浅倉秋成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとあるギミックがあり、さすがの伏線の狙撃手(スナイパー)!となる作品。読み返したらそれまで別に違和感にも感じてなかったのに、この表現ってそういうことじゃん!!なこと満載。
しかしストーリー全体を通しては「うーん?」なところも。
犯人のやった目的がちょっとわかりづらい、というか、気付かせたいっていって本当にこのやり方で気付くか???って感じだし
自分でも言ってたけどお前ホントに甘い蜜吸っておいて今更やないかーいだし、お父さんのせいにみんなしてたとか自分がそう誘導したんやろがーいだし動機に納得いかないんだよなぁ。
そんでもって、やっぱり父親が好きになれない。お母さんが悲しんでる時点で浮気は最低、でええやん。裏切りだよ!ってええやん。性欲を自分の妻にだけ向けることが結婚?とかちゃうやろ、お母さんとは最初から性欲なくて、おもちゃ屋の娘も好きとかじゃないし、みたいなスタンスでいるの腹立つ。性欲に負けて浮気しとんのじゃ、理性のないクソザルがよぉ!軽蔑するわ!となるわ。主人公は別モンやろ、クソ親父がおもちゃ屋でヤッてるなら良いけど他の人間(家族)も出入りするような場所でヤッてて子どもに見られるのが悪いんや。家族が旅行にいったからと自分の家に招き入れてまさかの外の倉庫で??多目的トイレを逢引の場にしてやり捨ててた某芸人並みのクソやろが。お母さんにもおもちゃ屋の娘にも「自分のためだけに利用しているモノ」みたいな考え方で軽蔑されて仮想敵にされて仕方ないやろ。「おもちゃ屋の娘の方が好きになったから離婚して」ならお母さんももっと最初から気が楽だったろうに。腹立つ姉と腹立つ父親に、共感できなさすぎて全体のストーリーは主人公応援隊でしたね。最後はどうしたかなぁ。たぶん婚約者さんも、あんまり性欲ないんじゃないかなぁ、と思うのだけれど。そうだといいなぁ。お互いに「え、毎日キスしなくて良いんだ」ってなって、いい距離感のいい夫婦になってあの変人姉に「お前もお前の価値観ではかってるんじゃなーい?」って見返して欲しいわ。「どうせ私って変わってるからぁ〜みんな理解してくれなくってぇ〜」の姉も結局「みんなはマトモで私が変」のジョウシキに囚われてろ!と思うなど。なんてモヤっとした気持ちもありつつ。
浅倉秋成先生の作品すきだから、これからも読むけどね!! -
Posted by ブクログ
nekoさんのレビューからの読書。
未来屋書店で浅倉秋成さん特集をされており、
デビュー前?の作品冊子プレゼントにつられ
購入いたしました!
短編5話。良識って表現がむずかしい!
良識をみじん切りにって言っているので
もう少しスッキリするお話かと思ってました。
1話目デスゲームをつくるお話は、好き嫌いは別として読みやすくて◎
2話目クロワッサンに並ぶお話は、流行りに乗る乗らないで、ココログルグルなら良かったんだけど
200km並ぶとかやりすぎ!笑えなくなる!
3話4話は浅倉さんが常に感じていることを
ぶちまけましたねって感じ。
あーーーって!叫んで飛び込んじゃいたくなる
衝動を、抑えれるか否か?
抑え込むことで成り立っている日常に
メスいれちゃいますか?浅倉先生Σ('◉⌓◉’)
意外とココロざわつかされちゃいました。
良識ニンゲンなもんでね♪(´ε` )
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Posted by ブクログ
普段恋愛ものは読まないけど、短編集でということもあり読んでみました。
一つ一つの物語が個性的で、恋愛×○○の部分でそれぞれの著者の色が出ていて面白かったです。
元々浅倉先生が好きで、今回この本を手に取ったきっかけもそうだったのですが、やっぱり伏線回収?オチが上手な方だと再認識しました。こういう学生の物語で私は変に現実的に考えてしまい、名前を知らずに紹介されることや、全員が訳ありなことある?と自分の中で要らないノイズが入るのですが、話の流れや途中の主人公のツッコミが面白くて、忘れていました。せっかく恋愛ができるチャンスだったのに「不憫だなあ、、笑」と思わず口に出してしまいそうなくらい私も物語の中に没頭してしまいました。
ダイアモンド・ダストの約束は、恋愛リアリティショーをテーマにした物語で、今の時代だからこそ書ける作品だと思いました。恋リアの醍醐味である誰が誰を好きか、この行動は誰への牽制なのか、本当はどう思っているのかということがそのまま心理戦の描写になっていて、すごくリアルに描かれているなと思いました。主人公は、かつてライバルと言われていた相手との実力差に負い目を感じながらも、自分なりに努力し続けているというところで勇気を貰えました。
彼と彼女の穴。今回の4つの短編作品の中で1番面白いと感じた作品でした。主人公の穴に関する夢の描写から始まり、現実に戻る。しかしまた穴の夢の描写に、、と最初は何が何だか分からなかったのですが、最後にはその夢の理由や、途中で調べた夢占いの結果が伏線になっていって満足感のある物語でした。誰しもが心に秘めておきたい事がありながらも、その秘密を知ってもらいたい、でも知られて失望されたくないという様々な方向の葛藤が文字だけでこんなにも表すことができるんだ、、と感心しました。また、主人公の健気さに胸をうたれました。10代に読んで欲しいという意味がわかった物語でした。
最後の運命はかく扉を叩くは、学生の行動を色々な形でよく表せているなと感じる作品でした。同じ行動でも、人によって動機は違い、また見栄を張るための嘘でもあったり、、と本来なら嘘をついて行動している人を見ると、嫌な気持ちになるのですがこの作品ではユーモアにかつ、共感できるような内容で書かれているため、ポップに読むことができました。最終的に、理想の2人がくっつくことが出来ていて、個人的にそこがとても嬉しかったポイントです。
どの作品も恋愛が主でありながらも、たくさんの状況や描写を用いて描かれているものなので、飽きずにすぐ読むことができました。面白かったです。