新川帆立のレビュー一覧

  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    ネタバレ

    頼む、寝てくれ。っていうのが全編読んでて思ったこと。
    まぁ寝てる時もあるんだろうけど、話が寝てないところばかりなので、フィクションとはいえ心配になってくる。
    話の方は、いいところで終わってしまった。
    これ、絶対続きあるやつだよね?あっててほしい。
    追いかけても暴行罪が成立するのには驚いた。覚えておこう。

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    2024年09月25日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    ネタバレ

    前作に引き続き、気楽に読みました。

    改めて著者の紹介を読んだら、1991年生まれ、あら、この方も私より年下!アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身ガーン東大法学部卒。その後弁護士として勤務。




    すごっ


    だから私には「元彼の遺言状」難しかったのかなぁ。エッセイは楽しく読めました。私の琴線に触れたのは「アンティークジュエリーの世界」「バッグ愛好家の腕時計探し」。パテック フィリップを買うために奔走する話はすごく興味深かったです。やっぱりエルパト好きの血が騒ぐのかなぁ…。

    そんな新川さん、どうもADHDらしいと仰います。あれやこれやと当てはまることが挙げられていますが、驚いたのは「ふらっ

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    2024年09月18日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    新川帆立氏は本になった物は全部読んでる
    全て最高 っとは言わないが
    「読者を楽しませよう」という意欲が伝わって来るのが心地良い

    このエッセイ集も連載時の順番だと伝わりにくいだろうと 関連する話ごとに章をわけ
    カラー写真もたっぷり はたまた(エッセイ中に度々登場し読者が興味津々である)パートナーによる巻末解説まで
    と盛り沢山な内容

    いろんな人のエッセイ集を読んだがこれだけ細かく「あー 今ワシ 読書でこの作者に饗されてる」と感じさせて貰えたのは初めての経験でした
     
    サラッとしか触れてないがデビュー後なんか少しスランプっぽい時期もあったみたいで
    そこだけちょっと心配
    でも漫画にも挑戦とかあって

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    2024年09月07日
  • 競争の番人

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    公正取引委員会が不正をあばくお話。
    刑事にあこがれたが親の反対であきらめた主人公
    優秀な米国帰り、性格に難があるエリート相棒。
    めちゃくちゃなコンビだけど、なかなかいい感じにおさまっていく。

    主人公のお話で警察官に諦めたのは、
     母親が危険だから親子の縁を切るといわれたから
    という不満と母親に伝えたところ
     親子の縁を切ってでもいいから、警察官になればよかった
     自分で決めたことだから母親に文句言うのはおかしい
    っていうところが印象に残った。

    母親のそんな考えってあるのーっていうぶっ飛び加減が面白い。
    親なら子供を応援してあげなさいって思ってしまうな。

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    2024年09月05日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    競争の番人の第二シリーズ。
    九州に飛ばされた主人公が衣類関係の談合・不正を暴くお話。

    口悪い上司、厭味ったらしい後輩、イケメン・感じがよい先輩
    っと思ったら、めちゃ悪い奴。
    っという環境で、中央の人と関係しながら奮闘する。

    第1作では案件が成功すればそれでよし。
    だったのが、小粒案件<大型案件 という扱いを受け、
    自分(九州)の手柄を考えるようになってしまう。
    環境がそうかえたのか。
    ただ、けっきょくもとの性格にもどっていくのだけど。

    なかなか読んでいて面白かった。

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    2024年09月05日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    とりあえず新川さんはただのわがままな女の子だったと。
    決して頭が良い人ならではのスマートさやすべての物事をなんでも受け止める人格者という訳ではなく、自分の欲望に忠実で刃向かう者には「うるせー!」と心の中でクレームを入れるようなどこにでもいそうな尖った女の子でした。

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    2024年08月13日
  • 禁断の罠

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    有名作家6名によるミステリ短編集。後腐れのない読み切り。面白かった!
    普段読まない作家に触れられたのも良い。
    火曜サスペンスみたいだなと思った。

    中山七里さんの短編の題名は『ハングマンー雛鵜ー』
    他の作者の短編は題名と内容が重なっていたけど、中山さんの題名はそうは思わなかったなあ。どういう意味なのだろう。

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    2024年08月12日
  • 先祖探偵

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    着眼点が良い。人物描写もストーリーも丁寧で楽しめた。棄民と棄児のことも勉強になったし、戸籍について新しく学べたことも多かった。続編も期待する。

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    2024年08月12日
  • 競争の番人

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    公正取引とは何なのかというのをよく学べた。その正義の側は、決して曲がった手段を使えず、あくまで法令遵守で戦わなくてはならない。とても歯痒いのだが、決して不正を許さない姿勢が心地良い。九州から帰ってきて成長した楓の続編が読みたい。

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    2024年08月11日
  • 先祖探偵

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    おもしろい1冊です。
    先祖を調査してくれる探偵さんのお話。
    依頼人の先祖を調査しているうちに、自分の先祖を明らかにすることになっていくわけですが、そこは帆立さんですから、グッと引き込まれざるを得ない表現力と展開になっています。
    自分の先祖はどんなだろうとつい思いながら読み終わりました。

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    2024年08月01日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    キャラを立たせるのが上手なので(悪人ですら人間臭さや可愛げが感じられる)短編という、あまり説明にページを割けず手っ取り早く進めないといけない形でも綺麗におさまっている。必然的に謎はコンパクトになるのでそこは人それぞれの好みだろう。タイトルからして「ワンナイト推理」とうたっているのだから事件もサクサク進む。ちゃんと巻末に「作中に登場する法律論は、一部、誇張や省略を含みます」と書いてあるのだからご都合主義や越権行為もわかったうえでやっているし。
    剣持麗子というキャラクターのファンになれれば楽しめる小説。私は次回作も楽しみにしている。

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    2024年07月07日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    競争の番人の第2段。
    1作目では、固い固い性格の男性が相棒だったが、今回は真逆の性格の男性が相棒。しかし、そこに1作目の相棒が絡んで、、。
    この後どうなる?帆立さん、3作目、あるよね?あるよね?

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    2024年06月30日
  • 競争の番人

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    若手の公正取引委員会職員が、弱小組織故の理不尽に立ち向かうお話。
    帆立さんらしい、流れるような展開で、ふと気がつけばページ数が進んでいる感じ。
    間違いなくおもしろい1冊ですね。

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    2024年06月30日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    ネタバレ

    競争の番人、続編。さらに続編が出そうで嬉しい。白熊さんが九州に異動になってからのお話。正直、登場人物が多くてこんがらがっちゃうとこも。地方と本局。福岡がそんなに暴力団がはびこっている地だとは知らなかった。まぁフィクションではあるけど。屋台とかいかにもだしなぁ。そしてまた着物業界がこんなにも問屋問屋になっていたとは。そりゃ衰退していくわ。最後の常盤の件、当然ながら人間悪いところもあればいいところもある。まさに、私も今、その渦中にいる。しかし、石山君といい、皆一生懸命仕事に取り組んでてえらいわ。

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    2024年06月24日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    福岡のうどんが食べたくなった。カルテルと暴力団の世界が想像を超えていた。小勝負とのやり取りをもう少し見たかったな。

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    2024年06月22日
  • 先祖探偵

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    主人公の邑楽風子(おうらふうこ)は、依頼人の先祖を探す探偵。
    小さい頃に母に捨てられて、新しい名前をもらい施設で育ち母を探している。
    覚えているのは「母が名前も住んでいるところも全て忘れなさい」と言ったことのみ。
    風子の行う先祖を探す探偵の仕事とは?風子は母と出会えるのか?
    短編5話で構成されてそのうち1話は風子自身の話を描いた読みやすい作品。

    ここのところ新川帆立さんを読みつけていますが、
    これまでになくこれまでで一番取材や調査を感じた作品で
    なかなか面白かったです
    シリーズ化されそうな?ドラマ化されそうな?気配です♪

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    2024年06月19日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    締め切りを守らずに遊びまくり。
    詫び状も何もあったもんじゃない(笑)
    堂々と締め切りを破って遊んでおいて、それをちゃっかりと1冊の本にしてしまう。
    本人も図太いが、編集者もなかなかですな(笑)
    帆立さんの本、小説も良いが、エッセイはなお良し。続編があるらしいから、是非読んでみたい。

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    2024年06月12日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    剣持麗子は、仕事が出来るし頭も良いし、なんだかんだ言っても優しく情があるのが魅力的です。
    働き過ぎが心配ですが、、
    ワンナイト推理というタイトルの意味、最後まで読んでから気がつきました(遅い〜)

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    2024年06月09日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    ドラマ化もされた人気小説「競争の番人」のシリーズ第2弾
    主人公の公正取引委員会の審査官の白熊楓は、九州事務所へ転勤になり
    慣れない地方都市での公取の業務、パワハラ、中央への妬み、人員不足に苦労する日々
    同僚の常盤 恭太郎は、いい加減だけどイケメンでスマートな、内偵業務のエース
    一緒に呉服業界の調査を始める
    カルテルの可能性から本局第六審査長(通称ダイロク)のメンバーたちも博多に駆けつけての捜査となり呉服業界の闇にメスを入れようと奔走する
    暴力団や政治家も絡む闇の解決はできるのか?
    白熊の恋の相手は、内定のエース常磐かクールエリート小勝負か

    テンポよく小気味よく楽しく読めた続編で満足でした

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    2024年06月07日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    頭が切れる敏腕若手女性弁護士の秀逸な推理と仕事ぶりに惚れ惚れしながら拝読しました。
    弁護士(※現在は休業中とのこと。)の作家さんなので、法律系の方はより楽しめます。

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    2024年06月01日