新川帆立のレビュー一覧

  • 先祖探偵
    戸籍についてあまり考えた事がなかった。あるのが当たり前すぎて。無いことは考えられない。しかしそうでは無い人達もいる事を改めて考えさせられた。
  • 禁断の罠
    6人のトップ作家さん達によるアンソロジー。これはどれも面白かった。特に結城真一郎さんは初読みでしたが、いかにもありそうな・・・。
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル―
    読書備忘録811号。
    ★★★。

    剣持麗子さんシリーズの作者、新川さんのリーガルコメディでしょうか。

    鎌倉にある縁切りの神様を祭る東衛寺に事務所を構える離婚専門弁護士、松岡紬が活躍する短編集。

    東衛寺の山号が松岡山ということから来ている松ヶ岡川柳が各話のタイトルになっている。

    「くやしくば尋ね...続きを読む
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル―
    読書復活のため本書を選んで完読しました。
    離婚専門弁護士の話でした。
    ドラマを意識したと言うだけあって読みやすかったですね。
    こう言う世界もあるんだなあの世界でしたね。
    読みやすく、少し毒手の復活の橋渡しになったかな?
    さあてどんどん読むぞ❣️
  • 倒産続きの彼女
    面白かったけど、他の作品に比べると熱量が感じられなかった。裏の組織が出てきたし、シリーズ物として書かれていくことが透けて見えて、少しあざとさを感じました。
  • 先祖探偵
    先祖を調査する探偵事務所を開く邑楽風子を主人公に据えたオムニバス。
    キャッチーなタイトルだが、内情は各地に向かい、戸籍を調べ、聞き込みをし…と地道な調査作業。
    自分のルーツを辿るというストーリーの中に旅要素や社会問題も織り込まれていて、興味深い物語だった。
    調べてみたら、実際に祖先を辿る調査事務所が...続きを読む
  • 先祖探偵
    家系を探ってくれる生涯孤独の女性探偵の話。
    あらためて実家があること、両親がいること、妻、娘、仲良く生活できていることに有難く感じた。家族がいる当たり前のことが嬉しい。
  • 禁断の罠
    短編集として、面白かった。
    色々な作家の作品があるので、好き嫌いがでてしまう。

    各作品の評価は以下の通り。

    ・ヤツデの一家 新川帆立 ◯
    ・大代行時代 結城真一郎 ◯
    ・妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀 ✖️
    ・共米 米澤穂信 ✖️
    ・ハングマン 中山七里 ◯
    ・ミステリ作家とその弟子 有栖川...続きを読む
  • 先祖探偵
    探偵というよりも調査員のような感じだった。
    自身のルーツを辿るのは興味がある。
    聞ける人がいるうちに、色々と教えてもらっておくといいなぁと思いながら本を閉じた。
  • 元彼の遺言状
    清々しい。
    主人公・剣持麗子の性格も、ミステリーの展開も、結末も。
    保証します。矛盾とか、無理やり感とか、謎のモヤモヤとか、そんなものはこの本にはひとつもありません。
    だからといって「読みごたえがない」という訳ではなくて。登場人物一人ひとりに際立つ個性があり、設定や結末にもはっとする。
    とにかく清々...続きを読む
  • 倒産続きの彼女
    元彼の遺言状の続編。といっても剣持麗子は脇役で後輩弁護士の美馬玉子が主人公。キャラは正反対で驚いた。読後感はあまりすっきりしない。動機が微妙で謎(組織)も残るからかな。
  • 競争の番人 内偵の王子
    一作目の方が面白いかなと思って途中まで読んでいたが、こちらもなかなか読み応えがあった。なんというか筆者の布石に頭の良さ?を感じる。公取委を題材にする話なんてほとんどないのも良いと思う。
  • 先祖探偵
    有名人の家族の歴史を辿る番組を見ていて面白い企画だなあと思ってたので興味深かった。
    もっと色々なエピソードを読んでみたい
  • 元彼の遺言状
    お金欲すぃ
    ⁡⁡
    ⁡ってな事で、新川帆立の『元彼の遺言状』⁡
    ⁡⁡
    ⁡久々にミステリー読んだ。⁡
    ⁡⁡
    ⁡とてもミステリーじゃった。⁡
    ⁡⁡
    ⁡いつもならミステリー小説読む時は、誰が犯人かなぁ
    なんて考えながら読むけど、何も考えずに読破してもうた。⁡
    ⁡⁡⁡
    ⁡どっぷり話に入り込んでミステリー。⁡
    ...続きを読む
  • 先祖探偵
    自分も先祖を探している、先祖探し専門の探偵を営む主人公の話。
    先祖探しの需要がどれほどあるのか分からないけど、自分のルーツを知りたいという欲求は人間の根源的なものなのかもしれないと思った。さすが新川帆立作ということで、法律の知識もしっかり生かされている。といっても小難しくなく、分かりやすかった。
    ...続きを読む
  • 禁断の罠
    6編、どれも「禁断の罠」というより、かなりの毒をもっている。

    「供米」、読みなれている作家さんがやはりしっくりする。
  • 倒産続きの彼女
    剣持弁護士が脇役で登場するという変化を2作目にして実行するとは、新人なのに大胆ですね。
    しかもそれが良い方向に作用していると思います。
    弁護士ものなのであまりにぶっ飛んでると単なるキャラ小説になってしまうところを、彼女が主役をサポートする立場になることで雰囲気が安定した。
    犯人たちの行動は極端過ぎる...続きを読む
  • 令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
    どの話も新しい感覚で、法律を作ってしまうとはさすが弁護士、と思った。
    南極の話は序盤で設定がわかった。
    印象が強かったのは最後の賭け麻雀の話で、麻雀のルールを知らないのでプレーは分からないのだが、最後はこうくるか、と思った。後味はあんまり良くない。
  • 元彼の遺言状
    ドラマと内容も印象もかなり違った。法律関係の描写がやけにリアルだなと思ってたら、作者は弁護士でもあった。主人公の性格に共感できるところが少なくて、あまり入り込めなかったのが残念だった。
  • 禁断の罠
    6人のミステリ作家によるアンソロジー。
    読まれている作家の作だけあって、個々の作品は悪くないのですが・・・
    私的に良かったのは結城真一郎と有栖川有栖かなぁ・・・
    という感じでした(^_^;)