【感想・ネタバレ】教室が、ひとりになるまでのレビュー

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ネタバレ

六人の嘘つきな大学生に続いて
浅倉秋成2作品目。

特殊設定ミステリは苦手なので
超能力が出てきたときに「あっ…」って思ったし
300ページ程度の作品ですが
中盤くらいには犯人も分かる。

「大丈夫かな…」って思いながら読みましたが
さすがの終盤!!

伏線回収に加えてただのミステリじゃない
読み終わったときに考えさせられる読後感が最高!

「同じ檻に入れられた別の動物」
この作品はこれに尽きる!

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2024年05月04日

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「この世界、近くに人がいるのは叫びたくなるくらい煩わしくて、でも一人でいるのは耐えられないくらい寂しい」
学校という檻の中に閉じ込められる学校生活での人間関係について生々しく描かれており、共感した。きっと誰しもがそんな想いを抱えているんだなと想像でき少し気が楽になった。

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2024年04月23日

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同一作家さんの「6人の嘘つきな大学生」がとっても自分に刺さったため、もしやこの作家さんが好きなのでは、、と読み始めた
やはりこの作家さんの書く物語が大好きと確信
制覇してやる!!!!!!

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

なんてこった、かつての自分そのものじゃないか…
とても共感できることが多い一冊だった

高校3年生の時、全てから向き合うとを放棄してしまっていたように思う
勉強、部活、恋愛、友人関係、学校行事…
“自分”という存在の確立に時間を使わず、ただただ時の流れに身を任せ、心身共に研磨することを放棄していた自分は今から思うと
見ていられないほど、惨めでカッコ悪かった
そして、自分をどんどん高めていくクラスメイトと自分を比較しさらに落ち込みさらに自信をなくしていくという負のスパイラル、自分自身がなにより大嫌いだった
何が悪いのか当時の自分は本当にわからずただただ停滞するしかなかった
学校は非情な場所であり、力を持たざるものは徹底的にスクールカースト“下位”に落ちていく
そういう“下位”の人に対してのクラスメートの接する態度も日に日に変わっていったように思う

そんな中、当時の自分は悟ったのである。人と接していて嫌な思いをするのなら、ひとりの方がいいじゃないかと
人との繋がりがあるから比較して傷つくし、惨めにもなる
ひとりなら自分の好きなことだけに時間も使えるし束縛を受けることもない
そんな幸せなことはないだろうと
高校3年生の自分はひとりでいることがどんどん増えていった

この本の主人公。垣内友弘も似た感情を抱えていた
高校2年生の主人公は本人の所属する“最高に仲のいい自慢の2年A組”に大きな違和感を持ちながらも波風立てずに生活を送っていた。度重なるクラスレクリエーションに嫌気が差しつつも
“あと一年半、高校卒業まで我慢すればこの煩わしさからは解放される”
と信じて。

しかし、話が展開し物語の終盤に垣内は心情を爆発させる

“みんな大嫌いだったよ!
声が小さい人間は人間的価値が低いとでも思っているみたいに上から目線で“仲間にしてやろうか”みたいな態度で接してくる郡山や赤西や八重樫のこともみんな大嫌いだった!
そうしてそうやってみんなのことを一歩引いたところから観察して、全てのことを悟った気になっている自分自身のことが誰より、心の底から一番大嫌いだったよ!
(中略)
犯人を探そうと思った動機だって犯人が憎かったからじゃない
僕と全く同じ価値基準で人を憎む人物が一体どんな人物なのか、それが知りたかったんだ
ひとりになりたい、ひとりになりたかったんだよ
このままクラス全員が死んだらどんなに嬉しいだろうなって思ったよ”

ここまで過激ではないが自分自身も1人になりたかったので痛いほどこの叫びはすっと胸の内に入っていった
支配的立場に立つ“上”の人物も不満持ちつつもうまく立ち回る“下”の人物も
みんな大嫌いだった
早くリセットしたい、この関係性を。
大学生活でまた新たなリスタートを切り、教室というこの息苦しい箱から脱出したかった

“たった一年半の辛抱だ”
この幻想は打ち砕かれる
 教室内の富国強兵論に支配されていると説き、自らも支配される立場だったと語るバイト先の大学生の先輩、のり子さんは大学でサークルに入り先輩後輩に囲まれながら繋がりを作り楽しくしていたし
真面目にコツコツと行っており、良好な関係を築いていたバイト先の店長にはバイトをやめる旨を伝えたところ
すごい剣幕で責任感がないと怒鳴られ、関係性が急激に悪化
挙げ句の果てには“音楽で自由を手に入れる”とギター片手に弾き語り路上ライブを続け、垣内のバイトをする原動力になっていた憧れの先輩であるイシミズさんは、音楽業界の人に毎晩取り入り、ギターを捨ててサポートメンバーとしてメジャーデビューをしてしまう

なんだよ、どこまで行ってもこのクソみたいな人たちとの支配・共生は卒業をしても続いていくんじゃないか
垣内は打ちひしがれる
大学になったら、その先になったらそこからひとりで生きていけるんじゃなかったのか
音楽で自由になれるんじゃないのか…

垣内のこの問いに対して
かつての自分なら“辛いけど仕方ないさ、ひとりで迷惑かけずに生きていこう。ひとりでもなんとか生きてはいけるさ”
そう答えていただろう
しかし、今の自分ならこう答える
“ひとりでは人は生きていけない。誠実に、手を取り合って生きていかなくちゃだめだ”と

自分は大学、社会人と経て本当の“ひとりぼっち”が頭がおかしくなる程に辛く、苦しいものであり、かけがえのない“友”が“恋人”が、そして“家族”という“繋がり”がどれだけ大切で自分を強くしてくれるのかを数えきれない失敗から学んだ
人は人と手を取り合って生きていく。どんなに人といることが煩わしく感じても
その事実は変わらない

大切な人との“繋がり“というものがいかに大切で愛おしいものなのかを知った今
改めて心に刻もうと思う
“調和を乱さないようにし、みんなと足並みを揃え、周囲との関係を最優先事項にして生きていかなくちゃいけない。人は人の中でしか生きていけないんだから“と。

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2024年02月21日

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常人には持ち得ない特殊能力を持つ高校生たちが、学校で起きた奇妙な事件の犯人を暴く。なんかちょっと設定似てるな…と思ってよく見たらノワール・レヴナントと同じ作者さんだった。やはり興味を引く展開の数々で一気に最後まで読んでしまった。ノワール・レヴナントも非常に楽しく読めたが、個人的には本作の方がなんというか、現実的、というか地に足がついているような感じでより面白く感じた。特殊能力についての推理部分もさることながら、人間的なストーリーも深くて良かった。

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2024年01月28日

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ひっさしぶりのサスペンス。
いやー引き込まれた。
読んでなかったの後悔した。
ファンタジーサスペンス。

どっちの言い分もわかる

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2024年01月24日

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ネタバレ

高校生の頃、順風満帆だった自分には共感ができない作品だったろう。 それこそ八重樫側の人間だったから。社会に出てたくさん嫌な思いをしてきた今読んだから主人公たちの気持ちがよく分かる。 ラストの主人公の行動はたくさんの同窓生を助けた。そう思いたい。角度は違うけれど、憧れのギタリストに幻滅した経験があるから主人公の気持ちがよく分かる。 大人になったら分かるよ。大きい組織に所属しなくて自営業をしていても同じ。結局、あいつらに迷惑をかけられてストレスだらけの人生だ。

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2024年01月18日

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ネタバレ

個人的にはとてもよかったなと思う。

自分は学生時代、どちらかというと『上』の人について回るような臆病な人間だったということもあり、正直言って檀さんや垣内くんには嫌われる存在だったのかもしれない。
しかし、そんな自分自身を嫌っていたからこそ(『上』の存在を否定したいのに迎合することしかできなかったからこそ)、大人になって読んだ今は、逆に八重樫くんの主張(『下』が勝手に被害者面をしているだけというもの)には、腹を立てながら読んでいた。
彼の主張は正論そのもので、全くもって正しいけれど、それはあくまで「正しい」だけで、「優しさ」は感じられなかった。ああいうロジックは俗に言う「強者の理論」で、「環境のせいにするのは甘え。努力が足りない」とかと近しいものを感じる。
たぶん自分が腹を立てていたのはそういう想像力の欠落の部分なのかもしれないなって思う。
でも高校生の時期に、そんなバランス感覚を持っているなんて現実的じゃなくて、だからこそこういうことが起きるんだろうなとも同時に思う。

そういう意味で、どの人の叫びに感情移入できるか、でかなり評価が分かれそうだなと思った。僕は垣内くんに一番共感してしまった。
そうだよな、学校の外は自由だ、もう地獄とおさらばだって思いたいよな、でも結局絶望するよな、って。

『氷菓』を読んだときの感情に近いものが込み上げた作品だった。
ミステリーとはいえ、定期的に読むべき本だなと思った。

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2024年01月12日

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六人の嘘つきな大学生が面白かったので、本書も読みましたが……面白かったです!
異能ものなのに、ミステリとしての伏線回収も良かったです。
また、組織内でのヒエラルキーや同調圧力を問う要素など、読みごたえがありました。

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2024年05月06日

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ネタバレ

とある高校の中で代々受け継がれる4つの能力を巡る特殊な設定のミステリー。
突如引き継がれた『嘘を見破る』能力に戸惑いながらも、他の能力者と協力し自殺に見せかけた殺人事件の真相に辿り着く主人公。

学生時代ってどうしてもコミュニティや選択肢が狭いから友達がいない、ぼっちが恐怖でしかない
大人ってその辺り楽かも
苦手な人とは距離を取る選択が出来るし、気の合う仲間だけ探す事も今の時代はSNSもあるし。

大人になんてなりたくないと言っていた人もいたけど、私は大人が自由で楽しい
授業は大嫌いだったけど、好きな仕事への勉強はとことんできる
もちろん辛い事もあるけど

路上のギターの人は全てを諦めたわけでもなさそうに私は思った

私も何か能力がもらえるとしたら、ジョジョに出てくるハーヴェスト欲しい(笑)
お金拾い集めてきてほしい(笑)

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2024年04月02日

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特殊設定ミステリではあるが、学園ものであるため多くの人が登場人物の誰かには共感しやすい。誰かの顔色を伺いながら生きなければならない辛さと、人がいなければ生きていくことが出来ない矛盾の歯がゆさを描いた作品。

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2024年03月30日

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ネタバレ

特殊設定ミステリを読むのは初めてでしたが、最後には伏線の回収がしっかりされていて完成度の高い作品だと思いました(おこがましいですが…)!主人公と優里の気持ちも、八重樫くん側の気持ちも、どちらの気持ちも理解できる部分がありましたが、どちらかといえば主人公側の気持ちに共感してしまいました。学校の教室だけではなく、社会に出てからもさまざまな人たちが集まる空間において、必ずしも自分と合う人ばかりではないし、煩わしい人間関係から距離を置いてひとりになりたいと思うし、だけどひとりではさみしいと思うこともあります。そんな気持ちに共感して少し切なくなりました。

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2024年03月07日

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手を取り合えば、越えられる壁もあります。
手を取り合えば、見えてくる光があります。

過度に絶望してみることすら、一種の希望なのだ。

なんで背伸びして生きようとしちゃうんだろう、って。

多くの人が勘違いしている、盲信している、そうであるはずだと願っているー人は、みんなで仲良くするべきだと。
でもそんなものはまやかし。
人は無理に人と生きる必要はない。
むしろばらばらの世界ほうが、誰もが確実に幸福になれる。
ばらばらになるのがとても難しいから、一緒にいる方が幸せだと詭弁を弄して自分を騙している。
毒薬を飲んで体を鈍麻させていくみたいに、少しずつ誤った認識を心で調律してしまう。

みんなのことが嫌いでも、本当は一人になりたいと思ってても、それでもちゃんと生きていけるんだよ。
みんなと一緒じゃなきゃ生きられないこんな世界だけど、それでもきっと大丈夫なんだよ。

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2024年02月26日

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校舎内で立て続けに起こる自殺。
自殺なのか他殺なのか。

こんなに自殺者がいたら学校も調査するだろうけど、そっちよりも代々生徒に受け継がれる特殊能力がメイン。
どんな能力なのか誰が能力を持っているのか。

世界観が面白かった!

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2024年02月20日

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2024-3

最初は普通の学園ミステリだと思ってたので、特殊設定に戸惑いつつ(よく見たら、後ろのあらすじに力って書いていたけど)読んだものの、読んでるうちにみるみる惹き込まれた。

何でもアリなものじゃなくって、きちんと条件や制限があるのがいいし、その設定の起源となったものを知ると(なるほどなあ)という感じ。そうあって欲しいとおもったチカラがこんな形で使われるとは想像もできなかっただろうけど。

ここでラストの方で明かされるというか、語られる“教室の真実”は、学園生活を送ったことがある人ならなんとなく分かる空気感だと思う。私はどちらかというと主人公サイドだったので、グリグリと古傷を抉られているような感覚を味わった(笑)。

ラストの2人の会話が、締めとしてとても清々しい気持ちになるものだった。全てを知ったあとで、全てを知った立場で俯瞰してもう一度読みたくなる、そんな作品でした。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物たちは高校生。もう、30年以上前、平成の始めの頃に高校生だった私でもチクチクと胸が痛む思いがした。

単なる青春ミステリーではなく、特殊設定ということもあり、それぞれの持つ能力がどんな風に作用して、犯人を見つけ出していくのか、興味深く読んだ。

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2024年02月05日

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2024年1冊目。
色々あってやっと読み切った。
息子に勧められて読んだ一冊。
面白かった。

中学生にお勧め。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

浅倉さん3作目。特殊能力込みの学園ミステリー。
犯人は途中からわかった状態で話が進むがトリックに関しては特殊能力込みなので全然推理できず。動機は理解はできるが共感はできなかった。伏線回収はうまいし読みやすかった。

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2024年01月10日

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ネタバレ

六人の嘘つきな大学生がめちゃくちゃ面白かったのでこの作家さんの本を他にも読んでみたいと思っていた。辻村深月の「凍りのクジラ」の特殊能力と恩田陸の「六番目の小夜子」を掛け合わせたようなお話。
どの学校にも起こりうるスクールカーストの呪縛から解かれたくて薄っぺらい友情に疲れてしまい自殺してしまった子、その親友。うーん、めっちゃわかる…!今思えばくだらないのだが、その時はその輪が全てだから、興味がなくても興味あるフリとかしちゃってたなぁー、自分だけ意見が違っても言えない人間だったなぁーって。でも今も仲良しなのはそんな学生の頃に出会った友達ばかり。こーゆー辛さもあるけど、素敵な友達とも出会えることもあるなって自身の経験からは思った。ストーリーとしては犯人は割と早めにわかったものの、結末がよめずかなり引き込まれて面白かった!この作家さんの本はもっと読んでみたい。

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2024年01月07日

購入済み

一気に読みました

連続して自殺者がでる。
こんなショッキングな始まりで、ドキドキしながら一気に読み終えました。
「自分が嫌なことは人にもしない事」昔からよくきこことばですが、その「嫌な事」が、人と違ったら?それが、人から見ると許せない事だったら?
実はそんなことはよくあるかもなぁ、とふと怖くなりました。

#ドキドキハラハラ #ダーク

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2022年01月09日

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暗い。暗い人の話って物語としての需要が大きいんだろうな。だからこんなにも暗い話ばかりになるんだ。
でも、それを求めているからその本にも巡り会えてルトも言える。暗い部分が誰しもにもあり、それを肯定したかったり、転換させたかったりするんだろう。
人を救うための力も、使い方を間違ったら傷つけるものになってしまう。理解できることならいいんだけど、理解できないことがあるから、それが難しい。
前を向いて歩いて行けることは素敵なことだよね。

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2024年05月06日

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読むきっかけは「俺ではない炎上」に記載のとおり。ここのところビジネス書や社会科学系の本を頭を使いながら読む機会が多かった中、本書はサクサクと読み進められてありがたい。
最初は「なんだ、特殊能力か・・・」とちょっとがっかりしたものの、緊迫感(言葉が震えている時の文字での表現方は素晴らしい)と伏線の張り方は上手。でも、作中に出てくる男性二人と女性二人の特殊能力に差がありすぎて、すっきりと腹落ちする読後感は持てなかった。

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2024年04月13日

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「六人の嘘つきな大学生」が面白くて
作者の他の作品も気になって購入してた本。

普通のミステリーかと思ってけど
特殊設定ミステリーだったのね!

集団社会で生きている以上
私たちは何かのコミュニティに属していて
その中には自分と合う人もいれば
合わない人もいる。

ただ、自分の好き嫌いとは関係なく
共存していかなくてはならない。

私も1人でいたいと思うこともある。
だけど結局は1人では生きていけないし
ひとりだとさみしい。

とても共感できる作品だった。

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2024年04月11日

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特殊能力を上手く絡めたミステリ。加えて、学生特有の生々しい苦悩や葛藤が描かれていて、当時の息苦しさを思い出すようだった。クラスの同調圧力、けど一人でいたい。でも実際のところ、助け合わなければいけない。矛盾に満ちた教室という箱庭を感じられた。

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2024年04月03日

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ネタバレ

読みやすくて展開もなかなか楽しめたのだが、登場人物たちのセリフや感情等にリアリティが感じられず、今ひとつすんなり入ってこない感じもあった。
個人的に小説に関わらずドラマや映画等においても学園物が苦手(好きなものもあるが)で、そんな奴いる??とツッコミたくなったりと、素直に受け入れられない節があるのだが、本作にもそう言ったものを感じてしまった。

それ以外は無難に面白かったと思う。

カキウッチーや檀には凄く共感した。
合同レクねぇ…最高のクラスかぁ…だ、ダルい笑

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

高校の中で代々受け継がれる能力を使って、立て続けに起きた自殺の真相を突き止めようとするお話。
どんでん返しがある訳じゃないし、犯人は早めに開示される。面白かったと素直に言いにくいけど、ラストに少し希望があって良かった。

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2024年03月07日

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『6人の嘘つきな大学生』に次ぐ伏線回収ミステリー。特殊設定だけでなく、登場人物の心理もうまく表現されていて面白かった

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2024年02月22日

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ネタバレ

内容は本当によく出来ていて、伏線回収の綺麗さなどはとても良かったです。

何故☆3なのかと言うと
個人的にリアリティが高い作品が好きで、超能力が出て来てしまった時点でだいぶ好みから逸脱してしまったからです。(下調べ不足?かもですが)
その時点で止める選択肢もあったのですが、心理描写や伏線の張り方がさすがで最後まで読めば、
面白かった
で終わる作品でした。

後、作者は黒髪ボブ信者なのかな?と思いました(笑)

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生の心の闇を扱った一冊。
読みやすく面白いのだが、個人的には特殊な能力を使えるというのが少し残念だった。
人間の内部に隠している狂気が見える。

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

まあまあ面白かった。少し前に、同じ著者の「6人の嘘つきな大学生」を読んだけど、それに似たテイストのミステリ。正直、殺人の動機やトリックについての納得度はそんなに高くはなかったけど、続きが気になってページを捲らせる牽引力には、凄まじいものがあった。(6人の嘘つきな大学生もそうだった)どんどん読めてしまうので、サクッと手に取れる一冊だと思います。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

特殊設定ミステリというジャンルをはじめて読んだ。
設定に馴染んだ頃には面白くなってきて、最後まで一気に読んだ。

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2024年01月05日

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