【感想・ネタバレ】教室が、ひとりになるまでのレビュー

あらすじ

北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ショックから不登校の幼馴染みの自宅を訪れた垣内は、彼女から「三人とも自殺なんかじゃない。みんな殺された」と告げられ、真相究明に挑むが……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

伏線の回収が分かりやすく且つ学校ものということで読みやすく、ミステリー初心者には大変オススメの1冊だと思った。
正直優里の人格は終始共感は全く出来なく、3人も殺めているのに罰が無いのはモヤモヤするのはあるが、自分のこのような、罪を犯したら絶対にそれ以上の罰を与えるという考え方は見直さないといけないなとおもう。
結末は上記のような締め方でもあったので、自分の学生の時の教室での過ごし方は良かったのか悪かったのかと振り返る時間になれた。
あと垣内は白瀬のことを基本会話の中では「白瀬」呼びなのになぜか心の声?では美月呼びなのか謎だった。しかし、最後に「美月」とついに呼んだことで、元々恋心があったのかなと考察。。。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〜1周目〜
2022.10.29
初めは自殺に見られていた3人、いや4人の死だったが、これは実は違うものであったというところから話が始まる。
個人的にはそれぞれの殺人についてもう少し解説があったらいいなと思った。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「私は教室で大きな声を出しすぎました。調律される必要があります。さようなら」

謎の遺書を遺して自殺した3人の生徒。
幼馴染で学校に来なくなった美月は、レクの日に死神に話しかけられたこと、次はこずえが標的になることを垣内に話す。
さらに垣内はその出来事を信じざるを得なくなる手紙をもらい……。

柿内側の人間なので、どうしてもそっちの気持ちになりながら読んでしまいました。
垣内・八重樫のどちら側にも傾かない終わり方をするのが、いかにも現実っぽくてよかったです。

それどころか、垣内をさらに様々なものが追い詰めていくビターエンドで、浅倉秋成の作品としては結構珍しいのかも?

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特殊設定ミステリという括り。

SFとなると、色々置いていかれると思ったけど、それなりに違和感を残していくので謎解きのきっかけにはなりそう。ただ特殊設定だから、想像の範囲は無限大。さすがに「当てよう」という気は起こらず傍観してしまった。いつまでもさらなる黒幕や大いなる裏切りを構えていたので、勝手に一人でつまづいてしまった。
犯行動機や人間関係は、今時だなぁと。いつの時代もクラスに色々な希望をもつものだと感じる。みんな一緒、クラス一丸が美しく誰もが心の底では望んでいるというのは幻想。でも、一体感に溶け込むために背中を押してもらいたい層もきっと一定数いる。もちろん素直に前向きに層も入れて、大雑把に3種類の人間がいるとなると、それはもう分かり合えるはずはない。かと言ってその3層には落とし所は存在しない。
教室が一人になるというのは、ある特定の層が望む個人主義。殺しが前面に来るタイトルから別の読み方になって面白かった。
面白かったけど、「伏線の狙撃手による未体験の青春ミステリ」はちょっと言い過ぎ。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「6人の~」が面白かったので、てっきりこれも普通のミステリーかと思ったらまさかの能力もの。調べてみたらこの作者の作品はほとんどが能力ものだそうで。能力ものも嫌いじゃないけど、普通のミステリーと思って読んでいただけにちょっとビックリ。
途中まではそこそこ面白かったんだけど、ラストがね…。一人で三人も殺した犯人をどうするかについて、三人掛かりであれこれ工作して事故死に見せかけて殺そうという結論に至る。ミステリーの結末として最悪やろ(まぁ結局実行したものの最後は未遂に終わるんだけど)。せっかく便利な能力があるんやから、痛めつけて治して、痛めつけて治してを気が済むまで繰り返せばよかったのに。

ただ自分も主人公や犯人と同じで基本的には一人でいたい派なので大いに共感はできた。毎週放課後に強制的に他クラスと合同でレクリエーションなんて勝手なルールを作られたんじゃ憂うつで仕方ない。社会人で言えば半強制的な部署内での飲み会とかになるんだろうか。別に仲良くもなりたくない奴らと飲んでも時間と金の無駄。コロナでなくなってラッキーと思ってたら、また復活してきやがった。同じようなことは『教室』だけで起きているわけじゃない。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFは好んで読まないけれど、やはりこの人の本は面白い。
完全な悪人は居なくて(殺人はやはり許されない。壇優里は罰を受けるべきだが)、いわゆるスクールカースト上位のやつも、犯人の壇も良かれと思ってやった。
主人公:垣内友弘も仲の良いクラスがウザくて、全員嫌いにだったし、思春期の一人になりたいような、誰かと仲良くしなきゃと焦る気持ちを思い出した。
タイトルに納得感のある感情の機微。
最後、犯人を殺さなかった主人公はよくやった。美月も嘘をつかず主人公の力になると言ってくれて少しホッとした。
主人公は恐らく苦学生。家の狭さや機能不全の家庭の様子が特にリアル。きっと家族のことも嫌いではなさそうなので、自立し家族にちゃんと感謝できるようになるといいなと思う。
受取人の能力の生かし方も上手。

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2026年04月07日

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