

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    2024年01月07日
  • 禁断の罠

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    文春文庫のアンソロは面白い!
    前作の「神様の罠」が好きだったので今回も購入。

    新川帆立「ヤツデの家」
    初読みだったけど読みやすかった。アンソロの最初のとっかかりに最適。内容も好みで二回読んだ。

    結城真一郎「大代行時代」
    こちらもまた初読み作者だったけど面白かった。ありえそうな話だ。
    こういう新入社員おるおる~。最後のオチもよかった。

    米澤穂信「供米」
    この話を読めただけで大収穫です。大好き米澤穂信。愛してる米澤穂信。
    3ヶ月ぶりに本を読んだんだけど、2023年最後にこのお話を読めてよかった。やっぱ本読むの大好きだ。
    最初読み始めたときは「うわっ苦手な歴史ものだ!」と若干引いたものの、あれ

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    2024年01月05日
  • 先祖探偵

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    絶賛したくなる面白さでした。戸籍にまつわるミステリー、こんなに書けるものだとは。新川帆立さんの新境地といって良いのでは。

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    2023年12月02日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    ネタバレ

    «置かれた状況でやるべきことをやる»
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    霞ヶ関の職員から立場が変わり、新天地九州で奮闘する白熊さんの姿に、今回も元気を貰いました。

    主人公の成長に焦点を当てた作品は沢山あるものの、今作のように立場の変化とともに考え方が変化していく様を描いた作品はなかなか無いように思うので新鮮でした。
    私自身パワハラおじさん・おばさんは好きになれないなとは思いますが、自分が苦手な人達も、それぞれの立場の中で奮闘しているのかと思うと、なんだか親近感を覚えるような、温かい気持ちになるような、そんな気がします。
    置かれた立場の中で、精一杯自分なりに真っ当に生きようとすること、正義を貫き通そうとす

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    2023年10月23日
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル― 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    予想を上回る展開

    わりとゴタゴタしそうなテーマにおいて、独創性ある雰囲気で話が進むというシチュエーションが面白かったです。松岡の考え方は、相談者の予想の上を一回りも二回りも越えているような印象を受けました。現代社会において家族関係などに悩んでいる人も多い今、こういった考え方も必要なのかもしれないと思いました。

    #タメになる #シュール

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    2023年08月01日
  • 競争の番人 内偵の王子

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     公正取引委員会の女性審査官の活躍を描くお仕事ミステリー。シリーズ2作目。
              ◇
     公取委審査官6年目の白熊楓。新年度を迎え九州事務所へ異動を命じられた。
     深く考えることなく着任した白熊だが、東京本局とはまったく違う地方勤務の難しさに直面する。

     まず、楓が配属された部署が前任者の離職が相次ぐといういわくのあるところ。けれどそこは、内偵のエースと言われる常盤審査官が在籍する、支局の中枢とも言える部署でもあった。

     地域性なのか東京本局とは違う雰囲気に戸惑うものの、持ち前のファイトと真面目さで呉服業界の内偵に乗り出す楓だったが……。
       ( 第1章「地方事務所」)※全

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    2023年04月30日
  • 競争の番人

    ネタバレ 購入済み

    個人的に、とても読みやすかった。
    最後はもっと違うものを期待していたが、まぁ社会人とはそんなものかと白熊ちゃんの今後に思いを馳せた。

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    2022年09月28日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    濃いキャラでつかまれて、しっかり伏線回収されて後味もスッキリ!
    また、細部は作者ご本人も弁護士さんという事でリアリティが出ているのかなと感じました。サクッと読めてしかもめちゃ面白いですね!

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    2021年03月02日
  • 元彼の遺言状

    ネタバレ 購入済み

    スッキリした

    久しぶりに気持ちよく読めた。
    いろんな伏線の回収の仕方が見事だなと思った。
    主人公が最初はきついなぁ〜と思っていても、読み終えるととても好きになってしまうような人物像でもう一度読みたくなった。
    ずっと気になっていた小説だったけど購入して正解だった。

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    2021年04月09日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    楽しめるミステリーだった!

    久しぶりにミステリーが読みたくなって、このミス大賞ということで読んでみたけど、スピード感とか主人公の魅力とか、とっても私好み。最後まで楽しめた。この主人公の作品また読みたいな〜。

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    2021年02月10日
  • 目には目を

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    ネタバレ

    少年院で暮らした6人のうち
    1人が殺され、残り5人の誰が密告したのか?
    これ考えながら読むのが楽しいんだけど
    誰が誰やら、わからんなりかけ…
    また戻って確認しながら読んだ

    ま、それも楽しかった

    目には目を
    この考え方に賛成 というか
    納得できてしまう私
    田村美雪の裁判時の発言に
    すごく共感
    子供殺されたら、私もこう考えるやろなぁ
    復讐を実行できるかは分からんけど
    言ってる内容は、すごく理解できる

    だからその後の仮谷さんの考え方や行動は、
    なんか違うと思ってしまった

    そもそも息子の色んなことを
    見て見ぬふりしてた事が
    なんか腹立つ

    まぁ、最後の「違う形での復讐」は
    納得できる終わりやっ

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    2025年12月21日
  • 女の国会

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    読みやすく、とても勉強になった。
    女性に限ったことではなく、性別によって生きづらさを感じる場面は日常的にあるだろう。
    だが、政治という特殊な世界で女性が生き残るにはあまりにもたくさんの壁がありすぎる。
    日本初の女性首相が誕生した今だからこそ、さらに読んでよかったと思えた。

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    2025年12月19日
  • 元彼の遺言状

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    全然共感できねえ主人公だ!ってイヤイヤしながら読み始めたのだけど、内面描写が丁寧で、まあそういう思考回路の人もいるか…… くらいの受け入れは最終的にできた。犯人当てミステリというより、次々起こるイベントを楽しむサスペンスみたいな感じ。

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    2025年12月18日
  • 女の国会

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     この物語では、たくさんの女性が出てくる。そして、彼女たちは常に心の底で見えない怒りの炎を燃やしている。本の中からその炎の強さを訴えてくるように感じた。彼女らは強い。そして、心の底からカッコいいと感じた。私の身近にいる人でもきっと心に炎を燃やすカッコいい女性がいるのだろうと思った。私はその人達に対して、尊敬の念を抱き続けたいと思う。
     

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    2025年12月17日
  • 女の国会

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    せっかく日本初の女性総理大臣が誕生したのだから、この機会に読もうと。文章はとても読みやすく、するする内容が入ってくるし、政治の物語だけど難しい単語もなく、起承転結もあり、登場人物は皆キャラが立っていて、おもしろい。政治の物語だから抵抗が強いかなと思っていたがそんなことはない。

    いまだからこそ、わかるものがある。高齢男性に媚びなきゃならない空気、同じ女性の男性に対する振る舞いの嫌悪感、割りを食っているのに誰からも助けてもらえない喪失感。きっと女性男性に限らず、そんな思いを抱えることもあるし、いまの時代、昔に比べればずいぶん風通しはよくなったはず。

    それでも政治という男性社会に身を投じれば理不

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    2025年12月16日
  • ひまわり

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    人が好きで商社で働いていたひまりは出張帰りに事故に巻き込まれ四肢麻痺となり弁護士となる

    元の職場復帰を目指すがそれは断念

    様々な周りの人の力を借りたり同じ病室となった人の話を聞いたりして自宅での生活を送る

    体が動かず24時間サポートが必要だが障がい者であっても働けるし恋愛もできる

    前例がないのならば話落とし所を見つけ前例を作る

    言葉は最後の希望

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    2025年12月15日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    新川帆立さんは「女の国会」を読んでいたが、エッセイは初。とっても楽しい方で、あたりまえだけど文章表現も多才。スッとはいってくる分かりやすさと小気味よさが魅力だ!
    好きなものは好きなのだ!バーキン手に入るといいな✨

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    2025年12月15日
  • 元彼の遺言状

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    展開も早くテンポよく読むことができた。
    麗子のキャラクターは好き嫌いがわかれそうだけど、自分にはあっているようで読んでいて、麗子のズケズケ物を言う性格に清々しい気持ちになった。
    頭を使いすぎることもないけど、ちゃんと満足感がある、バランスのいい作品だと思った。

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    2025年12月14日