新川帆立のレビュー一覧

  • ひまわり

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    最近は本屋大賞受賞の本中心に読書していますが、ある意味本屋大賞の本よりも感動した重いです。この週末は一挙に3日分ぐらい一挙に読みましたね。
    ノンフィクションかというとそうでもなく、モデル小説というジャンルのようですね。
    面白かったというのでなくひたすら感動しましたね。ここ1年の中でのベスト小説でしたね、新川帆立さんの本は結構読んでますが、この本がダントツNo1でしたね。

    ちょっとやられましたというのが読み終わった際の素直な感想でしたね。
    モデル小説探す旅に出ようかな?
    よかったです。

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    2025年11月10日
  • ひまわり

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    とてもいい小説でした。主人公のひまりが、突然の出来事で絶望しながらも前を向き、様々な障壁に対して一つ一つしっかり受け止め、着実に乗り越えていく様がとても心に残りました。
    最近の小説は、何かひねりを入れないととか、予想外の展開、どんでん返しを織り込むものが多いですが(そんな刺激が読者の求めるところかもしれませんが)、本作のような正攻法の小説は、読んでいてストレートに心地良いものだとつくづく感じました。

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    2025年11月09日
  • ひまわり

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    ネタバレ

    テンポの良い文章で、どんどん読み進めることができました。基本的にはサクセスストーリーで、おそらくうまくいくんだろうとどこかで思いつつも、事故で負った重度の障害にもかかわらず、数々の困難に向き合う主人公の強い意志と行動力に圧倒されました。読後感は非常に良いです。実際に司法試験を突破した弁護士である作者なだけあって、具体的な試験問題の記述も面白かったです。

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    2025年11月09日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    2巻目は椿と麗矢とのお話がメインです。
    なぜこんなに麗矢は強いのか、ハーブ畑の話で麗矢と伊織のセリフに違和感がありましたが、最後は伏線回収してくれました。
    そして、この回は伊織の行動に正直『こえーよw』と突っ込みたくなります。
    麗矢の事嫌いでしたが、2巻目を読んだらみんなも麗矢の事が好きになる事でしょう。
    そして読めば読むほどマリスは自己愛性パーソナリティ障害だなあと思う。
    3巻も楽しみです。

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    2025年11月08日
  • ひまわり

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    とにかくこんな目に遭いながら常に前だけ向いて全力で突き進んでいく
    しかも周りをもどんどん変えていくパワー持ってる人って凄いね。
    自分には全くないエネルギーだからこそ憧れる。世の中を変えていける人だと思う。
    是非とも続編に期待したい。

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    2025年11月08日
  • 目には目を

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    ネタバレ

    誰が密告者か?という謎を追うミステリーとしても面白かったし、復讐と贖罪というテーマで腑に落ちるラストが用意されていたのも良かった。
    ライター視点から一人の母の視点となり、そうなると復讐を肯定しそうな気持ちに引っ張られた。でも堂城くんの場合は適切な発達支援に繋がっていれば防げたことがあったのでは?と思うので堂城母の一方的な被害者意識はモヤモヤしたり。
    しかし最後の大阪くんの宣言がやはり真の贖罪なんだろうなと思えた。

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    2025年11月08日
  • 女の国会

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    政治× ミステリー
    政治家のリアルが描かれてます。
    女性政治家、秘書、新聞記者それぞれの視点で語られていきます。
    とにかく登場人物のキャラクター設定が素晴らしく物語に奥行を与えています。
    実在していそうな魅力的なキャラなんです。

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    2025年11月06日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    ネタバレ

    1巻を読み終えてからめちゃめちゃ楽しみにしていました。
    マリスと椿の関係性は引き続きと思いきや
    椿と麗矢がバチバチとした関係性に…!
    伊織とは変わらずだが、影で怪しい動きをしている…。
    波乱の展開過ぎました。動悸が止まらない…
    そして今回新たに好きになった人物がスミレです。
    かわいい!可愛くて仕方ないです!
    恋に一直線で、椿のために可愛らしく着飾りデートに誘い…とザ女の子でほっこりしました。
    男子同士の仲の良さだったり、男女のドキドキ感もたまらなく好きですが、恋する女の子の可愛さは最高です。
    そして椿が人に頼ることを知る機会でもある2巻。育ってきた環境から頼るという選択肢がないのかと気付かされ

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    2025年11月04日
  • 女の国会

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    これを読んでいるタイミングで女性初の総理大臣が誕生した。
    そのことに正直、へぇーって感じの興味だったが
    この本を読み進めて行くうちに、チラチラと女性議員のお顔が出てくるようになった(苦笑)
    文中に「みゆきが首相になったら、俺って、ファーストレディーならぬファーストジェントルマンってこと?」と夫が言うシーンがある。
    まさに!今そうですよ!と思った(笑)
    新川帆立さんの調べ上げられた国家のすべて。
    政治記者のやり取り。とても面白かった。

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    2025年11月03日
  • 女の国会

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    ネタバレ

    高市総理が誕生したこのタイミングで手に取った。めっちゃ面白いな〜政界のしがらみのリアルとミステリーを掛け合わせた秀逸な作品。いつも読書ペースは、60~70p/1hだから、400ページの本は3〜4日に分けて読むんだけど、面白すぎて最後まで一気読みでした。爽快感もやるせない感も存分に味わえた一冊。

    僕は女性政治家が少ないのは、それはそれで意見さえ吸い取れていれば良いんじゃないかと言う立場だったし、そもそも少ないのはなりたい人が少ないからだと思っていたけれど、色々な複雑な事情があるんだな。選挙以前の党内の公認の段階で。それゆえ機会平等が達成できていないのね。クオータ制などの結果平等には反対だけど、

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    2025年11月03日
  • 女の国会

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    高市総理が誕生し、今まさに旬なテーマである本書。
    政治活動や選挙について分かりやすく記載されており、非常に勉強になった。
    また、「女」ということに対する差別や偏見は政治家に対しては現実でも特に酷いのだろうと考えさせられた。
    もちろん政治家だけのことではないため、自分も理解するために常に勉強や思いやりをもっておかないといけないと感じた。

    もちろんミステリーとしても素晴らしい出来である。

    現実でも、高月や馬橋のような政治家が出てきて、助け合いが出来るような社会になることを期待したい。

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    2025年11月01日
  • ひまわり

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    すごくよかった。頸髄損傷、四肢麻痺になった女性が、事故から、自立するまでの話
    努力だけでは語れない内容もいい。

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    2025年10月30日
  • ひまわり

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    『アルプス席の母』のような読後感で、本屋大賞のノミネートはされそうな予感。
    プロローグは読み終わった、エピローグの後の2回目にようやくわかる。
    そしてこれは本というより手紙です。日記よりの手紙。それも読めばわかると思う。
    「言葉を信じる」
    ひまりさんは最後の砦を生かした。
    5体満足ならやっぱりなんでもできると思った。
    きっと話しもできない、非言語でも「目で激励できる」と言って生きていた人を知ってる。
    新川さんは文体の変化に挑戦している感じがした。かっこいい。
    朝井さんといい、若い作家さんの進化を感じた。

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    2025年10月27日
  • ひまわり

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    もし自分が四肢麻痺になったら、ひまりのように生きられるだろうか、自分だったらどうするだろうかと考えさせられた。

    障害者雇用に携わる人間として、読んでよかった。

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    2025年10月26日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    日本をベースとしたファンタジー世界で、牧野つくしがイケパラしながら道明寺司の執事をする的なお話。魔法世界でも法律バトルを軸にして一線を画す辺りが新川帆立の腕の見せ所だね。流行りの皮を被って平成少女漫画なのも良い。面白かった! 次も楽しみ‼︎

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    2025年10月26日
  • 倒産続きの彼女

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    ネタバレ

    元彼の~の続編。なぜか勤めた会社が連続で倒産し、4社目の会社も倒産の危機にあり、その背景を弁護士が調べていくと思いがけない真相が明らかになる。前作でそのキャラの魅力にハマった剣持麗子も登場し、出てくる弁護士、倒産危機にある会社の人物など、どの登場人物もどこか人間味があり、どこか頼りない感じの所もありつつの魅力的な印象が読んでいて楽しいし、生き生きとした映像として立ち上がってくる感じがある。また、続編出ないかな。

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    2025年10月25日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    魔法が使えない生身の人間が
    魔力学園一位の男の執事として働くお話。
    しかも男のフリをして。

    『花君』『花男』『メイちゃんの執事』の風を感じたが、世代には懐かしさを感じるので面白かった。
    結局ベタのお話が自分は好きなんだなと思った。
    是非とも椿を全員で取り合って頂きたい。
    2巻目が近々発売なので楽しみです。

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    2025年10月23日
  • 女の国会

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    再読 初の女性総裁が誕生し政界が揺れる今読むからこそこの物語の持つパワーを存分に受け取れた気がする。強い女達が多く登場するがただ強いだけでは無い。皆1人の人間として色々なものを抱えだけど信念を守って動いて生きている。日々を惰性で生きている人間にとってこのパワーは魅力的だった。4章直前からのスピード感は本当に心地いい。ミステリーとしても楽しめる。文庫に早くならないか心待ちにしている

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    2025年10月18日
  • 競争の番人

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    確かにマイナーな仕事でイメージありませんでした。
    頭の良い方の人が頭の良く無い方の人からの視点で描かれていて驚きでした

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    2025年10月17日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    ネタバレ

    まさか新川さんが学園ファンタジーを書かれるなんて!とっても驚きました。
    直近のイメージだと「ひまわり」でしたので、
    どんな作品に…?!とドキドキしながら
    読ませていただきましたがほんっっっとうに
    面白かったです!
    今までとはガラッと変わった作品で、ラノベに近い雰囲気があり読む年齢層もまた変わってくるのかなと思いました。
    読み終えて、ツンデレなマリスと一生懸命な椿の組み合わせはハラハラもしますが、にこにこと見守りたくなる存在で最高でした。
    2巻では伊織がもっと出てくるのでしょうか…?三角関係勃発…?!ともう続きが楽しみで仕方ありません。五摂家の他の人物たちの登場も楽しみです。

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    2025年10月13日