新川帆立のレビュー一覧
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少年犯罪を犯した少年たちが幼少期どのような家庭環境で育ちどのような生活を送り歪んでいったのか、6人のケースが詳細に書かれていて興味深い。
もちろん犯罪を犯したことは決して許すまじことではあるのだけど、この少年たちもまた可哀そうな子たちなのだと感じる。少しのボタンの掛け違いでそのような境遇になってしまったが、愛情に飢えていたりかまってほしかったり友達が欲しかったり、普通の承認欲求を満たしてほしいと願うごく普通の少年たちなのだ。
自分の感情をうまく言葉で言語化することができない、他人が自分の言動でどのような気持ちになるかが分からない、自分にとって都合の悪い事を都合の良いように解釈をするなど自己 -
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新川帆立さん著「目には目を」
著者の作品は初読みになる。
名前を見ただけでは男性なのか女性なのかわからなかったので著者の事を調べてみればその概歴にびっくりした。
米国生まれ、東京大学法学部卒、元プロ雀士、弁護士、そして小説家…
凄すぎる、エリート中のエリートではないか。まだ30代中頃とのことだし、この先どんな人生を歩んでいくのだろうか?楽しみな作家さんだと感じる。
物語はというとちょっと変わった書き出しでルポ風でもありながらミステリー風でもあり面白い書き方だと感じた。
内容も主人公の記者がインタビューを通して事件を掘り下げていく道中に主人公のバックボーンが明らかになり大きな衝撃を受けた。
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1日で速攻読んでしまった。続きが気になるのなんの。フィクションなのにどこかノンフィクションのようで怖かった。罪を犯した少年たちにまつわる話。結末もそう来たかー辛い、、、皆辛い、、、でも辛いのを循環させるのは良くない、、、なんとか希望が見出せる終わり方と思って良いのだろうか。希望なのか分からないけれど。自分の子供が被害者になる可能性と同じように加害者になる可能性もあって、色々考えてしまう内容だった。もちろん加害者になるにはそれに向かいかねない家庭環境がある場合もあるのだろう。でも先天的なものもあるのだろう。殺すなんてことは良くないこと。罪は良くない。でも、一歩間違えれば誰でも恨みは持つ可能性があ
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この本を、今を生きるこの時代に読むことができて心から良かったと思った。
女性差別が色濃くある政界。その世界を力強く生きる女達のストーリー。
「女」なだけで、様々なレッテルが貼られてしまう世の中。
自分も男性が多い仕事に就いてるため、就職前には「女だからやめときな」と投げ捨てられたことが何度かある。
苦しかった。だからこそ、男性に負けない。結果を出してやる。と、負けん気だけは強くなったと思う。
読み進めていくと、心が抉られてくるような場面があった。でも、この本は多くの人に読んで欲しい。
マジョリティの中のマイノリティは必ずある。そして、生きている。
「女だから」「男だから」と、身勝手に型 -
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不良の事故などで一生背負い続けなければならないハンディキャップを抱える人々を、医療関係の仕事をしている私も関わってきました。
「ハンディキャップや障がいは個性」なんて言うけど、果たしてハンディキャップはどんな時でも本当に個性になるのか…
どうしたってハンディキャップはハンディキャップとして存在してしまうものでもあります。
こちらの本を読んで、実際にハンディキャップを負った方にとって、改善がどこまで見込めるか、改善できるところの限界点を理解して自分のなかでそれを甘受した上で、どうすれば自分の望む生活ができるのかを本人、家族、医療福祉の多職種でともに考え実行していくことの必要性とその難しさを改め -
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ベタな展開大好物です。
ベタキャラすぎる麗矢。やっぱりお兄ちゃんだったかぁ!!!
キュンがたくさんあって嬉しかったです。
ツンデレ乙女なスミレにきゅん。ツンだけど思いやりあって素直で強くて可愛い。
オラオラだけど友達生命な麗矢にキュン。ラスト数ページにモテ男の全てが詰まってた。
好きなこの前だけキャラ変の伊織にキュン。悪魔っぽい彼も好きだけど椿の前の彼は天使
今回は暴君麗矢と対決の椿。
最後には誤解も解けて和解。
このパターン、テンプレ的で好きです。
椿は男装する気ゼロですよね。みんなどうして気がつかない?!笑もお約束感あって好きです
2026.1.9
6
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主人公の「ひまり」は、ある日突然、事故に遭い、脊髄を損傷してしまい、今までの生活が一変。
辛いリハビリ、復職の挫折にも負けず、四肢麻痺というハンデを背負いながらも一念発起して司法試験にチャレンジする‥
物語を通して、生きるとは、幸せって何だろうと真剣に考えさせられました。
ただ漠然と生きるのではなく、誰かに感謝される事や、目標を持つ事の大切さを。そして、ポジティブに生きて行くために、積極的に社会と繋がりを作る事、身だしなみを整える事で意識的にスイッチを入れる事の重要性にも気付かせてくれました。
今年1冊目に相応しい、元気にそして前向きにしてくれる素敵な作品でした。おすすめです。
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リーガルエンターテイメントですね!
主人公の紬先生 ( 離婚弁護士 )のキャラが面白く、一気読みでした。
新川帆立さんの主人公はみんな元気があって好きです。
法律は人が作ったものだけど、人の価値観やライフスタイルが変わっても、法律はなかなか変えられない。
ストーリーの中でも、同性カップルは日本では結婚出来ない。子どもを産んでも共同親権を設定することが出来ない。
だから離婚ってなったとき理不尽な思いをするのは子ども。
だからといって子どもを持つことをあきらめることもないはず。
これからの課題でもあると思う。
私も実はこの紬先生にお願いしたい状況にあります(^_^;)
なので、すごく参考にな