新川帆立のレビュー一覧
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購入済み
軽く読めるミステリーで、テンポも良く面白かったです。馴染みのない法律用語が出ても分かりやすくストーリーが進んでいき、また少しずつ麗子のキャラも軟化し高飛車なはずが最後は可愛く感じられました。個人的のはもう少し重めのミステリーが好みなので星4つです。
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購入済み
主人公のキャラが強烈すぎ
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という謎の遺言状を残して元カレが死んでいた。それだけでも充分ミステリー性が高く読む気をそそられる。そこに主人公の強烈すぎるキャラが炸裂する。元カノで弁護士の剣持麗子は指輪の値段が安いという理由でプロポーズをはねのけてしまうほどの金の亡者。元カレの死の真相よりも彼女の狙いは数百億円の遺産。犯人なんか誰だっていいというクールな女性。いくら美人でもかなりドン引きしてしまう女性なのだが、最後には意外な一面が見えてきて、結局は彼女に魅了されてしまう。さわやかなミステリーだった。
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購入済み
元彼の遺言状
このミス大賞受賞作。
遺産相続ものなので登場人物は多いのですが、主要人物はしっかりとキャラが立っていて魅力的でした。
とにかく勢いがあり、ハードボイルドのようになったところは笑ってしまいました。
有隣堂のYouTubeで作者がこの作品について話しているのですが、すべて計算づくで書かれているようで大変頭の良い方なのだと思いました。 -
購入済み
軽く読めます!
話題の方なのと、試し読みをしてとりあえず謎を解きたかったので購入しました。登場人物が結構多かったものの、真相がわからないままなのは嫌なので一気読み。1つ納得いかない伏線の回収はありましたが、他はスッキリ。ラストは一応ほっこり。
主人公のこれからに期待したくなります。
割とスピード感もあり、読みにくさがなかったのもよかったです。 -
Posted by ブクログ
カタカナ4文字で表される6パターンの男性の恋愛話、なのかどうかよく分からないものも含めた6人の物語。ちなみに自称が俺なのは1話のハイスペと6話のオレサマの2名のみ。6名の年齢は19-49歳、平均30.7歳(中央値28.5歳)職業バラバラ、収入バラバラ。誰一人付き合いたいと思える男はいない(付き合ってくれと言われる気もしないが)
デフォルメされたコミカルな男たちの恋バナ。表紙は一話のハイスペ君か。まさにこんな感じの男子。
▷以下一部内容に触れます
ハイスペ
高学歴高収入、ハイスペであることを自覚し不遜な29歳。意外にも自らの態度を反省し、謝罪できる素直な男である。
スカブラ
スカブラ(そんな言葉があるんだ)で人生をやり過ごそうとすることには嫌悪感しかないが、それを受け入れられているなら良いのか。ただし今作のスカブラ君は面倒を見てくれている女性を選ばない。スカブラにそんな権利があるのか⁈
スパダリ
これは‥ただの金持ちのボンボンなのでは‥その金の使い方は自分で稼いでからにしてくれ‥
イケオジ
妻を亡くした医師。妻は控えめでおとなしいだけではなく、戦略的にその道を選んだ女性だったが、そこを含めて大好きだった。猫も飼えたら良かったのにね。
ハングレ
金のために近づいた女性に手を出す大学生。ハングレはその女性の父親。この父は彼より一枚も二枚も上手だが、彼も強か。娘に対してはそれなりに情に絆されたらしい。
オレサマ
一番好きなのは自分。才能と自信を持て余し、自分でも扱いかねている。自分より愛せる者が存在しない孤高の男。女性の存在は必要ではないが、いてくれるなら今の彼女が良い。これはこれで、許容できるならありなのかも?? -
Posted by ブクログ
第38回「山本周五郎賞」受賞
選挙に弱い政治家は、
誰かの言いなりになるしかない。
だからーー。
強くなりたい。
国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治✕大逆転ミステリ!
野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。
敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。
「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」
死の前日の朝沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。
だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。
朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛メインの物語はどうしても女性視点が多いので、男性視点の物語でなお、彼女が大好き!!!みたいな内容だけではないのがとても新鮮でした。
わたしは全部読み終えてもなお、1番最初のハイスペが強烈に印象に残りました。
あるあるな「勘違い男」かと思いきや、
自分の非を認めることができる男。
誹謗中傷(?)されても、彼女に危険が及んでいると知ると手助けできる。なにより教養がある。たぶんちょっと面倒くさい人ではある気がするのですが、すごく良い人だと思いました。
彼の良さに気づくとハマる…!と思います。
個人的に好きなのは、p.46で勧酒の一句を尊がいい、ミクが句をつなぐシーン。
教養ってこのためにある!!こういうため!!!!!
私は恥ずかしながら漢詩に詳しくないのですが、この一句を言えてそれを返せるって本当にもう素晴らしいことだと感じました。
この本を読んだ人の間で流行ったらいいのに…とも思います。
ファンタジーの次は、恋愛小説集で何から何まで書ける新川帆立さん。凄すぎます。