新川帆立のレビュー一覧
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全6編の豪華書き下ろしアンソロジー。
「ヤツデの一家」新川帆立
疑心暗鬼が仕掛ける見えない罠。短編でも冴える描きぶり。
「大代行時代」結城真一郎
Z世代の生き様を描く。いっそ清々しいほどの割り切りが印象的。
「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
他人の本質は最後まで掴みきれない。果たして誰の罪だったのか。
「供米」米澤穂信
直木賞受賞後の小品ながら、丁寧に紡がれた物語。亡き夫の罠にかかりにいった妻。
「ハングマン」中山七里
副題の雛鵜は、無知ゆえ罪に落ちる若者の象徴か。操られた末の強盗事件。
「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
弟子は師匠作家の教えを実行する。作品と現実が重なる趣 -
Posted by ブクログ
『競争の番人』シリーズ第2弾です。
このシリーズを読むと無性に「公正取引委員会」で働きたくなってきます。社会を良くする仕事だし、チームで協力して調査にあたるのも良いし、内偵して調査するのはスパイっぽくて面白そうだし(勿論めちゃくちゃ大変なお仕事なのですが)。
そして、自分も仕事を頑張ろうと励まされる、素敵なお仕事小説でした。
公正取引委員会という、あまり馴染みのない職業のことがとてもわかりやすく描かれています。
カルテルとか十九条案件(納入業者いじめのような不公正な取引)とか、一般にあまり馴染みのない単語や条例が出てくるのですが、その話が出てくる度におさらいのように説明してくれるので、この事件 -
Posted by ブクログ
デビュー作『元彼の遺言状』が大ヒットし、依頼が殺到した新人作家はアメリカに逃亡。ディズニーワールドで歓声をあげ、シュラスコに舌鼓を打ち、ナイアガラの滝で日本メーカーのマスカラの強度を再確認。さらに読みたい本も手に入れたいバッグも、沢山あって。締め切りを破っては遊び、遊んでは詫びる日日に編集者も思わず破顔の赤裸々エッセイ。
いまやすっかり売れっ子の新川帆立先生。やっぱり急に有名になると、いろいろ変なこと言われたり大変なんだなあ。肩ひじ張らずに読めるので作家さんに限らずエッセイが好きなんですけど、新川さんは海外に行くあたりスケールが大きい。でも楽しそう!バッグ好きとのことでいろんな愛を語ってるとこ