坂本眞一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアンリの父も何も感じず処刑していたわけではなかった。
そして、腕のすごさもやっぱりアンリと同じように苦痛も一瞬にということを考えていたんじゃないのだろうか。
自分が手にかけた人達を密にまつり、自分の手で命を絶ったモノへの贖罪の礼拝堂
彼の人間らしさをここで少し見れたことを少し救われた。
マリーはまだまだ子供、憎しみに溺れて自分自身しかみえてない、なのに恐ろしい子でこの子はどうなってしまうんだろう?
今のままじゃ、やっぱり恨みをかってしまうのはしょうがない。
ほんの少しの情けも何もない。でも、彼だけにの行いだったのだろうか?
そして、画力がすごいだけに、エロスの表現力もすごい。
アンリの絶頂に達 -
Posted by ブクログ
18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。その闇に生きたもう一人の主人公シャルルアンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真"を描く、歴史大河の開幕──!!
絵がすごい
この絵を漫画に使うのがもったいないかも
そして、話も今まで死刑執行人を焦点にした作品なんてみたことない。
死刑執行人になるって、普通なら嫌な仕事だもん、ましてやこれが自分に与えられた仕事で代々受け継がなければならない仕事だとしたら、その仕事を受け入れる、この家系に生まれたことを受け入れる苦悩や葛藤は相当なものだと思う。