新川帆立のレビュー一覧

  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    「ヤツデの一家」新川帆立



    「大代行時代」結城真一郎
    最近の話題で面白い。さすが『#真相をお話しします』の作者。


    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
    すごくいたたまれない気持ちだった。近年になって受け入れられつつあるとはいえ、田舎の閉じられた世界でなんの支援にも繋がっていない10代の子ども。



    「供米」米澤穂信
    近代文学界の当事者であろう主人公とその友人と。美しいラストだった。感動した。(文ストの横溝正史を重ねました)


    「ハングマンー雛鵜ー」中山七里
    シリーズもののひとつのよう。復讐代行。


    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
    コテコテの時刻表ミステリ読みたくなった。それ

    0
    2024年11月24日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

    剣持先生の反骨精神とつい漏れ出てしまう優しさがいいバランス。事件のことよりも睡眠不足で倒れないかハラハラしてしまう。

    0
    2024年10月25日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    ミステリーだと思うが、ミステリー薄め。
    小さい頃に母親に捨てられて天涯孤独になった娘が、自分のルーツ探しも兼ねて先祖探偵になった。幾つかの先祖探しを経て自分のルーツに迫って行く。無戸籍の人が増えているようだが、そういう人の戸籍をどう復活させて行くかなど参考になった。
    どちらかと言うと哀しい話しに、あまりスッキリ感は無い。

    0
    2024年10月13日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

    サクサクと一気読み。短編集だけど全てがリンクしている。最後がちょっとモヤッとしたけれど、続きがあるのだろうと期待する。麗子さんのタフさに大丈夫かと心配になるが、他の弁護士の方々も皆ハードな働き方。ものすごくブラックな職種なのかも。

    0
    2024年10月02日
  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    名だたる作家さんたちの短編集。読みやすい。サクッとサラッと。斜線堂有紀の短編(所謂バカッターの話)が今まで読んだ著者の長編と雰囲気がずいぶん違い皮肉が効いててとっても良かった。

    0
    2024年09月29日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

    短編なのかと思ったらなんとなくつながっていた短編集。とりあえず剣持さんは少し寝た方が良い。こんな生活してたら身体壊しちゃうよな…

    いい学校出て、いい職場に入って、頭もよくてバリバリ仕事をしてクライアントにも頼られて仕方ないのはわかるけど、体壊したら仕方ないものなぁ… なんかそんなにうまく回らないのかな、なんて思いながら読みました。確かにリーガルチェックとか全部AIに任せるわけにはいかないだろうけど…

    0
    2024年09月17日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    タイトル通り先祖を軸にした連作短編集で序盤から何気なく(?)読み流していたけど…終盤にかけて引き込まれて最後の衝撃で思わず涙してしまいました

    0
    2024年09月06日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戸籍を辿って、先祖を調べる探偵が主人公。あっと驚く展開あり、お仕事小説らしい魅力的な小道具あり、面白く読めた。最後は切なくて泣いてしまった。
    棄民と棄児、より良いのはどちらか?
    国の保護と親の保護、より良いのはどちらか?

    0
    2024年09月06日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    人は独りでは生ていない、誰しも必ず誰かと関わりがある。

    話ごとに主人公の出生の秘話への迫り方や依頼人との関わりによって事務的な感じから親身になっていく変化も面白かった。
    最終話では子の幸せを願う母の愛を感じた。

    0
    2024年09月06日
  • 競争の番人

    Posted by ブクログ

    ドラマを先に観ていたのでキャラクターがそれぞれ俳優さんで脳内再生された。小勝負と白熊が最後に安易にくっつかなくてよかった。

    0
    2024年08月31日
  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    斜線堂さんは現代の病理を描くのが上手いなぁ。本人ですら本当の自分の姿を知り得ないこともある。米澤さんの作品はミステリーとしても読み応えがあり、淡々と続く語り口なのに人情にあふれ、感嘆。とても好きだった。

    0
    2024年07月28日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

    剣持麗子。クールで優秀な女性弁護士という魅力的なキャラクターで楽しませてくれます。それにしても、あまりにもハードなスケジュール。読んでいるだけで身体がおかしくなりそうでした。今回登場の黒丑益也もクセのある若者だし、一連の事件を担当する橘刑事もなかなかアクの強い人物。今から続編が楽しみです。

    0
    2024年07月14日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    作者の経歴は物語とは関係ない。
    作品と読者との相性は経歴には関係ないからだ。
    けれども、やっぱり気になってしまう。
    なんとも華麗なる経歴の作者。アメリカ生まれ東大法学部卒、弁護士勤務からの作家。
    いたって普通(それすらも今の日本では大変恵まれていることなのだが)の経歴である私は、その経歴に気後れしてしまう。
    一緒にするのも恐れ多いが、法律、というただそこだけの共通点に興味が湧く。

    本書では、五つの先祖をめぐる依頼が主人公を待ち受ける。
    主人公は邑楽風子(おうら ふうこ)。
    彼女は捨て子だった。
    一風変わった「先祖探偵」という仕事は、自分の母のことを知りたくて始めた稼業である。

    さらりと書か

    0
    2024年06月27日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

     分かりやすい伏線と回収。テンポ良く進むストーリー。電車でサクサク読むのに適してました。
     麗子がジャージで依頼人と会ってるのは笑っちゃうけど、より人間味が増して高感度が上がる。
    人間は弱いけど強い、強いけど弱い。いろんな意味で強さも弱さもあるのが人間なんだろうな。
     ただ、こんな風に仕事してたら過労死しますよ

    0
    2024年06月25日
  • 剣持麗子のワンナイト推理

    Posted by ブクログ

    空港で暇つぶしに買った。
    短編だけど時系列は繋がってて読みやすい。
    飛行機に乗ってる時間にサラッと読むぶんには
    ちょうど良い作品。

    0
    2024年06月19日
  • 競争の番人

    Posted by ブクログ

    テレビドラマを観てから読んだので、白熊楓は杏を、小勝負は坂口健太郎を、どうしても思い浮かべてしまったのが、いいのか悪いのか。公正取引委員会、SMAPが解散の後、テレビに出られなかった件で登場して、有名になった役所だ。たった何人かで仕事をしている、という話だったが、どうやらちゃんと大きな組織で動いているらしいと、この小説で知った。タイトルのインパクトもあり、目の付け所が面白い作家さんだと感心した。お仕事がテーマのライトノベルという印象。専門的な分野も庶民的なアプローチで読ませてくれる。実際の事案もこんな感じなのかしら?わからない分野だけに、違和感を抱きようもない。面白かったけど、文章に拙さを感じ

    0
    2024年05月24日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    父を知らず5才で母に捨てられた主人公が先祖探偵として依頼人の先祖を探る。依頼を通して最終的に自分のルーツに辿り着くまでの全5話を収録。
    面白かった。正直自分の先祖についてなど気にしたこともなかったが、世の中にはわからないから知りたい、困っているという人がいるんだなぁ。
    調べ方も戸籍謄本、地域資料館、現地での聞き込みなど色々調べ方があるのだと知った。無戸籍の問題も経緯が色々あるなど知らないことがいっぱいあった。

    0
    2024年05月15日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    先祖を辿る専門の探偵事務所を営む主人公。依頼された事案と本人の出自が絡んでいく過程は面白い。のだが、一つ一つの依頼の中には、案件そのものが不自然なものもあり、無理やり押し込んだ内容と思えるものもある。無戸籍児童というのは、実際聞く話で、この主人公の母のように、戦争という時代の責任といえる事例もある。直接ではなくても、社会的弱者が追い込まれてそうなる、ということが多いとは思う。そこをテーマにしたところには共感したい。

    0
    2024年05月14日
  • 先祖探偵

    Posted by ブクログ

    初めて読む作家さんだが、テンポよく読めて面白かった。

    五歳の時に母と生き別れて以来、一人で生きてきた探偵・邑楽風子(名前は置き去りにされた町役場の職員に付けてもらったもの)。
    先祖を調査するという、なかなかニッチな探偵業だがここにも風子の狙いがあった。人探しが目的の探偵業には当たらないため登録不要なのだ。
    『野良猫みたいに暮らしてきた』風子が『自分の先祖を探す助けになるかもしれない』と始めた先祖探偵、なかなか興味深い。
    彼女のキビキビした部分と思いやる部分とのバランスあるキャラクターもなかなか良かった。

    一般人にとっては戸籍はあって当然のものだが、この作品を読むと、戸籍の曖昧さ危うさを感じ

    0
    2024年04月25日
  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

    0
    2024年04月19日