新川帆立のレビュー一覧
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文春文庫のアンソロは面白い!
前作の「神様の罠」が好きだったので今回も購入。
新川帆立「ヤツデの家」
初読みだったけど読みやすかった。アンソロの最初のとっかかりに最適。内容も好みで二回読んだ。
結城真一郎「大代行時代」
こちらもまた初読み作者だったけど面白かった。ありえそうな話だ。
こういう新入社員おるおる~。最後のオチもよかった。
米澤穂信「供米」
この話を読めただけで大収穫です。大好き米澤穂信。愛してる米澤穂信。
3ヶ月ぶりに本を読んだんだけど、2023年最後にこのお話を読めてよかった。やっぱ本読むの大好きだ。
最初読み始めたときは「うわっ苦手な歴史ものだ!」と若干引いたものの、あれ -
Posted by ブクログ
公正取引委員会の女性審査官の活躍を描くお仕事ミステリー。シリーズ2作目。
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公取委審査官6年目の白熊楓。新年度を迎え九州事務所へ異動を命じられた。
深く考えることなく着任した白熊だが、東京本局とはまったく違う地方勤務の難しさに直面する。
まず、楓が配属された部署が前任者の離職が相次ぐといういわくのあるところ。けれどそこは、内偵のエースと言われる常盤審査官が在籍する、支局の中枢とも言える部署でもあった。
地域性なのか東京本局とは違う雰囲気に戸惑うものの、持ち前のファイトと真面目さで呉服業界の内偵に乗り出す楓だったが……。
( 第1章「地方事務所」)※全 -
購入済み
濃いキャラでつかまれて、しっかり伏線回収されて後味もスッキリ!
また、細部は作者ご本人も弁護士さんという事でリアリティが出ているのかなと感じました。サクッと読めてしかもめちゃ面白いですね! -
ネタバレ 購入済み
スッキリした
久しぶりに気持ちよく読めた。
いろんな伏線の回収の仕方が見事だなと思った。
主人公が最初はきついなぁ〜と思っていても、読み終えるととても好きになってしまうような人物像でもう一度読みたくなった。
ずっと気になっていた小説だったけど購入して正解だった。 -
購入済み
楽しめるミステリーだった!
久しぶりにミステリーが読みたくなって、このミス大賞ということで読んでみたけど、スピード感とか主人公の魅力とか、とっても私好み。最後まで楽しめた。この主人公の作品また読みたいな〜。
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作者の元彼の遺言状が面白かったので、どんな内容なのか確認せずに読み始めた。ある議員の死因を巡るミステリで、二転三転する内容がとても面白かった。
性同一障害や政治やメディアでの女性の立場の弱さなど現代社会の問題を扱っているが、登場人物たちの気っ風のよさであまり重く考えずに知識をインプットできた。
いま同時に読んでいるのが、朝井リョウのインザメガチャーチで、あちらも現代社会問題も扱っているが、面白いけれど読んでいると気が滅入ってくるので、この本の読みやすさを一層感じた。
この本を読むと少し政治についてプラスの意味で関心を持つことができた。どこまで本当かわからないが、政治家たちも権力闘争してるだけの -
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性同一性障害特例法案を通すことに失敗した国会議員朝沼佑子の自殺をきっかけに、ライバル議員ながらも法案成立に向けて協力してきた高月薫、高月の秘書である沢村明美、女性記者である和田山怜奈、朝沼の議席を継いで国政参加を目指す地方議員の間橋みゆきが浅沼の死に隠された真実を追うストーリー。
ミステリーとしての面白さは勿論ありつつ、様々な職業・立場・年齢の女性たちの視点で物語が進み、女性であるが故に受ける苦しみがリアルに描かれています。
女だから男よりも働けないと否定され、女を捨てたら愛嬌がないと苦言を呈され、普通にしていても女を使って仕事をしてると足を引っ張られる。
女性は誰しも経験があるのではない -
Posted by ブクログ
性転換とか性同一性障害とかもうお腹いっぱいだし、それぞれがそれぞれの人生を生きてるだから、そっとしておけよ。と朝井リョウの「正欲」とか当事者でも無いくせにウザすぎて読んでて腹が立つ小説もある中で、本作品はそこをサラッとエンタメ小説の設定として最後までそっとしておいてくれていて、スルスルと読みやすかったかな。
女性の苦労が題材なんだけど、作者自身がそれらをモノともせず(実際は本作品のように女性だからという苦労はあったのだろうけど)活躍されてきたんだろうな?というのが本作に表れているのかいないのか?単なる読者の私には分かりませんが、凄く読みやすいエンタメ小説でした!
「競争の番人」でもおんなじ感想 -
Posted by ブクログ
主人公は、ご先祖様を調べる「先祖探偵」。家系調査を請け負う一方で、本人は両親のことはもちろん、本名すらわからないという複雑な出自を抱えている。
調査では、戸籍をたどり、本籍地での聞き込みや菩提寺の過去帳を調べながら、先祖を遡れるところまで探っていく。その過程は実際の家系調査にも通じるものがあり、とても興味深かった。
一方で、さまざまな事情から出生届が提出されず、戸籍を持たない人々の存在にも触れられる。戸籍がなければ義務教育すら受けられない場合があるという現実には、改めて考えさせられた。
私自身も家系調査をした経験があるので、身近に感じられる題材だった。