新川帆立のレビュー一覧

  • ひまわり

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    四肢麻痺で重度障害のある人が弁護士になる話――
    「すごいなあ」という、そんな単純な気持ちで読み始めた。
    でも、そんなに簡単な話ではなかった。
    本当にすごい。ひまり、すごい。
    これほどまでに大変だとは知らなかった。
    障害のある人が置かれている状況も、ロースクールの厳しさも。

    寒さや打ち身など、さまざまな要因で体調を崩してしまうこと。
    司法試験の予備試験では音声入力ソフトの使用が認められず、頭では答えが分かっていても、時間内に答案を作成できない、その辛さは、想像を超えるものだったと思う。
    頭は使えるのに、体が思うように動かない。
    当たり前にできていたことができなくなる、そのもどかしさ。

    作者自

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    2025年12月28日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    今年読んだエッセイの中で、群を抜いて面白かったです。本当に面白くて、どんどん読み進んでしまいます。
    特に、宣材写真を撮ってもらったくだりは最高でした!

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    2025年12月27日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
    米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。

    新川帆立 ヤツデの一家
    これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。

    大代行時代 結城真一郎
    短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
    人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。

    妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
    この短編は少し不快だったので長いです。
    治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない

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    2025年12月23日
  • 令和反逆六法

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    動物が裁判にかけられる、酒は自家醸造するのが当たり前(酒を作れない女は肩身が狭い)、現金を所持してたら弾圧され取り締まられる、などなど、あり得ないけどありそうな世界線の話。法律のこととか設定とか、ホントによく練られていて読み応えがあった。面白かった!

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    2025年12月21日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    新川帆立先生がラノベ!?という純然たる好奇心で手に取ったが、非常に面白かった。
    魔法学園ものとしてのスタンダードと、独自設定の新鮮さが両立していてとても楽しく読んだ。
    あとがきで、そんなストロングスタイル新川先生レベルの人気作家じゃないと許されませんが!?!?とはしゃいでしまった……2巻も3巻もありがたく拝読いたします。

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    2025年12月19日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    一作目からあまり間を開けず二作目が発刊されたのがとても良かった。
    シリーズものには、前作の内容をきちんと覚えていなくて、話のつながりが分かりにくいことがままあるが、この作品は一作目の余韻に浸りながら、二作目を読める。
    二作目は面白さがパワーアップしている。
    物語自体壮大になってきているので、三作目がますます楽しみ。
    一作目と二作目はあまり存在感がなかった五摂家の明智左衛門の今後が気になる。

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    2025年12月18日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    はい王道w

    二巻目にしてキャラ相関図がエグいことになってます
    矢印があっちにもこっちにもΣ(゚Д゚)
    さては帆立ちゃん…なんも考えてないなw

    きっと楽しんで書いてるんだろうな〜ってのが伝わってくるのよ
    なんかそれだけで嬉しくなっちゃう

    そして一巻目のときも書いたけど、ほんとキャラがベタいの
    ストーリーも学園ものでベタいのよ
    だけど申し訳ないが、わいベタいの大好きなのよ
    (まずベタいって普通に使ってるけど初耳な)

    そしてこれも前作のレビューでも書いたけど、ベタいのにちゃんと色がある
    素晴らしい

    そして、のりのりで書いてるだろうから、筆も早い
    三巻もすぐ出るみたい
    楽しみや!

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    2025年12月14日
  • 元彼の遺言状

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    ポトラッチ 贈り物を受け取ると、それよりも良い物をお返しに渡す。確かに、日常でそんな場面がある気がします。相手の喜ぶ顔が見たいからと、そう思いながら色々と贈り物を選んでいました。しかし、良く考えてみると、もしかしたら自分の為に選んでいるのかも。先に貰った相手より自分の方が良い人なのだと。

    物語の始まりとして、残された元彼の不思議な遺言状を始まりとして、関係ある人々が様々な思惑で動き出します。
    主人公の分かりやすく強気で合理的な弁護士という設定もあり、わかりやすい推理小説かと思いましたが、人の気持ちとは、簡単ではないなと思わせる結末でした。

    贈り物とは、贈る側の気持ちと受け取る側の気持ちが入

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    2025年12月04日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    2巻目は椿と麗矢とのお話がメインです。
    なぜこんなに麗矢は強いのか、ハーブ畑の話で麗矢と伊織のセリフに違和感がありましたが、最後は伏線回収してくれました。
    そして、この回は伊織の行動に正直『こえーよw』と突っ込みたくなります。
    麗矢の事嫌いでしたが、2巻目を読んだらみんなも麗矢の事が好きになる事でしょう。
    そして読めば読むほどマリスは自己愛性パーソナリティ障害だなあと思う。
    3巻も楽しみです。

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    2025年11月08日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    ネタバレ

    1巻を読み終えてからめちゃめちゃ楽しみにしていました。
    マリスと椿の関係性は引き続きと思いきや
    椿と麗矢がバチバチとした関係性に…!
    伊織とは変わらずだが、影で怪しい動きをしている…。
    波乱の展開過ぎました。動悸が止まらない…
    そして今回新たに好きになった人物がスミレです。
    かわいい!可愛くて仕方ないです!
    恋に一直線で、椿のために可愛らしく着飾りデートに誘い…とザ女の子でほっこりしました。
    男子同士の仲の良さだったり、男女のドキドキ感もたまらなく好きですが、恋する女の子の可愛さは最高です。
    そして椿が人に頼ることを知る機会でもある2巻。育ってきた環境から頼るという選択肢がないのかと気付かされ

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    2025年11月04日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    日本をベースとしたファンタジー世界で、牧野つくしがイケパラしながら道明寺司の執事をする的なお話。魔法世界でも法律バトルを軸にして一線を画す辺りが新川帆立の腕の見せ所だね。流行りの皮を被って平成少女漫画なのも良い。面白かった! 次も楽しみ‼︎

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    2025年10月26日
  • 倒産続きの彼女

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    ネタバレ

    元彼の~の続編。なぜか勤めた会社が連続で倒産し、4社目の会社も倒産の危機にあり、その背景を弁護士が調べていくと思いがけない真相が明らかになる。前作でそのキャラの魅力にハマった剣持麗子も登場し、出てくる弁護士、倒産危機にある会社の人物など、どの登場人物もどこか人間味があり、どこか頼りない感じの所もありつつの魅力的な印象が読んでいて楽しいし、生き生きとした映像として立ち上がってくる感じがある。また、続編出ないかな。

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    2025年10月25日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    魔法が使えない生身の人間が
    魔力学園一位の男の執事として働くお話。
    しかも男のフリをして。

    『花君』『花男』『メイちゃんの執事』の風を感じたが、世代には懐かしさを感じるので面白かった。
    結局ベタのお話が自分は好きなんだなと思った。
    是非とも椿を全員で取り合って頂きたい。
    2巻目が近々発売なので楽しみです。

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    2025年10月23日
  • 競争の番人

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    確かにマイナーな仕事でイメージありませんでした。
    頭の良い方の人が頭の良く無い方の人からの視点で描かれていて驚きでした

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    2025年10月17日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    ネタバレ

    まさか新川さんが学園ファンタジーを書かれるなんて!とっても驚きました。
    直近のイメージだと「ひまわり」でしたので、
    どんな作品に…?!とドキドキしながら
    読ませていただきましたがほんっっっとうに
    面白かったです!
    今までとはガラッと変わった作品で、ラノベに近い雰囲気があり読む年齢層もまた変わってくるのかなと思いました。
    読み終えて、ツンデレなマリスと一生懸命な椿の組み合わせはハラハラもしますが、にこにこと見守りたくなる存在で最高でした。
    2巻では伊織がもっと出てくるのでしょうか…?三角関係勃発…?!ともう続きが楽しみで仕方ありません。五摂家の他の人物たちの登場も楽しみです。

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    2025年10月13日
  • 女の国会

    購入済み

    山本周五郎賞受賞ということでとりあえず買って積んでいたのですが、この度の自民党総裁選を受けて読みました。現実の政治のことは置いておいて、パワフルな女の話は爽快感があって面白かったです。政治家、秘書、記者など様々な女性の視点で語られます。男性中心社会で足掻く女の様子に勇気づけられました。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #憧れる

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    2025年10月13日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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     ラノベは嫌いではありませんが、作品によって当たりハズレの振幅が大きいので、読み始める時は慎重になります。
     ですが、本書の作者は、新川帆立さん。ハズレる心配はありません。安心して楽しむつもりで読み始めました。

     野々宮 椿(ののみや つばき)ちゃんは、中学3年生。全国模試1位、スポーツテスト1位の「日本一優秀な」中学3年生です。
     でも、そんな彼女にもコンプレックスがありました。背が高く筋肉質で女の子っぽくないのです。。。

     そして、好きだった男子からフラれてしまいます。
    そこで、絶望した彼女はこう叫びました。「私、女やめる! やめてやる!」

     すると、その言葉を陰で聞いていた人物がい

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    2025年10月13日
  • 倒産続きの彼女

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    「倒産続きの彼女」から

     似ているとか、違うとか、
     そういう概念はデタラメなんです。

     違いは同じだけある。

     人間の側で、どの違いを重視するかによって
     同じグループにくくったり
     区別したりしているんです。

     人間はひとりひとり、同じだけ違う
     それなのに、勝手な要素で線を引いて
     区別して、優劣を決める。

     誰かが勝手に序列を作っている
     その序列の中で戦っても仕方ない

     序列を駆け上がる行為すら、
     誰かに利用されてしまう



    再読感想
    前回読んだときには
    気に留めなかった文章だったなぁ

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    2025年10月12日
  • 元彼の遺言状

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    弁護士の剣持麗子のキャラクターの良さ、話の展開の面白さにハマった。麗子の元カレの栄治が遺言状を残して死に内容にあった犯人捜しをしていくうちに、なぜ不可解な遺言を残したのか、病死なのか殺人なのかという真相に近づくにつれて、傲慢で高飛車なイメージだった麗子の人間的な変化があったり、他者とのかかわりの中での気づきなどで思慮深くなっていく感じが魅力的だった。シリーズの続編もあるようなのでぜひ読みたいと思う。

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    2025年10月10日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    恥ずかしながら2期連続月9ドラマになった原作者だとは知らず、タイトルがおもろそうだったから購入して読んだ。さっぱりした生活と偏愛の中に、小説に向かう真摯さが伺える文がスッと入り込んでて好きだった。小説も読もう。

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    2025年10月03日