新川帆立のレビュー一覧
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事故により頚椎を損傷した主人公、ひまりが、弁護士になるまで。
すごく前向きな話だし、感動もしました。
諦めず努力する主人公に共感して、応援する気持ちになりました。
でも、当たり前ですけど、やっぱりこれはファンタジーだなー、ええ、当たり前ですけど!!!
そもそもの主人公のスペックがすごい。
総合商社に勤めて、英語とイタリア語が普通に喋れる?他業者との法的な折衝も経験してる?
あと、住まいが東京なのももうね、恵まれてる。
障害にも様々な種類がありますよね。この主人公は、知的には何の影響のない、重度身体障害者ですね。
頚椎損傷からの四肢麻痺は、生きていくだけでも大変な状況だと想像するだけ -
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ネタバレ復讐と贖罪
このふたつについて考えさせられる。考えてわかるような問題では無いけれど、考える意味はあると思いました。
どうしても被害者の母親観点になりがちでしたので、復讐という考え方が近かった。特に「のうのうと生きている」というのは許し難いでしょう。ではどうすれば贖罪として捉えられるかも人それぞれとはいえ悔恨の意識が伝わらないとやりきれない。そんなことを思いながら、自分が生きていくことや子供を育てることの怖さ・大変さを思いました。今ここで自分たちが色々ありながらも平穏と言っていい状況にあることに感謝?ありがたさ?を感じました。
少年法についても様々な議論がされていますが、雨宮くんのような人がまた -
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私の好きな作家さん、新川帆立さんの新シリーズ作品!
法律関係のミステリーが多かった新川さんが魔法ファンタジーの小説??!!と新刊情報を聞いた時にはびっくりしつつ、大丈夫かな?面白いのかな?と余計な心配も・笑
読んでみたら、本当に余計な心配で・笑
めちゃくちゃ面白かったです!
しかもちゃんと得意分野の契約書を盛り込んでて、
法律家ならではの作品だと感嘆しました。
あらすじは...
魔力0だけどその他のすべてにおいては完璧な女子であり、修道院出身の椿が、修道院を救うためひょんなことから魔法律界のトップに君座する条ヶ崎家の息子であり、魔法の天才であるマリスの執事として男装して務める話
なんだけ -
Posted by ブクログ
目の見えない方が精神科医になった本もあるが、脊椎損傷後に弁護士を目指すひまりのお話
まず 試験を受けられる条件や持ち込めるもの決まりを、前例なしを変えなければいけないとは
「交渉が全て」と信頼できる講師の先生のアドバイスをもとにして ひまりは諦めない
こういう状況下で 本人はもとより 母親の対処が難しいと思う 傷ついているだろうと腫れ物に触るように扱うのも違うし かと言って 甘えてないで挑戦しなさいなんて 大変な身体を見て言うこともできないし。
ヘルパーのヒカルちゃんがいてくれてひまりはどれだけ救いか
試験にプリンターを2台持ち込んで臨むなんて ひまりの強靭な忍耐力や精神力には感服す -
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離婚専門弁護士の松岡紬を主人公にした全5話の短篇。
1話は夫の不貞とモラハラから離婚を決意する専業主婦・聡美の視点で始まり、聡美が紬の協力によって離婚成立、紬の事務所で働くことになるところまで。2話は紬に協力する探偵の出雲の視点、3話は紬の父親・玄太郎、4話は紬と語り手が変わっていく。5話では再び聡美視点に戻り、最低夫も再登場し1話の続編的なストーリーになっている。
各話、離婚を希望するゲストがいて、ゲストたちの事情はちょっとした捻りもあって面白い。また紬が中学生の頃に母と別れていたこと、幼馴染の紬と出雲の関係など、過去のエピソードが切なくほんのりアクセントになっているのもよかった。 -
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魔法律学校の麗人執事シリーズ3作目
メフィストフェレスという最強最悪の悪魔を知らずに持っている野々宮椿。そしてこれまで封印されていたけれど彼女が持つという事実を知って、使用人にした条ヶ崎マリオ(マリスの父)。これからどう動くか楽しみな大局の中、今回は夏の無人島合宿イベント発生です。お風呂とか、水着とかどうするんだろう?と思ったけど、そこは結構新しい発想で乗り越えてきた感があって面白かったです。なるほど!って思ったのと、それは強い人にも万能なのか?とか、普段からいろんなことがそれで万事okなのでは?とか突っ込み要素あったりとか。でもスルーして楽しむ派なので、大丈夫です。
今回は特権階級以外の人間