新川帆立のレビュー一覧
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ネタバレ元彼の遺言状」の作者の方のエッセイ集です。
「元彼の〜」は挫折したのですが、エッセイなら読めるだろうと思いまして。読めました。気軽に書いていらっしゃるのが伝わってきたので、こちらも気楽に読みました。
ディズニーワールドに行った話やナイアガラの滝(日本製のマスカラの強度を再確認した記述にはうなづけました)。面白い話はたくさんありましたが私にとって最高だったのは新川さんがバッグ愛好家であること。アメリカに住む新川さん、海外から日本までエルメスの店舗をエルパトする話は本当に楽しかったです。エルパトという単語が出てくるだけで嬉しい。バーキンを探しておられるとのことですが、本の冒頭に載っているカラー写 -
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ネタバレ美馬玉子
山田川村・津々井法律事務所に所属。二十八歳。麗子に苦手意識を持っている。コーポレートチーム。ブリッコ。
美法
山田川村・津々井法律事務所に所属。弁護士。玉子の友人で、大学、大学院が一緒。金融取引を担当するファイナンスチーム。
剣持麗子
山田川村・津々井法律事務所に所属。玉子の一年先輩。コーポレートチーム。敏腕弁護士。
美馬シマ
玉子の祖母。八十二歳。シニア婚活で知り合ったムネちゃんと婚約していた。入院中に心筋梗塞の発作が起こり亡くなる。
ムネちゃん
赤坂宗男。シマの婚約者。テトラ貴金属の代表取締役。テトラ貴金属の社長。
古川
山田川村・津々井法律事務所に所属。弁護士。玉子と -
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作者の経歴は物語とは関係ない。
作品と読者との相性は経歴には関係ないからだ。
けれども、やっぱり気になってしまう。
なんとも華麗なる経歴の作者。アメリカ生まれ東大法学部卒、弁護士勤務からの作家。
いたって普通(それすらも今の日本では大変恵まれていることなのだが)の経歴である私は、その経歴に気後れしてしまう。
一緒にするのも恐れ多いが、法律、というただそこだけの共通点に興味が湧く。
本書では、五つの先祖をめぐる依頼が主人公を待ち受ける。
主人公は邑楽風子(おうら ふうこ)。
彼女は捨て子だった。
一風変わった「先祖探偵」という仕事は、自分の母のことを知りたくて始めた稼業である。
さらりと書か