新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごく良かったです。
新川帆立さんの作品は本当にハズレがなくて、すごいなぁと思います。
本作は、先祖を調べることを専門にした探偵が主人公の連作短編集です。実は主人公は5歳のときに母親から捨てられており、自分の出自を知りたくてこの仕事をしているという経緯があります。
最初の依頼は、わざわざ宮崎県から110歳の曾祖父を表彰したいという問い合わせがあったことをきっかけに依頼者の曾祖父を探すというミステリ的なお話です。ホラーっぽい話や社会派な話までバラエティに富んでいてとても面白かったです。
主人公が捨てられた経緯や両親については、想像以上に重く悲しい理由でした。政治の犠牲になった人々がいたことを私 -
Posted by ブクログ
魔法律学校の麗人執事シリーズ第2巻。
マリスから正式に執事と認められた野々宮椿は変わらず魔法最優先の学校で魔力0の落ちこぼれとして過ごしていた。五摂家と言われるエリート魔法律一族の中でもマリスと仲の良い十二月田麗矢は面白いことに飢えていて、ちょっとした欲望を満たすために暴力を振るったりして人を押さえつけるタイプ。今回は椿がロックオンされてしまう。魔法を使わない近接戦(ケンカ)でも全く麗矢に歯が立たず困り果てる椿。
拗れは頂点に達し、クラス対抗陣地戦に自身の退学(本当はマリスの坊主)と麗矢の坊主を賭けて戦う羽目になってしまう。
そんな中、椿が女性であることを知っているし、仲の良い伊織が裏の顔を現 -
Posted by ブクログ
ネタバレ白熊ちゃんはとても感情を素直に出すから、いろんな不満や悲しみがダイレクトに伝わる
人間関係ってふとしたことで良くも悪くもなるから、仕事におけるそれはとても大事だなと思った
当たり前に同じことを目指せる職場ってありがたいものなんだなと思った
常盤くんは個人的には好き
目的のために手段を選ばなさすぎるけど、彼の中では起こってしまったことを最大限自分のために利用しただけなのかなーとか考えてしまった
でも、それを受け入れられないのも、受け入れたらいけないこともわかる気がする
人の人生を自己責任という言い訳をして狂わせているように感じた