坂本眞一のレビュー一覧
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クライマーの話。主人公がとてつもなく暗く、それが人や社会との軋轢を生んで、色々と苦悩します。その逃げ場としての山でしたが、いつしか山に対する想いが、純粋な挑戦、真理を探す旅へと変わっていく…
圧倒的な心理描写とそれを最大限に引き出す作画力は凄いの一言。Posted by ブクログ -
冬山縦走中に主人公「森」を除く4人が、滑落、凍死、衰弱等で死んでしまう。元オーナーの嫌がらせなのか、事故以後K2への夢は絶たれる。全14巻。これから後半なのにどうなるのか、ガラガラポンの状態です。Posted by ブクログ
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絵がきれいなだけに、毎度痛々しすぎる。今までヴィジュアル系登山漫画なんて言って悪かった。とにかく読者としてはひたすら、文太郎が幸せになることを祈るも、元ネタがあるだけにその願いも虚しい。
電車の中で読むと必ず酔ってしまうつらい一冊。Posted by ブクログ -
いよいよK2登頂へ向けてメンバーが集まってくるのだが、年齢、性格、経験、目的が違い、ぶつかりあう。そのメンバーの中でも極端に浮きまくる、主人公の森。こんなメンバーでK2に登れるの?行く前のトレーニングで一人や二人、滑落するかも。Posted by ブクログ
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バイト代は全て山につぎ込み、ガス、水道、電気を止められている、主人公のクライマー、森。部屋には何にも無い。布団も無く夜はランタン。これから絡んでくるであろう財界・政界にパイプを持つ、超リッチな若き実業家のクライマー、ニ宮。まるで「あしたのジョー」か「巨人の星」?Posted by ブクログ
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中々読ませます。「点の記」同様いろいろ専門用語が出てきているとは思いますが、映像やコミックという目で見えるかたちにしてもらえると、知らない単語に悩まず読み進められて助かります。「孤高の人」は、原作の評価もいいみたいですね。Posted by ブクログ
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基本的に暗めです。主人公と、彼を取り巻く人々が、ひどく現実的です。明るさがない。
山登り漫画というより人生登り漫画のほうが適切かも知れません。
少々現実的すぎて疲れますが、読んで損のない漫画だと思います。Posted by ブクログ -
坂本先生の絵はリアルです。人間の本質というものをかかれている様な気がします。しかし、この漫画は何か救いがない(?)ので、読むと少し凹みます。っが、続きが気になり読んでしまいます。なんだかんだで好きなので、坂本先生のサイン会も行きたかったな〜・・・Posted by ブクログ
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この作品かなり高評価されていますが自分はのめり込めませんでした。この作家の作品は電子書籍には向いていないかも。見開きコマが頻発しますがその度にiPadを傾けなければならずそのことで集中が途切れてしまう。ミュージカル、SNSなどの多彩な表現も却って鼻白んでしまった。この辺りは好き嫌いなのかな。素晴らし...続きを読む
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まさかこんな終わり方をするとは思いませんでした。たまたま9月の無料期間中にイノサンの隣にイノサンルージュが並んでいたので続編らしき物があるのはわかりましたが、もしルージュの存在がわからなければ「え、これで終わり? ぽかーん」だったかも。イノサン初期の繊細な世界観が気に入って読んでいましたが、途中から...続きを読む
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それぞれの個性がハッキリ別れて
人間関係のドラドロした部分と残酷な処刑シーンとの絡みでより一層リアル感が増します。
この物語の最後は、どうなるのかと
新刊がでるのが待ちどうしいです。