新川帆立のレビュー一覧

  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    離婚にまつわる5話が収録されているが、弁護士、弁護士の父、幼なじみの探偵、事務員と各物語の視点が変わるので読み応え十分。縁切りをテーマとしながら失望だけを描くわけでもむやみやたらに明るい未来を描くわけでもなくリアルがつまっている作品。個人的には1話と5話の話の繋がり方というか持っていき方がうまいなあと。続編を期待!

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    2026年03月03日
  • ひまわり

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    事故に遭い頚髄を損傷してしまった女性が弁護士を目指す物語。何度も心折れそうになりながらも、目標に向かって自分の身体と向き合いながら必死に頑張り続ける姿に何度も感銘を受けた。周りからの視線・言動に惑わされず自分を貫いて言葉で伝え続ける大切さを学んだ。

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    2026年03月02日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    登場人物達の気持ちがクルクル動き、この先の恋の行方が気になります。次回作は夏に出版との事なので、今から楽しみです。

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    2026年02月28日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    キャラクターに味わいがあっておもしろかった。でも読みながら元カレのこととかやけに意味深にかかれているなぁなんでだろ?って思ってたら、奥付を見て納得。この本、シリーズ2作目なんだ!!って。おそらくそちらに元カレのことが書かれているんだろう…と推測。
    単行本の場合はほとんど情報を入れずに本を読むことがあるけども、それによって思い込みがなかったり気づきがあったりするの、感覚として好きだな。

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    2026年02月28日
  • 女の国会

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    与党の女議員・朝沼侑子の死の真相を追う政界ミステリーかと思ったら…

    正直、予想もしていなかった展開に、「やられたー!」と声が出ました笑

    日本はまだまだ男女平等ではない。そんな世の中で政治家として戦っていく覚悟を持った勇ましい女性たち。
    政界は蹴落としあいや誹謗中傷が日常茶飯事であり、登場人物らは私たちが味わったこともないような苦悩に痛めつけられ、心身を疲労していくのですが___

    読者が男性でも政治に興味がなくとも、本書を読むことで勇気をもらえるはずです。

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    2026年02月27日
  • ひまわり

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    ネタバレ

    仕事中の事故で頸髄を損傷して四肢麻痺状態になったひまり。あらすじを読んだだけでも苦労という言葉では足らないとんでもない努力の人だが司法試験という通常の人にとっても難関を突破するとは。突破口を見つけるためまず受験する、相手にわからせる、それは弁護士の仕事に就くなら必要なスキルだとチャレンジするのもすばらしい。なんてポジティブ。へこたれている自分が恥ずかしくなる。文章がとても読みやすく素直に感動できる本。

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    2026年02月26日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    王道を爆速で突き進んでます

    一作品目と通ずる部分としては、
    「秘密を知って(知られて)心を開く」というところかと思います。

    マリスが何もかも神に与えられたように完璧な人間かと思ったら実は…とか
    (マリス様には及ばないが)強靭で喧嘩もどんなこともセンスよくこなせる麗矢は実は…とか

    やはり「他の人は気づかなかったけれどこいつだけはちゃんと見てくれている」ということに安心がバク上がりするのだなと。

    きな臭くなってきた伊織や、まだ深堀りされていない左衛門についてもこれからどう進んでいくのか、シリーズを通してのミステリー要素の部分がどう解き明かされていくのかも注目です。

    とにかく、とにかく、人

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    2026年02月23日
  • ひまわり

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    いやぁ、リアルですね。

    僕は骨折すらしたことが無く、司法試験も受けた事が無いので、本当にリアルなのかはわからないのですが、作者の体験をそのまま書いているのではないかと思うくらいリアルを感じさせられました。
    少し日記風の語り口と、適度な医療用語、細かなエピソードのバランスがそう感じさせるのだと思います。

    しかし、頸髄損傷ちょっと舐めてました。もちろん大変なことは頭ではわかっていたんですが、最初は車椅子に乗るのも大変(ただ身体を起こすだけで気を失うから)とか、ちょっとした打撲で発作を起こすことがある(自立神経が暴走するから)とか、知らなかった事も多く、想像をはるかに超えた大変さでした。
    また「

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    2026年02月23日
  • ひまわり

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    500ページ弱というボリュームに、しかもテーマは重め。
    正直、読み切れるか少し不安だった。けれどページをめくる手は止まらず、気づけば夢中で読み進めていた。

    物語としては出来すぎでは? そんなにうまくいく?
    そう思った矢先、実在の弁護士の存在を知り、驚愕。
    これは“きれいごと”ではなく、現実にあった希望なのだと知って、物語の重みが一段と増した。

    もし自分が同じ立場だったら、
    折れずに、あそこまで前向きでいられるだろうか。

    ひまりの明るさや人を惹きつける力、そして何より「自分の状況をどう受け止めるか」という姿勢が、周囲の人たちを少しずつ変えていく。
    環境そのものが劇的に変わるわけではない。け

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    2026年02月21日
  • ひまわり

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    ネタバレ

    四肢麻痺という状況を通して、生きがいや人とのつながりの大切さを強く感じさせる作品だった。
    当たり前にできていたことを失って初めて気づく日常のありがたさや、次々と立ちはだかる現実の厳しさがリアルに伝わってくる。
    それでも人との出会いが希望となり、前に進もうとする姿に心を動かされた。

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    2026年02月21日
  • 目には目を

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    気持ちが晴れないなんともいえない終わり方だった。
    少年法に関しては自分も思うとこがある。
    しかし、自分が犯した罪を反省できるのであればそれもひとつの手段だろう。
    犯罪を犯した人の処遇、復讐と贖罪、様々な要素が行きかう色々と考えられさせる1冊だった。

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    2026年02月20日
  • 目には目を

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    自分の推理力のなさに感謝する。
    まんまと「そういうことか!」となって、面白かった。

    お母さん、運動会には参加してなかったんだっけ?
    話が上手く作り込まれているから、どこかにその辺のことも書いてあるはず。
    ネタバレ後にも、もう一度読んでみたい。

    新川帆立さんは、新人の頃に有隣堂のYouTubeでよく見ていた。
    どうやれば、売れる小説を書けるか研究しているみたいなことを言っていたのが印象的だった。
    徹底的にプロットを作りこんでいるに違いない。
    重たいテーマの小説だったけれど、読み始めると、最後まで気持ちよく読まされた。

    「目には目を」最初の目を作らないように気をつけて生きていこう。

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    2026年02月18日
  • 女の国会

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    新川さんの作品は、元彼〜、倒産続き〜、に続いて3冊目でした。
    "憤慨しています!"
    その一言が印象的な主要人物である高"月"議員が、冒頭の人物相関図でライバルと表記されている朝沼議員と一悶着あるシーンから始まったと思ったら、いきなりその朝沼氏が亡くなるところから物語が始まっていったので、いきなり面食らいました。
    『女の国会』というタイトルや、高市総理就任前に出版された作品だということで初の女性総理誕生が物語上描かれるのかと思いきや、主要な女性の面々である野党議員/秘書/記者/地方議員の各々の視点から男性が牛耳る永田町の世界で女性が力強く生き抜くシーンが多

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    2026年02月18日
  • 目には目を

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     少年犯罪の被害者と加害者との苦悩と葛藤をミステリー仕立てで描く。
     被害者側は常に憎しみを持ち続け、加害者側は全く反省していない…われわれが被害者とその家族(遺族)に共感し、加害者とその家族を責め立てるとき、こうした固定観念を持っているのではないだろうか。
     だが、被害者や加害者の思いは複雑であり、何より人は変わる…。
     本書は加害者よりの視点だ、という感想を抱く人もいるかもしれない。しかし、加害者とその家族も同じ人間だ、という根本的なことを改めて考えさせる一冊。

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    2026年02月16日
  • ひまわり

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    良かった。
    強い主人公、実際にモデルとなった人がいた事にも驚いた。
    主人公の母親がとても人間らしくて私は大好きなキャラクターでした。

    482ページも有る本を読める読力が付いた自分を褒めてもあげたいかな〜

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    2026年02月15日
  • 女の国会

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    読み終わったあと、はっきりした理由はないのに、気分が少し暗くなった。法案を通すことが想像以上に大変で、誠意や覚悟、実際の行動を示さなければ願いはかなわないのだと知り、社会の厳しさを感じた。大人になったら、こうした複雑なコミュニケーションをしながら生きていかなければならないのだと思うと、自分は本当に大人になれるのだろうかと不安にもなった。

    一方で、「これまで長い間、総理大臣は何人もいたのに女性が一人もいなかった」という状況が、この物語の中で変わったことは、前向きで良いことだと感じた。

    物語では、LGBTの人たちを取り巻く制度の問題についても描かれていた。身体に大きな負担を伴う選択を求められた

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    2026年02月15日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    漫画を読んでいるような感覚もあり
    女子が好きな内容、魔法というのが現実感がないけど、面白いので若い子に読んでもらいたい
    2冊目も早く読みたい

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    2026年02月15日
  • 女の国会

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    まず面白かったです
    新川帆立さんってこんなお話も書かれるんですね

    「女に生まれてごめんなさい。お父さん、お母さん、 。。。」と書かれた手記で物語は始まる

    野党第一党の「憤慨おばさん」こと高月馨は、進めてきた性同一性障害の法案成立を逃してしまう
    共闘を約束した与党の国会議員「お嬢」こと、朝沼侑子の根回しの足りなさが敗因であり
    高月は浅沼を公衆の面前で責め立てる
    その直後、彼女は自殺して命を落としてしまう。。。
    自殺なのか?犯人が居るのか?女性たちが政治の世界で生き抜き解決するミステリー
    国会議員、議員秘書、政治記者、地方議員という4人の女性達がそれぞれの目線で
    男中心の国会という世界を生き抜

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    2026年02月14日
  • 女の国会

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    進むにつれて、どんどん、引き込まれていきました。政治の世界は、垣間見る事ができました。働く女性にとっては、負けずに頑張ろうと思える一冊です。 

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    2026年02月14日
  • 目には目を

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    プロローグ

    いやはや、凄い

    東大卒で弁護士の資格を持ち、元プロ雀士で人気作家でしかも美人❣

    天は二物も三物も与えてしまうのか!?

    溢れ出る才能に嫉妬と称賛が交差した!



    本章
    『目には目を』★4
    感動の『ひまわり』とは、また一味違った
    復讐ミステリー

    幼女を殺めた少年Aを遺族の母親が殺害 
    少年Aを含めた少年院生6人をある女性ライターが
    追っていく

    追っていく先に見えた驚愕の事実と大どんでん返し
    の結末に魂が揺さぶられる


    虚構と嘘と真実とが混在しミスリードを誘う
    ラストの持っていき方も秀逸だ

    この作家さんて、ホント才能あるなー 
    改めて、そう思った!



    エピローグ

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    2026年02月12日