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「物語の主人公になって、劇的な人生を送りませんか?」 平凡な高校生・涼一は、日常をドラマに変える《フラッガーシステム》のモニターになる。 意中の同級生佐藤さんと仲良くなりたかっただけなのに、生活は激変! ツンデレお嬢様とのラブコメ展開、さらには魔術師になって悪の組織と対決!? 佐藤さんとのロマンスはどこへやら、システムは「ある意味」感動的な結末へと暴走をはじめる! 伏線がたぐり寄せる奇跡の青春ストーリー。 電子書籍限定特典として、装画を手がけた模造クリスタル氏による未公開ラフを収録!
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Posted by ブクログ
設定の時点でかなり強気なのに、その高いハードルをきちんと超えてくるのがすごかった。前半は登場人物の言葉選びや状況のおかしさ、主人公のツッコミがとにかく面白く、文章だけでここまで笑わせられるのかと驚いた。一方で、何気なく笑っていた言葉ややり取りが、読み進めるうちに少しずつ違う意味を持ちはじめる。その見...続きを読むえ方の変化がとても上手く、単なる伏線回収以上に心を動かされた。笑いと感動が別々に置かれているのではなく、前半の Funny な面白さがそのまま後半につながっていく構成が見事で、作者の技量の高さを改めて感じた。
全オタク必読! こういうフラグってあるよなあと思わされ続けた。 様々な障壁に見舞われる前半の日常(?)パートももちろん面白かったが、伏線回収の嵐とも言える後半部分はページをめくる手が止まらなかった。 「6人の嘘つきな大学生」のようなミステリーも本作のような変わり種も書ける朝倉先生には驚きを隠せない。
ラブコメの面白さを思い出した。いろんな女の子の出会いが全部伏線になって、ラストエンドを迎える。脈絡のない展開ばかりだったのに、伏線を全部回収して、なんとお話が一本に収束。ほんとに納得する物語を作ってくれたフラッガー方程式の演算に拍手!涙でました。 長編でしたが、ラノベみたいな読みやすさで没頭して楽し...続きを読むみました。
読書備忘録916号。 ★★★★★。 浅倉さん!神!こんなすごい作家さんだとは思わなかった! あとがきに書かれていましたが、サブカルとしてのアニメの神! ジャンルとしては特にラブコメ!神! 物語は一言でいえば、ラブコメアニメの主人公になって感動を味わえるシステムのテストに招聘された男子高校生の激動...続きを読むの1ヶ月を描く! システム名はフラッガーシステム。 フラッガーの方程式とか言われると、そんな大層な数学の方程式ってあったっけ?と思いましたが、なんてことはない物語の変化とストーリー展開の肝となる"フラグ"のことだった。笑 ジジイの理解は、ごまんとある世のラブコメアニメを機械学習させたAIシステムですね。 そして、なぞの電波で人心を操るシステム。おいおいどこの周波数帯を使っているんだ? 周波数は全て国の管理だからそんなおいしい周波数帯残っていないぞ!海賊電波か? そんなことはさておき。 うだつの上がらない男子高校生、東條涼一の目の前に突如現れた男。 村田静山(これは浅倉さんですね!間違いない!)。フラッガーシステムのシナリオ担当であり広報・営業担当。涼一にシステムの被験者にならないかと持ち掛ける。 普通、こんな怪しい誘いには乗りませんが、クラスメートで憧れの佐藤さんとウフフになりたかった涼一は被験者に! そして12月(クリスマスというラブコメイベントがあるのがみそ)の1ヶ月間、フラッガーシステムが起動する。 12/1。まず涼一の両親が排除される。突然のアフリカ転勤。 これは、意中の女子を家に誘うときに、両親がいるという興ざめ設定を排除しているんですね! そして登校するとクラスメートの男子が排除されている。男子だけ集団はしかに罹り学校を休むという事態。 これは、ラブコメの王道として、主人公のへぼ男が恋に落ちるためには男子は少ない方が良いという王道ですね! そして、怪しい電波で操られている女子から涼一はモテモテ状態になる! ただ、佐藤さんが遠い!遠すぎる! 近づいてくる女子は、 ・生徒会長で、御園生財閥令嬢の御園生怜香!バーン! ・突然東条家に居候することになる米澤ひなた。メイド喫茶で風俗嬢!バーン! ・魔術研究会の会長で唯一のメンバー一ノ瀬真!魔術を使えると!バーン! とかとか! そんなこんなで幾多の障壁を乗り越えて佐藤さんへのアプローチがやっと開けていく! しかし、ゴールはそんなにたやすく手に入らないのがラブコメアニメ! 佐藤さんに災難が降りかかる! 果たして涼一は災難を潜り抜けて佐藤さんとウヒヒになれるのか! めちゃくちゃハマりましたよ! なんせ、次々に発出するフラグの数々。それらフラグが作り出す伏線と回収! 全ては、ジジイが今も慣れ親しむアニメワールドの黄金律の世界! サブカルとしてのアニメを愛する読者の皆様には評価★5つは軽ーく超えるでしょう!逆に、この世界に縁の無い方には、意味不明な単語の連発で苦痛でしかないでしょう!読み手を選ぶ作品と言ったらカッコよすぎるか! 涼一を取り巻く登場人物のボケと涼一のツッコミはイメージとしてはサンドイッチマンのコント。 若干しつこいキライはあるが、ウケまくる! 時々登場する村田が行うラブコメ解説はミルクボーイの漫才。同じくウケる! 500pの文庫ですが、こんなに笑いながら読書したのは過去に記憶がない。
いやぁ、ラブコメ&ギャグってほんとにいいもんですね(水野晴郎さん)。笑いました。そして最後には、お決まりではありますが、感動でした。 ちょっと前にやーこさんの『猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました』を読みましたけど、どちらかというと、こっちでより笑いました。(頭の調子がよ...続きを読むかった?) 日常をドラマに変えるドラッカーシステムとは?、よむと時代設定を変えるタイムマシンとか、多次元空間移動マシンの系統でしょうか。 作り出すドラマのテンプレートは、ほぼ深夜アニメです。だから選択肢は、ラブコメ展開、魔術展開などしかなく、ギャグ満載のご都合主義です。 わたしは慣れないので、魔術展開はきつかったです。特殊ワードにふりがな振ってるんですけど、『我儘な白黒少女』が「エゴイスティック・マコ・バンド」とか、『音速の旋風!!』が「ダイソン」みたいな郭泰源です。心折れそうになりましたけどがんばりました。 作者の浅倉秋成さんの「あとがき」をいれて502ページ(意地か?)と長いです。 数学未解決問題であるABC予想の論文が600ページ超だそうです。やはり、フラッガーも「方程式」だけに回収・回答は長くなるのかな。浅倉さんもがんばりました。 この感想の流れだと、ラブコメ好きやギャグを愛するひとにオススメとなるんですが、属性?はなんであれ、あえてビジネス書ユーザーや人生訓ユーザーにおすすめしたいと思います。 フラッガーシステムはプログラムであり現実をねじ曲げる装置です。いわば「神」です。その中心が「フラッガーの方程式」です。この方程式は、オオタニさんが投げて打つみたいな勝利の方程式に近いもので、「神」をコントロールし、よりよい結末に導く方程式なのです。(意味不明ですね) そこで重要なキーワードが、「ツッコミ気質」ではなく、「フラグマネジメントシップ」です。 人生の折々で伏線を張り、フラグを立て、時にはフラグを折ることもあるでしょうが、それらを美しく回収していくことで、人生がより素晴らしいものになり、ひとつの物語の主人公になれるのです。 この本は、そのために自分の発言・独り言と行動をどのようにコントロールしていけば良いか、フラグという考え方を中心に、ストーリー仕立てで教えてくれます。 わたしには、20年後くらいに人生の指南書として『人生は『フラッガーの方程式』に学んだ』みたいな本がたぶん出版される心当たりがあります。 そのときわたしが生きていて、認知が正常(自己判定可)なら、本作とあわせて読んでみたい。 ほんとうに、腹がよじれるくらいに笑えて腸にほどよい刺激をあたえ、人生を学べるすばらしい作品でした。
面白かった!本を読んでない時間も、主人公のノリツッコミを、思わず現実世界でもやりそうでした。 私は、電子図書で読んだため、あと何ページあるとか分からず読んだので、逆に良かったのかもしれません。 佐藤さんの家に行く場面は、本人のドキドキと、描写される様子に乖離がありすぎてかなり爆笑。その後からも、爆笑...続きを読む場面が沢山散りばめられてるので、電車の中とかで読むのは大変危険です。 それだけ笑わせてから、後半に突っ込んでいくので、感情の起伏がヤバいです。
深夜アニメ、ラノベ、銀魂とかが好きな人にはオススメしたい。小説を読み慣れてない人にはとても入りやすい小説と思います。キャラのイメージをつけて、自分の頭の中でアニメが放送されているようで、とても楽しい読書体験でした!
今ハマっている浅倉先生の過去作品 ラブコメ要素存分に盛り込まれており 高校時代にどハマりした“涼宮ハルヒの憂鬱”を彷彿とさせられる どこか懐かしさも感じさせられる 作品だった 漫画テイストで伏線も過去に読んだ作品に比べ難解ではなく 柔らかな伏線が散りばめられ 小春日和の休日カフェで好きなコーヒー...続きを読む飲みながら読む作品として 最高の相棒として一週間過ごしてくれた 最後に 涼一…君は 最高にかっこいい主人公だったよ 幸せにな
個人的にはノワールレヴナントより好きな作品。読みやすいからすぐに読めた。フラッガーシステムという設定も面白かった。別の人が主人公の話も読んでみたいと思った。 ラスト50ページでドタバタと伏線を回収していく。そういえばあらすじに「伏線がたぐり寄せる」とあったなと思い出した。
まんまとフラッガーシステムに嵌められてしまった。最初は浅倉さんもこんなふざけた小説書くんだなあと、漫才的なお話に笑っていたが、最後は涙してしまった。「心当たりがある」という言葉が妙に印象に残った。
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