新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やけに評価が割れている本作。その原因は主人公剣持麗子。確かに冒頭読んで「うわ、キッツ…」と思った。まず主人公の性格がキツい。何だか好きになれそうもない。そしてそんな主人公を軸に話を読み進めなければならない。二重の意味でキツいなと思った。思ったのだが、読み進めたら最初が底だっただけで意外と気にならなかった。拝金主義、もっと意地悪く言うと金の亡者であることを隠さない主人公はその実裏表がない。拝金主義が悪いとはこれっぽっちも思っていないし、金の為に邁進して努力して自身を積み上げて来たのに、でも引け目がある事は自覚していて、自身が持ち得ないと感じている素直さや優しさを持っている人間に対して反発したり敵
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Posted by ブクログ
ネタバレ傷害致死の罪を犯し、少年院に入った少年Aが、少年院で同じ班だった少年Bの密告により被害者の母親に殺害された「目には目を事件」の真相を、ライターが少年Aと少年院で生活を共にした5人の元少年等の関係者への取材により明らかにしていくというストーリーのミステリ小説。「贖罪と復讐」がテーマとなっている。
ライターの正体、密告した少年Bの正体というこの小説の肝は、読んでいる途中で分かってしまったものの、よくできた構成のミステリ小説であった。
また、命を奪う犯罪、特に少年犯罪について、本書のテーマの「贖罪と復讐」ということを含め、自分の中でも明快な答えは出ないが、いろいろと考えさせられた。犯罪を犯した少年に -
Posted by ブクログ
ただ国会で男に揉まれて闘う女の人たちの姿が描写されている本かと思いきや、ひとつの死亡事件をめぐる、ちょっとしたミステリーのようなお話だった。
その中に、女性たちが日本の政治の世界で、「女性」であることを理由にいかに苦労しているか、抑圧されているかが描かれている。
2025年に高市政権が発足する前の2024年にこの本が出版されたなんて。その頃はまだ、日本で一人も女性総理大臣はいなかった。アメリカ生まれの著者は、そのことに大きな違和感を抱いて執筆したのかな。
どこまで現実に即していて、どこからが誇張した世界観なのかは私は分からないけど、少なからず、政治家は交渉/駆け引き・派閥間の癒着や裏切りの