浅倉秋成のレビュー一覧

  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    どんでん返し系ミステリーだと思って読み始めたのですが、ある意味そうなんだけど、思っていたのとは違いました。
    どんでん返し「家族」ミステリーでした。

    主人公に家族やら普通とはを考えさせるところはわかったとしても、大掛かりな設定に無理を感じてしまったのと、性的虐待経験が招いた結果であるとしても、お父さんが不憫すぎて読後がよくなかった。軽く読みたい人には向きません。重い話です。

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    2025年05月31日
  • ノワール・レヴナント

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    物語として、作者の理想の話に仕上がっていたのだろうなと思う(特にあとがきを読んで)。
    実際疑問が残る点が多少あり消化不良感は否めないものの、面白くはあった。
    中々予想はつかなかったけど、良い意味で、とは言い切りづらいかな。ミステリー及第点。

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    2025年04月29日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    作家7名によるアンソロジー。
    カワウソの妖精・雨露ゆゆというVtuberと交際していると噂された音楽プロデューサー「うみの」が殺害された。ゆゆの活動を続けるべきか否か、視聴者の判断を仰ぐべく配信をすることに…浅倉秋成『かわうそをかぶる』。
    動画配信アプリで一躍人気者になった女子高生。若手女性教師は彼女が動画を撮らなくなった訳を探ることに…大前粟生『まぶしさと悪意』。
    霊能力者と相談者のマッチングアプリで「幽霊からプッシュ通知が届く」という不具合が起きている。案件を任されたアプリ開発会社の新人社員がアプリをインストールしたところ…新名智『霊感インテグレーション』。
    年齢を偽り、マッチングアプリで

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    2025年04月27日
  • ノワール・レヴナント

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     最近では一押しの作家、浅倉秋成のデビュー作。デビュー作ということもあり、作者が好きなこと、書きたいことを詰め込み過ぎていて、やや散らかった印象はあるものの、全体的な雰囲気やキャラクターなどは非常に好きな作品。
     主人公サイドの登場人物は4人。この4人はいずれも特殊な能力を持っている。
     他人の背中に「その日の幸福偏差値」が見えるという能力を持つ大須賀駿
     指で本を読み、その本の内容を頭に入れることができるという能力を持つ三枝のん
     毎朝、目覚めるとその日に聞く5つのセリフを予知する能力を持つ江崎純一郎
     触れた物のスイッチを押すことで、それを完全に壊すことができるという能力を持つ葵静葉
     少

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    2025年05月10日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    店頭で見かけた時に、二和三咲という名前に縁を感じて購入。
    登場人物と共に自分も青春時代にタイムスリップしたかのような没入感で、謎の解明に向けて一息に読みたくなる作品でした。
    ラストの主人公がもう少しわかるような表現だったら、で▲1、その手前の2人の会話の尻切れ感で▲1、という感じでした。
    「君の名は。」も当社は同じような結末を描いていたらしい。
    が、スタッフとの協議を経て公開された形に変更になったと聞く。個人的には変更後の方が好きだったため、この作品の感想も辛めかもしれない。

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    2025年03月01日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    青春時代の眩しさと、それを諦めながらも最善を尽くしていく姿を感じられました。
    特殊な設定のため、好き嫌いが分かれるかもしれません。

    「俺がすでに通り過ぎてしまった、青春のただなかにいる。」

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    2025年02月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ◎かわうそをかぶる / 浅倉秋成
    いわゆる隠キャオタクがVtuberとして有名になり、リア充を蔑む自分と、恋人がいない現状に苦しむ自分との相反する感情に苦しむ話。
    どんなに有名で満たされてても欠けたピースはあるし、それをアイデンティティとしてたらその狭間で苦しむよなあ…
    イサナはどうなったの?誰か考察求む。

    ◎まぶしさと悪意 / 大前粟生 (アオ)
    架空のSNSで人気になった女子高生と教師について。
    うーん、何エンドになるんだろう。

    ◎霊感インテグレーション / 新名智
    心霊系アプリの不具合を調査する奇妙な運命の主人公について。
    ホラーとも違う世にも奇妙な話のような世界観。後味はよい。

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    2025年01月23日
  • ショーハショーテン! 4

    購入済み

    過去エピソード(家族エピソード)の比率が多くて、本来キャラに深みが出るはずなのでしょうけど、面白く感じなかったです。

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    2025年01月04日
  • ノワール・レヴナント

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    ネタバレ

    特殊能力の設定は新しさを感じて凄くワクワクした。
    ただ、6人の嘘つきは好きだったが、この作品の文体は少し苦手だった。
    あと、ファンタジーだとは分かりつつも、登場人物の行動原理が理解できなかったり、レゾン電子がそんなわけ無いやろってくらいガバガバセキュリティの会社だったりして、そこも気になった。
    あと、黒幕が何かしょぼくて残念だった。

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    2024年12月25日
  • ノワール・レヴナント

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    ネタバレ

    妊娠に過度な制限を設けるという企みを阻止する高校生4人のミステリーとファンタジーを織り交ぜた話

    良かった点
    ・青春・ミステリー・ファンタジーと好みのジャンルで、プロローグは高揚感があったし、大須賀と弥生の恋模様は微笑ましく最高の導入だった
    ・与えられた能力の中で幸福値が見えるというトリッキーなものがあったのは、作られた話という感じを軽減している

    イマイチな点
    ・文章が冗長で読む気を削ぐ。描写がくどい、やけに飾ろうとしてスマートじゃない
    ・黒澤の動機に無理がある。妻が亡くなった根本的な原因は持病で、妊娠と出産は引き金に過ぎないのに全人類の妊娠を制限するのは飛躍してる。
    理解しがたい存在として

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    2024年12月14日
  • 失恋の準備をお願いします

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    浅倉秋成さんの作品でタイトルが面白そうだったから読んでみました……浅倉さんの作品にしては軽い感じでちょっとビックリしましたが序盤からの伏線が終盤に回収されていくのはさすがだと思いました

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    2024年12月05日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    Vtuber、動画投稿、SNS、アプリなど今どきお題満載。
    タイムシートを吹かせ、が面白かった。PCを使えない古稀越えレジェンド上司の相手をする代わりに残業代のデータを細工し、毎月食費だけを、上乗せして怒りを収める女性。
    上司ほどではなくても、パソコンをうまく使いこなせるわけではない私は、とっくに時代遅れ。
    なので他の作品は十分に理解できず流し読みも。

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    2024年12月01日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    CL 2024.11.13-2024.11.14
    若手作家によるアンソロジー。
    嘘があふれた世界=SNSにあふれるネット社会、ということなのかな。
    SNSを肯定的には捉えていない作品が多かった中で「あなたに見合う神さまを」が爽やかでよかった。

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    2024年11月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネット社会がテーマのアンソロジー。
    浅倉秋成さんの「かわうそをかぶる」はVtuberの動画をよく見るので、裏側がこんな感じなのかなーとリアルに感じた。
    佐原ひかりさんの「あなたに見合う神さまを」も好き。

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    2024年11月09日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    それだけ?で終わらない 終わりそうなのに、まだページがだいぶあるな、と思ったら後半でストーリーがひっくり返る感じが「六人の嘘つきな大学生」を思い出させるような展開。「六人〜」がかなり良かっただけになかなか超えるものは難しいのかな…でも、悪くはなかった。

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    2026年01月12日
  • フラッガーの方程式【電子特典付き】

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    日常をドラマに変える〈フラッガーシステム〉のモニターとなった主人公。意中の女の子と仲良くなりたいだけなのに、お嬢様や魔法使いと仲良くなる展開に巻き込まれる。意中の女の子とはどうなるのか、そして、終盤にかけて伏線が回収され、物語は結末を迎える。
    といったあらすじ。


    胃がもたれるほどギャグ要素がふんだんに盛り込まれていますが、著者と同世代のため、そのどれもが見事にヒットしました。
    特に好きだったのが、魔法の名前が全てプロ野球の助っ人外国人の名前(ファルケンボーグ、グライシンガーetc)。作中では全然触れられないため、野球に疎い人は全然気づかなかったのではないでしょうか。

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    2024年08月30日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    浅倉秋成 かわうそをかぶる
    大前粟生 まぶしさと悪意
    新名 智 霊感インテグレーション
    結城真一郎 ヤリモク
    佐原ひかり あなたに見合う神さまを
    石田夏穂 タイムシートを吹かせて
    杉井 光 君がため春の野に


    インターネットやSNSが当たり前の時代に、
    画面の向こう側で営まれる様々な種類の嘘。

    ゾッとする話や優しい気持ちになる話、
    価値観に首を傾げたくなる話など。

    あちら界隈の虚像と嘘が織り合わされた物語。

    個人的には、杉井光『君がため春の野に』
    読後感が好みでした。

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    2024年08月24日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    ネタバレ

    最初のストーリーはとっても良くて、見ていて想像するのが楽しかったけど、最後のオチがあまり分からず。
    あまりスッキリしない展開だった。

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    2024年08月20日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    若々しいアンソロジーだった。「霊感インテグレーション」は連作短編の一つのような設定だったけどどうなんだろう。気になる。

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    2024年07月30日
  • 失恋の準備をお願いします

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    ネタバレ

    〇 総合評価  ★★★☆☆
    〇 サプライズ ★★★☆☆
    〇 熱中度   ★★★☆☆
    〇 インパクト ★★☆☆☆
    〇 キャラクター★★★★☆
    〇 読後感   ★★★★☆

    ● 感想
     最近のお気に入りの作家、朝倉秋成の2015年の作品。「伏線だらけの作品」とあるが、「伏線」というよりは、コントのフリのような感じ。全般を通じて、コントのネタのようなコメディ作品
     やんわりとしたつながりのある5つの作品が、最後の作品で収束する。
     第1話「上京間近のウィッチクラフト」だけ、漆原博士も発明品も登場せず、ちょっと雰囲気が違う。割と正統派の「勘違いモノ」のコメディという印象。これ以外は、すべて漆原博士の発

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    2024年07月21日