新川帆立のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先祖探偵とは、依頼者から先祖の来歴や血筋を遡るお手伝いをする仕事。基本的には戸籍情報を辿って先祖の住んでいた土地や縁者を巡る旅である。邑楽風子は探偵事務所に勤めた後、独立してこの仕事を始めた。その理由は、自らの実の親を探すため―
先祖を知りたい、という人は近年増えてきているという。都市化が進んで自らの地元や親族と疎遠になっている人々が、敢えて自分のルーツを探りアイデンティティや受け継いだものを再認識するということか。そして戸籍という情報がその手がかりとなるも、戦争や災害の影響によって意外と逸失しているケースもあるという。
この短編集にしても、一癖も二癖もある人々が自らの先祖を探すために主人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ"揺れたり落ち込んだり、悩んだりしながら、行きつ戻りつして進むことこそが女性本来の生き方"って、だいぶ救われる言葉だなあ。
なんで女性ってこんなにいろんなこと背負わされてんだ?!と理不尽に思ったりすることがあるから、それが女性というものなんだよ、って断言してもらえるとほっとするというか。
(男性の苦悩については脇に置いておいての話だが…)
もっといろんな人の本を読みたい!というところに行き着く。
"「分からない」のはストレスフル"というのは、本当にそうだ。物語が理解できる、という本文の話とは少し逸れるが、コミュニケーションが上手く取れていない人がいる -
Posted by ブクログ
ネタバレ脳のつくりが正反対!
やっぱりいろんな人がいるんだな。
旦那氏が買ってて、読んで!とおすすめされて。
小説を勉強する情熱から、ラノベを書き始め、漫画も描き始める。
小説と漫画は別物だよなとは思っていたけど、小説とラノベも別物なんだ。
ラノベと小説の違い②キャラクター造形(p.212)は、たしかに大きな違いだ。
小説はリアルを描写するために、人間に寄せた複雑なキャラクター設定で、ラノベ(や漫画)は単純でわかりやすいキャラクター設定であると。
現実にいる人間は一筋縄ではいかないし、矛盾もたくさんある。そこが面白いんだろうけど、それを作品で表現しようとするのは難しいし、読者も理解しづらくなる。