新川帆立のレビュー一覧

  • 先祖探偵
    面白かった!最後の主人公の風子が捨てられて理由は衝撃だった。戦争などの世間の情勢によって無国籍の人が多かったこと、今当たり前のように日本に生まれ生活している私とはかけ離れた話だったけど、そんな歴史があったのかと知れた事は良かった。
  • 女の国会
    マドンナと呼ばれた与党議員が自殺した。
    その自殺に疑念を抱いた野党の高月は、秘書や新聞記者、司会議員などと事件の真相を追う。
    とある法案が物語の根底で重要な要素となり、その法案が最も必要とされる人々の苦悩の話に読み応えがあった。
    国会、政治記者、地方議員、選挙と、物語がこの順番で焦点を当てて語られる...続きを読む
  • 女の国会
    このミステリーがすごい大賞の『元彼の遺言状』で初めて新川帆立さんの作品を読み、『ワンナイト推理』以来この作品が僕にとっては3冊目。
    若干の無理があるものの、こちらの作品は前作を上回ったと感じました。
    女性議員の難しさは日常報道を見ていても感じますし、男性上位の政治社会でどのように地位を向上し、どうし...続きを読む
  • 女の国会
    国会や議員など、馴染みのない世界で100ページ目くらいまでとにかく読みづらかった。
    だんだん、どんどん面白くなる。あとは一気読みでした。最後の謎解きに驚き‼️
  • 女の国会
    政治家と新聞記者って大変…。
    高月、沢村、和田山、間橋、朝沼、三好顕太郎。
    立場も境遇も違う女性が政治の世界に揉まれ悩み苦しみ奮闘する姿に元気を貰えた。
  • 女の国会
    多作の新川帆立さんの中でも、代表作になるのではないかという一冊。ミステリーでありつつも、ジェンダーや政治参画、格差社会といった様々なテーマが内包されている。

    物語は主に4人の女性の視点から進められていく。野党国会議員の高月、その新米秘書の沢村、新聞記者の和田山、地方議員の間橋という、立場も住む場所...続きを読む
  • 女の国会
    政治家や新聞記者といった男社会で働く女性が主役の話し
    女性視点の様々な奮闘があるが何より男性女性に関わりなく仕事に向かう姿勢に共感でき自分も頑張ろうと思える本だった。
    結末の意外性もあってかなり楽しめた。
  • 女の国会
    ミステリーなのだが、謎解きよりも女政治家というテーマで心に突き刺さるお話だった。この国が一番先に変わらなければならないのは、こういうところなのでは。
  • 禁断の罠
    流石にこれだけの作家さんが揃うとどれもが覆されました。この前読んだホラーとやはりミステリーは違って、自分はホラーでなくミステリーが好きなのも確かめられました。
    有栖川さんの創作物は色々な想像力を掻き立てられて、こんな宿題を出したらみんな喜んでやりそうだなって思ったりしました。
    読んだことのないさっか...続きを読む
  • 女の国会
    今回の新川帆立は池井戸潤を思わせるような展開。市会議員・間橋みゆきが国政への出馬を決意する場面は名シーン。
  • 元彼の遺言状
    めちゃくちゃ爽快で面白い!
    主人公が弁護士なので法律ものかと思いきや、それだけにとどまらないハードボイルドなシーンもあって最高だった。

    さすがの法的知識で、ここからどうひっくり返すの?と思う展開の連続なのだが、抜け穴につぐ抜け穴で、ものの見事にラストまで連れて行かれました。最後の最後まで一人ひとり...続きを読む
  • 倒産続きの彼女

    引き込まれる

    引き込まれる語り口、一気に読んでしまった。あり得なさそうで、一方でリアルさも感じる。続きが読みたくなる。
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル―
    読み始めたら面白くて一気に読んでしまった
    本を集中して読めるなんて有意義な日曜日でした
    ドラマ化したらどんな役者なんが
    演じるのかな~と思いながら読んでました
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル―
    いやーよかった
    縁切り上等!という強いタイトルから
    すごい弁護士が出てくると思ったら
    可愛らしい弁護士さん
    周りの人物も魅力たっぷり
    尚且つ人は本当に裏の顔がいくつもあると
    すこし怖くなる部分もたのしかった。
    本編がおわり
    この物語はフィクションですのところに
    少し遊び心があり星5に昇格
  • 元彼の遺言状
     一気に読みました。軽快な文章で読みやすくそれぞれの関係性が絡み合い楽しかったです。新川帆立さんの他の本も読んでいきます。
  • 競争の番人
    聞きなれない公正取引委員会という組織の仕事を面白く描いていました。
    謎も多く、読みごたえがありました。呼んだあともすっきりする本です。
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編
    デビュー作『元彼の遺言状』が面白くて、それ以来好きな作家さん。
    エッセイ、興味ある人いるかな、って書いてたが、面白いエピソード、話題が盛りだくさんだった。

    バッグの話は作品とは関係ないけど、バッグへのこだわりの強さがとても刺激的だった。ここまで愛せる、こだわれるものがあるって、大変だけど、楽しいし...続きを読む
  • 競争の番人
    元彼の遺言状もだけど、読ませる力がすごい。法律に疎いので最初50ページあたりまでは読めるか不安になるのにラスト200ページから一気読みだった。続編も絶対読む!!
  • 競争の番人 内偵の王子
    面白くて一気読みした。話の中で出てくる仕事論のような一文にとても共感した。今後、シリーズ化していくだろう。
  • 倒産続きの彼女
    憐れまれたくない、同情されたくないと思いながら、自分を一番憐れんでいたのは自分自身なのかもしれない。