新川帆立のレビュー一覧

  • 競争の番人

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     公正取引委員会の女性審査官の葛藤と成長を描くお仕事ミステリー。シリーズ1作目。
              ◇
     正義感が強く、考えるよりまず身体が動くという体育会系気質の白熊楓。
     公取委審査官として1本立ちすべき5年目だったが、公共工事の談合疑惑で事情聴取した参考人に自殺されてしまう。
     責任を取る形で楓の指導係を解かれた上司の遠山は昇進が絶望的に。楓も次年度から九州事務所への異動を打診され、それまでの期間は風見キャップのチームに入り桃園の下につくよう命じられた。

     新チームで楓とペアを組むことになったのが東大・ハーバード出身のキャリアという期待の星、小勝負勉だ。
     情に囚われがちな楓に対し、

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    2023年07月02日
  • 先祖探偵

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     戸籍を辿って先祖についての調査を行うというちょっと変わった探偵業を営む女性を描いた連作短編ミステリー。
              ◇
     邑楽風子は児童養護施設育ちだ。5歳のとき母に捨てられたからで、施設を出てからはたった独りで生きてきた。

     26歳で先祖調べの事務所を開いた。
     戸籍を辿ってクライアントの先祖を調査する仕事で、戸籍についての知識も当然ながら身につけている。必要とあらば現地に飛んで聞き込みもするが、風子ひとりで事足りるので人づきあいの苦手な風子には向いていると言える。 

     けれど風子がこの仕事を選んだ本当の理由は、自身のルーツや母の行方を調べるため。そして何より自分が捨てられた事

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    2023年06月24日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    軽く読めるミステリーで、テンポも良く面白かったです。馴染みのない法律用語が出ても分かりやすくストーリーが進んでいき、また少しずつ麗子のキャラも軟化し高飛車なはずが最後は可愛く感じられました。個人的のはもう少し重めのミステリーが好みなので星4つです。

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    2023年01月22日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    主人公のキャラが強烈すぎ

    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という謎の遺言状を残して元カレが死んでいた。それだけでも充分ミステリー性が高く読む気をそそられる。そこに主人公の強烈すぎるキャラが炸裂する。元カノで弁護士の剣持麗子は指輪の値段が安いという理由でプロポーズをはねのけてしまうほどの金の亡者。元カレの死の真相よりも彼女の狙いは数百億円の遺産。犯人なんか誰だっていいというクールな女性。いくら美人でもかなりドン引きしてしまう女性なのだが、最後には意外な一面が見えてきて、結局は彼女に魅了されてしまう。さわやかなミステリーだった。

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    2021年12月06日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    元彼の遺言状

    このミス大賞受賞作。
    遺産相続ものなので登場人物は多いのですが、主要人物はしっかりとキャラが立っていて魅力的でした。
    とにかく勢いがあり、ハードボイルドのようになったところは笑ってしまいました。
    有隣堂のYouTubeで作者がこの作品について話しているのですが、すべて計算づくで書かれているようで大変頭の良い方なのだと思いました。

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    2021年12月04日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    軽く読めます!

    話題の方なのと、試し読みをしてとりあえず謎を解きたかったので購入しました。登場人物が結構多かったものの、真相がわからないままなのは嫌なので一気読み。1つ納得いかない伏線の回収はありましたが、他はスッキリ。ラストは一応ほっこり。
    主人公のこれからに期待したくなります。
    割とスピード感もあり、読みにくさがなかったのもよかったです。

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    2021年03月30日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    年齢も職業も様々な男たちのお話。
    一話ずつは短く、さくっと読める。
    登場人物は感情移入できるタイプよりも、ちょっと理解できないタイプが多くて、けど、話の展開は気になるから、つい読んでしまう。
    第一話の『ハイスペ』が一番面白かった。

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    2026年05月24日
  • 接待麻雀課(3)

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    ネタバレ

    女子会。
    スズメ、イイ男見つけた? 
    「ウチの課にいる人なわだけど、見た目はともかく性格かまねー」
    写真見せるとみんな、カッコいー。→絵が上手くないので、かっこよくみえないのだが。。

    友人たちと麻雀。
    接待麻雀の練習。
    鋭い友達から、あんなところであんなのを打つなんてスズメらしくないと指摘される。

    出張で温泉。スズメの風呂シーン、絵が微妙なんでそそられず。。

    スズメが接待せずに勝ちに行ってると、赤沢に気づかれるが、赤沢はそのままでいいと。

    スズメ、国士テンパイ。接待相手は全く気づいてない。
    ロンするところで、赤沢が先に同じ杯でロン。

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    2026年05月23日
  • 元彼の遺言状

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    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言から始まる物語。
    驚愕のどんでん返し系ではないけれど、キャラの掛け合いや軽快な展開がテンポ良く、サクッと聴けました。

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    2026年05月21日
  • 元彼の遺言状

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    主人公の女にまずあまり共感できない。
    動機もいまいちだったが、結末は気になってサクサク進められはした。

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    2026年05月20日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    短編集。

    「ハイスペ」「スパダリ」「イケオジ」「オレサマ」等の4文字で表される男達が登場する。「スパダリ」って筆者の造語だよね?と思ったが、どうやら一般的にも使われているらしい。

    どの男達も好きにはなれないキャラクターだったが、「ハイスペ」は、まあ、最後素直になったのでまだ可愛いと思えた。
    高学歴高収入の男性は、おそらく女性にモテるし、何を言っても許される感がある。しかし、そういう男性に臆せず物申せる女性もいるのだ(フィクションだけど)。気付いたら、誠意を持ってメッセージを送っても袖にされる「ハイスペ」が段々不憫になり、報われることを願うようになっていた。

    「スパダリ」はもし私が彼の友人

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    2026年05月19日
  • 目には目を

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    読み始めてすぐ違和感
    あれ、これは小説ではなかったか?
    なんだかルポタージュを読んでるような、、
    確認するが、やはり小説だ
    そういう表現方法のようだ

    違和感は、さておき、、、

    まず、
    登場人物が整理しきれない!!
    読み進めていくと、既出の登場人物の名前があるも、誰が誰だかわからず、手前に戻り、人物を確認
    その繰り返しで、疲れた(笑)

    もう一つ気になったのは
    堂城くんの母親
    罪(不同意わいせつ殺人 被害者は小学生)を犯し、少年院送致処分になった息子でも、子は子、なんだろうけれども
    被害女児の母親と同等意識を持つのは、共感できない
    せめて、そのような意識を持つのは仕方ないにしても、それを被害

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    2026年05月17日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    読みやすくて1日で読んでしまった。
    1番最初のハイスペが勢いがあってそこからその勢いで全部読んでしまう。

    女性作家なのによくここまで男性(癖のある人)の心理が細かくが描けるなーと。
    所々に法律の用語があってさすが。

    エルメスのバーキンの買いにくさをここまで昇華させるのはさすが作家だなと。
    私もエルパト(ケリー25)を頑張りたい

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    2026年05月17日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    俺の時給のくだりがオモロい。男性目線の恋愛話、少し法律の話も交えつつで、男性の井戸端会議に参加してる感じでした。

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    2026年05月16日
  • ひまわり

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    突然の事故で首から下が動かなくなるという、とてつもない悲劇を描きながらも、物語全体には不思議と前向きさがある。

    それは主人公ひまりのキャラクターによるところが大きい。ひまりは、新川帆立さんが描く女性らしい、明るさと芯の強さを持った人物で、絶望や喪失を抱えながらも、少しずつ自分の人生を取り戻していく姿が重くなりすぎずに描かれていた。

    障害者になることで失うものはもちろん多い。ただ、それだけではなく、障害者になったからこそ気づけるもの、出会える感情、得られる関係性もある。その部分がきれいごとだけではなく、リアリティを持って伝わってきた。

    実際には、そんな簡単に前を向けるものではないと思う。そ

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    2026年05月16日
  • 女の国会

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    ネタバレ

    どんでん返しはおもしろかったけど
    やっぱりこの手の小説はモデルを連想しながら読むので、嫌いだなって思うと読書スピードが遅くなるのがちょっと嫌だった。

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    2026年05月16日
  • 元彼の遺言状

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    メンタル強くて仕事もデキル女性、麗子。
    凄い性格してるな…と興味深々で読み始め、なかなか面白い展開へと進む。
    話が広がりすぎて、途中からちょっとつまらなくなってきたのと、設定が現実的ではないところから冷めてしまったけど、後半は伏線回収しながら終了。
    さらっと楽しめた。

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    2026年05月14日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    え、最後のマリス様、イケメン過ぎない?無自覚でやっちゃう所が、日頃の態度とのギャップから、さらに良く見えちゃうよね!?

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    2026年05月14日
  • 元彼の遺言状

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    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――強くて人間味あふれる弁護士が、この謎に挑む。

    大手製薬会社の御曹司・森川栄治が「全財産は僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して亡くなった。学生時代に彼と3か月だけ交際していた凄腕弁護士・剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た友人の代理人として「犯人選考会」に参加。数百億円の財産をめぐり奔走する中、殺人事件が発生し――。第19回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。

    以前から話題になっていたのが気になっており、オーディブル化されたこのタイミングで聴き始めました。ナレーションの方も非常によく、剣持麗子というキャラクターがうまく表現されていたと

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    2026年05月12日
  • 先祖探偵

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    タイトルから想像するよりも深く良い作品だった。

    自分がどう抗おうが、ここに存在する限り根無草にはなれない、先祖が生命を紡いできた結果が今の自分、というベースの考え方に共感。

    先祖を調べるために旅に出る&食事する描写がとても素敵だった。

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    2026年05月11日