夏目漱石のレビュー一覧
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購入済み
松山旅行の前に
松山旅行に行く2日前に思い立って読んでみました。『坊ちゃん』の登場人物が観光名所の至る所に居たので、知らないで行くよりも楽しさが倍増しました。
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Posted by ブクログ
ダラダラと長い坂道を登るように怠い、その癖良い展望も望めない。「門」と違って脱世間的ですらない。生々しい人間関係とお金に縛られながら苦悩する夫婦の物語。
道草を読むと、漱石が奥さんに対して相当な独りよがりの態度を取っていたことがわかる。その態度に共感してしまったのも、読んでいて何となく辛かった原因だったのかもしれない。
本作品に限らず、漱石の小説は現代文の問題で棒線が引いてあって「このときの登場人物の心情を述べよ」なんていう問題が付きそうな文章があると、すぐ次の文章で漱石先生が勝手に答えを解説しだすような部分が多々ある。想像力を働かせたい読者には余計なお世話かもしれないが、自分には寧ろこれくら -
Posted by ブクログ
朝日の連載終了。子どもの頃読んだ記憶はあったけど、ほとんど内容は覚えていなかった。こんな話だったっけ?と言うより、この内容は子どもの頃は半分も理解できなかっただろうな、と思う。今回の連載では分かりにくい語句の説明もあり、ときどき時代背景だとか、漱石やその周辺の人物の解説もあってより分かりやすかった。寒月君が理学博士取るために珠を磨いていることとか、実際そういう分野に足を突っ込んでみた人間としては良く分かる。猫が語るというより、途中から、西欧近代(当時の現代)社会とそれに近付く日本社会への思いだとか批判だとか、そう言ったものを登場人物たちに語らせているというお話になっていて、新聞連載らしい社会性
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Posted by ブクログ
漱石の自伝的小説と言われる作品。
ここまでを読み続けて来て、このタイミングでこういう話が来るのかーと、ややビックリした。
健三が渋々ながらお金を出す度に、何故だか非常にイライラさせられる(笑)
というのも、健三に金をせびる相手達が悉く、遣るに値しない(と感じてしまう)人物だからだ。
そう見えるのは、健三の目を通しているからでもあるけれど、身内である兄や姉でさえ良く描かれていない。
解説にある養父母に、お父さんお母さんと呼ばされることのダブルバインドはよく分かる。
そうして、自分の価値をお金に換算する以外の方法で問い続ける健三が、哀しい。
妻や子に対しても、そうして問うことの答えがない以上、 -
Posted by ブクログ
無鉄砲で人間味あふれる主人公・坊っちゃんが、数学教師として赴任した愛媛県松山市の中学校で、「山嵐」や「赤シャツ」など個性豊かなキャラクターとぶつかり合う物語。
一筋縄ではいかない悪い大人たちのたくらみに立ち向かい、悩みながらも自分なりの正義を貫き通そうとする坊っちゃんの未来はどっちだ!
赴任先の中学校にはエリート風の教頭「赤シャツ」、彼に反発する数学主任「山嵐」、影が薄くパッとしない「うらなり」などの教師たちがいた。
主人公は当初、赤シャツの言葉を信じて山嵐に一方的な反感を抱くが、ある出来事をきっかけに彼を見直すようになる。
そんな矢先、うらなりが他校へ栄転する事になる。しかしその実態 -
Posted by ブクログ
レビュー書くの忘れてた。
母が持っていた明暗をがめてきてものすごく時間をかけて読んだ。母が学生時代に古本で買ったと言ってて、(角川文庫なんだが)文学部のある大学の近く?の古本屋?だから多分おなじよーにゼミでやった過去の学生の書き込みが脈々と…
「変な書き込みあったで。レポートのメモみたいな」
「それあたしやないで」
「これは違うと思うけどおかんの字の書き込みもあったで」
という会話をした。
しかしリュックに入れてるときに台風に遭ってふにゃふにゃにさせてしまったのはわたしです。お詫びにグラシン紙かけときました。
内容はね…あんな駆け引きしかしてないよーな会話ばっかりしよったら日常生活パンクし