新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作の『競争の番人』もなかなか面白かったのですが、本作もその勢いは衰えることはなかったですね。
で、本作で最も印象に残ったのは次の一文です。
『どこにいるかも分からない、その一人を助けるために、立派な部品になろうと思った。
社会の歯車、上等である。』
たとえその仕事が直接誰かを助けたり、誰かの役に立つものでなかったとしても、どんな仕事であってもきっと巡り巡って誰かの役に立っているはず。
だから、自分も『どこにいるかも分からない、その一人の役に立つために、立派な部品になろう。たとえ社会の歯車であったとしても、そのことにプライドを持っていいんだ。』そんな風に思えて、また休み明けから仕事頑張ろう -
Posted by ブクログ
面白かった!赤裸々にこんなことまで書いていいの?という感じで、前作を知らずに読んでしまったが十分楽しい。前作も読んでみたい。
夫の仕事の都合でイギリスに住み、ケンブリッジでのディナーやパリへ行ってオペラを観たり、寝台特急でミステリー作家目線で過ごしたり…
カバンへの愛、時計愛、と恋愛歴に初めて触れてわらってしまう。とことんな性格は何事にも発揮されるようだ。
ADHD と公言し、そのことについても明記。夫のあとがきも面白い。
ピカソは、
「子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ」と。
帆立の伸びやかな才能や小説への思い、努力は8歳から変わらない繊細な心の元かと -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作に引き続き、気楽に読みました。
改めて著者の紹介を読んだら、1991年生まれ、あら、この方も私より年下!アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身ガーン東大法学部卒。その後弁護士として勤務。
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すごっ
だから私には「元彼の遺言状」難しかったのかなぁ。エッセイは楽しく読めました。私の琴線に触れたのは「アンティークジュエリーの世界」「バッグ愛好家の腕時計探し」。パテック フィリップを買うために奔走する話はすごく興味深かったです。やっぱりエルパト好きの血が騒ぐのかなぁ…。
そんな新川さん、どうもADHDらしいと仰います。あれやこれやと当てはまることが挙げられていますが、驚いたのは「ふらっ -
Posted by ブクログ
新川帆立氏は本になった物は全部読んでる
全て最高 っとは言わないが
「読者を楽しませよう」という意欲が伝わって来るのが心地良い
このエッセイ集も連載時の順番だと伝わりにくいだろうと 関連する話ごとに章をわけ
カラー写真もたっぷり はたまた(エッセイ中に度々登場し読者が興味津々である)パートナーによる巻末解説まで
と盛り沢山な内容
いろんな人のエッセイ集を読んだがこれだけ細かく「あー 今ワシ 読書でこの作者に饗されてる」と感じさせて貰えたのは初めての経験でした
サラッとしか触れてないがデビュー後なんか少しスランプっぽい時期もあったみたいで
そこだけちょっと心配
でも漫画にも挑戦とかあって -
Posted by ブクログ
公正取引委員会が不正をあばくお話。
刑事にあこがれたが親の反対であきらめた主人公
優秀な米国帰り、性格に難があるエリート相棒。
めちゃくちゃなコンビだけど、なかなかいい感じにおさまっていく。
主人公のお話で警察官に諦めたのは、
母親が危険だから親子の縁を切るといわれたから
という不満と母親に伝えたところ
親子の縁を切ってでもいいから、警察官になればよかった
自分で決めたことだから母親に文句言うのはおかしい
っていうところが印象に残った。
母親のそんな考えってあるのーっていうぶっ飛び加減が面白い。
親なら子供を応援してあげなさいって思ってしまうな。