新川帆立のレビュー一覧

  • 競争の番人 内偵の王子

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    301ページ
    1,550円
    9月25日〜9月26日

    本局から九州事務所に異動になった公取委の白熊は、パワハラ気味な古賀と、約束を守らない常盤、自分に本局への不満をぶつけてくる石山とうまくやれずに、相変わらず忙しい日々を過ごしていた。呉服屋関係の不正返品を調べるうちに、町の小さな呉服屋、梶原呉服に脅迫状が届いていた。調査を進めるもののうまくいかず、梶原が何者かに殺されてしまう。本局と合同で調査を進めることになり、懐かしのメンバーと働くが、白熊のは、本局に手柄を横取りされるような気がして、モヤモヤする。以前のパートナー小勝負にも、常盤には気をつけろとよくわからないアドバイスをもらい、常盤に傾いて

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    2024年03月25日
  • 先祖探偵

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    ネタバレ

    2022年の同名単行本の文庫化で、特殊な戸籍にまつわる5話

    先祖調査を業としている邑楽風子のもとに持ち込まれた依頼と、風子が自分の出自を調べる話で、近代戸籍の範囲の調査だけで、私が依頼を受けている過去帳や宗門人別帳を使わないのはちょっと残念。

    1)幽霊戸籍
     111才になる曾祖父の最高齢表彰をすると町役場から通知があったので、曾祖父を探して欲しいという依頼は、死亡届が出されない幽霊戸籍だとわかり、おまけにその戸籍をめぐって昔も今も他人になりすました事件が判明する。
     でも、戸籍係の職員が他人になって転職するというのはちょっと設定としてどうかなぁ。

    2)棄児戸籍
     中学生の少女が父方の先祖

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    2024年03月08日
  • 先祖探偵

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    ネタバレ

    新川帆立は読んで失敗はない。
    文章に、1991年生まれとは思えない狡猾さを感じる。年齢の割に経験値が高くて、うまいなぁと感心する。
    また今回はグルメ的な要素もあり、へぇーそんな郷土銘菓があるのかと興味を持った。
    以前NHKで放送していた『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』にモチーフが似ている気がして、ヒロインはシシドカフカをイメージして読んだ。

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    2024年03月02日
  • 先祖探偵

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    先祖を探す、つまり家系をさかのぼる探偵のお話。戸籍を取得したり、郷土資料に当たったり、ともすれば地味なお話になりがちなテーマだと思いますが、主人公自身の親探しを軸に、依頼人毎の様々な事情も絡めながら作品を彩ってますね。
    情に流されず、それでいてクールすぎない。いい塩梅の主人公だと思います。

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    2024年02月25日
  • 禁断の罠

    購入済み

    全体的に割と面白かった、印象に残るような話はとくになかったけど、がっかりという感じは全然しなかった。

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    2024年02月20日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    何となく先が見えるストーリーでしたが、楽しく読むことができました。魅力的なキャラクターが多いので、この先が楽しみです。

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    2023年12月30日
  • 倒産続きの彼女

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    主人公チェンジ!高飛車で才能も金も彼氏も美貌も何でも持っている剣持麗子から、普通の頑張り屋でコンプレックスいっぱいの美馬玉子へ。連続殺『法人』事件って何?と思っていたら、実際に殺人事件が起きて、どこに闇があるのやら、誰が関与しているのやら。そして、最後はかなりやばい展開になって、剣持麗子の大立ち回りもあり、大事に至らず一件落着(玉子の気持ちもすっきり)。次作では玉子の友人、美法の活躍を期待。天然な古川君にもいい味出してほしい。

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    2026年01月12日
  • 競争の番人

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     公正取引委員会の女性審査官の葛藤と成長を描くお仕事ミステリー。シリーズ1作目。
              ◇
     正義感が強く、考えるよりまず身体が動くという体育会系気質の白熊楓。
     公取委審査官として1本立ちすべき5年目だったが、公共工事の談合疑惑で事情聴取した参考人に自殺されてしまう。
     責任を取る形で楓の指導係を解かれた上司の遠山は昇進が絶望的に。楓も次年度から九州事務所への異動を打診され、それまでの期間は風見キャップのチームに入り桃園の下につくよう命じられた。

     新チームで楓とペアを組むことになったのが東大・ハーバード出身のキャリアという期待の星、小勝負勉だ。
     情に囚われがちな楓に対し、

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    2023年07月02日
  • 先祖探偵

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     戸籍を辿って先祖についての調査を行うというちょっと変わった探偵業を営む女性を描いた連作短編ミステリー。
              ◇
     邑楽風子は児童養護施設育ちだ。5歳のとき母に捨てられたからで、施設を出てからはたった独りで生きてきた。

     26歳で先祖調べの事務所を開いた。
     戸籍を辿ってクライアントの先祖を調査する仕事で、戸籍についての知識も当然ながら身につけている。必要とあらば現地に飛んで聞き込みもするが、風子ひとりで事足りるので人づきあいの苦手な風子には向いていると言える。 

     けれど風子がこの仕事を選んだ本当の理由は、自身のルーツや母の行方を調べるため。そして何より自分が捨てられた事

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    2023年06月24日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    軽く読めるミステリーで、テンポも良く面白かったです。馴染みのない法律用語が出ても分かりやすくストーリーが進んでいき、また少しずつ麗子のキャラも軟化し高飛車なはずが最後は可愛く感じられました。個人的のはもう少し重めのミステリーが好みなので星4つです。

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    2023年01月22日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    主人公のキャラが強烈すぎ

    「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という謎の遺言状を残して元カレが死んでいた。それだけでも充分ミステリー性が高く読む気をそそられる。そこに主人公の強烈すぎるキャラが炸裂する。元カノで弁護士の剣持麗子は指輪の値段が安いという理由でプロポーズをはねのけてしまうほどの金の亡者。元カレの死の真相よりも彼女の狙いは数百億円の遺産。犯人なんか誰だっていいというクールな女性。いくら美人でもかなりドン引きしてしまう女性なのだが、最後には意外な一面が見えてきて、結局は彼女に魅了されてしまう。さわやかなミステリーだった。

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    2021年12月06日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    元彼の遺言状

    このミス大賞受賞作。
    遺産相続ものなので登場人物は多いのですが、主要人物はしっかりとキャラが立っていて魅力的でした。
    とにかく勢いがあり、ハードボイルドのようになったところは笑ってしまいました。
    有隣堂のYouTubeで作者がこの作品について話しているのですが、すべて計算づくで書かれているようで大変頭の良い方なのだと思いました。

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    2021年12月04日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    軽く読めます!

    話題の方なのと、試し読みをしてとりあえず謎を解きたかったので購入しました。登場人物が結構多かったものの、真相がわからないままなのは嫌なので一気読み。1つ納得いかない伏線の回収はありましたが、他はスッキリ。ラストは一応ほっこり。
    主人公のこれからに期待したくなります。
    割とスピード感もあり、読みにくさがなかったのもよかったです。

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    2021年03月30日
  • 倒産続きの彼女

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    後輩弁護士から見た剣持麗子の印象が、なんかわかる気がするなと。
    「元彼の遺言状」を読んでると読んでないとで、彼女に対して抱くイメージが変わるかもしれませんね。

    ある女性が働く会社が次々に倒産するのが意図的なのか偶然なのか。
    誰が黒幕なのか。
    がっつり法律関係の話ばかりじゃなくて、プライベートの場面もちょこちょこ出てきて、そこには主人公像を掴むためだけじゃない意味があって。
    他のミステリとはまた違った一本の線に繋がっていくような感覚は、楽しかったです。

    今回は主人公ではなかったですが、やはり剣持麗子は存在感ありますね。
    他の弁護士たちもキャラ濃くて、他にも作品があるなら読んでみたいです。

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    2026年07月05日
  • 目には目を

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    死刑制度や犯罪について考える中で手に取った。元弁護士の新川帆立さんの作品自体気になっていたのと、少年法も合わせて勉強したかったのでちょうどいいタイミングだった。

    リアルなルポなどは重すぎるから、と思って小説を選んだが、子どもがいる身からすると十分しんどく他人事ではない。子どもに関わる社会問題について考えていかないといけないし、深掘りしたいテーマが多く含まれていたので引き続き勉強していきたい。

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    2026年07月01日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    ​椿とマリスのちょっとズレた掛け合いにほのぼの。
    登場時には嫌なやつに思えたマリスや麗矢も、伏線や謎が回収されていくにつれ見方が変わっていくのが面白い。椿の両親のことが、この物語の根幹にも関わってきそうな予感もしてこれからの展開がますます楽しみ。
    ラブコメの王道だけではなく、ファンタジー部分もここからどんどん加速していってほしいな。

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    2026年07月01日
  • 元彼の遺言状

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    新川帆立さんが面白い。という情報を聞いて、何かしら読んでみたいと思って手に取った本。
    私もこの主人公みたいに強気でいけたら…
    と羨ましながら読んだ。

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    2026年06月30日
  • 倒産続きの彼女

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    ネタバレ

    オーディブルで。アパレルメーカーのゴーラム商会が倒産の危機に。取引先との契約内容に不備があったためで、それに、とある経理社員が関係しているとの内部通報がある。その社員は、これまで転職する会社すべてが倒産してきている。調査のため、会社で聞き取りをしていた弁護士が、べつの社員の死体を発見する。

    ネタバラシすると、真相は、倒産した会社を吸収合併して、会社を大きくするという話だった。そのために暗躍する人たちがいるらしい。そういう話の筋はともかく、キャラが立ってて、とてもよかった。ばーちゃんの世話をしながら、苦労して弁護士になった玉子。自分にないものをなんでも持ってる剣持先生を嫌う一方で、男の好きな女

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    2026年06月29日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    タイトルと装丁に惹かれ、読んで見ました。
    男性6人のちょっと変わった恋バナ。
    深い話でもなく、さらっと読めました。

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    2026年06月28日
  • 目には目を

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    軽くてアホな作品に定評のある荒川帆立が描く復讐の是非を問う重厚な物語。
    個人的には、殺人犯は老若男女問わず全員即刻死刑にすべきだし、遺族には復讐の権利を与えていいとすら思う。そんな偏向的な考えを変えてくれた、わけでは決してないが、中々考えさせられる話だった。

    大事な人が殺されたら絶対犯人殺す。ま、そんな人おらんけど。

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    2026年06月24日