夏目漱石のレビュー一覧
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漱石の自伝的小説と言われる作品。
ここまでを読み続けて来て、このタイミングでこういう話が来るのかーと、ややビックリした。
健三が渋々ながらお金を出す度に、何故だか非常にイライラさせられる(笑)
というのも、健三に金をせびる相手達が悉く、遣るに値しない(と感じてしまう)人物だからだ。
そう見えるのは、健三の目を通しているからでもあるけれど、身内である兄や姉でさえ良く描かれていない。
解説にある養父母に、お父さんお母さんと呼ばされることのダブルバインドはよく分かる。
そうして、自分の価値をお金に換算する以外の方法で問い続ける健三が、哀しい。
妻や子に対しても、そうして問うことの答えがない以上、 -
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無鉄砲で人間味あふれる主人公・坊っちゃんが、数学教師として赴任した愛媛県松山市の中学校で、「山嵐」や「赤シャツ」など個性豊かなキャラクターとぶつかり合う物語。
一筋縄ではいかない悪い大人たちのたくらみに立ち向かい、悩みながらも自分なりの正義を貫き通そうとする坊っちゃんの未来はどっちだ!
赴任先の中学校にはエリート風の教頭「赤シャツ」、彼に反発する数学主任「山嵐」、影が薄くパッとしない「うらなり」などの教師たちがいた。
主人公は当初、赤シャツの言葉を信じて山嵐に一方的な反感を抱くが、ある出来事をきっかけに彼を見直すようになる。
そんな矢先、うらなりが他校へ栄転する事になる。しかしその実態 -
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レビュー書くの忘れてた。
母が持っていた明暗をがめてきてものすごく時間をかけて読んだ。母が学生時代に古本で買ったと言ってて、(角川文庫なんだが)文学部のある大学の近く?の古本屋?だから多分おなじよーにゼミでやった過去の学生の書き込みが脈々と…
「変な書き込みあったで。レポートのメモみたいな」
「それあたしやないで」
「これは違うと思うけどおかんの字の書き込みもあったで」
という会話をした。
しかしリュックに入れてるときに台風に遭ってふにゃふにゃにさせてしまったのはわたしです。お詫びにグラシン紙かけときました。
内容はね…あんな駆け引きしかしてないよーな会話ばっかりしよったら日常生活パンクし -
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表題作「倫敦塔」「幻影の盾」を含む夏目漱石の初期の7小品を収める。
夏目漱石は明治38年1月に雑誌『ホトトギス』にて『吾輩は猫である』を連載開始。本書に収められた作品はその連載と並行して様々な雑誌に発表されたものである。
⑴「倫敦塔」 『帝国文学』明治38年1月号
⑵「カーライル博物館」 『学鐙』明治38年1月号
⑶「幻影の盾」 『ホトトギス』明治38年4月号
⑷「琴のそら音」 『七人』明治38年5月号
⑸「一夜」 『中央公論』明治38年9月号
⑹「薤露行」 『中央公論』明治38年11月号
⑺「趣味の遺伝」 『帝国文学』明治39年1月号
本書の表題作「倫敦塔」を読む前に、 -
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朝日の連載終了。三部作は10代半ばで読んだ気がするけど、三四郎、それからぐらいまではまだ何とかだが、門は10代では面白みが分からない内容だったことが分かった気がする。今読んでもそんなに面白くは無いけど、主人公の気持ちが少しは分かる。明治末期の悩めるエリートの若者、高等遊民、没落したインテリ達の様子が描かれている三部作ということかな。閉塞感の漂う日本で下っ端役人をしながら隠れて生きる主人公と、妻?を奪った相手であり日本を捨て新天地・満州に行った親友。時代は違うが、成長期を過ぎ国内だけではじり貧の現代日本に通じるところはあるかもしれないが、いつの時代にも通じる普遍的な人間の内面を描いているところが
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過去に何度か投げ出したが、今回は何とか通読できた。
別に大文豪の作品にケチをつける気はないが、最後まで読み通すのにかなり苦労した。さして意味のあるとは思えぬ饒舌、皮肉。ユーモアがあるという人もいるが、今の時代ではいかんせん古臭い。時代で仕方ないのだろうが、女性蔑視的な箇所が間々出てくるのも気になる。
人間と社会の洞察に深みを感じるところもあるが、やはり、この小説、猫の視点から人間を見たおかしさ、バカバカしさに尽きる。
この作品、中高生に勧める教師も多いのかもしれないが無理がある。それなりの人生経験を積んでからの方が、挫折しないし味わえる。