浅倉秋成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あまり本を読まない若い世代、10代向けに書かれた恋愛メインのミステリ。
どれもお題を上手くクリアしていて、意外とよく出来ていた(失礼…)
合コン×人狼ゲーム→ 糸の人を探して:浅倉秋成
恋愛リアリティショー×心理戦→ ダイヤモンド・ダストの約束:日部星花
気になる人×夢診断→ 彼と彼女の穴:織守きょうや
運命の人探し×論理パズル→ 運命はかく扉を叩く:辻堂ゆめ
日部星花さんのダイヤモンド・ダストの約束、恋愛リアリティショーのようなドラマは見たことがないからよく分からないけど、役が与えられているという設定が面白かった。誰にどんな役割が与えられているか分からない。好きなふりをする役かもしれないし、本気なのかもしれない。少しの要素が加わるだけで、ちょっとしたミステリになるのかと面白かった。 -
Posted by ブクログ
学校内で受け継がれる特殊能力を使った、いわゆる特殊設定ミステリー。
読み始めは「学校内×能力バトル、こういう感じか」と少し意外だった。能力ものは何でもありになりかねないので警戒しながら読んだが、伏線も多く、何がどこに繋がるのか考える材料が多かったぶん、メモを取りながらかなり読み込んだ一冊。
ただ、犯人探しやトリックそのものは個人的には普通。それ以上に残ったのは、学校・教室という閉鎖空間での生きづらさと、スクールカーストの残酷さだった。
クラスの中心にいる陽キャ側は、自分たちが作る空気や序列を無意識に生きている。一方で、そこから外れる陰キャ側はそれを必要以上に意識しながら生きている。「最高のクラス」という言葉の裏側にある、この感覚のズレが印象に残った。
特殊能力を与えられた高校生たちの感情そのものに、もう少し深くフォーカスした話だったらさらに好みだったと思う。 -
Posted by ブクログ
間もなく30歳を迎えようとする間瀬。
通勤途中、駅のホームで、高校の同級生だった二和美咲を見かける。
そこにいたのは、18歳のあの頃のままの制服姿の二和美咲。
なぜ二和美咲は18歳のままの姿でいるのか。
間瀬の高校3年間の記憶、そして、友人や恩師を訪ねて、その真相に迫る。
といったあらすじ。
高校を舞台にした物語が好きです。
私自身人生で一番楽しかったのが高校時代で、色々なルールに縛られながらも友達とバカ騒ぎしたり、人並みに恋をして、失恋もしたり、沢山の思い出があります。
まさに本書はそんな高校時代のアオサを思い出させてくれる作品でした。
アオサ満点の切ない青春ミステリーでした。