新川帆立のレビュー一覧

  • 先祖探偵

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    先祖を調査する探偵事務所を開く邑楽風子を主人公に据えたオムニバス。
    キャッチーなタイトルだが、内情は各地に向かい、戸籍を調べ、聞き込みをし…と地道な調査作業。
    自分のルーツを辿るというストーリーの中に旅要素や社会問題も織り込まれていて、興味深い物語だった。
    調べてみたら、実際に祖先を辿る調査事務所があるんですね。

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    2024年03月10日
  • 先祖探偵

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    家系を探ってくれる生涯孤独の女性探偵の話。
    あらためて実家があること、両親がいること、妻、娘、仲良く生活できていることに有難く感じた。家族がいる当たり前のことが嬉しい。

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    2024年03月06日
  • 禁断の罠

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    短編集として、面白かった。
    色々な作家の作品があるので、好き嫌いがでてしまう。

    各作品の評価は以下の通り。

    ・ヤツデの一家 新川帆立 ◯
    ・大代行時代 結城真一郎 ◯
    ・妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀 ✖️
    ・共米 米澤穂信 ✖️
    ・ハングマン 中山七里 ◯
    ・ミステリ作家とその弟子 有栖川有栖 ◯

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    2024年03月03日
  • 先祖探偵

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    探偵というよりも調査員のような感じだった。
    自身のルーツを辿るのは興味がある。
    聞ける人がいるうちに、色々と教えてもらっておくといいなぁと思いながら本を閉じた。

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    2024年03月02日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    一作目の方が面白いかなと思って途中まで読んでいたが、こちらもなかなか読み応えがあった。なんというか筆者の布石に頭の良さ?を感じる。公取委を題材にする話なんてほとんどないのも良いと思う。

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    2024年02月14日
  • 先祖探偵

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    有名人の家族の歴史を辿る番組を見ていて面白い企画だなあと思ってたので興味深かった。
    もっと色々なエピソードを読んでみたい

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    2024年02月10日
  • 先祖探偵

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    自分も先祖を探している、先祖探し専門の探偵を営む主人公の話。
    先祖探しの需要がどれほどあるのか分からないけど、自分のルーツを知りたいという欲求は人間の根源的なものなのかもしれないと思った。さすが新川帆立作ということで、法律の知識もしっかり生かされている。といっても小難しくなく、分かりやすかった。
    最後は主人公が前向きになれる終わり方ですっきり。

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    2024年01月27日
  • 先祖探偵

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    主人公が探偵という設定で、他の作品と違う切り口で面白かった。
    日々そんなに意識せずに暮らしている戸籍について、色々な種類があること、また戸籍があるのが当たり前ではないことを知って自分の考える普通の暮らしの有り難さに気づくことができた。

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    2024年01月01日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    個人的には前作の方が調査の過程や結果がわかりやすかった。地方には地方の大変さがあり、主人公の性格が好きなので、もうちょっと受け入れてもらえてもよかったんじゃないのかなぁ…と。

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    2023年12月30日
  • 先祖探偵

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    そのままドラマ化できそうなお話で読みやすかったです。よく分からなかったのは、全地方の過去からずっとの電話帳を家に保管してるってことですかね。ものすごい膨大な量だと思うのですが。作者はお若い方でかつアメリカ育ちとのことなので、ひょっとして昔の分厚い電話帳を見たことないのかしら?

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    2023年12月25日
  • 先祖探偵

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    ドラマ化もされた『元彼の遺言状』の新川帆立さんの最新文庫。本作の主人公もどことなく、『元彼の遺言状』の主人公に似ている。先祖を専門に調査する邑楽風子。全5話の連作で、やがては、母に捨てられて”天涯孤独”であった風子自身の両親の足跡をたどることになる。
    先祖をたどるなど普段あまり考えたこともなく、棄児戸籍、無戸籍など、耳馴染みのない言葉がタイトルに並ぶのが新鮮だった。
    物語自体は可もなく不可もなくというところ。探偵が主人公だがミステリーとして期待してはいけない。

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    2023年11月25日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    第一弾を読んでから、ずいぶん間が空いてしまったので、前作の記憶が薄れてしまってましたが、それでも面白かった。
    色々な物に取り囲まれて身動きが取れなくなっている人達は、たくさん、たくさんいるんだろう。そういう物だ、と思って続けてきた事が違法だった、と言われて、そうですか、と違うやり方に切り替えられるほど、社会って単純じゃない。それでも間違いに気がついたなら、地道に少しずつでも正す努力をするために、縁の下で働いている人たちがいてくれる事に、深い感謝と信頼を感じました。

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    2023年11月18日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    競争の番人シリーズ第二弾。公正取引委員会ものというところが前回同様面白かった。着物ってかなり高価な買い物だけど、あれだけの技を必要とする手仕事だから職人さんへの対価としては妥当かな?と思っていたけど、間に問屋が四者も噛んでいるとは、びっくり。その上、談合や末端の呉服屋いじめがあるなんて、1番働いていない人たちが1番儲けているみたいで、腹立つわー。ただ、今回の登場人物、常盤くんは、キャラが今ひとつつかみにくかったかな。

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    2023年11月18日
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル― 無料お試し版

    rm

    ネタバレ 購入済み

    勢いがある

    作品ですが、読み切りタイプだからか、中身が薄いです。夫のモラハラや不倫は表面だけしか書かれていないし、相手の女性も、友達なのにいっさい、途中経過に触れていない。弁護士さんの突飛な性格と、ざっくりとした解決法。ほぼ主人公の一人称で話が進むから仕方ないのかな?これが、続きを読めば深みを増していくのであれば、面白いのかもしれません。話題の作家さんなので試しましたが、お試しで丁度でした。

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    2023年09月12日
  • 縁切り上等!―離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル― 無料お試し版

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    出だしは凝っているが

    北鎌倉の縁切り寺の前を舞台とした出だしは、サスペンスタッチで結構ドキドキさせられたが、それ以降の展開は比較的ありきたり。何よりヒロインの弁護士の造形が美人で...となっていて、ありきたりで魅力に欠ける。扱う離婚案件も身につまされるがありふれてもいる。

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    2023年09月03日
  • 倒産続きの彼女

    匿名

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    元彼の方はまだ読んでいないが、主人公の玉子が共感しやすいキャラで、剣持麗子の存在が良いアクセントになっている。
    いつの間にか玉子を応援している自分がいた。

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    2023年06月18日
  • 競争の番人 内偵の王子

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    失禁してしまいパニックになった清さん。
    辛かっただろうなぁ~。

    「行きましょう」
    白熊は清に腕を差し出した。清の骨ばった手が白熊の腕をつかむ。
    清が口を開いた。「二人とも、ありがとさん
    身体の芯から力が湧いてきた。
    清を支えながら、ゆっくりと立ち上がった。


    お年寄りに寄り添える人って、想像力のある人って良いなぁ~。


    アオギリの香りって?
    のすのすと建物から離れていく。の、のすのすって?

    1日で読める、面白い本でした。
    知らない事に触れられて、「へぇー。」と



    現代の目安箱とお庭番ね。



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    2023年04月08日
  • 競争の番人

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    弱小官庁の公正取引委員会に務めるお人好しの小熊とエリートの小勝負が、ホテルウェディングのカルテルの疑いがかかったホテルの調査に乗り出す。

    複雑な実態と現実味のある展開を面白く読めた。

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    2024年08月12日
  • 元彼の遺言状

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    スピード感が好ましい

    遺言をめぐるストーリーにいろいろな個性の登場人物が絡み、おもしろく読めた。スピード感のある展開が良かった。

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    2022年08月01日
  • 元彼の遺言状

    購入済み

    もう一度読んだ方がいいかな…

    このミス大賞受賞作というのと、タイトルに惹かれてページをめくり始めました。
    なかなか時間が取れず、読むのに時間がかかったせいか平坦なストーリーという印象です。ミステリーに活劇を期待していたのかもしれません。
    大賞選者の方々のコメントを見て、もう一度読んでみようと思いました。

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    2021年10月02日