【感想・ネタバレ】九度目の十八歳を迎えた君とのレビュー

あらすじ

通勤途中の駅で見かけた二和美咲は、あのころの、僕が恋をした18歳の姿のまま佇んでいた。それはまぼろしでも他人の空似でもなく、僕が高校を卒業したあとも、彼女は当時の姿のままでずっと高校に通い続けているという。周囲の人々は不思議に感じないようだが、僕だけはいつまでたっても違和感がなくならない。なぜ彼女は高校生の18歳のままの姿なのか。その原因は最初の高校3年生のころにあるはずだと、当時の級友や恩師のもとを訪ね、彼女の身に何が起こっているのか調べ始める。気鋭の作家が描く、心締めつけられる青春と追想のミステリ。/解説=若林踏

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある日向かいのホームにいたのは、高校時代に好きだった彼女。
しかし、自分はもう卒業から何年も経っていて社会人となっているのに、彼女はまだ高校の制服を着たまま……。
年齢を患った彼女の、思い残したこととは?

とても綺麗でしたし、ミステリーとしてもどういう結末を迎えるのかわくわくしました。人が死なないミステリーもいいですよね。

大人になるって怖いかもしれないけど、私は学生時代よりよほど大人になってからの方がいろんな道を選べて楽だなって思っているので、そんなに怖いことじゃないよって伝えてくれる作品は好きです。
最後に主人公の謎も明らかになって、なるほど!と思いました。確かに、大人になってからはそういうこともあるかも。

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2025年11月20日

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「最後そう来たか」って感じ!ちゃんとタイトルを理解してなかった〜〜。
色々刺さるところがあってまさに青春!いい物語だった!!
SFやファンタジー系よりなんだけど、しっかり日常とかけ離れていないのが、この作者の凄いところかなって思う!

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2024年12月05日

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青春時代の無意味さが懐かしく、くだらない事で一喜一憂していた恥ずかしくも懐かしい時代を思い出させてくれた。伏線回収も見事。

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2024年07月09日

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タイトル通りに9回18歳の高校3年生を繰り返しているヒロインのお話。
主人公が彼女が18歳を繰り返しているのを終わらせようと走り回ります。
彼が学生の頃に出会った教頭先生がとても素敵な先生でした。

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2024年04月07日

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ネタバレ

一行目から私を引きこんでくれる作品でした。
主人公は年老いているのに、彼の目の前に現れたヒロインはどう見ても十八歳の頃の姿をしていた。というストーリーから始まる展開に、「どういうこと?」という疑問が吸引力となって、どんどん読み進めてしまう作品でした。
私の動揺と同じように、主人公も驚いているので、シンクロしたような気持ちで読めたのも良かったです。読者が今、どういった気持ちで読んでいるのかを想像しながら書いている作者さんだと思いました。
そして、青春時代の後悔やちょっとしたやらかしが妙にリアルで、読んでいて胸が痛くなるような箇所も多かったですが、そこも良かったです。青臭さがしっかりと描かれていて、とても人間味に溢れたキャラ造形ができているなと感じました。
大人になったことへの哀愁と優越感。色々な感情に折り合いをつけながら、前を向いて歩いていく主人公の姿に、胸を打たれる思いがしました。とても素晴らしい小説だと思います。

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2024年03月26日

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主人公の男子高校生が高校時代に恋をした女性は、18歳の姿のまま高校生活を続けていた。
駅のホームでその姿を見つけたところから、物語がスタートする。
ミステリーというより、青春群像。高校時代の甘酸っぱい記憶が蘇り心が締め付けられます。主人公の間瀬に感情移入してしまいました。高校時代に戻りたい、、。

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2023年05月31日

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ネタバレ

題名からも年齢をテーマにした、現実では起こり得ないミステリー。歳をとらない同級生との恋愛話と思いきや、いやいや我々中年にもガッツリ勇気をくれるものでした。
そんな世代には投げかけているのではないのかもしれませんが、教頭先生の言葉、「大事なのは現状からの跳躍力」。
その後間瀬さんから二和さんにも伝えていましたが、何かとくたびれてしまっている自分にも響きました。まだまだだと。

展開も二和さんの問題が一段落し、異色ながら爽やかに恋愛物として終わるのかと思ったら……
重ねてチカラをもらえた終わり方でした。

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2023年02月28日

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高校生の時分、恋(片想い)に身を焦がしていたアラサーのあなた。ぜひ読んでみてください!

赤外線通信やら絵文字メールやら、高校時代の甘酸っぱくてほろ苦い青春の日々が思い出される描写が幾つも散りばめられていました。

当時は至って真面目に、そして一所懸命に生きていたのに、振り返れば青さと行動力と不器用さが余りにも眩しくて、少し愛おしい。
そんな青春の追憶の物語。

伏線もきっちり回収され、スッキリとした読後感です。
「六人の嘘つきな大学生」と同じく、著者と同世代ならではの楽しみ方ができた一冊でした。

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2023年01月25日

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ネタバレ

学生ならではの葛藤や空回りにすごく共感しました。

最近高校時代のことを思い返す機会が増えましたが、そのたびにもっとこうしておけば良かったと思うことが多く、過去を振り返る形式の本書はすごく自分に刺さりました。

自分が大人になっても、常にその時の最善の跳躍を決めたいと思うようになりました。

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2022年09月25日

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最初は無茶苦茶な設定だと思い、
軽視しながら読んでしまったが、
伏線回収や終わり方、言葉の重みにまで
とても感動させられた。
年齢を重ねると言うことや、この国が
いかに年齢に囚われているかを考えさせられた。

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2025年10月13日

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ネタバレ

1日で読んだので面白かったと思う
年齢が重要といっている割には、自分の年齢を30歳手前などと曖昧にされていたのが腑に落ちた
何者でもない自分が「何かに没頭している人間になることができている」というのはとても共感できた。実際、私が今までほぼしてこなかった読書を始めたのもこれに近いものがある
また、「ギターケースを背負っているような人間に音楽という分野で認められたという事実が大切」など主人公に共感できる部分が散りばめられており、わかる…とにやにやしてしまった

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2025年04月13日

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“年齢を患う”
この表現に痺れました。
歳を重ねることをやめてしまった同級生。割とすごい異常事態なのに、すんなり入ってくると言うか、読めてしまうのも筆力のなせる技。

SFはあまり得意じゃないけど、これはページをめくる手がとまりませんでした。
浅倉秋成さんの作品、やっぱり好きだな。

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2024年11月06日

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かつて好きだった同級生を18歳のままの姿で見つけ、なぜ彼女は18歳のままなのか、そして自分以外の周りの人は彼女の年齢が止まっていることを変に思わないのか。

浅倉秋成さん3冊目。SF味のある話でした。
途中まで中弛み感あったが、終盤は怒涛のどんでん返し。伏線回収も見事。
切ない展開もありつつ、最後はあたたかくもあり。
終盤の追い上げでやはり浅倉秋成さんの話は好きだな、と。

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2024年10月27日

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ネタバレ

最初の頃のラノベノリからかなり落ち着いた作風になった作品。

18歳のまま成長していないかつての同級生と再会した主人公が、なぜ彼女は18歳を繰り返すのかその原因を自身の過去を紐解きながら、他の同級生と再会しながら、突き止めていく。

さすがの浅倉秋成で、回想エピソードの中にさりげなく出てきた会話や描写がきっちり伏線になっていたり、違和感のあった表現が綺麗に謎解きされたりで終盤は毎度のことだけど止まらない。

ヒロインの子の「大人になるのが怖い、夢が叶わないことが怖いんじゃない、それを許容する大人になるのが怖い」というセリフ、かつて自分が19歳の頃に抱えていたまさにそのままの思いで胸が苦しくなった。若いの一言ですまされたくない切実さと必死な気持ちが確かにあって、でもそれすらきっと忘れていく自分に恐怖を感じていた。

あれから10年以上たって、まさにあの時自分がなりたく無かった、全てを忘れた大人になってしまったけど、なりたかった自分になれている人はほんの一握りだろう(そもそも私に夢なんか無かったような気もするし)。
「どんな地点からも最善の跳躍を決めることだ」
だからこそ、教頭のこの言葉は、それこそ老若男女問わず心に刻みつけて座右の銘にすれば良いと思う。救われる。頑張れる。


しかし、個性の前に年齢が立ちはだかる。言われてみたらその通りで、年齢抜きでその人の本質そのものをみれている人なんてどれくらいいるんだろうか。。。と、色々感銘を受けました。

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2023年08月26日

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青春もの、というよりは、青春に未練ある30手前くらいの人間に的確に刺さる本だ。
一箇所、「うーんそのことを肯定的に書くのは私の倫理観的にどうもね…」って描写は、ちゃんと伏線でした。うまいなぁ。

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2023年06月13日

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ネタバレ

高校時代に片思いしていた同級生が、18歳当時の姿のまま高校生として駅のホームにいるところを見つけた主人公がその原因を探る、青春と恋と人間ドラマ。 何故か高校生の姿を保っており、かつその状態が受け入れられたまま高校に通い続けていること以外は普通の世界であることがいい意味でファンタジー要素を薄めており、 ミステリー感もありつつ、先に上げた青春や恋物語などを堪能。強いて言えばラストがあっさりしすぎかな、と思いつつも読後の心は爽やかに。

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2025年11月17日

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みんなの感想みてたらあまり評判よくないのかな?わたしは好きだった。爽やかで。青春の特有の心が苦しくなる気持ちとか、焦りとか、思い出して楽しかった。美咲があのちゃんで再生されたのは私だけ…?
プラモデルの中の紙、なんて書いてたんだろう

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2025年10月12日

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最近ハマっている作者の作品。
だったのだが、この作品はあまりハマらなかった。主人公は遥か前に高校を卒業しているのだが、ある日ふと高校の同級生だった女の子が歳も取らずにいるところに遭遇するという話。その謎を中心に展開するのだが、いまいち物語に入り込めず。
自分が歳をとったから、という気がしないでもないが。

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2025年09月12日

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若林踏さんの解説「青春という二文字がかける呪いを解体する。そのために浅倉秋成は小説を書いているのではないだろうか。」の一文に、共感しすぎた。青春を終えた(と思っている)者たちのハートを滅多刺しにしたのち、その手で介抱する様な話。オレンジレンジとか東京事変が懐メロとして扱われていたのが結構衝撃というか、理解してるつもりだったけど笑 感情移入できる主人公で良きでした。彼が感じる違和感の正体にジタバタしてしまった…。

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2025年09月01日

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「六人の嘘つきな大学生」の浅倉秋成さんの作品を続けて
内容未確認予約本で こちらも特殊設定ミステリでした
高校の同級生の少女がタイトル通り、9回目の18歳で未だ高校生の姿
たまたま駅のホームで見つけた29歳になった青年
そして同じ歳を繰り返す事は日常に受け入れられて、なぜ抜けることができないか?をたどるミステリです
少女にもいろいろあったんだな、と思いました

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2025年06月09日

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店頭で見かけた時に、二和三咲という名前に縁を感じて購入。
登場人物と共に自分も青春時代にタイムスリップしたかのような没入感で、謎の解明に向けて一息に読みたくなる作品でした。
ラストの主人公がもう少しわかるような表現だったら、で▲1、その手前の2人の会話の尻切れ感で▲1、という感じでした。
「君の名は。」も当社は同じような結末を描いていたらしい。
が、スタッフとの協議を経て公開された形に変更になったと聞く。個人的には変更後の方が好きだったため、この作品の感想も辛めかもしれない。

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2025年03月01日

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青春時代の眩しさと、それを諦めながらも最善を尽くしていく姿を感じられました。
特殊な設定のため、好き嫌いが分かれるかもしれません。

「俺がすでに通り過ぎてしまった、青春のただなかにいる。」

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2025年02月14日

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ネタバレ

最初のストーリーはとっても良くて、見ていて想像するのが楽しかったけど、最後のオチがあまり分からず。
あまりスッキリしない展開だった。

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2024年08月20日

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浅倉先生の過去作品全て買ったので読んだ。

んー。。。これは微妙だったかな…。

オチもあんまりだし
18歳のままの疑問もあんまり

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2024年05月25日

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そういう理由で9回も18歳できる?
考え始めて読んでしまうとモヤモヤするから、
途中からは二和の若さの謎だけを考えて読み進めた

教頭先生いい人だなー…
仲違いしてる先生はちょっとなー…
みたいな。でもそういう先生っているよね

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2024年03月24日

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ネタバレ

SFミステリー。SF物はほとんど読みませんがこれは面白かったです。

思いっきりネタバレ↓
二和が18歳を繰り返す理由が判明し、伏線も回収されてスッキリと思ったらまさかの間瀬、、、
間瀬がなぜ自分の年を勘違いし続けていたのか分からなかったですが、どこかに伏線あった?
そして年齢を3歳間違えてたぐらいで吐血するのも納得いかなかった。
「彩雲」に入れた夢のせいかと思ったけど、何と書いたか明かされなかったですね。
その辺りがモヤモヤしました。

教頭先生のキャラが最高でした。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

全てではないが、物語の結末がなんとなく予測できてしまって、後半の伏線回収にあまりどきどきしなかった。

個人的には「六人の嘘つきな大学生」の方が好き。

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2023年03月25日

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設定がおもしろく、ミステリとして興味深かった。
ただ、なぜ18歳のまま留まり続けることができたのか、そこには触れないんだな…という感じ。

手紙の内容や二和の返事が気になる!!!

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2023年03月19日

Posted by ブクログ

主人公の過去の話も間に少しずつ挟まれているパターンで、私はこの形式が好きだからいつもよりもワクワクしながら読んだ。
やはり浅倉さんというだけあって、高校生の心理の描写がお上手。
最後のシーンではよくわからないところもあったが、総じて楽しめた。

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的には読みやすく、楽しめました。
途中から実は間瀬はもう死んでるのかなと思ったけど違いましたね。
ラストで間瀬の年齢がズレてるのくだりは??となったが、小説のタイトルをみて数えて、あっ!ってなりました。

関係ないけど、会社の改善提案の寸評が暴論とはあまりにも酷く、なんか悲しい。これじゃ形だけのものになるわな。

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2023年01月29日

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