新川帆立のレビュー一覧

  • 元彼の遺言状

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    弁護士が挑むミステリーに面白い予感しかせず、さらに真っ赤な表紙にも好奇心をくすぐられて読み始めました。
    最初、主人公があまりにもお金に対して貪欲でドン引きしてしまい、ページをめくる手がなかなか進みませんでした。
    しかし、話が進むにつれて意外にも主人公の人間らしい部分に触れ、そこから一気に読み進められました。
    犯人を追いつめる直前の、主人公のパワフルすぎる行動力には、思わず声をあげて笑いました。
    ストーリー上突拍子もない人物を犯人として仕立て上げるのではなく、話の筋がとおるように人間関係が作り込まれていて、納得の読後感でした。

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    2026年03月19日
  • 目には目を

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    少年Aは少年院を出所後、被害者遺族に殺された
    少年Bの告発により身元を知った被害者遺族が少年Aを殺した
    「目には目を事件」

    主人公のライター仮谷苑子はその真相を調べ始めた
    重大な罪を犯して少年院に入り、そこで出会ったミドリ班の少年6人
    それぞれに個性があり、事情があり、反省の形がある6人
    殺された少年Aは誰か?密告者の少年Bは誰なのか?

    ハムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」は
    「やれれたらやり返す」ではなく
    やられた分と同等の報復を上限とし
    それ以上の仕返しを禁じた古代のルール

    犯罪者が犯した罪への反省とは
    被害者遺族に納得してもらうにはどうすれば良いか
    罪を犯した者に問われるその答

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    2026年03月19日
  • 倒産続きの彼女

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    倒産を意図的に起こすことってできるのかな?
    復讐劇のどろどろした感じとは違うビジネスの雰囲気が全面に出てる、挑戦的な作品だと思う。
    美馬玉子の女を全面に出したような性格は同性から嫌われそうだけど、滲み出る苦労人の経歴が嫌味なやつと思わせない。論理的に思考をまとめることができるところも知性的な女性であることがわかる。
    玉子が作る干し柿をばくばく食べるおばあちゃんが可愛らしいけど、玉子は食べないんだなぁ。そこらへんにもわだかまりを感じる。
    剣持麗子は相変わらずで、破天荒な人物だけどたまに見せる人情味に、嫌いになれない魅力がある。
    キックボクシングを習って習得しちゃうところも笑ってしまう。

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    2026年03月15日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    ざまざまな年齢、社会的立場、性格を持った人々の恋愛短編集。どの話もまさにジェットコースターでした。徐々に明かされていく状況や心情。出揃ってきたタイミングで急降下…いや一回転でしょうか。
    最初は嫌なヤツでしかなかったハイスペくんやオレサマくんも、最後は…。
    仕掛けに驚いたあとはちゃんといいところに戻ってきて着地してくれる。あー楽しかった!って笑って終わる。たのしい新川帆立作品です!

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    2026年03月11日
  • 先祖探偵

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    あなたのご先祖様を調査致します。

    先祖探偵が明らかにする依頼人の祖先。戸籍を辿り、近隣への聞き込みから、墓石確認等。調査過程が興味深かった。無戸籍という言葉は知っていたけど、ここまで大変とは。問題の深刻さを理解できました。

    1、幽霊戸籍
    2、棄児戸籍
    3、焼失戸籍
    4、無戸籍
    5、棄民戸籍と棄児戸籍

    幼い頃母に捨てられ、施設で育った探偵風子が辿り着いた真相は?母の子への想いに触れる事ができたのは良かったけど、悲しい選択をせず、なんとか別の道を探してほしかった、、、風子の気持ちが辛かった。

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    2026年03月10日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    同性愛者の方達は別れる時も大変そうで同情してしまう
    亮介が聡美に対して思いやりがなさすぎて聡美ちゃんを応援したくなった

    続編もありそう

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    2026年03月08日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    読みやすいし、なかなか面白かった。
    離婚案件を得意とする女性弁護士とその取り巻きの人々の話。
    この女性弁護士は、自分自身恋愛や結婚に一切興味が持てず、方向音痴で整理整頓が苦手。
    しかし、仕事はできる。
    時には鋭く人の心情を慮る。
    数時間で読み終えることができるので、いい時間つぶしになった。

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    2026年03月07日
  • ひまわり

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    小説ではあるが、男性の実際にあった体験がベースと知り手に取ってみた。法学部卒業でもあり弁護士の友達もいるので、弁護士になるのがどれだけ大変かも分かってはいるつもり。
    かなり、前向きな人生の過ごし方は感銘を受けた。
    題材は良いが、文章構成や文書自体は読みやすい感じで子供でもよめます。

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    2026年03月12日
  • 元彼の遺言状

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    付き合っている相手から、平均価格以上の婚約指輪とともにプロポーズされても平均の3倍は出すべきだ、自分を見くびっているのかとキレ散らかす冒頭から、個性が強すぎて無理かも~と思いながら読んだ。麗子は一見拝金主義にも見えるけど、本当は客観的事実として自分のスキルと仕事の価値とリスクを数値化した上で仕事を選んでいるんだろうな。小さな報酬をせこせこ積み重ねて貯金するんじゃなくて、どうせやるなら大きい仕事がしたいとうか。そこは理解できた。
    仕事柄遺言に触れる機会があるので、作中の遺言の内容的にこれはかなり無理があるのではと思ったけれど、さすが弁護士経験のある作者なだけあって過剰表現はあれど現実的な解決とな

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    2026年03月02日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    まさに少女漫画の第1巻という感じで、舞台設定や人物の紹介が読みやすく綴られていました。まだまだ序盤の印象を受けます。あまり存在感のなかった五摂家や、あきらかにフラグであろう幼馴染、兄の存在、高遠の思惑と主人公の秘密…これからの展開が非常に気になっているわたしはまんまと作者様と出版社様の思う壺なのでしょう。

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    2026年03月01日
  • 先祖探偵

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    先祖探偵という名の通り、各依頼人の対応をしつつも探偵の邑楽風子自身のルーツに迫っていく作品。さまざまな戸籍問題を取り扱いつつ全国を舞台に展開されていく物語なので旅行に行った気分も味わえて楽しい。

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    2026年03月01日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    北鎌倉。縁切寺として名高い東衛寺の門前に、松岡法律事務所はある。住職の娘で、離婚専門弁護士の松岡紬のもとに、今日も依頼人が駆け込んでくる。浮気・モラハラ・熟年離婚・財産分与・親権争い――「離婚したい!」その瞬間から始まる法律と人生の現実問題(リアル)。あなたの心とお財布をまもりつつ、上手に縁を切る方法、教えます。前を向く元気をもらえる、リーガルドラマ。『縁切り上等!』改題。

    【きっかけ】
    なにかのYouTubeでオススメされていた気がする……?
    とはいえ、新川帆立さんは過去作品も読んでいて私の中で面白さに定評があるため。

    【特徴】
    ・時間がないけど、エンタメを楽しみたい人

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    2026年02月27日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    夫のモラハラ、不倫から離婚したい妻、子供を連れて家を出ていった妻を引き戻したい夫、義父の介護を終え、夫の定年前に、離婚したい妻、相手の浮気から、同棲を解消したい同性カップル。

    弁護士、しかも離婚専門とのことで、なんとなく頭が切れ、弁の立つ、自信満々の女というイメージを、勝手に抱いていたのだが、それを裏切る松岡紬のキャラが、よかった。完全なるインドア、友達いない、事務能力なし、方向音痴、だけど、淡々としているというか。アロマンティックでもあるようで、幼馴染の出雲の関係も、不思議だがうらやましく。家は縁切寺の異名で知られる古い寺で、中学生の時に、母親が家を出ていくという経験をしている。

    十年以

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    2026年02月25日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    1巻よりちょい面白くなってきた。2巻まで読んだし、、、新川帆立さん好きやし、、、3巻も出たら読もうかな、、、くらいな感じ。

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    2026年02月22日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    何となく釈然としないながらも、サクサク読めてしまう。椿君?さん?だけが事態に気付かずお話が進んでいくという状況はまとまるのであろうか。五摂家と表されながら、何故にかあと一つが出てこない。次は夏休みに入って、お屋敷の中でのアレコレらしい。ナンノカンノ言いながらきっと読むのであろう。

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    2026年02月20日
  • 禁断の罠

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    本を持っていない時や読み終わって読むものがない時ように携帯小説を用意してて、それを読み終わりました。
    知っている作家さんばっかりだったので購入しました。
    新川帆立さんと有栖川有栖さんの作品が好みでした。あと、中山七里さんのは続きがあるのか、元の話があるのか調べてないので分かりませんが、読みたくなりました。

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    2026年02月19日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    マリスはともかく伊織、スミレ、麗矢とみんなが椿に恋していくこの状況は都合良すぎてむしろあっぱれ!魔法なしの頑張りと進展しない恋模様が楽しみではあるが五摂家の権力者達の暗躍も気になる。

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    2026年02月18日
  • 令和反逆六法

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    ネタバレ

    架空の法律が制定された6つの「レイワ」の世界を描く短編集。
    それぞれ現代の法律が廃止された場合であったり、より強化された場合の世界を描いているが、皮肉の利いた結末となっている。もちろん一面を描いたストーリーではあるものの、なにごとも行き過ぎるのはよくないのかなあという感想を抱いた。「電子通貨法」、「労働者保護法」では厳しい抑圧によって逆に抜け道や別の犯罪を助長する面があって、そういう影響も考慮する必要があって難しいなあと思った。

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    2026年02月15日
  • 元彼の遺言状

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    昔、法律事務所で働いていたので、そのときのこといろいろ思い出しておもしろく読めた。
    もちろんこんな強烈なキャラの弁護士はいなかったし、こんな事件が起こることもなかったけど、弁護士登録番号や「自由と正義」とかあったなーって。
    麗子さんの今後も読んでみたいので続編とかあるといいな。

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    2026年02月14日
  • 目には目を

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    私は、新川帆立さんが作りだす主人公が好きです。


    元彼の剣持麗子さんにシビレ
    離婚弁護士の松岡紬さんに頷き、 競争の番人の白熊楓さんを応援し、 先祖探偵の邑楽風子さんの行く末を案じ、ひまわりのひまりさんを尊敬し、
    と。

    うーん。

    出版社の編集者に何か囁かれたの?
    社会派に転向?

    もしも、これからも、この路線だったら、もう読まないかも。





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    2026年02月14日