無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
「とにかくヘンな小説をお願いします」そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。憎き取引先への復讐を計画する「そうだ、デスゲームを作ろう」、集団心理を皮肉った「行列のできるクロワッサン」、第76回日本推理作家協会賞ノミネートの『ファーストが裏切った』など、日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。これも浅倉秋成。いや、これこそが浅倉秋成。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
皮肉の効いた5話の短編集。
誰しも認知の歪みというか
考え方のクセみたいなのがあると思う。
最初の2話はそんな感じ。
『そうだ、デスゲームを作ろう』では、
今を辛抱し、輝く未来を手に入れよう
とする生き方を身につけた主人公が
たどる末路について描かれる。
『行列のできるクロワッサン』では、
一般的であることに価値を感じる主人公が
ふつうであることと
不覚にも向き合わざるを得なくなる…。
3話目では集団の心理を問う。
『花嫁がもどらない』では、
きっかけを与えられた人間が
遠慮なく本音をぶつけ合う地獄絵図。
本音がおもしろすぎた。
さまざまな感覚で生きてて
そりゃ人間もめるよなーと思う内容。
4話目は、あやうさについて。
『ファーストが裏切った』は、
不可解すぎて先が気になり
どんどん読み進めてしまった。
なるほど、みんなが持っている感覚かも。
5話目は、考えすぎで妄想すぎる話。
『完全なる命名』では、父になる男が
我が子の命名で散々悩む話。
名前は、そのものを規定してしまうし
大切ではあるけれど…
どれもヘンテコなお話。
だけど、なんかちょっとわかるって思う話。
どれも映像化をしたくなるような話。
私は、クロワッサンが一番シニカルで
刺さったというか好きだったなぁ。
Posted by ブクログ
5話の短編集。
「そうだ、デスゲームを作ろう」デスゲームを作る側の視点が新鮮で面白かったです。今度からデスゲームを観るときは、主催者の苦労に思いを馳せます。
「行列のできるクロワッサン」自分もどちらかといえば主人公と同じく行列に興味のないタイプなので共感しました。ただ同調圧力にも弱いから自分ならすぐに屈しそう。
「花嫁がもどらない」Perfumeのレーザービームが出てくる小説を初めて読みました。この話が一番怖かった。
「ファーストが裏切った」タイトルから、どういうこと?と思いながら引き込まれるように読みました。紛うことなくファーストが裏切ってました。いやよくこんな話思いつくな。実際起きそうで起きなさそうで、起きるかもしれないお話。
「完全なる命名」一番好きなお話。にやにやしながら読んでました。この主人公はめちゃくちゃ良いお父さんだと思う。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸