新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4年前に同僚から「読み終わったからあげる」と言ってもらったまま積ん読になっていた本書。
今年の読書量強化でやっと手に取った。
とても面白かった。
著者が現役の弁護士ということで、法律関係の内容がかなりリアリティがある。
今年、色々な本を読んでわかったことだけれども、私は言葉だけで「彼(主人公)は頭がいい」とか書かれても、行動や思考や知識が伴っていないと一気に本を読む速度が落ちてしまう。
本書はそれがまったくなかった。
(ただ、最後に注意書きで「法的に現行法とは違う部分もあるかもしれないよ」的なことが書いてある。そんなところまで「法律家」の書いた本だな~と思った。)
主人公の性格に関して、読 -
Posted by ブクログ
最近のアンソロジーは本当に豪華というか、ハズレがなくおもしろいよね。
有栖川有栖『ミステリ作家とその弟子』は【砂男】で既読だったけれど、再読でも作家と弟子のやり取りがおもしろい。
退職代行とかZ世代とか、境界知能、ペロペロ動画に闇バイト…すごく今が詰まっている一冊だった。
何十年後かに読まれたら「あ~令和っぽい」ってなるんだろうな。
米澤穂信『供米』は途中まで「うーん、好きな米澤穂信ではない」なんて思ったけど、最後がすごく良くてさすが!という感じ。
中山七里『ハングマン-雛鵜-』は最後続きが気になる終わり方だったな。スッキリさせてほしい!
せっかくだから『祝祭のハングマン』を読んでみよう -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本も題名買いした 1 冊。
この本のおかげで何かをしつこく探す癖みたいなのがついてしまったかもしれない。
主人公の、依頼人のプライバシーに深く関わらないようにする姿勢にもどかしさを感じるところもあるけどそれが結果ちょうど良い温度で終わるからなんか読み心地良かった。
探偵対象が人物ではない場合は探偵業申請が必要無いとか、こういう裏付け的なところは作者が弁護士だったりをしているから詳しいのかななんて思ったりした。
俺も元々自分のルーツは気になってたというのもあってこの本を手にしたんだと思う。
別に父母が居ないとかそういうのは全く無い。祖父母だって居たしたくさん可愛がって頂きました。
ただ曽 -
Posted by ブクログ
勉強が忙しくなかなか本を読めなかったのですが、最近勉強モチベが下がっていて集中できないくらいなら読書の時間を取ろうと思い、ずっと気になっていた本を手に取りました✨
もう、どストライクな本でした。わたしは考え方がスポーツマンみたいなところがあって(めちゃくちゃ運動音痴ですが笑)とにかく逆境を乗り越えていく小説がだいすきなんですが、もう本当にめちゃくちゃ逆境を乗り越えていってくれました泣泣
事故に遭って障害者になり大変なことに巻き込まれている中で、最初は戸惑いすべてのことに受動的であったひまりがたくさんの人から刺激を受け、どんどん主体的に変わっていく姿がとてもかっこよかったです。
また、この本は -
Posted by ブクログ
最近勢いのあるミステリー作家6人の競演。オール讀物か別冊文藝春秋などが初出の読み応え抜群の一冊でした。もし気になる作家さんが入っていたら試し読みに最適です。タイトル的にスカッと爽やかとはいかない内容が多いので、読み心地良いもの求めている人には向きません。
「ヤツデの一家」新川帆立
三代目を継いだ女性政治家の語り。暴君だった父の後妻の連れ子、渉は美しく世渡りがうまく、面倒なことは嫌い。でも私にアプローチしてきて、私も渉なしではいられない。そして私は醜いが、美しく身体の弱い妹がいる。
女の国会みたいな話かと思ったら全く違いました!珍しくドロドロっとしたお話です。
「大代行時代」結城真一郎
世の中流