新川帆立のレビュー一覧

  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    ネタバレ

    さらっと読めて、とても読みやすかったです。人の名前を覚えるのが苦手な私でも、キャラクターの設定が分かりやすくて、それぞれをきちんと読み分けられました。
    ストーリーでは、マリスがずっとツンツンしていたのに途中から急にデレたように感じたり、椿も椿で惚れっぽい一面があったりして(そういう性格ではあるのですが)、少し展開が早いようにも思いました。続編が決まっている作品なので、心情描写はもう少しゆっくり味わってみたかったな、という気持ちもあります。
    次回作も楽しみにしています!

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    2025年09月08日
  • 先祖探偵

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    『戸籍』『人』『祖先』『縁』『土地』人それぞれ考えがあって想いがある、昔の人も生きていて考えがある、悲しい話もあるけれどどこか暖かさを感じました

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    2025年08月31日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    エッセイ2作目も面白い。「満喫!ヨーロッパ滞在編」「奔走!偏愛編」「迷走!小説修行編」の3章
    エピソードや告白を素直に表現されて、何事に関しても情熱と探究心が強い。ご主人によるあとがきも愛情を感じます。余談も面白くて楽しく読めました。

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    2025年08月15日
  • 東大に名探偵はいない

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    伊与原新さんの作品が掲載されているとのことで拝読。

    なんだかんだ学歴社会の世の中において、東大という看板はやはり魅力的ですね。

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    2025年08月13日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    面白いエッセイだった。「アメリカ逃亡編」「あれもこれも好き」「やっぱり小説が好き」の3章。法学を学んで弁護士、小説家になり、プロ雀士、バック愛好家、とても知的でユニークな方です。エッセイで追体験させてもらいながら知識をいただいた感じが不思議です。

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    2025年08月12日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    やっぱり帆立さんのエッセイを読むとワクワクしてくるというか、勇気をもらえて前向きな気持ちになる。好きなものに対しての情熱がすごいし、起動力がすごい。文中で語られているご自分の特性がプラスに作用しているところもあるだろうな。著者近影の話はめちゃくちゃ笑った。今作ではとにかく帆立さんの夫によるあとがきが愛に溢れていて最高でした!

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    2025年08月04日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    この著者の本は、デビュー作の「元彼の遺言状」から結構読んでいるので読んでみた。

    夫のアメリカ赴任について行った、アメリカでの生活を中心としたエッセー。

    東大法学部卒の弁護士で作家として売れていて、アメリカに赴任するような(おそらく)エリートの夫もいる、というピカピカの経歴の著者。
    田舎から出るために受験勉強をしていた高校時代も、いやそれ以前からきっと、他の人がやりたい!憧れる!けど実現(実行)できないことをたくさんやってきたんだろうなという行動力と、頭の良さと引きの強さを感じた。完全ペンネームで作家になっているところも賢いと思う。
    デビュー作以降も、結構次々に本が出ることに驚いたが、それだ

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    2025年07月15日
  • 元彼の遺言状

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    第19回このミステリーがすごい大賞受賞作

    28歳で年収2000万円の超エリート弁護士剣持麗子。お金が何より大切な彼女が、元カレの遺言状の謎を解明する中で、善良に対してコンプレックスを抱きながらも最後は正義のために全力を注ぐ姿が痛快でした。

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    2025年07月05日
  • 元彼の遺言状

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    読むのが難解ではないミステリー ミステリーとして十分楽しめたし、読みやすく、文章も難解でないのでとっつきやすい。

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    2025年12月02日
  • 倒産続きの彼女

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    4.0
    こういう性格の主人公がとっても好き。
    綺麗なところだけじゃない、人間臭さ。
    人を羨んだり、社会に合わせた性格を作ったり。
    でも真面目で努力家。素直に生きれたらもっとラクなのに。いじらしい。つい応援したくなる。

    前作よりも難しい法律の話がなかったので、最後までとても読みやすかった。
    この先生の作品は本当に無駄なところがない。
    只野さんの理由には納得しかねる気持ちも多少あるけれど、最後まで展開がおもしろかった。

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    2025年06月21日
  • 元彼の遺言状

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    めちゃくちゃ面白かった。
    面白い小説って1行目から面白いんだよなぁ。
    主人公の剣持麗子がめちゃくちゃ良い。美人で頭が良く弁護士として優秀で金にがめついのだけど、権力には靡かず、情にもろいところもあったり…すごくチャーミングなのだ。
    いけ好かない男たちにズケズケと言いたいことを言い放っていく様は小気味よい。

    この作品、ドラマは見てたはずなんですが、なんとも面白くなかったので犯人すら覚えてないというレベル…(大泉洋って何役だったんだっけ)。更に、このミス大賞とはこれまであんまり相性が良くなかったので読む気がなかったのだけど、新川さんの他の小説はとても面白かったので読んでみたら、すごく良かったです

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    2025年06月15日
  • 先祖探偵

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    ネタバレ

    戸籍がない人生を考えたこともなかった。移民や孤児に対する理解が深められた。探偵の仕事の意義が感じられた。

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    2025年06月15日
  • 競争の番人

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     公正取引委員会ダイロク部のノンキャリアの女性審査官 白熊楓は、お人好しで、いつも相手のことを考えてしまう。空手の選手で、大会では万年2位という成績だった。「筋肉バカ」のキャラクターとして見られていた。その上司に、キャリアのエリート審査官、小勝負勉がやってきた。小勝負は、愛媛県出身で、実家はみかん農家、東大首席のエリートで、経済取引局で5年ほど経験後、ハーバード大学留学を経て、公正取引委員会のダイロク部局にきたのだ。法律に基づいて、クールに対応する。白熊楓とバディを組む。小勝負は、正論すぎたり、図星すぎたり、一番言ってはいけないことを言ってしまうというタイプで、人が傷つくということを考慮しない

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    2025年06月09日
  • 元彼の遺言状

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    ドラマとは異なる部分が多かったように思う。原作の方が面白かった!主人公の性格と行動が清々しくて読んでいて楽しい。

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    2025年06月08日
  • 元彼の遺言状

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    主人公は有能できっぷのいい女性弁護士。独特の言動が、読んでいてスカッとする。エンタメ感が強く、軽い気持ちで楽しく読めた。

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    2025年06月08日
  • 元彼の遺言状

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    主人公の麗子は、28歳の弁護士。お金に対して強欲。自己肯定感が高く、それに伴う実力もあり他人にも厳しい。
    作家の新川帆立氏は、女が好きそうな女だと仰っていたが、ご多分に漏れず私もそうだった。本書の内容ではないが、その新川帆立氏は、作家になるために一旦弁護士になり、本書はそのデビュー作であるという。

    元彼の栄治は亡くなる直前に、厄介な遺言状を残していた。彼は製薬会社の御曹司で莫大な資産を持っていた。

    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
    「犯人が特定できない場合は、国庫に帰属する」
    また生前支えてくれた人たちや元カノへの遺贈もあり、麗子もその対象になった。

    ただ麗子への遺贈は大した額でな

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    2025年06月07日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    弁護士働きすぎで怖い。
    ドラマは見てなかったので知らなかったけれど、この短編集も原作として大いに使われていたみたい。

    コーヒーの味の描写が印象的で、新川さん好きなのかな。逆に嫌いなのかな?
    第4弾も執筆中らしいので楽しみ。

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    2025年05月30日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    ネタバレ

    白熊さんの特技に合わせて、ハードボイルド展開の多かった前作の方が面白かったが、今作も広げた風呂敷サクッと畳めてすっきり爽快。ひとえに白熊さんの人徳によるものか。
    常盤くんが固定メンバーとして恋の鞘当て始まるかとヒヤヒヤしたが、あっさり退場。男2女1の恋愛ものは好まないので潔さに喝采。
    小勝負くんのバックボーンがわかり、今後は父が敵として立ちはだかるのかもしれないと予測しつつ、次作を楽しみに待つ。

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    2025年05月26日
  • 先祖探偵

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    先祖について調べる探偵家業が実際に存在するのかはわからないけれど、戸籍の調べ方や先祖のたどり方について学びながら楽しめた。
    ちょっとしたエピソードを辿りながら、戸籍の種類も知れて、最後は主人公のまさかの展開。
    新川さんならではの楽しさが詰まっていた。

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    2025年05月24日
  • 倒産続きの彼女

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    展開が面白いのと、キャラクターは濃すぎるくらいなのにくどくはない、その匙加減がイイ!

    新川先生の言葉遣い好きだな〜

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    2025年05月20日