坂本眞一のレビュー一覧
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マリー VS マリーが初めて立ち会った被死刑執行の息子
と
シャルル VS ルイ・オーギュスト
という対立が美しいのは、まあ、擱いておいて、
かつて唐突にミュージカルが始まったのよりもさらに唐突に、
LINE! ベビーカーを引き連れたイケー女ども女子会!
に!
この悪乗り、決して嫌いじゃない。
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8割がた、初代サンソン……嫁方の仕事引継ぎ。
まさか死刑執行人の娘マルグリットによる陰謀が、サンソンの発端だったとは。
マルグリットの「道連れが欲しい」という執念が。
時空を超えて、マルグリットの執念と、マリーの自由への執念がリンクし、鏡の罅を中間に、交わりあう!
また、初代サンソンと4代目サンソン...続きを読むPosted by ブクログ -
父が死にルイ16世が世襲。
アントワネットは夫の子を孕みつつも、満たされない。
そこに食い入る、マリー、フェルゼン……!
さらにはイカれた造形のマルキ・ド・サドとジャンヌも登場。
史実、ベルばら、本作品の想像力が、混然一体となり、さらに一歩先に進む。
いわんやビザールな造形においておや。
本当に面白...続きを読むPosted by ブクログ -
電子書籍の1巻まるごと試し読み企画で読んでみた本。
モチーフがモチーフだけに辛辣な描写もあるが、
ただグロテスクなのでなく中身がおもしろそうで
続きが気になるので、今後続きも一緒に購入したい。
独特な表現や台詞もおもしろい。Posted by ブクログ -
興味を持って買ったが、重そうなので長く積んでおいたもの。
思った以上にグロかった。
処刑の描写もエグいが、それを上回るエグさの心理描写。
嫌いではないが、読むのにエネルギーがいる。Posted by ブクログ -
死刑執行人の家に生まれるも、優しすぎるシャルルの成長?物語。
とりあえず、登場人物が主人公も含めてみんな狂ってる。
父は、体を壊してからどこかのネジが飛んでしまったようだ。Posted by ブクログ -
一巻で森が屋上のオーバーハングに下から飛びつくシーンは物理法則を無視しているので現実には飛びつけない。この巻に出てくる高取山は横須賀市の鷹取山だけどあの切り立った凝灰岩の壁をフリークライミングで登るのは超危険なので描いて欲しくなかったなあ。
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1部が駆け足感満載な終わり方だったのであまり期待してなかったせいか、以前の面白かったテンションに戻った気がしてやや喜ばしい。このままでお願いしますよ〜(´-`)Posted by ブクログ
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フラフラでアッパーだった前作終盤から精神的に安定したか、ラストに向けてストーリーが走り始めた。絵柄もますます絵画的・劇的に、現代のドレと呼ばれる日も近いか。Posted by ブクログ
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1~9巻を通して、前半はリアリティを感じで感銘を受けました。が、後半から「イっちゃってる」ような描写が更に増えて、史実にのっとって真面目に描写してるのかノリ&ネタが入っているのかよくわからず、どういう気持ちで読んでいいかもうグチャグチャになってしまいました。でも楽しいことは確か。Posted by ブクログ