新川帆立のレビュー一覧

  • 東大に名探偵はいない
    面白い視点でのアンソロジー?だった。時代背景がくっきりと分かるようなものから、もしかするとこれだけで1冊の本として独立出来るのでは?などと思う物もあった。
  • 元彼の遺言状
    最初の設定がぶっ飛びすぎてて、それを受け入れられるかで楽しめるか決まってくると思う
    僕はそんな遺言あるかいなと思ってしまった
    しかしさすがこのミステリーがすごい!大賞作品
    これ以降このミス作品にハマっていく予感
  • 東大に名探偵はいない
    東大出身の作家達によるミステリー短編集。
    どれも主人公が東大出身者や現役生だったりととことん東大にこだわっている。
    それぞれの作家たちの色が出ていて面白かった。
  • 令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
    「動物裁判」★★★
    「自家醸造の女」★★★
    「シレーナの大冒険」★★★
    「健康なまま死んでくれ」★★★
    「最後のYUKICHI」★★★★
    「接待麻雀士」★★★
  • 令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
    新川さんの作品は読みつくしている私。
    こちらも例にもれず、きちんと読みました。

    私としては初の新川さんの短編集。
    正直にめちゃくちゃ面白い!というのはなかったのですが、
    発想がスゴイなと感心しまくりでした。

    未来に出てきそうな、今現在で叫ばれている色んなことを行き過ぎた感じで発展させた物語たち。...続きを読む
  • 競争の番人 内偵の王子
    面白かった。
    でも、織物業界の構造が覚えられず、読み飛ばす箇所もあったのが残念。ちゃんと説明はされていたので読み返せばいいのだけど、そこまでしなくていいか、となってしまった。
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編
    デビューしてからハイペースで本を出している筆者の初のエッセイ。
    バッグが好きでコーチやエルメス、シャネル等のバッグについて語ってくれる。ハイブランドのバッグを持つことについても熱く語る。バッグは持っている人そのものをあらわすのかぁ…私は結構バッグの扱いは粗雑だ。大事にしなきゃなと思っているが、なかな...続きを読む
  • 競争の番人
    先にドラマ見てから読んだ。先祖探偵とか、あまりそこにスポットあてる?!っていう仕事からのストーリーが面白い。
  • 元彼の遺言状
    最初は鼻につく感じだった主人公も、徐々にそのアクの強さにも慣れて、憎めなくなってきた笑 登場人物が入り乱れ、ちょっとついていけない部分もあったりだとか、少し拙い書き方の部分とかもあったけど、何より設定が斬新だし一気読みしてしまった。

    テレビシリーズは見てないけど、チラッと確認したところ、銀治さんは...続きを読む
  • 競争の番人
    公正取引委員会がミステリーになるなんて斬新。
    今まで公正取引委員会を意識したことなんてなかったので、実務がよく分かる。
    刑事になるのは難しいだろうけど、公正取引委員会の職員として捜査(調査)することは私でもできそう。(失礼!)
    20年前に読んでいたら就職先として検討していたかもね!

    公正な取引のた...続きを読む
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編
    著者の一本筋の通った、ちゃきちゃきとした考え方が好きになった。外野からなんと言われようと、「うるせー!」と跳ね飛ばし、自分の進みたい道に進むべき!という心強いエールをもらえる。
    仕事に疲れた頭にも読みやすく、とても面白かった。
  • 元彼の遺言状

    「キャラ立ち」を意識されていることもあり、キャラクターに魅力があり、今後のシリーズが楽しみ。
    タイトルやイントロの掴みの強さが素晴らし過ぎるのですが、読み進めると「普通」。勝手ながら、弁護士であることがもっと活きたストーリーを想像していました。
  • 令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
    架空の日本や世界のパラレルワールドのような世界での、トンデモ法律によって浮かび上がる、法律に基づいた正しい社会でのお話し6話。どれも、ブラックでシュール、一つ間違うと本当にありそうな物語もあって恐ろしい。
  • 競争の番人 内偵の王子
    あまり知られる事の無い公正取引委員会のお仕事話第二弾。どんな話だったか、あーあーそんな人いたねーと思い出しつつ読んだ。
    業界の闇や地方の脱却できない因習でがんじがらめの人々、面白いようだが盛り込み過ぎ?途中から急に話しご都合良く進み過ぎて速足過ぎて、事件の規模に対して犯人の動機が弱すぎかな?
  • 東大に名探偵はいない
    フィクションなんたろうけど、それぞれの作家さんの東大生ライフがいくらか反映されてるのかな?と邪推しながら読みました。
    ミステリーとしてだけでなく、
    大学生の自由さや、先のわからない不安感。
    「東大生あるある」みたいなあれこれが興味深かったです。
  • 東大に名探偵はいない
    実在の事件や出来事、「○○効果」みたいな知識も話の中に交えながら描かれていて、「さすが東大出身(?)」といえるような作品ばかり。東大のキャンパス、その周辺、東大に絡む多くの登場人物。東大に縁が深い人だったらもっと親近感みたいなものをもって読めるのだろうか。

    可もなく不可もない短編集。「いちおう東大...続きを読む
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編
    デビュー作から大ヒットを飛ばした著者。有隣堂のYouTubeで見て興味を持ちましたが、楽しいお人柄。バッグへの愛情の深さに脱帽。エルメスのバーキンに著者が出会ったらどうなっちゃうのかな。デビューからまだそんなに経ってないのに多作の印象の著者、そういう理由があったのか。これからも私たち読者を楽しませて...続きを読む
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編
    どうみてもタイトルは向田邦子先生のパクリだが、当然ながら内容は比べるまでもなく。がエッセーだということはわかる。流石売れっ子作家だけあって文章は面白いし、自分の気になっていることを率直に書いてあるのだが奥行に乏しいのも確か。勿論小説家さんなので本業勝負で良くて、片手間エッセーの出来をどうこう言うつも...続きを読む
  • 東大に名探偵はいない
    東京大学出身6人のアンソロジー。
    6人中5人はわかるけど、浅野さんて?
    と説明を読んだら現役東大生だった!え?在学中?すごい。
    伊与原さんの話が1番好き。
    新川さんの話は、もうすごい!
    東大生あるあるが散りばめられていて、どれも、面白かった。
  • 競争の番人 内偵の王子
    失禁してしいパニックになった清さん。
    辛かっただろうなぁ~。

    「行きましょう」
    白熊は清に腕を差し出した。清の骨ばった手が白熊の腕をつかむ。
    清が口を開いた。「二人とも、ありがとさん
    身体の芯から力が湧いてきた。
    清を支えながら、ゆっくりと立ち上がった。


    お年寄りに寄り添える人って、想像力のあ...続きを読む