新川帆立のレビュー一覧

  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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     小説も面白いけど、エッセイは更に面白い。あらゆる才能に恵まれた雲の上のような人というイメージだったが、気取ることなく、自分の経験や思いをスパンと言い放った内容に親近感を覚えたし、益々ファンになった。
     時折、登場するご主人エピソードもクスッと笑えて素敵な方なのだということが、滲みていた。

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    2025年06月29日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    剣持先生の体力には毎回驚かされる。自分だったら一日も持たなさそう... サバサバしていて損得勘定で行動するけど、簡単に人を見捨てないところが好き。今回のワンナイト推理も一気読みして楽しかった

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    2025年06月25日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    旦那様によるあとがきが素敵!
    海外生活のお話が特におもしろい!著者近影の写真は反則!ラノベやマンガもかきはじめられる、空手を始めるなど読んでて楽しい。文壇のリアルな世界には閉口しちゃいますね……

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    2025年06月10日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    やっぱりこの人面白い。著者近影めっちゃ笑った。

    自身でも文章・日本語の勉強をしているとあって、"わたしには"本当に読みやすい。名アンチレビューが書けず、申し訳ないです^ ^

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    2025年05月10日
  • 倒産続きの彼女

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    剣持さんかっこいいかっこ良すぎる。言動に態度にハイキックする姿に なんでもかんでも解決する訳じゃないし玉子の謎解き回だし、哀田が限りなく怪しいのにラストまでひっそりしてて 一気に謎解きするのも新川帆立さん上手だなぁ。玉子さんが弁護士なるまでの苦労話が端折っているけど大変だった筈でシマばあちゃん死ななくてよかったのに、とトラはドラマSPみたいで薄気味悪いわ、実在すると思うけど

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    2025年04月25日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    「エッセイ」というジャンルの面白さに目覚めた。仲良しの友達とお喋りを続けている気分で、読み終わるまでずっとウキウキ気分が続いた。バックやディズニーの話題ではしゃいでいるかと思えば、突然の法律談議で、この著者は元弁護士だったとハッとする。万人に向け、これだけオープンになれるなんてすごい。感情や意見がアサーティブなのが、押し付けがましくなくてよい。楽しい一時を過ごした。

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    2025年04月11日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    元彼の遺言状の続編です。
    5話ありますが 繋がっているお話しです。
    仕事のできる女 剣持麗子が 振り回される話しです。
    ホストやってた黒丑が すべての話に登場
    変な刑事 橘五郎も出てくる
    誰が一番頭が良かったのかなあ!
    たぶん黒丑
    新川帆立さん 変な人物書くの得意ですね!

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    2025年03月22日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    新川帆立さんが弁護士だから法律に非常に詳しく尚読みやすい判るので、剣持麗子も入って来たしラストで黒丑の犯行が暴かれると思いきやで終わるって この犯罪組織は怖いし 1番怖いのがこの犯罪組織は実在するしで、安倍晋三もそうだし、財務省の手のもので車で人を轢いたし、逆らう人間は殺されるのだなと…財務省といえば財務省解体デモ見てるが自分も行かなくてはいけないと思う(ただ東京が遠い)独身税って何?と激しく思う

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    2025年02月27日
  • 目には目を

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    復讐と贖罪と終わりなき葛藤

    久しぶりに突き刺さった。
    誰しも一度は考えたことがあるだろうテーマを、
    わかりやすくぐいぐい引き込んでいくストーリー。
    救いのないテーマの中に最後、
    微かな救いのようなもの、
    救いと呼べるのかどうかも定かではない、
    一筋の光があるのもよかった。

    ぜひ読んでみてほしい作品。

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    2025年12月06日
  • 倒産続きの彼女

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    弁護士シリーズの2作目。
    新たなヒロインはどこにでもいそうな普通の女性。
    前作の剣持麗子とは対極に位置するような人生を歩みながらも、それぞれの魅力がたっぷり詰まっていて満足。

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    2025年02月09日
  • 禁断の罠

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    最近勢いのあるミステリー作家6人の競演。オール讀物か別冊文藝春秋などが初出の読み応え抜群の一冊でした。もし気になる作家さんが入っていたら試し読みに最適です。タイトル的にスカッと爽やかとはいかない内容が多いので、読み心地良いもの求めている人には向きません。
    「ヤツデの一家」新川帆立
    三代目を継いだ女性政治家の語り。暴君だった父の後妻の連れ子、渉は美しく世渡りがうまく、面倒なことは嫌い。でも私にアプローチしてきて、私も渉なしではいられない。そして私は醜いが、美しく身体の弱い妹がいる。
    女の国会みたいな話かと思ったら全く違いました!珍しくドロドロっとしたお話です。
    「大代行時代」結城真一郎
    世の中流

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    2025年01月29日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    作家さんを知るのに、手っ取り早いのがエッセイを読むこと。
    ドラマの「元彼の遺言状」を視て、
    原作本を読み、それからファンになっている。
    主演の綾瀬はるかさんと帆立さんがダブって見える。

    とってもかわいらしくて、天真爛漫な帆立さん。
    出会った人はすぐに虜になっちゃうはず。
    デビュー作がいきなりのヒットで、そりゃあ、大変な思いをしたでしょう。

    小説を書くのが好き、というスタンスは変わらず、
    空手やオペラなどたくさんの勉強を(楽しんで)頑張っている姿勢はえらい!

    第一弾のエッセイはこれから読む予定。
    楽しみ!

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    2025年01月22日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    著者の人間性が赤裸々に語られていて、とても清々しい。新川帆立さんの著書が少しでも好きな人はもれなく全員読んで損しない一冊。

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    2025年01月06日
  • 先祖探偵

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    タイトルからコミカルな話だと思って読み始めて、全然違っていてびっくりしました。もっと別のタイトルの方が良かったかな…
    最後は自分が知らなかった世界、戸籍とそれに振り回された人たちの話に及び、大変感慨深いものがありました。

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    2025年01月03日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    ネタバレ

    おすすめできる作品です!
    一気読みしました。

    ・1作目に続いて九州の支部でも強烈なキャラクターとストーリー展開だった
    ・1作目では比較的業務で上手くいってた白熊が、何のために仕事をしているのか悩む部分は自分と照らし合わせてとても響いた
    ・スタンスが変わったのか、小勝負にストレートに指摘された時の衝撃などは、自分が言われたように結構考えさせられた
    ・仕事はいい時も悪いときもあるが、信念を曲げずに目の前の仕事に集中していればきっといいことがあるはず、とおもわせてくれる物語だった

    明日からの仕事の活力が湧きました!
    早く3作目を読みたい!!!

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    2025年01月01日
  • 競争の番人

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    とても面白かったです、一気読みしてしまいました!
    続きがあることを期待してしまいます。
    (追記:続きありました!!!)

    ・聞いたことない職業だけど、人物がとても個性的で内容が理解しやすい
    ・そういうことだったのか、という種明かしもありスッキリする
    ・人間の汚いところから綺麗なところまで、事件に絡めて描き出されていて、結構ぐっとくる部分も多かった

    一気に読んでしまったので、
    もう一度最初から読み返したいです。

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    2024年12月31日
  • 先祖探偵

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    初物 大当たりで窓際に置かれた水槽の中でカエルが大きく跳ねた〜ここ凄くいいかな描写で、好きかも、いやいや好きだわ。健二と雄二の依頼から自分の両親にたどり着く細い細い糸が繋がり お母さんが見つかるって 何故子供を捨てたのかの真実に揺さぶられた、ユラもお母さんほんと好きだったのなぁ、たかが戸籍でだ。あの本読みましたで新川帆立さんを知って作家になる為の法学部に弁護士 未来図を淡々というのもグッとくるし実現してるって凄くねっ。勉強して身につける知識が将来自分の武器になれるって考え方もグッときた。えーどうしよう評価見ずに自分に合う作家さん見つけてしまった

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    2024年12月10日
  • 倒産続きの彼女

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    『元彼の遺言状』と同じくこちらもキャラが良い!前作から続く剣持さん(少し成長してる)も、今作の主人公美馬さんも。
    普段法律事務所のコーポレート部門の方とは付き合いがあるが、倒産チームというのがあるのだ…!知らなかった。エンタメとして楽しみながら知らないお仕事の世界を楽しめるのがこのシリーズの魅力のひとつ。

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    2024年12月08日
  • ひまわり

    司法試験の壁

    主人公が司法試験を受けるまでに、無数の困難が訪れる。しかし、決してめげず、優秀な介助者にも出会い、合格に向けて準備を重ねるまでの中盤を読むだけでも、「何て理解がない社会なのか」と感じる。それだけ描写にリアリティがある。
     しかるべき時期に映像化されてほしい。また、それだけの価値がある素晴らしい作品。

    #深い #タメになる #感動する

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    2024年12月07日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    東大卒の元弁護士さんだから、エッセイも論文みたいな文章かと思ってましたが、とっても気さくでお茶目なお姉さんでした。面白くて一気読みです。
    ヨーロッパ滞在編、偏愛編、小説修行編の3部のどれも作者の知的好奇心が先導して、知らない世界にどんどん引っ張ってくれる。自分の足りてない頭には、とってもプラス要素なんですけど、出会ったお気に入りの腕時計の話をするのに、時計の起源から語られるとは思わなかった_(:3」∠)_
    「遥かなる著者近影」は、驚きと同時に綺麗に2度見してしまった(笑)

    『二つ隣のビーチチェアに寝転がっている女の人が分厚い本を一生懸命読んでいた。その姿を見ていると、気持ちがすっと軽くなった

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    2024年12月06日