浅倉秋成のレビュー一覧

  • まず良識をみじん切りにします

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    どれもブラックユーモアが効いていて面白かった。
    なんとも言い難い絶妙な心理を代弁してくれるような不思議な気持ちになる。
    『ファーストが裏切った』が特に好き。脳内で映像化するとシュールすぎる。

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    2026年06月29日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    過去にあったかもしれない、青春時代を拾いに行ける、そんな本。ミステリーとしてよりは、読者を引っ張っていく仕掛けという、そんな舞台装置。

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    2026年06月28日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    杉井光さんと浅倉秋成さんの作品を読んだ。
    透き通った世界の短編ということで、数十ページに現代的なトリックを仕込ませた新しいミステリーがとても面白かった。すぐに気づく深町さんも良き。
    浅倉さんのvtuberをネタにした作品。孤独な叫び声を上げながら生きている姿は、何となく命に嫌われているの歌を思い出した。自分には苦しさが気持ちがいいという感覚は分からないが、彼女にとってそれは唯一の生を感じている感情なのだろうか。

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    2026年06月25日
  • 俺ではない炎上

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    浅倉さんは初読み、想像以上に面白かった、殺人犯に仕立てあげられた主人公の逃亡劇はハラハラドキドキしたし、後半はミステリ要素が強くて騙されてびっくりしたし、読んでて飽きずにスラスラ読めた、そしてネットの怖さ、何が嘘で何が事実なのか、見極めて慎重に使わないといけないなと思った、簡単に発信できるけど恐ろしいなと思った

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    2026年06月24日
  • ノワール・レヴナント

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    思ったより読むのに時間がかかった。三枝のんのキャラクターにはちょっと辟易としたけれど、ファンタジーとしてストーリーは結構好き。メディアミックス向け。納得感を抱くために、私にとって黒澤孝介の掘り下げはもう少し必要だった気もする。

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    2026年06月18日
  • まず良識をみじん切りにします

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    身近にあったり、よく知っているものを、少しずらしてみたり、別の角度から取り上げて題材としているが、その塩梅が丁度いい。
    これ以上外れると奇をてらい過ぎて醒めるし、外れないと物足りなくなる。
    バランス、題材、終わり方で「行列のできるクロワッサン」が一番好き。

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    2026年06月18日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    「六番目の小夜子」を彷彿とさせる"継承系"学園ミステリー!

    高校で自殺者が相次いだ。トップヒエラルキーのあの子とあいつら。本当に自殺なのか。ひょんなことから主人公は高校にひっそりと継承される能力を受け取る。能力を駆使して自殺の真相を確かめるべく奔走する。

    悪い意味ではなくて中2心にぶっ刺さります。学生時代のヒエラルキーってなんなんでしょうね。
    後半に向けてじりじりと心が痛くなる。10代におすすめ。

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    2026年06月17日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    千キロメートルって本当に千キロメートルなのね

    前半は謎が謎を呼ぶミステリー
    後半は普通の家族とは何かという大きなテーマに迫る
    一冊の中でいろいろ体験できました。お徳。

    要所要所で違和感を持ったのだけれど
    それがきちんと伏線として回収されているところが見事
    (収入が少ないのに頻繁に旅行行っているところとか)

    姉さんの意図が掴めなかった
    ご神体を返しにいったら逆に結束が高まるのは十分ありうるのでは
    ご神体騒動でどう家族をもっていこうとしたのかがイマイチ分からなかった
    二つの事件を無理やり繋げた感じが否めない

    家族とは何が
    無理に縛るものではないことは確か
    お互い一緒にいたいと思えることが一番
    でもそう思えなくなったら解散という選択肢も十分あり得るのだろうなあ
    (ラストの結婚式で「新郎の家族は解散しているため別々に座っております」には笑ってしまった)
    普通という概念に縛られる方がよほど辛い
    映画「茶飲友達」のラストのセリフを思い出す
    今のまま仲良く一緒にいたいものだ

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    2026年06月10日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    おもしろかったー!
    終盤、え!?あれ!?と思うことが多々あり、戻って読み返しながら読破。二度読み必須ですね!

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    2026年06月10日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2023.08.03
    完全にラブレターのために加齢が止まってしまっていると思ってしまった。
    また、最後はハッピーエンドなのかわからなくなっているので、毎回考えている結末が変わりそうだなと思った。

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    2026年06月04日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2022.10.29
    初めは自殺に見られていた3人、いや4人の死だったが、これは実は違うものであったというところから話が始まる。
    個人的にはそれぞれの殺人についてもう少し解説があったらいいなと思った。

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    2026年06月04日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    連帯責任という惣太郎の言葉、そうだよなーとなってしまった。結局父さんは悪くなかったけど、好き嫌いにかかわらず家族の影響からは逃れられない。そしてアセクシャルとか最近よく小説で出てくるけど、異性愛の範疇だからか同性愛者よりちょっと上というか、ナチュラルに見下しているような言動をするキャラが多くて萎える。

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    2026年05月30日
  • ショーハショーテン! 2

    購入済み

    笑いのカテゴリー

    印象に残ったのは、「スベリ芸」でした。1巻では、特定の人を笑わせるテクニックが取り上げられていました。こういったシーンに合わせての笑いのカテゴリーを知ることもできて良いです。

    #アツい #カッコいい #笑える

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    2026年05月30日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    ドキドキが止まらない、サラッと読める恋愛!?短編集

    浅倉秋成「糸の人を探して」 合コン×人狼ゲーム
    ⇒長年日陰の人生を歩んできた主人公河瀬倫義の舞い込んだ合コン。その中に自分に好意を寄せている人が参加するとのことだったが…なんとそこにいたのは自分に好意を寄せている?5人の女性を交えた合コンだった!!果たして倫義は、自分に思いを寄せている「糸の人」を見つけることができるのかー。

    日部星花「ダイヤモンド・ダストの約束」
    恋愛リアリティショー×心理戦
    ⇒昔からの想い人で、人気の俳優の優斗が参加するということで恋愛リアリティショーに参加することになった女優あいり。あいりと優斗の恋の行方と、ショーに隠された思惑に目が離せない。

    織守きょうや「彼と彼女の穴」 気になる人×夢診断
    ⇒付き合い始めた彼女が登場する不思議な夢に疑念を抱く有馬。その夢は大きな穴の縁の前にスコップを持つ彼女がいるというもの。この夢は何かの予知夢なのか…一気読み必至。

    辻堂ゆめ「運命はかく扉を叩く」
    運命の人探し×論理パズル
    ⇒夕方の体育館倉庫に閉じ込められた茉莉と愛。そこをとある男子学生が助けてくれたのだが、彼は鍵を開けて足早に去ってしまった。愛はそんな顔の見えない男子学生に恋をしてしまい、助けてくれた彼を声だけで絞り捜索していくが…。茉莉と愛がコミカルに彼を探して当てていく様は、微笑ましく甘酸っぱかった。

    どれも読みやすく、同シリーズもまた読みたい!

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    2026年05月24日
  • 俺ではない炎上

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    探偵がいない。叙述トリックなので。
    被疑者、言うだけ。
    サクラ、多分犯人を知っている。
    刑事、情報の補完のため。
    元被疑者となって、色々知って、出社は大変そう。

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    2026年05月24日
  • ノワール・レヴナント

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    ネタバレ

    ノワール・レヴナントである黒澤皐月が4人に想いを託して、その4人が想いを受け継いでいく物語だった。
    4人が謎解きをしていく展開にハラハラドキドキした。最後に行くにつれてどんどん展開が早くなっていった。
    黒澤孝介の動機については不思議に思う点もあったが、それは物語において隅に置いても構わない些細なことだと思う。あの4人の冒険の5日間と、思い出と、想いの継承を追うことができてよかった。

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    2026年05月22日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    特殊設定ミステリにパッケージングされたYA

    限定的な「嘘を見破る能力」を手に入れた主人公が、高校で起きた連続自殺事件の真相に迫る。
    この事件が別の能力者による他殺であり、その犯人が学校内にいると確信する主人公。正体不明の能力を持つ犯人探しと、自分が殺されるかもしれない恐怖。読んでいてハラハラしっぱなしだ。

    また、本作のテーマがスクールカーストによる同調圧力であることが徐々に明かされていく。
    「全員が仲のいい最高のクラス」というスローガンによる欺瞞に胸が痛くなる。
    これによって、終盤に犯人と対峙するときに、ミステリとしての構造がハウダニットからホワイダニットに綺麗に転換していく。
    また、中盤に出てくる「富国強兵ゲーム」の長セリフは圧巻。本作のスクールカーストの構造を2ページ半に渡って言語化してくれる。

    読後感はとてもしんどい。
    非常にヒリヒリとした、胸にグサグサと刺さる青春ミステリだ。

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    2026年05月20日
  • まず良識をみじん切りにします

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    短編集で読みやすいし面白い

    まだまだ読書偏差値が低い私は作者の伝えたい意図をきちんと汲み取ることができなかった

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    2026年05月17日
  • まず良識をみじん切りにします

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    5話の短編集。
    「そうだ、デスゲームを作ろう」デスゲームを作る側の視点が新鮮で面白かったです。今度からデスゲームを観るときは、主催者の苦労に思いを馳せます。
    「行列のできるクロワッサン」自分もどちらかといえば主人公と同じく行列に興味のないタイプなので共感しました。ただ同調圧力にも弱いから自分ならすぐに屈しそう。
    「花嫁がもどらない」Perfumeのレーザービームが出てくる小説を初めて読みました。この話が一番怖かった。
    「ファーストが裏切った」タイトルから、どういうこと?と思いながら引き込まれるように読みました。紛うことなくファーストが裏切ってました。いやよくこんな話思いつくな。実際起きそうで起きなさそうで、起きるかもしれないお話。
    「完全なる命名」一番好きなお話。にやにやしながら読んでました。この主人公はめちゃくちゃ良いお父さんだと思う。

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    2026年05月16日
  • まず良識をみじん切りにします

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    浅倉さんの作品を読むのはこれで3作目だったと思いますが、本作は今までになくヘンでしたね。
    ヘン、と言ってしまうと怒られるかも知れませんが、私の乏しいボキャブラリーからは『ヘン』という単語しか出てきませんでした。
    あるいは『妙』と言ったほうがいいかも。
    ただ、読後に不快感はなく、とにかく『ヘン』と言うか『妙』と言うか、そういった感想を抱きました。
    あえて言うなら星新一さんのショートショートに近い感じの作品かなと思いました。

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    2026年05月10日