新川帆立のレビュー一覧

  • 倒産続きの彼女

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    ある女性従業員が入社するたびに、倒産するという疫病神のような女性がいるというコンプライアンス窓口からの通報から幕を開ける。
    調査を続けていくうちに事件に巻き込まれていくストーリー。
    元彼の遺言状の続編。前作から間をおかずに読んだので登場人物がリンクして面白かった。
    犯人の読みが当たってスッキリ。

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    2025年05月19日
  • 元彼の遺言状

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    最初は読むのをやめようかと思った。主人公のお金に対する価値観があまりにも不快すぎて。ところが、だんだん親近感がわいてきて、読み終わるころには愛おしさすら感じ、気づけば続編を検索していた(あと2冊あるらしい)。

    元彼が死んだ。遺言状には「自分を殺した人に財産を譲る」とある。この遺言状をめぐり、元彼の家族の事情に巻き込まれながらも、たくましくポジティブにかっこよく問題を裁いていく主人公が、読んでいて気持ちよかった。

    ほかの登場人物もどこか憎めない感じでよい。ちょっと気持ちを上げたいなーと思った時に気軽に読めるミステリ本。

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    2025年05月18日
  • 元彼の遺言状

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    最後まで、犯人が誰なのか、展開が推測できなくて面白かったです。
    会社の株の話が絡んだシーンは難しかったです。株や法律のことを知っていれば、もっと楽しめたと思います。

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    2025年05月10日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    九州に行った白熊さん。
    地方は地方でいろいろ大変そうなんだなー。
    小勝負さんも出てきてよかった。内容もおもしろいが、2人の関係が気になる。ぜひ続きをおねがいしたい。

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    2025年05月06日
  • 競争の番人

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    公正取引委員会、名前ぐらいは知っている程度だったが、面白かった。
    ホテルのカルテル、花屋の結託など日常的にありそうな話が盛り込まれていた。エンタメとしてもよかったが、小勝負さんと白熊さんのちょっと何かありそうな感じもおもしろかった。
    徹也が最低すぎるのでなんとかぎゃふんといわせてほしい。

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    2025年05月06日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

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    ドラマ化された『元彼の遺言状』の続編的な、剣持麗子シリーズ。ドラマはちゃんと見ていなかったので気づかなかったが、本作のエピソードもドラマの原作として扱われていたらしい。
    キーマンとなるのは歌舞伎町のホストクラブで働く黒丑。1話完結の5作からなる短編で、第1話で黒丑は殺人事件の容疑者として登場する。その後、2話以降の事件にも”偶然”関わりを持ち、後半では事件の弁護料を支払う代わりに麗子のアシスタントをすることになる。全話を通じて麗子が黒丑の行動に疑問を持つところが繋がっていて、彼の心の曇りが明らかに。コミカルなテイストでサクッと読めてしまうが実は結構闇の深い話ばかり。

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    2025年05月05日
  • 倒産続きの彼女

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    女性弁護士が主人公の話なのに剣持シリーズとはまた対極な主人公描写に好感。大切な人のために頑張る姿と謎を呼ぶ不可解な事件のライトミステリー感で気楽に読めました。それにしても弁護士って本当に大変なお仕事なんですね。こちらもシリーズになるのかな?

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    2025年05月04日
  • 競争の番人

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    さすが新川帆立らしい読み易さ
    公正取引委員と言うマイナーなお役所仕事の内情を軽やかに時には熱く描いてくれて読み終えた頃にはスッキリしました
    ドラマ先行で観ていたためどうしても小勝負が坂口健太郎の声で再現されてしまって… 味付け無しで読みたかったなと少しだけ後悔

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    2025年05月04日
  • 禁断の罠

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    期待以上でちょっとびっくり。
    期待値がそもそも低かったかもしれないが。

    「大代行時代」と「妻貝朋希を誰も知らない」がよかった。

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    2025年05月03日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    途中までは普通のエッセイなのだが、最後の競走の番人の制作裏話で、さまざまな社会問題は相互に関連し、影響しあっている。
    このことから、この話が生まれたというのは、弁護士としての経験から、来てるのかなーと思った。
    競争は公正に行われる必要がある、それを担保にしているのが公正取引委員会、あまりよく知らない組織だったが、この本のお陰でどんな仕事なのかがよくわかった。
    デビュー作が大ヒットしたこと、続く作品も映像化、ヒットしたことで悩むこともあるみたいだが、これだけ面白い作品を書き続けることができるのは素晴らしいと思うので、今後の活躍も期待したい。

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    2025年04月30日
  • 禁断の罠

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    えっ凄いな。どれも面白い。
    これは良いアンソロ。

    大好きな斜線堂さんの『妻貝朋希を〜』は、若干暗い気持ちになるけどイチオシです。

    米澤さんの『供米』も良かったなあ。
    相変わらずオチが秀逸で好き。

    結城さんの『大代行時代』は本当に愉快だった。
    冗談みたいだけど、多分、実際にあると思う。
    えっそんな事まで!?という呆れ半分、嫌なもんは仕方ないかーという納得が半分。
    代行して欲しい事の1つや2つ、誰しもあるよねえ。

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    2025年04月29日
  • 競争の番人

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    ドラマを見てたからなんとなくのストーリーは把握してたけど、一通り読んで面白かった
    小勝負の中立で公平な姿勢がとてもいいなと思った

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    2025年04月27日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    「てんやわんや編」が面白かったので、続編の「おっとっと編」も手に取った。
    SF小説やマンガを研究したり、ライトノベルに熱を上げてみたりして、最後には小説を書くことを遊びと割り切って、放り出してしまった。びっくりである。本当に面白い人だと思ったし、明るくて元気になる、面白いエッセイだった。

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    2025年04月15日
  • 帆立の詫び状 おっとっと編

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    著者のことは知らなかったが、「元彼の遺言状」はドラマでみた。プロ雀士、弁護士を経て著者が小説家になった経緯や、日々の思いなど、楽しく読んだ。夫によるあとがきもよい。たくさんの人に支えられて、自分らしく生きているのを感じる。作品も読んでみたくなる。小説家によるエッセイというジャンルへの興味も増した。

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    2025年03月30日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    作家としてデビューした直後にアメリカに移住して、原稿を待たせながらアメリカを旅行するのも面白かったけれど、なんといってもバッグへの偏愛ぶりがよかった。私もバッグが好きなので、驚きと同時に、同志を見つけた気がして嬉しかった。小説を書くことについての深い愛も語っていて、この人面白いと思った。ぜひ他の作品も読んでみたいと思った。

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    2025年03月26日
  • 先祖探偵

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    依頼者の先祖を探し出す物語。

    先祖を探す為に戸籍を遡ったり、その土地に行って聞き込みしたり、家系図を作成してみたりと興味深いストーリーでした。
    最後は感動しました。

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    2025年03月24日
  • 競争の番人

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    ★4.5
    テンポもキャラも仕事も恋愛も事件の絡みも、全て心地よかった。スルッと読めて爽快。
    無人精米機の駐車場とか、チロルチョコ一個とか、何てことない言葉のチョイスにクスリと笑えるし、リアリティを感じる。次作も必ず、読む。

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    2025年03月21日
  • 倒産続きの彼女

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    誰が考えたかわからない、でも世の中に存在する相場だったりヒエラルキーって、あるよなと思った。

    責任について結構考えた。経営者が、倒産が目の前まで来たとき、自分が死ぬことで入る保険金を何とか会社を立て直す足しにして欲しいと願って自殺してしまう展開ってあるあるだと思う。でも死ぬって決めて、自分で自分を殺すって、相当。いや、それほど、抱えてる社員の人生を背負うって覚悟必要なんだな。死ねないもん普通。まだまだ社会の厳しさに気づいてない学生の私の考えって甘いなと感じた。

    前作から引き続き、今回も読みやすかった!
    剣持麗子が少し優しくなったのでは?と感じた笑

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    2025年03月10日
  • 先祖探偵

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    先祖探偵???何するの?と思ったら、それぞれに思いが、理由があるんだ。
    日本に無国籍では、本当に何も出来なく、法改正が必要なのでは?と素人なりに考えさせられる一冊。

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    2025年03月07日
  • 帆立の詫び状 てんやわんや編

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    アメリカ暮らしに興味があって。

    作家デビュー1年目のてんやわんやをともに追えたような感覚に!誰か読んでくれてるのかな、。と不安そうにエッセイが進んでいくけど、ちゃんと面白いです^ ^

    実はまだ元彼の遺言状を読めていないので、このミス覗こう。

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    2025年03月06日