新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普通(?)の庶民の女の子が、魔力が全ての貴族社会の御曹司や令嬢ばかりが通う魔法律学校に、男装して通うことになって、という特別目新しい設定ではない
(と思う)ものの、新川さんの文章力に引き込まれていきます。
魔法律学校のなかでも最たる能力をもつ条ヶ崎マリス、その執事として男装して付き従う野々宮椿のやり取りがとても楽しい。
マリスの他にも、魅力のある生徒たちが沢山出てくるけれど、その誰もが実は他の人には知られたくない疵を抱えていて、それに椿が学園生活をおくりながら絡んでいく様が面白い。
男にも女にも好意をもたれてしまう椿だけど、俺様気質のマリスは一筋縄では行かず、それでいてマリスがどんどん椿を大事 -
Posted by ブクログ
離婚専門弁護士の松岡紬を主人公にした全5話の短篇。
1話は夫の不貞とモラハラから離婚を決意する専業主婦・聡美の視点で始まり、聡美が紬の協力によって離婚成立、紬の事務所で働くことになるところまで。2話は紬に協力する探偵の出雲の視点、3話は紬の父親・玄太郎、4話は紬と語り手が変わっていく。5話では再び聡美視点に戻り、最低夫も再登場し1話の続編的なストーリーになっている。
各話、離婚を希望するゲストがいて、ゲストたちの事情はちょっとした捻りもあって面白い。また紬が中学生の頃に母と別れていたこと、幼馴染の紬と出雲の関係など、過去のエピソードが切なくほんのりアクセントになっているのもよかった。 -
Posted by ブクログ
第3弾!
重たいの続いたので、少し解放〜(^_^)v
まだ、残ってけど…(^◇^;)
一応、5話に分かれてるけど、続いてる!
各話で、関係なく人死ぬって感じ。
解説読むと、テレビドラマの「元彼の遺言状」で、同名の小説は、2話で消化して、この作品に移行したみたい。
(ドラマちょい見したぐらいで、憶えてませ〜んw)
しかし、弁護士さん、忙し過ぎる。普通に午前様、何なら完徹って…
こんなの続けてたら、体壊すで!
出来るの若い時だけ〜
土日なしで、終電で帰って、休みなく働いたのは最長3か月ぐらいはあるけど。あんまり、徹夜はしない。次の日、もたないし。
元彼の時に引き取った弁護士さんの案件に振り -
Posted by ブクログ
すごく良かったです。
新川帆立さんの作品は本当にハズレがなくて、すごいなぁと思います。
本作は、先祖を調べることを専門にした探偵が主人公の連作短編集です。実は主人公は5歳のときに母親から捨てられており、自分の出自を知りたくてこの仕事をしているという経緯があります。
最初の依頼は、わざわざ宮崎県から110歳の曾祖父を表彰したいという問い合わせがあったことをきっかけに依頼者の曾祖父を探すというミステリ的なお話です。ホラーっぽい話や社会派な話までバラエティに富んでいてとても面白かったです。
主人公が捨てられた経緯や両親については、想像以上に重く悲しい理由でした。政治の犠牲になった人々がいたことを私 -
Posted by ブクログ
ネタバレ白熊ちゃんはとても感情を素直に出すから、いろんな不満や悲しみがダイレクトに伝わる
人間関係ってふとしたことで良くも悪くもなるから、仕事におけるそれはとても大事だなと思った
当たり前に同じことを目指せる職場ってありがたいものなんだなと思った
常盤くんは個人的には好き
目的のために手段を選ばなさすぎるけど、彼の中では起こってしまったことを最大限自分のために利用しただけなのかなーとか考えてしまった
でも、それを受け入れられないのも、受け入れたらいけないこともわかる気がする
人の人生を自己責任という言い訳をして狂わせているように感じた