新川帆立のレビュー一覧

  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    2026.07.16

    てんやわんや編より読みやすく、面白かった。洗練されたのかもしれない。作中でいろいろと教室に通ったり、自分自身でマンガ教室やライトノベルの活動をして、ジャンルを横断して創作、執筆活動をしているのも努力家だなと思った。
    著者近影のくだりは思わず笑ってしまった。ぜひ巻頭のカラー写真で載せて欲しかった笑
    時計のノーチラスは思わず調べた。

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    2026年07月16日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    2026.07.15

    今月はなかなか重たい小説を読む気分にならず時間もなく、さくっと読めそうなエッセイ中心に読んでいる。
    YouTubeの「本ツイ!」で知ったこちらのエッセイも軽く読めそうだと思って借りたものの、作者の思考が深く、思っていたよりも内容は軽くなかった。
    とはいえ、旅行の話題が好きだけど、アメリカには今まであまり注目してなかったけど、アメリカ国内旅行の話題は興味深かった。
    イエローストーン国立公園のような雄大な自然をみてぼーっとしたり荘厳な滝の近くでマイナスイオン浴びたりしたいなと思った。なんか世界観が変わりそう。
    旅でもアニメでもバッグでも娯楽でもジェンダーでも何でもその根拠や成り立ち、効果や影響などにについて自論をしっかり語ったり考え尽くす姿勢が東大生っぽいし法学部っぽいなと思った(とにかく頭が良さそう)。法学的な思考の癖が身についているからなのかもしれない。
    あまり何についても深く考えたくなく、目の前の楽しいことややりたいことに流されがちな私とは対極にいるなと思った。
    エッセイはいろいろと読んだけど、こんなに肩の力が抜けないエッセイは初めてかもしれない。笑

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    2026年07月15日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    文章が綺麗で淡々と読める。1時間ほどで読み終わりました。
    疲れたときにちょうどいい肩の力を抜ける1冊でした。
    男性の自分勝手さや女性の利己的な他人主義など、人間の綺麗な奥底を描くのがとてもお上手だなと思いました。

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    2026年07月10日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    個性的な男性が多く、こんな感じで男性は女性の事を品定めしているんだな、と。色々なパターンでの男性目線の恋バナを堪能できました。

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    2026年07月08日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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     タイトルと装丁からイメージする熱量を感じたのは第一話。第六話もなかなか奇抜。
     恋バナを聞いてくれっていう誘いに乗ったけど聞き役として私は役不足だったな。
     スカブラもスパダリも、しょうもないわ。

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    2026年07月06日
  • 倒産続きの彼女

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    後輩弁護士から見た剣持麗子の印象が、なんかわかる気がするなと。
    「元彼の遺言状」を読んでると読んでないとで、彼女に対して抱くイメージが変わるかもしれませんね。

    ある女性が働く会社が次々に倒産するのが意図的なのか偶然なのか。
    誰が黒幕なのか。
    がっつり法律関係の話ばかりじゃなくて、プライベートの場面もちょこちょこ出てきて、そこには主人公像を掴むためだけじゃない意味があって。
    他のミステリとはまた違った一本の線に繋がっていくような感覚は、楽しかったです。

    今回は主人公ではなかったですが、やはり剣持麗子は存在感ありますね。
    他の弁護士たちもキャラ濃くて、他にも作品があるなら読んでみたいです。

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    2026年07月05日
  • 目には目を

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    死刑制度や犯罪について考える中で手に取った。元弁護士の新川帆立さんの作品自体気になっていたのと、少年法も合わせて勉強したかったのでちょうどいいタイミングだった。

    リアルなルポなどは重すぎるから、と思って小説を選んだが、子どもがいる身からすると十分しんどく他人事ではない。子どもに関わる社会問題について考えていかないといけないし、深掘りしたいテーマが多く含まれていたので引き続き勉強していきたい。

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    2026年07月01日
  • 元彼の遺言状

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    新川帆立さんが面白い。という情報を聞いて、何かしら読んでみたいと思って手に取った本。
    私もこの主人公みたいに強気でいけたら…
    と羨ましながら読んだ。

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    2026年06月30日
  • 倒産続きの彼女

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    ネタバレ

    オーディブルで。アパレルメーカーのゴーラム商会が倒産の危機に。取引先との契約内容に不備があったためで、それに、とある経理社員が関係しているとの内部通報がある。その社員は、これまで転職する会社すべてが倒産してきている。調査のため、会社で聞き取りをしていた弁護士が、べつの社員の死体を発見する。

    ネタバラシすると、真相は、倒産した会社を吸収合併して、会社を大きくするという話だった。そのために暗躍する人たちがいるらしい。そういう話の筋はともかく、キャラが立ってて、とてもよかった。ばーちゃんの世話をしながら、苦労して弁護士になった玉子。自分にないものをなんでも持ってる剣持先生を嫌う一方で、男の好きな女子を演じるぶりっ子でもある。二十代の女子が干し柿つくるって何よと思ってたら、そういう過去があったのか。法律関係の話も興味深くて、わかりやすかった。

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    2026年06月29日
  • 目には目を

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    軽くてアホな作品に定評のある荒川帆立が描く復讐の是非を問う重厚な物語。
    個人的には、殺人犯は老若男女問わず全員即刻死刑にすべきだし、遺族には復讐の権利を与えていいとすら思う。そんな偏向的な考えを変えてくれた、わけでは決してないが、中々考えさせられる話だった。

    大事な人が殺されたら絶対犯人殺す。ま、そんな人おらんけど。

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    2026年06月24日
  • 女の国会

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    初めて読む新川帆立さんの本
    早い展開に面白そうな感じがする
    47ページまで読みました
    読み終わりました
    意外な展開にびっくり‼️
    政治の世界の小説も面白いかも

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    2026年10月11日
  • 令和反逆六法

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    本作は全7編からなるリーガル・フィクション。フィクションではあるものの法律的な理屈づけがされていて、それが現実的にはあり得ないがあったら怖いな、的な表と裏の世界は紙一重でまさに現代社会に対する皮肉をこめた短編となっている。
    タイトルに「反逆」 とついているのがなんとなく理解できる。
    SFチックな小説は割と初めて読んだ感じだが、現実とあまりにも違う世界に多少困惑し、それが実は新鮮だったりする感覚を味わえるのは小説ならではのことだと思う。

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    2026年06月04日
  • 先祖探偵

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    新川帆立さんというとエリート育ちでトントン拍子かつ順風満帆な弁護士というイメージ。
    今作も読み始めは弁護士の話なのかなと思ったら探偵、しかも先祖を調べる専門とのこと。
    主人公は母に捨てられた女性で、エリートとは違う世界も書けるんだなと思った。
    謎自体はスッキリ解けてて(内容はともかく)、さくっと読むのによかったです。

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    2026年06月03日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    結婚の嫌な所をこれでもかと詰め込んだような作品だった。
    人生における「必要な」縁切りと残すべき人脈をしっかりと分別して生きていくのが大切なんだなと感じた。

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    2026年05月29日
  • 令和反逆六法

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    もしこんな法律が存在したら?の世界を描いた作品。
    特に、労働者保護と現金廃止の話は、何事も行き過ぎると生きにくい世の中になりそう、と感じた。

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    2026年05月26日
  • 倒産続きの彼女

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    法律関係や弁護士界隈について知識を得るのには良いと思う。内容については前作と同じような展開で新鮮味がないように感じた。

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    2026年05月25日
  • 接待麻雀課(3)

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    ネタバレ

    女子会。
    スズメ、イイ男見つけた? 
    「ウチの課にいる人なわだけど、見た目はともかく性格かまねー」
    写真見せるとみんな、カッコいー。→絵が上手くないので、かっこよくみえないのだが。。

    友人たちと麻雀。
    接待麻雀の練習。
    鋭い友達から、あんなところであんなのを打つなんてスズメらしくないと指摘される。

    出張で温泉。スズメの風呂シーン、絵が微妙なんでそそられず。。

    スズメが接待せずに勝ちに行ってると、赤沢に気づかれるが、赤沢はそのままでいいと。

    スズメ、国士テンパイ。接待相手は全く気づいてない。
    ロンするところで、赤沢が先に同じ杯でロン。

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    2026年05月23日
  • 先祖探偵

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    タイトルから想像するよりも深く良い作品だった。

    自分がどう抗おうが、ここに存在する限り根無草にはなれない、先祖が生命を紡いできた結果が今の自分、というベースの考え方に共感。

    先祖を調べるために旅に出る&食事する描写がとても素敵だった。

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    2026年05月11日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    ネタバレ

    名前だけは存じ上げていた新川帆立氏を読んでみたり。
    そういやある教師は「永遠を誓い合うほど人間は不誠実であってはならない」とか語ってたなー、とか思い出しながらページをめくっていた。

    「なんでみんな結婚するんだろう」と言いながら、離婚専門の弁護を続ける紬。
    勧善懲悪的な話にするのではなく、わりとどっちもどっちな部分もあるなぁと思うあたりがむしろリアルだね(笑)。
    その上で、依頼人の利益が最大になるように動きアドバイスする”弁護人”という職がしっかり描かれていたのには好感が持てたり。ここらへんは筆者が弁護士でもあるところが活かされてたね。

    物事の真実というのは、当事者からは見えないし、ましてや他人から判断できるものじゃない。出雲が紬に振られた過去を玄太郎が知らないように、人は自分が知っている情報から勝手に解釈して判断してしまう。
    だから弁護士である紬の仕事は、どちらが良い/悪いという感情的なジャッジではなく、依頼人が最大限利益を得るためにはどうしたらいいかということに終始する。つまるところ一つのシステムなんだな、弁護士ってのは。(感情的に言うのであれば、一番同情されるべきは巻き込まれる子供なわけで)

    で、まぁ本書に書かれている話では全くないんだけど、紬の「なんでみんな結婚するのか」という問いは、冒頭のある教師の言葉と殆ど同じ思想なのだと思う。
    「永遠を誓う(結婚する)」を誠実にするのであれば、そもそもそれを誓うことが不誠実になる。誓うということはその可能性があると認めるわけなので、本当に可能性がないのであれば誓う必要もない。人はその可能性を忘れるために誓う(結婚する)のであれば、それは不誠実以外の何物でもない……ということだな。
    ただまぁ、どんな悲しい終わりだとしてもその出会いの中に幸せな思い出が一つでもあれば、その出会いには価値があるのだと僕は思うけどね。

    そういった「どうしてみんな結婚するのか」という問いに作品として答えられていなかったのはちょっとマイナスかなー。「結婚なんてするべきじゃない」と言い切ってもいいけど、そういった骨子が見えなかったのは少し残念。
    まぁそんなことを語ったある教師も、結局は教え子に捕まって結婚していたというのは少し笑えるオチだったり。

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    2026年05月05日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    弁護士稼業を辞めて、一念発起し作家を志し、たちまちベストセラーをものにした才色兼備の著者が綴る、題名から楽しいエッセイ集。
    気楽に読むことも出来るが、中にはピリッと辛い著者の思いも含まれている。
    第1章は、夫の仕事でアメリカに渡った著者のアメリカ探訪記。精力的にあちこちを訪れた手記に、読者も思わず訪ねたくなる気持ちにさせる。
    第2章は、あれこれと著者の思いが綴られている。
    そのなかで、「国が税金を取るのと、盗賊が金を強奪するのは、一体何が違うのか?」との問いかけから始まる『税金と戦争と国家』が出色。
    先頃、どこかの大統領が「国際法はいらない」と、のたまうたそうだが、国際法のない世界は無秩序で弱肉強食な世界となるのは自明であり、一方でノーベル平和賞を希求するとは、どういう頭の構造か(笑)。

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    2026年04月24日