新川帆立のレビュー一覧

  • 令和反逆六法

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    本作は全7編からなるリーガル・フィクション。フィクションではあるものの法律的な理屈づけがされていて、それが現実的にはあり得ないがあったら怖いな、的な表と裏の世界は紙一重でまさに現代社会に対する皮肉をこめた短編となっている。
    タイトルに「反逆」 とついているのがなんとなく理解できる。
    SFチックな小説は割と初めて読んだ感じだが、現実とあまりにも違う世界に多少困惑し、それが実は新鮮だったりする感覚を味わえるのは小説ならではのことだと思う。

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    2026年06月04日
  • 先祖探偵

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    新川帆立さんというとエリート育ちでトントン拍子かつ順風満帆な弁護士というイメージ。
    今作も読み始めは弁護士の話なのかなと思ったら探偵、しかも先祖を調べる専門とのこと。
    主人公は母に捨てられた女性で、エリートとは違う世界も書けるんだなと思った。
    謎自体はスッキリ解けてて(内容はともかく)、さくっと読むのによかったです。

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    2026年06月03日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    聞いてくれというから聞いたけど、
    どうしようもない男ばかりだった。
    トートあるスキルが高いうえに勘違いして
    あげくSNSで馬鹿にされる「ハイスぺ」、
    ここまで来たらプロだなって思えたけど
    ラストはそういう展開なの?って思った
    「スカブラ」、なんかもう、どういう世界の
    話なの?って感じだったけど結局は男と女の
    お話なんだねと納得した「スパダリ」、
    もう、どういう状態だったんだと思たけど
    ラスト何とか前向きに進めるためのきっかけを
    得られた「イケオジ」、なんだなんだ結局
    犯罪者じゃねぁ~かっ!って読み終えた後
    感じた「ハングレ」、まぁこういった人種って
    こんな感じでなければ創造物って作れないん

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    2026年06月03日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    違和感なくスラスラ読める、6話から成る短編集。ミステリー性を期待してたが、違ってた。新川帆立さん、こんなのも書くんだと新鮮な驚き。

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    2026年05月31日
  • 女の国会

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    ミステリとしては「目には目を」が面白かったけど、エンタメとしてはこちらが。
    新川さんはあちこちに出演されていて、読者ウケが良くなるように展開とか計算しつくしている、とおっしゃっていた。東大出身、弁護士。頭の回転が早いんだろうなあ。

    なんとなく実在の人物を当てはめてしまう。いつか読もうと思って、情報を遮断してきたので、執筆エピソードがあれば聞きたいな。

    真相は早い段階でわかりやすかったから、その点では少し残念。

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    2026年05月30日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    結婚の嫌な所をこれでもかと詰め込んだような作品だった。
    人生における「必要な」縁切りと残すべき人脈をしっかりと分別して生きていくのが大切なんだなと感じた。

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    2026年05月29日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    タイトルや設定の軽快さに惹かれてサクッと読める、非常にテンポの良い短編集。十分に満足感を得られた良作だった。
    特に印象深かったのが、ハイスペックな登場人物が描かれるエピソード。最初は無自覚に他人を見下し、自分の傲慢さに気づいていないが、思いもよらず相手に惹かれて調子を狂わされていくプロセスが何かリアル。「気に入らなかったはずなのに、ついつい相手のSNSの投稿をチェックしてしまう」といった心理描写の生々しさや、プライドが邪魔をして素直になれない裏で、実は相手のために必死に動いてしまうという「不器用な優しさ」のディテールが非常に人間くさく、クスッとさせられた。

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    2026年05月29日
  • 女の国会

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    ネタバレ

    御多分に洩れず、高市総理の誕生を機に興味を持って手に取った。文章の端々から熱を感じて、「あぁ新川さんはどうしてもこのテーマで書きたかったんだろうな」と強く思った。

    一般企業、特に大企業は性差が徐々に薄くなってきつつあるように思うが、古い体質を受け継ぐ国会はそうは簡単に変わらない。男同士の戦いも血生臭いだろうが、そこに女性が食い込む根性。いや、本来は食い込まずとも男性も女性も平等に働ける環境であるべきなんだけれど。しかも国会に入れたとしてもめちゃくちゃ窮屈だろうし、戦いが止むこともない。

    それでも過酷な環境の中で女性として戦っている姿は同性から見てもすごくカッコいい。

    普段あまり深く触れな

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    2026年05月28日
  • 令和反逆六法

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    もしこんな法律が存在したら?の世界を描いた作品。
    特に、労働者保護と現金廃止の話は、何事も行き過ぎると生きにくい世の中になりそう、と感じた。

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    2026年05月26日
  • 倒産続きの彼女

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    法律関係や弁護士界隈について知識を得るのには良いと思う。内容については前作と同じような展開で新鮮味がないように感じた。

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    2026年05月25日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    年齢も職業も様々な男たちのお話。
    一話ずつは短く、さくっと読める。
    登場人物は感情移入できるタイプよりも、ちょっと理解できないタイプが多くて、けど、話の展開は気になるから、つい読んでしまう。
    第一話の『ハイスペ』が一番面白かった。

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    2026年05月24日
  • 接待麻雀課(3)

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    ネタバレ

    女子会。
    スズメ、イイ男見つけた? 
    「ウチの課にいる人なわだけど、見た目はともかく性格かまねー」
    写真見せるとみんな、カッコいー。→絵が上手くないので、かっこよくみえないのだが。。

    友人たちと麻雀。
    接待麻雀の練習。
    鋭い友達から、あんなところであんなのを打つなんてスズメらしくないと指摘される。

    出張で温泉。スズメの風呂シーン、絵が微妙なんでそそられず。。

    スズメが接待せずに勝ちに行ってると、赤沢に気づかれるが、赤沢はそのままでいいと。

    スズメ、国士テンパイ。接待相手は全く気づいてない。
    ロンするところで、赤沢が先に同じ杯でロン。

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    2026年05月23日
  • 元彼の遺言状

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    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言から始まる物語。
    驚愕のどんでん返し系ではないけれど、キャラの掛け合いや軽快な展開がテンポ良く、サクッと聴けました。

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    2026年05月21日
  • 元彼の遺言状

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    主人公の女にまずあまり共感できない。
    動機もいまいちだったが、結末は気になってサクサク進められはした。

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    2026年05月20日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    短編集。

    「ハイスペ」「スパダリ」「イケオジ」「オレサマ」等の4文字で表される男達が登場する。「スパダリ」って筆者の造語だよね?と思ったが、どうやら一般的にも使われているらしい。

    どの男達も好きにはなれないキャラクターだったが、「ハイスペ」は、まあ、最後素直になったのでまだ可愛いと思えた。
    高学歴高収入の男性は、おそらく女性にモテるし、何を言っても許される感がある。しかし、そういう男性に臆せず物申せる女性もいるのだ(フィクションだけど)。気付いたら、誠意を持ってメッセージを送っても袖にされる「ハイスペ」が段々不憫になり、報われることを願うようになっていた。

    「スパダリ」はもし私が彼の友人

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    2026年05月19日
  • 目には目を

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    読み始めてすぐ違和感
    あれ、これは小説ではなかったか?
    なんだかルポタージュを読んでるような、、
    確認するが、やはり小説だ
    そういう表現方法のようだ

    違和感は、さておき、、、

    まず、
    登場人物が整理しきれない!!
    読み進めていくと、既出の登場人物の名前があるも、誰が誰だかわからず、手前に戻り、人物を確認
    その繰り返しで、疲れた(笑)

    もう一つ気になったのは
    堂城くんの母親
    罪(不同意わいせつ殺人 被害者は小学生)を犯し、少年院送致処分になった息子でも、子は子、なんだろうけれども
    被害女児の母親と同等意識を持つのは、共感できない
    せめて、そのような意識を持つのは仕方ないにしても、それを被害

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    2026年05月17日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    読みやすくて1日で読んでしまった。
    1番最初のハイスペが勢いがあってそこからその勢いで全部読んでしまう。

    女性作家なのによくここまで男性(癖のある人)の心理が細かくが描けるなーと。
    所々に法律の用語があってさすが。

    エルメスのバーキンの買いにくさをここまで昇華させるのはさすが作家だなと。
    私もエルパト(ケリー25)を頑張りたい

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    2026年05月17日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    俺の時給のくだりがオモロい。男性目線の恋愛話、少し法律の話も交えつつで、男性の井戸端会議に参加してる感じでした。

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    2026年05月16日
  • ひまわり

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    突然の事故で首から下が動かなくなるという、とてつもない悲劇を描きながらも、物語全体には不思議と前向きさがある。

    それは主人公ひまりのキャラクターによるところが大きい。ひまりは、新川帆立さんが描く女性らしい、明るさと芯の強さを持った人物で、絶望や喪失を抱えながらも、少しずつ自分の人生を取り戻していく姿が重くなりすぎずに描かれていた。

    障害者になることで失うものはもちろん多い。ただ、それだけではなく、障害者になったからこそ気づけるもの、出会える感情、得られる関係性もある。その部分がきれいごとだけではなく、リアリティを持って伝わってきた。

    実際には、そんな簡単に前を向けるものではないと思う。そ

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    2026年05月16日
  • 女の国会

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    ネタバレ

    どんでん返しはおもしろかったけど
    やっぱりこの手の小説はモデルを連想しながら読むので、嫌いだなって思うと読書スピードが遅くなるのがちょっと嫌だった。

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    2026年05月16日