浅倉秋成のレビュー一覧

  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    ネタバレ

    題名からも年齢をテーマにした、現実では起こり得ないミステリー。歳をとらない同級生との恋愛話と思いきや、いやいや我々中年にもガッツリ勇気をくれるものでした。
    そんな世代には投げかけているのではないのかもしれませんが、教頭先生の言葉、「大事なのは現状からの跳躍力」。
    その後間瀬さんから二和さんにも伝えていましたが、何かとくたびれてしまっている自分にも響きました。まだまだだと。

    展開も二和さんの問題が一段落し、異色ながら爽やかに恋愛物として終わるのかと思ったら……
    重ねてチカラをもらえた終わり方でした。

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    2023年02月28日
  • 失恋の準備をお願いします

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    はじめは軽いノリのコメディ感覚で読み進めてましたが、話が進行するにつれ、絡み合い最終章で伏線の回収。
    全編通して爆笑、自宅で読んでいて良かったです。
    笑いの中にも、サラリーマンの哀愁や、恋愛話ありで読み応えも十分ありました。

    短編としても、小学生の話では最後の台詞が秀逸。全く悪意は感じないのですが、大爆笑。ブラックなユーモアが最高でした。

    浅倉秋成さんの他作品を読んで、今回こちらを読みましたがギャップが大きく振り幅を感じました。すごい!
    共通する部分があるのかもしれませんが、もっと読んでみたくなりました。

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    2023年02月11日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    高校生の時分、恋(片想い)に身を焦がしていたアラサーのあなた。ぜひ読んでみてください!

    赤外線通信やら絵文字メールやら、高校時代の甘酸っぱくてほろ苦い青春の日々が思い出される描写が幾つも散りばめられていました。

    当時は至って真面目に、そして一所懸命に生きていたのに、振り返れば青さと行動力と不器用さが余りにも眩しくて、少し愛おしい。
    そんな青春の追憶の物語。

    伏線もきっちり回収され、スッキリとした読後感です。
    「六人の嘘つきな大学生」と同じく、著者と同世代ならではの楽しみ方ができた一冊でした。

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    2023年01月25日
  • ショーハショーテン! 1

    購入済み

    面白い

    新しいお笑いマンガだと聞いて最初はお試しで読んだんですが、先が気になる気になる。
    高校生らしい熱さとお笑いへの分析力。漫才やコントをやってる風ではなく内容まで書いてくれるしちゃんと面白いなんて本当にすごい。

    #タメになる #笑える #アツい

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    2023年03月22日
  • 失恋の準備をお願いします

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    ネタバレ

    6つの短編がちょっとずつ繋がっていって、ラストでパタパタっと繋がりまくる展開は、多角形の頂点を線で結んでいって、最後にすべての対角線を一気に結ぶみたいなイメージ。さらに、時々出てくる脱力肩透かし系の会話も含め、初期のころの東川篤哉さんの作品群を連想した。第1~5話までを少し忘れかけれている状態での第6話だったのだけれど、第6話のあともう一回最初から読み直したら、より楽しめるかも。タイトルは初出時の『失恋覚悟のラウンドアバウト』のままの方が作品内容に合っていなのではないかと思う。シリーズ化希望。

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    2022年10月19日
  • ショーハショーテン! 3

    購入済み

    やっぱ面白い!

    さいこうです

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    2022年10月05日
  • 失恋の準備をお願いします

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    ネタバレ

    オムニバス形式で5人の人物視点で物語が進み、最終章で一気にそれまでの伏線が回収される。

    作者が得意としている伏線回収が本作でも存分に発揮されていた。

    作者の他の作品に比べて超能力いった要素がなくスッキリと読みやすかった。
    もちろん他の作品もおすすめです。

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    2022年10月02日
  • 本格王2022

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    みんな良かったです!
    読んだことのない作家さんのお話は興味深く、次に読む本をどれにしようかな~、と迷ってます!

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    2022年07月13日
  • ショーハショーテン! 1

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    お笑い漫画。ギャグというより、ストーリー構成が面白い。お笑いへの知識が深くなければここまでかけないと思う。すごい

    0
    2022年02月13日
  • ショーハショーテン! 1

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    お、面白〜〜!!!お笑いがテーマの作品というだけで読む価値があるんですが、主役2人が高校生で等身大で感情移入できるのと、勢いだけじゃなく頭で考えて笑いを取ることをしっかり解説してくれているのが良い。漫才をちゃんと全部載せるという挑戦にも拍手を送りたい。今後が楽しみな漫画です。

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    2022年02月12日
  • ショーハショーテン! 1

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    バクマンを彷彿とさせるストーリー構成

    お笑い芸人をめざしていく話。
    天才ネタ職人×元天元子役というキャラ設定はありそうでなかった。
    なんとなく話の展開は見えているものの、
    主人公たちがどのように困難を乗り越えていくのか、
    また、主人公たちが抱えている過去をどう清算していくのか。
    どちらも楽しく読めそうな気がする。

    2巻以降にも期待!

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    2022年01月23日
  • ショーハショーテン! 1

    購入済み

    The「お笑い」漫画

    漫才/コントの二刀流で天下を掴めー。
    「お笑い」漫画、ここに爆誕。

    (私は詳しくないが)お笑いに詳しい作者さんが書かれているんだろうなと感じる高い完成度。ネタを見る客側であると同時に、ネタをする主人公側にも感情移入してネタを見ることになるわけだが、ここでウケる!ってポイントでお客が沸いたときのえも言えぬ高揚感が堪らない。好きな芸人がM-1/KOCでハネるのを見守るときのような感覚が漫画でも味わえるとは。
    2022年の漫画の賞に入り込んでくるだろうと感じる作品。

    0
    2022年01月11日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    ネタバレ

    タイトルでデスゲーム系か?と思ったら違った。
    けど満足感の高い一冊でした。
    クラスで連続する自殺騒動、これは本当に自殺なのかーー?
    代々伝わる『受取人』とその能力のあたりは、あれ?これミステリでなく能力バトルSF系?と思ったけど、『受取人』の関係や力も巧く使って展開されてて、伏線回収もとても鮮やかだった。
    読後感も、完全すっきり!ではなくても悪くない。

    主人公は大家族で帰宅しても一人になる時間がなくずっと賑やかだから、一人の時間がほしくてたまらないんだろうね。
    なのにクラスも一致団結だとか言って一人にさせてくれない。仕切ってるやつら邪魔。だからといってクラスの上位を殺してはいけない。
    そうい

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    2025年07月22日
  • ノワール・レヴナント

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    600ページという分量もなんのその。
    リズムの良い文章と、次々と明らかになる事実に、
    寝ることも忘れて読める快作です。

    オビやサイトでも伏線の巧妙さを押していますが、
    読み終わった感想は、それらの印象を良い方向に覆してくれました。

    なんといっても、伏線の回収の仕方がとても”粋”なのです。
    些細な伏線をささやかに回収していく描写に、
    ここまで感動したのは初めてでした。

    ネタの配置、キャラ作り、物語の進め方、
    どれをとっても素晴らしい。
    その素晴らしさを読むだけで理解できてしまうのが、
    唯一の欠点と言ってしまえるくらい、新人離れした出来でした。

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    2013年08月26日
  • フラッガーの方程式

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    デビュー2作目。前作の「ノワール・レヴナント」も
    バリバリに才能を感じさせる作品ですが、こちらは
    作風や文体もかなりくだけ、異なる手触りながら、
    この方面でもビシビシと才能が伺えます。確実に
    売れていく方...だと思われますね。

    ごく平凡な高校生「東條涼一」が被験者となった
    フラッガーシステムなる眉唾な装置。この装置は
    主人公が、アニメ、コミック、ラノベ...の主人公的な
    波乱とトピックとストーリーに満ちた、まさに物語の
    「主人公」となる事が出来る...なるご都合主義に溢れた装置。
    その装置によって翻弄される「東條」くんの密かな恋心と
    ストーリーが「ご都合主義」に展開される...
    というヘン

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    2013年05月30日
  • ノワール・レヴナント

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    第十三回講談社BOX新人賞Powers受賞作にして
    その選考会で絶賛されたという期待の作品。
    そしてデビュー作にして612Pの大作。
    結果...かなり面白い作品でした。クセの少ない
    丁寧な文章も読み易く、登場人物のキャラクターも
    ライトノベルに寄ったような極端なものではなく、
    自然に好感を抱く造型で非常に魅力的。その
    台詞の一字一句が活き活きしてます。
    絶賛...の煽りは偽りない...ように思います。

    不思議な能力を持つ4人の高校生が、何者かの
    声に導かれ夏休みの5日間を過ごす事になり、
    そので出会った彼等の自分達の能力の真意を
    探りながら、彼等の為の闘いが始まる...というような
    内容です

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    2013年01月10日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    相当読みやすい。
    普段あまり小説を読まない方や若い人にもオススメ。

    中盤以降、先が気になって読み続けてしまう。
    伏線が至るところに散りばめられていて、でも非常に分かりやすく、
    読後はとてもスッキリする気持ちになった。

    また、周りのキタナイところ、自身のキタナイところを突き刺してくるところも良かったです。

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    2025年12月29日
  • まず良識をみじん切りにします

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    浅倉秋成さんの本を読むのは2作目です。
    最初は「六人の嘘つきな大学生」を読んで、面白かったのですが、なんだかあまり刺さらなかったんです(ごめんなさい、個人の感想です)。

    こちらは短編集ですが、「六人の〜」とはまったく毛色が違うお話でした。
    いちばん好きだったのは、「行列のできるクロワッサン」です。
    もう後半は畳み掛けるようにおかしな世界観で⋯
    旦那さんが優しくて、奥さんにかける言葉がとてもよくて、私はわー素敵な旦那さんと思ったんですが、それに対する奥さん「あなたは何も分かってない」でえー⋯ってなりました(笑)

    どのお話も皮肉とユーモアがきいていて面白かったです。最後の「完全なる命名」に至っ

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    2025年12月26日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    今年就活をしたので、
    最終面接のグループディスカッションの内容(内容変更後)があまりにも残酷で、六人の心情を思うと胸が苦しくなりました。

    友達の勧めや帯の煽りなどで期待値が上がり過ぎていたこともあり、あまり衝撃は受けなかった印象でした。

    ですが、予想しながら読み進めて何回も裏切ってくる仕掛けがたくさん施されており、最後までワクワクしながら読み終えることができました!

    序盤中盤終盤で六人のキャラクターの見え方が全然変わってくるのも面白い点だと思います。

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    2025年12月22日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ☑︎ 噓つき学生と、噓つき企業の、意味のない情報交換──それが就活。
    ☑︎ 完全にいい人も、完全に悪い人もこの世にはいない。
    ☑︎ 迷惑をかける可能性があるとするならば、いくらそれが法律的に正しかろうとも、道義的に正しい人間であることを優先すべきだろう。

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    2025年12月20日